セクシー女優としての資質と歌手としての資質を高めていくセンス溢れるライブパフォーマンスを披露!8月18日ミルジェネpresentsライブ「月で逢いましょう」青空ひかり初ソロライブ!

プロローグ〜セクシー女優が歌うことにリアリティを感じる時代の到来!?

AVが登場した頃から、「セクシー女優が歌う」とか、「CDをリリースする」という展開はありました。黎明期は時代もバブルだったのと、AVもCDも売れすぎていて、予算が余っているために「じゃあ税金対策として作りましょう!」となった時の遡上にのりやすい企画だったのです。

 

音楽関係者たちは、「セクシー女優とお知り合いになれる」という目的があるし(当時のAV業界はマネージメントシステムが構築されておらず、素行チェックとかありませんでしたから)、セクシー女優側でも、「念願の歌手になれる」とか、「女優になるために業界の人たちと知り合いたい」という感じですから、ウインウインな関係性といったところ。妙なエロ歌詞の歌が登場したわけです。まぁセクシー女優だけでなくアイドル系にもそういった感じの歌はありましたからね。

 

今の恵比寿マスカッツの流れ的な存在として、宇宙少女(宇宙企画所属のセクシー女優たち)がユニットとして全国ツアーやったりしましたね。その後もミリオンガールズ(初代)なんてのもありました。こちらも全国ツアーやってました。まぁ最初のミリガは、宇宙少女のコンセプトをそのまま復活させたものです。

 

ミュージシャンたちの邪な思惑とは別としても、セクシー女優は、当時の男子たちに絶大な人気を誇っていましたので、その人気を当て込んで企画を持って接近してくる音楽関係は多かったということです。これだけの人気者を放っておく手はない、必ず売れるだろうと思ってということですね。ただ音楽ファンとのマッチングが悪いのか、ファンに刺さらなかったのか、実売大に繋がってないことが多いです。

 

セクシー女優は2010年代に、セクシーアイドルとなる必要性が出てきます。AVの売上ダウンがあったのですが、サイン&撮影会付きDVD即売会が人気が高く、人気をアイドル的につかむことで、AVの売上が変わるということになったからです。そうなるとAV業界内での知名度ではなく、名作を作るでもなく、「セクシー女優として知られる」ことが重要課題になってくる。そこに登場したのがセクシーアイドルとしての歌手活動です。

 

いろいろなアイドルユニットだったり、ソロ活動だったりありましたねぇ。彼女たちを売り出す運営側のお金の掛け方とか、熱意とか、その差がそのままステージパフォーマンスのレベルにつながるのですが、アイドルと同じように、個人に人気があれば集客は大丈夫ってことも事実です。セクシー女優だけのイベントから、地下アイドルのイベントに登場するとか、いろいろな場所に登場することになります。世の中がアイドルユニットの全盛期で数多のアイドルユニットが登場していましたから、セクシー女優がユニットを組んで活動するのもありだろうといった感じでたくさん開催されていました。

 

アイドルユニットの弱点とは、「人気を得た初代メンバーが卒業しちゃうと、人気がなくなる」というもの。ユニットとしてはずっと続いているかもしれませんが、CD売上から見るとシビアな結果が出ています。よく「アイドル戦国時代」なんていってましたね。

 

これはセクシーアイドルユニットも同じことがいえるわけです。むしろセクシーアイドルのほうが、ピンポイントに好きな女優さんに熱をあげていますから、止めてしまうとそれにて終わりなんてことになります。もちろんユニット箱推し系もいますから、継続こと真実であり力であると活動を続けていたのが、コロナ禍によって、「接触イベント自粛」が起こってしまいました。

 

ライブハウスは、ロックライブを観れば分かるように、密度を濃くすることで登場するアーティスト対するエネルギーを集中するようにされている場所です。またAVサイン会は、坂道系やAKBGと同じで、並ぶことで自分の中の好きをより上昇させていく。購入することではっきりとした数字で「好き」を主張できるものでした。この魔法のようなアイドル系イベントが軒並みアウトになったことは、主催するメーカーだったりプロモーターからすれば、コロナ禍は本当に痛かったのです。

 

よくメジャーなアーティストとかアイドルライブ中止とか、大型フェスが中止とかニュースに出ます。あれはあれで巨大企業が倒産しかねない事件なのですが、ライブハウスのような「満員にすること」を前提として立ち見が当たり前な会場こそ直撃を受けているわけです。そこから配信が始まり、ちょっとずつ立ち直るための活動がスタートしています。

 

AV系でも人数制限をすることや、会場に密を作らないことを模索してサイン会はリスタートしています。セクシーアイドル系イベントもリスタートしていますね。昔のような感じとは違っているわけですが、とにかく復活したことが良いニュースと考えるべきでしょう。昔のようなエネルギーを放出するライブはできなくなったとしてもです。

 

この自粛期間を経てから登場したセクシー女優の歌手活動。歌う本人たちの意思とは別にに、イベントで知名度を上げ、DVDなどを売るという作業が本来の名目だったわけですが、ここにきて見えてきた事実があります。俯瞰して見れる環境が誕生したということかなと思いますが。

 

「セクシー女優は歌手活動、しかもライブでやることがとても向いている」ということです。

凄い大外からテーマ的なものを発表したのですが、これくらい説明しないと、現状の立ち位置が説明できないので、ご了承ください。セクシー女優たちには、「歌うテーマ」を本人たちも見つけられないうちに、スタートしていることがあったことが関係しているのです。

 

最近のアイドルだったり、セクシー女優は、「自分でやりたい」と前向きな人がほとんどだし、そうじゃないと続けられないほど過酷な状況が待ち受けています。特にセクシー女優は、好きこそものの上手なれなんて甘っちょろいことを言ってられない。「SEXでお金を儲けられていいね」なんて、緩い批判なんか聞いていられないほどに厳しい状況なのです。業界内で見ることができる数字だけで制作されていく感じだからです。当たり前と思うでしょうけどさにあらず。昔は、「彼女は自分たち(メーカー)だからこそ光り輝く」的なこだわる人たちが多かった。

 

今は、数字を元にセクシー女優をチェックしています。ひと昔前に、Twitterのフォロワー数を懸命に増やそうとしていたセクシー女優の理由はこれでした。アイドル活動もひとつの指針になっていたわけです。

 

そういう状況がさらに過酷になっているコロナ禍において、セクシー女優の歌を聴くという感情になれるかどうかは、ファン次第とはいえかなりハードルは高いはず。だってリアルなシンガーもアイドルもいるわけですから。

 

そういう今の時代こそ、セクシー女優が歌うことにリアルな理由がついてくるようになったんだと思います。カラオケで別のアイドルの歌を再現するとか、スナックで歌が上手いホステスが歌うことと同次元だったのが、ちゃんとした理由があり、それぞれにテーマが見えるようになっています。

 

カバーというのがまた流行しているのもポイントかもしれません。楽曲はシンプルなものが高い人気になっており、時代を超えています。オリジナル以上の魅力を出すためなのか、カバーを歌っているのが、歌手ではなくて女優だったりするのです。これはセクシー女優が歌うことの近似値を表しています。

 

歌を聴くのはスマホの登場によって、より身近になりましたが、アルバムというアーティスト的な主張をすることが、アプリによって解体されています。楽曲単品に人気がついて、聴かれれば聴かれるほど、その楽曲が人気を高めているのです。さらには、テレビっだったり配信で観ている(聴いている)人が増えた結果、歌手側にドラマ的な感情、歌詞を読解するような能力が備わっていないと、すぐに聴くことを止めてしまうのです。

 

セクシー女優の撮影は、監督からの説明はあり、カット切り替えなどがあるにはありますが、基本、一発勝負です。ドラマシーンはカット割りの問題で、映画やテレビドラマのように撮影しているようですが、SEXシーンはほぼ一発。止めてたとしてもそのテンションを持続しないといけないわけです。

 

そして止めようが続いていようが、わからないくらいのめり込んでいないと、エロくとも全く興奮できないという、ユーザーのレベルの上昇があるのです。そしてその厳しいユーザーと立ち向かっているのが、現在のセクシー女優といってもいいかもしれません。それぞれに女優になった理由はあるかもしれませんが、良い意味で仕事として取り組んでいる。女優さんによっては、「JOBではなくWORKである」(お金のある無し的な意味)で取り組んでいる。いや取り組まないと、女優としてすぐに落っこちてしまうのです。

 

歌手活動をすると、それぞれ自分の考えで歌を選びます。本人が思っている理由以上に、深層心理が見えていくのです。それはメッセージだったり歌うことが気持ちいいとかだったり、考えている以上の肉体から訴えているものが出てくる。歌とAVがマッチするタイミングが、2021年、世界中に新型コロナウイルスが蔓延している中で、見えたのです。

 

マッチングだけでなく、歌とイメージと、あらゆるパーツが一体化しており、未来に輝く姿が見えた新しいセクシーアイドルシンガー。それが今回の主役である青空ひかりちゃんです。

昭和レトロを含む楽曲とぴかキンの艶やかなボイスがマッチングする魅惑の時間

8月18日、今回も三軒茶屋グレープフルーツムーンにて開催されたミルジェネpresents「月で逢いましょう」。今回のヒロインは、ぴかキンこと青空ひかりちゃんです。彼女は、5月1日に開催された同ライブに、橘メアリーちゃん、本庄鈴ちゃんとの3人出演をしております。その際にすでにぴかっと輝くものを放ちまくりだったわけです。

セクシー女優にとって「ライブな仕事」とはファンとの出会いだけではない!ポジティブスキルのアピールの場なのです!〜橘メアリー・青空ひかり・本庄鈴の3人が出演!ミルジェネ『月で逢いましょう#11』

彼女はその際にも懐かしい系楽曲を披露していました。そういう楽曲を聴いて歌って育った地盤が彼女にある。それと前にも書いたカバー楽曲のブーム、女優が当たり前に歌を披露する時代性(数十年に一度出現します)がマッチしたわけです。そして、マッチに運よくいたという感じではないのが、ひかりちゃんのいいところ。声です。

 

こればかりは文章で説明するのが難しいのですが、可愛らしく小さな肢体とは違い、声はとても艶っぽいです。通常のおしゃべりするトーンは、少々高くなるようですが、歌う時にはかなり低いトーンまで出ます。これが色気を誘っているわけです。声は本人の天性のものですから、ひかりちゃん、かなり「歌の神様」に優遇されている女子ですね。

 

90年代のTKブーム以降、可愛くて高いトーンが出ることが「良い歌声」とされてきました。日本だけの風潮ではありますが、これは現在の音楽シーンにとてつもなく大きく残っています。そこでアイドルたちは高めの声を出しきれないのを、複数で歌うことでカバーしていたりするのです。1曲フルに歌わずに、部分部分を歌えば意外と高い声って出ますから。TKが日本人に植え付けた「良い歌声」をコピーし続けているわけです。これによって低いトーンの歌が本当に少なくなりました。

 

ここに楔的な存在として登場してきたのが、昭和歌謡曲だったり、80年代歌謡曲やポップス、ニューミュージック(古!)です。J-POPなんて言葉が存在していませんから。当時のアイドル歌手は、かなり歌が上手いです。なにせNHKには「テスト」が存在しており、合格できない歌手は出演できなかったのです。誰とは言いませんが、80年代のアイドルブームの際に、「人気があるのになぜかNHKに出ていない」アイドルいます。何度受けても受からなかったからだと思われます。

 

この時代の上手いというのは、低めのところから高いところに上がっていく。TKの特徴は、高いところからさらに高いところに上がっていくです。文章にすると同じだろうと思われますが、全然違います。

 

聴くとわかるわけで、そのサンプルがひかりちゃんの歌ということなのです。今回のライブを聴けなかった人で、「上手かつ演劇的なムードの高い歌が好き」な人は、かなり大きな損をしましたよ(断言)。

スタイルの良さと艶っぽい声がステージ映えするのです

「年下の男の子」をオープニングに持ってきたひかりちゃん。ドレス姿が素敵です。彼女のファンならば身長153cmと小さいをご存知だと思いますが、スラッとして印象以上に大きく見えます。配信映像で見るともっとわかりやすく大きな女性に見えています。ひかりちゃんは、とても顔が小さいのでそういう現象になるわけです。ステージが大きく見えるというのは、アーティストとしても有利な要素なんです。

 

今回のバックを務めるのは、超メジャーアイドルなど(詳細は氏のTwitterを見ればわかりますよ♪)様々なシーンで活躍するギタリスト福田正人さんがアコースティックギター1本でカバーアレンジを作っていきます。

 

「年下の〜」って、70年代らしいソウルフルなアレンジになっているわけで、リードとリズムにエレキはいますが、アコギではありませんし、ホーンセクションがあったりします。それを全て左手と右手でカバーするわけでして……。空前絶後なアコギアレンジがなされていました。ギター教則ビデオにもなりますね、このライブは。

 

裏打ちするリズムに乗って、Aパートからサビまでを歌い上げるひかりちゃんは、ちゃんと裏拍のリズムに乗りながら歌っているのがわかります。メロディだけを聴いているのではなくて、アレンジまで理解した上で歌っているからこそ、こういう感じで歌えるんですね。そこから一気にユーミンサウンドへ。

 

ユーミンは鍵盤で楽曲を作っているので、分数コード(ベースが別の音になるコード。E/Cmのように表記)を多用するのです。ちなみにユーミン自身は分数コードの自覚はないそうです(松任谷正隆氏のコメントからのうろ覚え)。これって、ギターで表現すると、いわゆる誰もが知っているようなコードの形だと弾けないってことになります。もしくはベースに該当する人(ベースもしくはキーボード)がそっちを弾いてくれると助かるのですが、福田さんがひとりでやっているわけで、印象と違い地味で簡単そうに聴こえるのに難しい(笑)。そうやって彼女を支えていました。

 

そこにちゃんと乗っかりつつ、隙間に入りつつ、二人で空間を埋めていく歌を作っていく。これはカラオケをただ歌っているだけだと、たぶん歌えないでしょう。足りない部分があっても自分の譜割りがわかっているってこと。譜面が読める読めないよりも、「どこに自分の歌がいるのか」がわかることが、綺麗な歌を歌うために大事なこと。本当に気持ちよく艶っぽいボイスが、会場であるグレープフルーツムーンを支配していました。

配信映像だからこそたっぷりと楽しめる「ぴかキンの視線」に撃ち抜かれるのです

この「月で逢いましょう」は、ライブイベントを配信サービスしているのではなくて、配信ライブに観覧席を設けてライブを楽しむことができるというライブ。コロナ禍なので声が出せないのは当たり前ですが、手拍子は楽しめます。会場はそういう生の雰囲気が楽しめますが、配信ライブのほうはもっと臨場感があるのです。

 

「映像で見るほうが臨場感がある」と聴いて、疑問に思う人、否定したくなる人はいると思いますが、そうではない。それこそ映像とは撮り方によって生以上の生を体感できるわけです。特にこのライブは生ライブをカメラワークで追いかけていますからなおさら。

 

有料配信ライブをご覧になった方はご理解いただけると思うのですが、意外と……いや、かなりしょぼいライブ映像がいっぱいありますよね。定点を切り替えるだけとか。それにアーティストが対応しているとまだ面白いですが、立ち位置からほどんと動かないとなると、金を払ってリハーサルを観ているような気分になり、お金を払っていても消してしまうはず。

 

アイドルでもダンス振り付けがあるので動いているように見えるけれど、やはり定点が多くてつまらないというのもあります。テレビやDVDで、ライブ映像を観たことがあればご理解いただけますが、本当に動く。カメラ目線もバシバシ飛んできます。ジャニーズとか坂道系は本当に凄い。ちゃんと目線がくる箇所は決まっているそうで、それを逃さないようにしつつ、ダンスをして歌っているわけです。

 

我らがひかりちゃんはどうだったかというと、過去1といってもいいくらいに、カメラ目線が入っていました。それもずっと見続けるパターンではなく、歌っている瞬間にパッと目線が入るわけです。これは観ている側はドキッとしたはずですよ。どれだけハイクオな主観映像やVRがあっても、こういう瞬間のドキは得にくいので、ファンならずとも撃ち抜かれたはず。

 

そして意味なくやっているわけではなく、歌詞によって対応していたのが素晴らしかったです。可愛い仕草にキュンとしたとか、感動的なバラードを歌い上げたと書くのは簡単なのですが、そこよりも、歌のポイントをつかんでいるからできるアクション。さらにいえば最少限度の動きによって、リズムをとり、呼吸が整った状態で歌い続けるカッコよさ。こういう部分と、昭和の歌、令和(平成)の歌が入り混じったライブ。

 

青空ひかりのライブ、特に配信ライブは、2021年のリアルであり最新なアーティストのライブを披露してくれたのです。カバーアレンジの絶妙さは、楽器制限があるあらこそなスーパーアレンジだし。配信ライブのヘッドホン使用で聴いていた人や、アンプを途中にかまして音圧を調整してちゃんとしたスピーカーで聴いていた人は、ひかりちゃんの歌に酔いしれたことでしょう。

20210818「月で逢いましょう 青空ひかり」セットリスト

1.年下の男の子/キャンディーズ

2.やさしさに包まれたなら/松任谷由実

3.アイノカタチ/MISIA

4.木綿のハンカチーフ/太田裕美

5.飾りじゃないのよ涙は/中森明菜

6.ひまわりの約束/秦基博

7.もう少し/Kiroro

EN1.ドライフラワー/優里

EN2.赤いスイートピー/松田聖子

観なかった人、観れなかった人、情報を得られなかった人は、上記のセトリを見るだけで、「あ、見れなくて損している!」というのがわかったはずです。このポピュラリティーと優しさにあふれているセトリ。よくファンのジェネレーションを気遣って、昭和の楽曲を入れるセクシーアイドルはいるのですが、それはそれで優しいとは思いますが、どうにもシンコペーションを起こしていたり、練習不足がわかってしまう女優さんが多かった記憶があります。

 

ひかりちゃんの場合、「自分が好きな世界観」が出ており、何よりも歌う時のリズムが気持ちいいわけです。音符を点で追い続けるのではなくて、ゆったりとした線でつながっているのが良い。会場をギター音とひかりちゃんの歌声だけで支配したわけで(会場に入れた方々の手拍子もあります)、実に堂々とした1st単独ライブステージになったと思います。

 

さてここにちょっとだけ、次回への反省点をご本人が読むであろう前提に書いておきます(笑)。「自己紹介は忘れないようにしましょう」です(笑)。堂々とした雰囲気でリズムも歌も心地よく披露していたひかりちゃんなのですが、その中では、緊張がたっぷりありすぎ状態だったそうです。もちろん1stですからね。MCには何を言おうかとか考えていたそうですが、全部飛んでしまった(笑)。福田さんを紹介するとか、演出に該当する部分はちゃんとできていたのですがね。

 

「次は歌詞カードに書いておいたら」と言ったら、「全部書いていたんですが、緊張して読めなくなりました」と清々しい笑顔で語ってくれました。自己紹介はしたほうが親切なのでやったほうがいいとして、楽曲中の呼吸をベストにこなすひかりちゃんですから、ステージ全体も同じような感じでできればいいのでしょう。周囲のスタッフに言われるまで、本当に忘れていたそうです。可愛いことです♪

 

次回へと課題が残る人ほど、期待も高まるものです。青空ひかりちゃんの次回ステージを、観たく聴きたくなったでしょ?

セクシー女優の未来の姿は、いかにあるべきか。歌うというのは場所があれば誰でもできることになっているけれど、何を聴かせるのかがなければ、イベントとして成立していたとしても意味はなくなります。昔とは違う2021年からのエンタメ状況があるのです。ちなみに、褒めたり貶したりをするのは今後しなくてもいいと思います。SNSでうるさい分、それと同じにされますから。自分がどれぐらいに推している理由を発見するかが、イベント参加の鍵となるでしょう。

 

昭和の歌の気持ちいい部分をベースに、ちゃんと令和の香りを添えた雰囲気。青空ひかりとう個性を、甘いソースと、強い下味とすることによって、とても上品でまろやかなステージを作り上げました。

 

ひかりちゃんのライブは、絶対に聴かないといけないという厳しい掟的な感じではなくて、緩やかで心地いい青空ひかりの空間を作る場所。たっぷり楽しむことで、配信でもたっぷりと本人と空間を共有できることでしょう。もう一度書いておきます。

 

「青空ひかりちゃんのライブ、観たく聴きたくなったでしょ?」