「美少女黒髪伝説」は崩壊している!?AVもアイドルも黒髪じゃなくなった世界線!?

プロローグ〜アイドルだってセクシー女優だって、自由でありたい!?

その昔、アイドルは黒髪でなければいけないという不文律がありました。強制したものではなかったようですが、実際にイメージ変化をさせるようなベテラン的なアクションでもない限りは黒髪のままというのがあったわけです。

 

これがさらに徹底されていたのがAVの世界。40年前には多少のウェーブが入った髪の毛の女優はいましたけれど、基本的なものは黒髪ストレートです。ショートヘアはいわゆる企画的なものとして決められたパターンでした。

 

当時人気だったショートヘアのセクシー女優が、「撮影のためにせっかくかけたパーマをストレートに治された」と愚痴っていました。そのくらい徹底していたのです。いわゆる一般の女優や歌手は、世の中の流行を取り入れることは許されているため、ロングヘアばかりということにはなりませんでしたが、セクシー女優は、「男子が傲然と思う女子像」に忠実だったということなのです。

 

セクシー女優になろうとしていた当時の女子は、むしろ自由奔放型の人間が多く、いわゆる校則的なものを守らない人だらけ。それなのに、大人側からの命令に等しい「黒髪ストレートでなければならない」はほぼ忠実に守られていたのです。

 

セクシー女優の数が少なくて、コントロールが簡単だったというのがあるでしょう。端から端まで目を配ることが可能だったとか、そこまで撮影本数がなかったので、撮影ごとに治せばよかったとかあります。

 

当時、ヘアメイクさんは、黒髪用スプレーを携帯していることが多かったですね。いきなり女優が髪を染めてきたりする不測の事態だけでなく、まさに学校的な感じの、「髪の色が黒くないので染めましょう」というパターンもあったからです。

 

なぜそんなにうるさかったのか。それこそ男子が持っている女子像がかなり固定化されていた証拠です。そしてそれは意外と今でも変わっていない感じですね。

最近でも、国民的アイドルが二十歳を超えましたという記念写真で、耳ピアス穴があったので、「彼女はもう処女じゃない!」とファンから騒がれた的な話がありました。最近のファッション傾向を見ていれば、中学生くらいでもピアス穴くらい開けても不思議ではない時代です。なのに、「ショック!」と大騒ぎする。

 

理由は、ピアス穴を開けた=処女じゃなくなったという、神話のような話を信じるタイプが実のところでは多いということだったわけです。そのアイドルは、前髪パッツンでストレートの黒髪ロング。顔はベビーフェイスというわけで、処女としてのイメージを兼ね備えていたので、なおさら騒ぎの種となってしまったようです。

 

でも……そのアイドルが処女か処女じゃないかは置いてといて……そんなわかりやすいアイコン的なことをシグナルする理由はありません。また自分で、「私はSEXを覚えました」と騒ぐ人もいません。しかしながら男子たちは勘ぐってしまう。これがセクシー女優にも根強くあるということをご説明していきましょう。

 

これを読んだセクシー女優のみなさん、ここに書かれたことは紛れもない事実です。もちろん全AVファンがそうではありません。しかし支えている層に絶対にいるということをお忘れなく。

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世間的なセクシー女優に対するイメージを記してみましょう

セクシー女優へのイメージというのがありますね。俳優は、人それぞれに個性が違うからそんな全体像なんてないだろうとか言われます。それは一般の女優への話であって、セクシー女優にはあるのです。それが、「黒髪ストレートの美少女」です。

 

デビューする際に、昔はどこで初ヌードになるかは大きなポイントでした。今だと男性週刊誌で初ヌードを披露する素人娘という企画がありますが、それが90年代くらいはエロ雑誌だったということです。

 

「何も知らない汚れない美少女が、ヌードになり、SEXを知って、女になっていく」というような、70年代かよと言いたくなる女性像は、90年代、いや2000年代でも当たり前に存在していたのです。

 

「男子は最初の男になりたがり、女子は最後の女になりたがる」なんて文章がありますが、それをそのまま体感できるのが、セクシー女優としてのデビューだったというわけです。もちろん裏側には戦略性が存在しますし、雑誌も売り上げを伸ばしたいし、AVも最初のSEXを撮りたいという感じ。そこが一番売れることがわかっていたからです。

 

この頃、企画AVというと、「SEXを知っている女たちと、いかにふしだらに出会いハメるか」的な発想で作られたものが多いです。対極を成すわけです。同じAVといえども、思想的に全く別物が作られていたと思って間違いないでしょう。だからこそ、「単体AV」と「企画AV」は対立していたのです。

 

そこに出てくる女優もまた全く別物です。かたや黒髪美少女、こなたギャルチックな女という感じ。AVとしての王道と覇道の違いとでも考えて間違いないでしょう。そして監督をやっていた方々もまた、「美少女王道が撮りたい」タイプと、「ギャルなどの今どきなSEXで覇道を極めたい」タイプに分かれていました。

 

つまりこれが、セクシー女優に対するイメージと思って間違いありません。処女もしくは処女っぽくおぼこい女子がSEXするというのがAVであるというタイプがいます。それが本来AVファンには多かった。だからこそ、みんながみんな髪を黒く染め直し、撮影に挑んだのです。

そんな処女性を持ちつつエロいというファンタジーな路線から反する作品も登場します。素人ヤリマンという女子です。声をかけて撮影されていくうちに、ギャラを提示されおっぱいを見せる。そのおっぱいを愛撫されていくうちに、気持ちよくなって、車中でSEXをスタートしてしまう。こんなパターンのAVは今でもたくさんありますが、これぞまさしく企画AVの王道であり、時代性を上手く捉えるとAV界の覇道を極める(=売り上げが単体AVを超える)作品が登場していったというわけです。

 

ちょっとだけ当時の種明かしをすると、同じ女優だったりすることがあります。まずはAVに慣れてもらうために、企画AVに出てもらう。撮影時間も短いから恥ずかしいのはちょっとだけだよという説明。ちょっとだけ恥ずかしいというのが不思議ですが、撮影される女子側にとってみれば、おっぱいを出しているか否かの時間が恥ずかしさが決まるという理由でした。

 

この企画撮影では、そこまで厳密な髪の毛の指定などがありません。割と本人のまま。衣装だって自前を要求されていたりしましたね。下着だけは汚れるからチェンジすることがありましたけど、撮影前にちゃんとしまっていなかったために自分のパンツの行方がわからなくなり、ノーパンで帰宅してしまった話は山ほどあります(笑)。

 

そして単体となると、黒く染め直ししたり、ストレートを遵守して撮影に挑みました。その際の処女的な雰囲気作りは、撮影班のお姫様のような扱いもあったりして、自然とお嬢様っぽくなっていきます。本物のお嬢様が静かなのかは知りませんけど(笑)。そしてこれが正式なAVデビューというわけです。前のタイトルは名前も違うしイメージも違うし、紐付けされているわけでもないから同一人物とわかる人はいないのです。どんなマニアでも、このパターンを発見できた人は少なかったです。

 

そしてAVとしての王道を進み、2年から3年の間に引退するのが、セクシー女優でした。謎を探られる間もなかったし、そこまでネット社会が発達していないので、口コミがあるかどうか。地元では知られていたと語った女優さんがいましたね。「レンタルショップに入ったら、自分のポップに『彼女はここが地元ですよ』的なワードが書かれてました」という感じ。昔からしゃべってしまう人はいたということです。

 

この王道にハマらなかったけれど、エロさが絶妙ということで、黒髪ロングじゃなくても人気が出るパターンもいました。「エロ王道」とでもいいましょうか。これもまたセクシー女優へのイメージのひとつだと思います。「百人斬りを終えて、今では何人の男とSEXしたかわからない」という、ヤリマンかつ美女というイメージですね。

 

こういうタイプはパーマヘアだったり色黒ギャル系だったりしたわけです。故・飯島愛さんなんかはこのタイプのセクシー女優でした。なので当初は期待されていなかったのです。しかし、リリースパワーよりもテレビという媒体に載っかって売っていき、見事にセクシー女優アイコンの座を獲得。さらにタレントになっていったというわけです。データ的にみれば、本当に珍しいタイプなのです。それくらいに彼女自身が頭が良かったということがあるのでしょう。戦略を立てられるタイプだったわけです。

 

ここでさらなるぶっちゃけは、「セクシー女優になる女子は、何も考えていない女子がほとんどだった」という事実です。事情はいろいろですが、ここで人気が出たらどういうことになるかということについては、ほとんど考えていない人だらけでしたね。なので、戦略を大人に立ててもらい、本人はそのレールの上を走り、自分の必要額を稼いだら引退というのが正統。もちろんこれをきっかけにして、一般的俳優という職業を目指すとか、歌手になりたいとかもいましたが、爆発的に売れたとなるとほんの一部でしょうか。

 

でも演技にしても歌にしても、超絶上手な人もいましたので、今でもどこかに出ている可能性がありますね。名前は全く違っていたり、当時のままだったりとまちまちですが。その人たちの往年の姿を追いたくなりますが、当時のAVは記録メディアがVHSですし、価格も定価で1万数千円しましたので、持っている人がごくわずかなので、ネット社会になった今でも、画像がアップされにくいということです。

AVは、ほとんどの黒髪ストレートと、一部にギャルチックな女子がいる世界だったわけです。それは世間ともかなりズレていました。それこそ妄想の世界だったわけです。キャバクラは後者のほうが圧倒的でした。それが現実ということ(笑)。AVに入ってくる子も多かったビジネスですが、ギャルチックなスタイルを黒髪ストレートに変貌させてデビューする。なので、正体がバレにくかったのでしょう。作中では、話し方もゆっくりにしたりして変えてましたし。セリフを覚えられないからゆっくりだったという説もチラホラ(笑)。

 

妄想にバッチリとハマるタイプは、やはり売れました。そこに変化が出てくるのが、SOD黎明期となります。黒髪美少女のセクシー女優が専属としてデビューしました。誰なのかはご想像ください。彼女がその前の美少女たちと違っていたのは、「AV中のプレイがハードだった」ということです。

 

やはり黒髪美少女たちのSEXは、そこまでハードなものはありませんでした。ザーメンが顔にかかるなんて、引退するまでなかった人、いっぱいいたし。ところが当該女優さんは、デビューから顔射したりハードプレイの連続。つまりは美少女黒髪ストレートの女子がSEXを覚えていくまでは同じとして、そこに「激しい官能の悦びに悶える存在になっていく」という感じ。要するに今のセクシー女優さんの源流を作ったというわけです。

 

イメージはキープしつつ、処女性もある。その女優さんがベビーフェイスなのも好都合だったのでしょう。そのまま激しい作品に出るわけですが、まさに「SEXをいろいろと教えられていく」的な世界観。その頃にDVDへと記録メディアが変化していき、価格も定価2,980円に変わっていくわけですが、AVが作り出す女子のイメージも大きな変貌と遂げたといって間違いありません。今につながるAVの世界は21世紀初頭に作られてたのです。

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とはいえ、黒髪ストレートでおとなしい雰囲気をAVに求めるのは意外と変わらない。そこまで激しい女子だと、男子側がビビってしまうということでしょうか。アイドルは当時はモーニング娘。なんかが売れていましたので、アイドルの中には、黒髪ストレートのおとなしい女子はいなくなっているのですが、男子から見ると、AVの中にはちゃんと残っている感じになっていました。

 

当時はギャルブームでもあったし、援交は渋谷的なイメージが根付いていたわけですから、そういうタイプの作品も作られていますし、現実売れています。SEXの匂いがストレートだったからでしょうね。ところが黒髪が吸収され消えていくというのは全くありませんでした。

男子が求めているというのが確信できるのは、このあたりの動きがあるからです。そしてアイドルではなくても一般女優にそういうタイプがいるようになる。当時は、アイドルと俳優の境目が曖昧になっていましたが、「清楚系は全て女優が受け持ちます」的な世界観だったと思います。

 

SNS発達の結果、AVだからエロくないとダメとか、セクシー女優なのにエロくないのはなぜとか、いろいろなことを最近は言われることが多いです。しかしそれは一部の人の考えであり、AVを購入する人たちからすると、「黒髪の美少女の痴態が観たい」のがAVなのであり、「セクシー女優なのにエロくない! 意外!」という方が間違っていると思って良いでしょう。

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髪の色が変わっていった時代にAVはどう対応したか?

しかしながら、2010年代に、日本のカルチャーシーンに大きな影響を与えた存在が現れます。『K-POP』です。そしてそこに登場する女子をクローズアップします。彼女たち、ルックスは統一されていたり、スタイルも同じタイプを揃えるのがダンスユニットとしての王道のようになっています。しかし髪の色はそれぞれが金髪からピンクから黒髪からあらゆるカラーリングをした女子たちが揃っていました。

 

この自由さが、女子カルチャーに浸透していき、アイドルもまた影響を受けていきます。大人がコントロールしている(と思われる)アイドルだと、黒髪または茶髪くらいですが、そこが自由になっているアイドルは、もういろいろな髪色をしているのです。

 

一般の女子が髪色を自由にしていく。もちろん通じない職場の人もいるでしょうけれど、そうでもない人たちは、自由な状況に対応して謳歌しています。アイドルも同じ。となるとセクシー女優はどうでしょうか。

 

金髪のまま活動を続ける女優が出現している! 髪色をピンクとかグリーンに染める女優もいる! 単体だとなおさら、撮影日が月1ですから、それまでに戻せばOKということで、本人の意志に逆らうことができなくなっていくわけです。とにかく「撮影日にピンクでは来ないでください」的な仕事上の契約を遵守してくれれば、日常は事務所にお任せしていますということ。

 

そして、昔との大きな違いは、「セクシー女優同士が会話するようになったこと」ではないでしょうか。情報共有することがないどころか、他の女優の作品も知らないという人だらけだった業界が、イベントが拡大化するにあたり、女優同士を会わせないわけにはいかなくなってきたわけです。そこには髪の色を自由にしている女優もいるわけで、「どうして私はしちゃいけないの?」と言われたら抵抗できなくなってしまった。

 

SNSでの相互フォローも大きかったと思います。タイムラインにフォローした女優の写真がアップされたりするわけですが、それぞれの持っている「セクシー女優はこうでなければならない」という不文律がかなり違っていることに気がついてしまったのです。

 

そこにもっとフリーダムな雰囲気を、自分たちよりも厳しそうな芸能界がやっているなんて! 好きに生きているんだから、ファッションもありきたりとか、男子好みじゃなくて、自分が好きな格好をしたいと変貌していくのに、時間はかかりませんでした。

お仕事ですから、黒髪を要求されるのに無理強いして金髪で出演するような女優はいないのですが、メーカーからのオファーとして、「金髪のままでお願いします」となっていくのに時間はかかりませんでした。世の中の女子たちを街中で見ているからこそ、そういうリアルが好きなタイプもいるわけで、それがAVにも進出してきただけです。

 

結果としてコロナ禍以降のAV業界は2通りの状態です。

 

①今まで通り黒髪ストレートの美少女。もしくはショートヘア。

②世の中と同じようなカラーリングを施した髪の毛。ギャル痴女系に位置する。

 

①の女優でも、前述のように普段は髪の色は派手目にして、撮影の時に戻すという人もいますし、自分的には①だったのが、一度やってみたらハマってしまったらしく、金髪のままで続いている女優もいます。要するに需要と供給という話で、ちゃんと対応しつつ、ファッションも楽しむということ。

 

コスプレが特殊だった時代に比べると、タレントとして、えなこのような「コスプレイヤー」が存在する時代です。メタモルフォーゼすることが日常の中に存在する時代と思って構わないでしょう。

 

なかには自分が望んで黒髪ストレートだった女優もいます。意外と保守的な女子が多いのもセクシー女優業界の特徴かもしれませんね。それとAVユーザーが、AVでのマッチングに成功したと思って構わないかもしれません。そこに、もっといろいろなファッションを考えるタイプが入ってきたというのが正解かもしれません。

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セクシー業界で働く人たちの本質はこれ!?

AVというのは、一見すると超派手で最先端の尖った人たちの集まりのように思えますし、そんなふうに思っている人も多いのではないでしょうか。しかし実態は、むしろ保守的であり、状況に忠実な人がスタッフにも多いです。極端な変化を望みません。むしろ同じパターンを積み上げるタイプが多いです。だからこそ、シリーズがずっと続いているのだと思うのです。

 

昔はだいぶ尖った人たちがいたのも事実なのですが、エロとして尖っているならばまだしも、作品として尖ってしまうと売れなくなっていきました。オナニーとしては満足できないってことなのですが、AVを面白いサブカルチャーとして捉えていた世代がいて、その状況を楽しんでいたのです。そんな彼らが業界から消えたため、プレイとしては激しいけれど、内容としては王道なエロこそAVとなっていったのです。

 

保守王道を好むタイプの人たちが作り上げている世界でも、もはや認めざる得ないということかもしれません。そしてファンの開拓という面でも、多少なりとも変化を付けないといけない。何せ毎月、たくさんのメーカーからデビューする女優がいるわけですが、彼女たちが、ちゃんとセクシー女優として続けていくには、昔よりも倍以上の目立つ努力をしないといけないわけですから。

そして目立たないと、AV作品自体が落ちていってしまうようです。AVとSNSしかやらず、イベントにもほぼ出ないという女優で人気者という女優はいます。しかしながら、新人もベテランも、2023年にむけて、何らかのアクションをしていかないといけないほどに厳しい世界となっています。理由は簡単で、「女優の数が多いから」です。

 

しかしながら、一定数の女優がいてくれないと、300本を余裕でオーバーするリリースを支えることができなくなる。AV新法の影響から、法的な準備を必要としていたのでAVの撮影▶︎リリースが極端に減少しましたが、10月の原稿の時点では撮影はすでに再開されていますし、リリースもされています。

 

法的な縛りができてしまいましたが、リリースすることで支えているのが現状です。極端な大ヒットがあったとしても、それだけでは1メーカーの1年間を支えるのは難しいです。まぁどの業界も同じことを言っていますから、日本という国の経済的な回転が変わってしまったのが現実なのでしょう。

 

だとするならば、なおさら女優は必要だし、AVを撮影するけれど、じゃない仕事で世間から認知されるようになったら、延命しますから女優たちは頑張っているわけです。付け焼き刃で通じる時代じゃないですしね。どんなものでも、コアなファンがいますから、「にわか」では通じない。本物でないといけないということことです。

膨大なリリース数を背景としたセクシー女優の人気は、コロナ禍によってイベントの減少で確実に下がりました。そしてイベントを再開してみると、そこでは、「本当に面白いもの」以外には通じない世界が広がっていました。なんとなくセクシー女優に与えられていた「女子が自ら下ネタ」というのが成立しづらくなったということです。

 

かといって、急にオタクになれるわけではないとか、歌が上手くなるわけでもない。歌に関しては、「上手いけどなに?」というのがプロでも言われてしまうわけですから、ハードルはかなり高い。だからこそ、今やっている歌のイベントは、応援し続けてあげないと、「消滅する世界」かもしれないのです。そして、AVがもっとリリース量を下げ、メーカーがなくなってしまい、AVが少数になってしまう世界線も容易に想像できます。

 

極端な新陳代謝をする業界ではないので、ずっと続けている人気女優と、デビュー1年未満の新人しかいない世界になる。5年くらいの女優が一番仕事がなくなります。引退イベントのような華々しいエンディングもなく、SNSで呟いて終わりという寂しい感じでセクシー女優の終焉を迎えるというわけです。

 

一期一会は大切です。もしも会いたいと思った女優さんがいたら、会えるように努力してみてください。コロナ禍以降、イベントを配信していることも多いです。これが意外と人気がないそうで、「直接会いたいアイドル」というセクシー女優の人気を根幹を物語っている事実です。

 

直接だろうと配信だろうと、あなたが消えてほしくない女優さんがいるならば、イベントにいくことを推奨します。「セクシー女優箱推し」なんて剛気な人がいても良いと思います。

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エピローグ〜現在のAVファンは二極化している事実をお忘れなく

AVファンは、同じようなタイトルこそ喜んで購入すると思われていた節が初期からありました。なかには、マニアックなタイトルをリリースするメーカーもあり、「やっぱりAVはマニアが大事」なんてワードが、AVライター筋からはよく聞かれていたものです。

 

しかしながら、熟女だってロリ系だって、実際のところは、同じ方向を見ているのがAVでした。マニアを認めるのは一部であり、サイレントマジョリティーはとても強いユーザーが勢揃いしていた。それに応えるように作り上げた世界だったのです。

 

しかし、女優自身の個性を尊重し、作品に世相を飲み込むようにしたところ、黒髪で清純派セクシー女優を望んでいた人だけでなく、世間的な派手系女子のエロを欲する人たちも多かったわけです。

 

そのまま現在につながっていきます。それは女優自身の髪型や髪の色を含んだファッションを重要視する傾向の作品を作っていきました。ある程度以上の成功をみたわけです。

 

しかし、比較対象にしやすりアイドルをみると、一部の個性派はやはり地下アイドルだけ。王道のテレビに登場するアイドルは、ほとんど黒髪です。もちろんK-POPな影響を受けて金髪にしているアイドルもいますが、それは「私はすでに売れているので、どんな変化をしても大丈夫」という、アイドル自身が作った世界観ということ。本質は黒髪なのです。一般の女優だって作品によってイメージを変化さえてますが、それがそのまま自分というわけではないですよね。

 

どちらが正しいとかではないのです。作られた自分を忠実に守り続けるタイプと、自分自身の個性が滲み出ていくほうが良いと考えているタイプ。ここが自由になったといえるでしょう。セクシー女優自身に選択権が得られた時代が、コロナ禍のスタートの頃から始まっていたというわけです。

 

どちらを好きというふうに、形を決めてしまうのはAVファンらしくありません。むしろ「この作品傾向が好き」というような購入の仕方もあるし、「この女優ならば全部OK」という買い方もあります。要するに購入するユーザーもまた自由なわけです。

 

とにかくいえることは、ただひとつ。「セクシー女優がいなくならないためにも、その人のことをとやかく言わず、AVを買ってください」ということ。AV女優の生殺与奪は、AVユーザーが握っています。だって、「観る人がいないと成立しない世界」ですから。

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記事=麻雅庵