みなさんこんにちは。
ハロウィンが終わった渋谷の街は、急にクリスマスの準備を始めています。
朝夜が寒い日が続いているのもあって、いつもよりもっと人恋しくなるこの季節。
今日も渋谷の街では、寂しさにこじれた男女が夜に溶けていきます…。
今回は、前回の記事でまさかの!?相席屋からお持ち帰りされたわたしの友達のお話。
前回の記事はこちら↓
女子大生、ハロウィンを横目に初めて相席屋行ってきた。
初めての相席屋で、タイプの年上に出会ってしまったK子
K子は20歳の文学部女子大生。
しろこの同級生です。
ただ、文学部には珍しい”ウェイ系”JDの彼女は、フットサルのサークルで日々ウェイウェイ言ってます。
よく渋谷でゴミになるタイプの女子大生です。
そんなK子は今まで、相席屋になんて行かなくっても出会いはワンサカあったタイプ。
だから今まで、わざわざ相席屋に行ったことなんてなかったけれど…
K子のタイプは絶対条件で歳上。
最近も3個上の先輩と別れたばかり。
だから、もっと大人の人と出会いたくて、わざわざ人目をはばからず相席屋まで来てみた、というわけです。
そして初めての相席で、ドストライクのサラリーマンタナカに出会ってしまったK子。
しろこと別れて、リーマンと夜の街に溶けるK子の行く末は…ここからはK子視点で、レッツラゴー!
渋谷の夜の夢
2人きりになれたのは、計算通り。
終電を逃しても、タクシーで帰れる距離だったけど、今日はもう、もっとこの人と一緒にいたいと思ってしまったのだから仕方ない。
タナカさんは渋谷の近所に住んでるみたい。
あわよくば、お家に連れてってもらえないかなあ…そんな風に思っての暴挙。
タナカ「K子ちゃん、もう眠そうだよね。どこかで休んでく?」
ええ…お家がいいなあ。
初めての人の家に、上り込むことが出来たという、その事実が好き。
私なんかに、プライベートなところを見せてもいいと、そう思ってくれたということだから。
K「うーん、大丈夫です。タナカさんのお家、行ってみたいなあ〜」
この展開には慣れている。
恥ずかしがらずに猫撫で声を出せば、たいていの男は家まで連れて帰ってくれる。
しかし、タナカは少し悩んだあとに、
「うーん…部屋、めちゃめちゃ汚いんだよね。ホテル探してみようか〜」
という一方的な提案をしてきた。
こういう渋り方をするやつは、たいてい実家住まいだとか、実は家に女がいるとか、そういう欠点を一つ隠していることが多い。
少し粘って、「え〜」とか言ってみたけど、連れていってもらえそうにないから、仕方なくホテルで諦めた。
ホテルについて、一緒にお風呂に入ったけど、タナカさんは本当に私のタイプ。
体も鍛えてるし、背も高い。
物腰も柔らかい。
けど、結婚してるか、彼女いるんだろうな〜…
そんなことを考えながら、濡れた体を拭いてベッドに入り込む。
いざ、そんな雰囲気になって、ベッドでイチャイチャし始める。
え、やだタナカさん、チ○コもおっきい♡(むきむき)
そんな時、私たちの邪魔をする電話のベルが鳴った。
タナカさんの秘密、それはー
鳴っているのは、ホテルの電話でも、私のスマホでもなく、タナカさんのスマホだった。
タナカさんは一瞬動きを止め、チラリとスマホを見る。
電話が切れ、さて今度こそ…と思うも、またも電話が鳴る。
タナカ「…K子ちゃん、ごめんね、少し待っててもらえる?」
タナカさんが仕方なく立ち上がり、スマホを手に取った時。
私の目敏い視線が、タナカさんの持つスマホの画面をとらえた。(視力2.0)
“不在着信 ママ”という文字。
ママ…嫁か、バーか、それとも…実母か。
タナカさんは洗面台の方で、ドアをピシャと閉めて話し始めた。
不審な行動は取れないので、考えを巡らす。
手元に指輪の跡はなかった、とか、ラインじゃなくて電話だったなあとか…
(最近の若い子、このくらい妄想しますので、みなさん悪いことするときには気を付けてね♡)
そんなことを考えていると、タナカさんがドアの向こうから戻ってきた。
タナカ「ごめんね~、実家からだったわ」
実家…リアルママか。
K「私は大丈夫なんですけど…何かご用事でした?」
タナカ「いや、帰りが遅いからっていうだけ。うるさいんだよね~うち」
酔っぱらって言っているのかどうかは定かではないけれど、もうこれは
アウトでーす!
30にもなって外泊時に親からの着信、それを恥ずかしいとも思っていないようなこの態度。
これは完全に地雷、マザコンアラサー男です。
タナカさんがやりたいのはこれかもしれないけど、
私がやりたいのはこれ。
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このあとの私はガン萎え。
惰性で一発ヤッて即寝。
初めての相席屋お持ち帰り、惨敗の結果に
相席屋でタイプの人に会う、めちゃめちゃテンションが上がる気持ちはわかります。
ですが、しょせん小1~2時間話しただけでは、相手の本性なんてわかりようがないわけです。
これは男性の側でも一緒のはず。
脱がしてみたら意外と太っているかもしれないし、
相手がもしかしたら結婚している人かもしれない。
相席屋に限らず、火遊びは自己都合。
やる前にしっかり、リスクヘッジしておくか、細かいところは気にしない大海原の心が必要そう。
自信がないひとは、やっぱりAVか風俗かにしとこ♡
かわいいまつりちゃんで、今回は締めくくりたいと思います。