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「AV女優編」 AV女優は、仕事が変貌中!?
AV女優って、「AVでエッチをしてエロいことをして、男たちの煩悩をたっぷり刺激する」のがお仕事なのですが、4、5年前から変質し、今年に入り完全な変態を遂げようとしています。
「AVじゃない仕事」の増加は何度も書いてますね。
アイドルのようにライブハウスに出演して歌を歌ったり、DVD発売記念サイン会や、事務所だったり別主催者が開催するオフ会、さらにはトークイベントなどもあります。
「体を使って知恵を使って」という仕事に、更に「外向けにちゃんと喋ったり歌ったり」しなくてはならないのです。
「AV女優だから、エッチでおバカならば許されるだろう」と考えてしまいますが、それならば、それに徹することができないと失格です。
歌とダンスで説明すると、「お遊戯会」では許されないので、アイドル活動をしている女優ちゃんは、「ガチ」にレッスンしてます。
さらに、「AVって売れているんだから、集客できるだろう」という、イベントの成功に深く関わってしまっている。
「上手にエッチを混ぜつつトークができる」「歌が上手、ダンスが上手」だけでは許されずに、ちゃんとお客さんを動員できないといけない高いハードル。
これを、「AV撮影」をしつつ、やらなければならない……二足の草鞋が当たり前になっているわけです。
よく考えると、「アイドル」ってそんな感じですよね、バラエティとドラマと歌と。
我が国では、「アイドル」と呼ばれてしまった存在は、「何にでもフレキシブルに対応できる存在」にならないとダメなのです。
AV女優になる際に、そこに気づいていた女子なんて、ほとんどいませんし、途中から状況変化に対応しなくてはならなくなっている人もいる。
よって……内緒レベルのグチが増えるのです(笑)
4年目AV女優・Aさん「これからが勝負だと思っています……」
「AVって出ればそれでOKだと思っていたんです」と語るAさんは今年でキャリア4年目を迎えている。
「最初の頃って、『2年ぐらいやれば良いかな』とか思っていたんです」
「でもそれだと思っている以上にお金を残せない」
「さらに、イベントに出ることが多いので、『同じ服は二度着れないな』とかありますね」
「確かに貰い物はたくさんあって、とてもありがたいのですが、だからこそ何か返さないといけないなと考えちゃうんです」
「入ってすぐの頃、『3年はやらないとダメだし、人気を出すようにTwitterとか頑張ってね』と言われて、『1年ぐらいで止めるし! それにアイドルだってしねえし、そんな神対応!』とか思ったんですが、それはテレビに出ているアイドルの話で、地下アイドルさんなんかはやっているんですよね」
「一番怖いのは、アイドルっぽいことをしても、ちゃんとリリースが続かないとダメという部分」
「つまり、『ファンはいるのにAVは売れない』なんてことになると、それもそれでヤバい」
「ふと我に帰る瞬間に、AVを本当に買っている人って、イベントとかに来るのかなぁと思ったりするんですが、それだとダメだそうです」
「露出レスでミステリアスな感じは、本当に1年だけしか無理だそうです」
「OLやっている友達とは比べ物にならない収入を得ているのは事実だけど、それで金遣いが変わらないように気をつけているんです」
「だけどやっぱり、電車よりもタクシーを使っちゃうんですよねぇ……これだけ乗るんだから、『年パス』とかあれば欲しいです!」
ベテランAV女優・Bさん「本当に「職業AV女優」になったと思います」
「ちょっと昔のAV現場に比べると、本当にプロの世界になったなぁと思います」と語るのは、もうじき10年はたとうかというキャリアを誇るベテラン女優のBさん。
「検査って、普通に考えたら当たり前なんですよ、キスからでも移りますから病気は」
「あと、『何となく流れで』っていう感じのスタッフさんがいなくなったと思います」
「それこそ、AV業界をやめられて、変なアプローチをしている方々のほうが、流れで強引にしちゃえということが多かったかなと思い出したり……」
「SEXをすればOK、ヌードになればOKだとまずダメです……1本ぐらいならば可能でし
ょうけれど(笑)」
「やっぱり個々で違うんですよ、AVに出演する大きさって」
「ある程度、ファン目線も気にしたり、言葉遣いも考えたり……女優という「人前に出る職業」と思えば、変なこともしないはずなんですけどね(笑)」
「天狗にならず……は無理かなぁ(笑)やはり、女の子ですから、ちやほやされると嬉しいでしょうからね(笑)」
「とにかく業界全体が、『売れて当たり前』から、『売れるために何をするか』とか、『この女優には、このプレイがいい』とか、作品としてよりもどうしても女の子側が全面に立つメディアなので、考えてもらえているようになって、前よりも安心しています」
「もしかすると、ふるいにかけられているから、『AV女優になれない子』も増えているかもしれませんけれど、そういう業界だとすれば納得できるんじゃないかと思います」
「風俗嬢編」風俗嬢は、「キスできるアイドル」になっている!?
風俗嬢というと、2000年前後は、「フードル(風俗嬢アイドル)」なんて言葉もあり、華やかでしたけど、その後の風営法改正にともない、激減とデリヘルへと変わりました。
それがスマホの普及によって、また外向けに変わってきたのです。
顔を出さないのは変わらないにしても、風俗サイトや店舗公式サイトでの、「自撮り写真を掲載したブログ的なもの」を続けないとダメとなっています。
顔は出さず、おっぱいも出さず、でもエロいアプローチということで、胸チラとパンチラが増加してますね、AVのパッケージにすら影響を与えるぐらいに(笑)
お土産をもらったら、そのブログで披露して喜ばせて、さらなるリピートに繋げる努力が重要だそうです。
人気者であること=お金を稼げるですが、やるべきことが増加して、まさに「抜いてもらえるアイドル」という存在が、2018年の風俗嬢なのです。
嬢デビュー3カ月・Cさん「なんか忙しくてスマホ2台持ちにしないとできない!」
「学費の問題が出てきてしまい、『とにかく稼がないと!』と思って、風俗嬢になりました」
「最初の最初は、本当に緊張したし、『知らない人とお相手なんてできるのかな』と思っていたけれど、いつの間にか、お店に出ることが楽しくなりました」
「そして、お店からのノルマではないけれど、写メ日記をアップすることがお仕事に含まれています」
「ノルマじゃないので閲覧が多くてもほとんどはボランティアです」
「でも出してみたら、今では予約だけで当日が埋まるようになりました」
「リピーターさんが増えるし、知らないお客さんとの遭遇が減るので……楽だと思います」
「だけど、写真が大変で(笑)」
「最初はフォルダー分けしていたんですけれど、なんか間違えそうで怖い(笑)」
「プライベートでも写真は山ほど撮るので、いちいち保存先を切り替えるのが面倒だし、ある程度稼げたときに2台持ちにしました」
「これだと写真もアカウントも切り替えないので、『こっちのスマホは、○○ちゃん』となり、なんかアイドルになった気分(笑)」
「とはいえ、めんどくさいのは確かですよ、お金を貯めるための風俗仕事なのに、そういう出費があるなんて思いませんでした」
嬢歴3年目・Dさん「愛されていて、止めるタイミングが無くなってます……」
「来年になると4年目になっちゃいます、もうベテランですよね(笑)」と語るDさんは、「お金が貯まったらやめる」と思っていたはずなのにと語ってくれました。
「ありがたいことに、ほとんどリピーターさんだけで、新規のお客さんはほとんど予約が取れないそうです(笑)」
「顔見知りだし、お客さんの名前も分かるし、『来てくれてありがとう!』って本当に毎回思ったりします、そうじゃなくても断れないお仕事ですが……あ、NGはできますけどね(笑)」
「みなさん、どこかしらのお土産やグッズを買ってきてくれます」
「それをお店のサイトの写メブログにアップすると、喜んでくれます」
「そうやってはいるけれど、『いつまで止めようか』と、悩んでいるんです」
「いくら優しくてもこの人たちは、本当の自分とは交わる人たちではないです」
「でも自分の中で、とても大事な人たちになっているのも事実です」
「それが、いきなり消えたら申し訳ないとか考えつつ、時限設定をしないと、私自身が居心地が良すぎて抜け出せなくなりそう」
「本当の自分よりも、○○○(名前)でいるほうが楽しいから、精神のバランスが壊れそうになります……『このまま風俗嬢で生きるのもいいかな』とか……でも年齢が上がればできなくなることも分かっています」
「ましてお仕事を、これだけにすると、職歴欄に空白が誕生するので、転職に不利になります」
「誰に相談できるわけでもなく、日々悶々としつつ、『そろそろあの人が来る時期だな』とか考えたり……なんか私、おかしくないですか?」
まとめ〜AV女優と風俗嬢は似て非なる存在だけど、「アイドル化」している現実
「ファンとして声援を送ってくれる存在よりも、AVを買ってくれて抜いてくれる存在が大事」なAV女優。
「憧れたり惚れたりするよりも、瞬間の性衝動の対象として通ってくれてる存在が大事」な風俗嬢。
これは、「癒しの存在」を求める男子が、アイドル市場ではなく、別のところに流れている証拠です。
メジャーアイドルの「会えるアイドル」は、ほとんど接触時間はないことが喧伝されているから、「そこに進まなくなる人」が出てきたと考えると納得ができます。
さらに、「アイドルはこっち、AV女優はこっち、風俗嬢はこっち」のような線引きされる考え方が現象し、紐はさらに混濁した状況で絡み合ってます。
「お金を稼ぐための我慢し恥を忍ぶ職業」にパラダイムシフトが起こり、アイドル性を求められるだけでなく、その部分がとても重要視されるようになったわけです。
もしも、AV女優、風俗嬢に、これ以上の変化があるとするならば、メディア側の容認ですが、性産業を認知することは昔よりも厳しくなっています。
にも関わらず、彼女たちの存在意義だけは高まっている。
社会のルールが厳しくなればなるほど、AV女優や風俗嬢に求める「癒し」は、さらに濃厚になっていくことでしょう。
年々ヒートアップするハロウィンのように。