2012年11月8日に芸能人以上の存在感と透明感を持った美少女としてデビューした古川いおりちゃん。流れるような美髪にスレンダーでしなやかな身体、そして抜群の演技力とスイッチが入った時の妖艶さが愛され長くSODstarとして活動してきました。作品では女子○生、ウブな地味娘から極道の妻、ヤンキーギャルまで幅広い役柄を演じ、SODのイベントではMCなども務め後輩やSODスタッフからの信頼も厚いSODstarの頼れるお姉さんだった『こっちゃん』が活動まる10年となる2022年12月31日をもってAV女優完全引退を1年前に発表し、引退ロードとして全国イベントやユーザーリクエストを募った作品制作などを行ってきました。そして月刊SODも引退直前のラスト独占インタビューを掲載しちゃいます!!
Contents
秘蔵写真館①
デビュー時にグアムでパケ写真撮影
こっちゃん
このレモン写真でデビュー作は大ヒットとなりました。グアムでの写真は、月刊SODでのグラビアでも掲載!!
秘蔵写真館②
AVデビュー初イベント!!
こっちゃん
秋葉原で2012年11月10日に行われた初イベントでのショット。水着姿が初々しい! 2022年11月12日に同じ場所で引退イベントが行われました…!!
秘蔵写真館③
いっちー初研修&女子会レビュー連載
SOD女子社員時代の市川まさみちゃんが初めてイベント研修を行ったのが、こっちゃんのイベントでした!そして月刊SODで「女子会AVレビュー」も2人で連載!!
秘蔵写真館④
SODイベントにも多数参加!!
SOD主催の合同イベントやSOD大賞などにも多数参加し盛り上げてくれました!!
「作品はずっと残るものなのでいいモノを作りたい、それは今も昔も変わらないです」
―10年前、デビューインタビューも自分が担当したんですよ
「覚えています!当時していたバイトのこととか話してましたよね!」
―「お菓子のまちおか」でバイトしてるって言ってたけど設定が「ケーキ屋さん」になっていて変更して書いた記憶あります(笑)
「そうそう!でも引退作前編で、東京の住んでいた街をめぐる旅で本当に働いてた『まちおか』にも行ったんです!まさか行くとは思わなかったし、ここでカミングアウトするとは…(笑)」
―2012年11月にデビューしてまる10年でAV引退となりますが、引退を考え出したのはいつ頃からでしょうか
「事務所に伝えたのは2年前やったんです。2020年…ですね。その時は『2年後に引退って発表が早すぎるからちょっと待ってね』っていったん寝かされました」
―じゃあ2年前から引退を考えてた?
「最初は活動5年目でやめようと思っていたんです。でもその時、恵比寿マスカッツに入っていたので、引退のタイミングを逃してしまって。次どないしよかな、って考えた時に奇数が好きだから7年目か9年目かな…でも9年やるなら10年を目標にしよう!5年のちょうど倍だし、そこまで頑張ろうって思ったんです」
―デビュー当時はここまで続くって思っていました?
「実はデビュー当時は1年くらいでやめる予定だったんです。いつクビを切られるかわからないから、いつでも引退できるようにしようって…(笑)」
―えー!じゃあSODとの専属契約が1年で終わっていたらそこで引退していたかもしれなってことでしょうか
「そうですね…!いつ終わっちゃうかわからないから真面目にやらなきゃって思ってました」
―そこから10年続くとは感慨深いです…!AV女優のお仕事のやりがいって、活動の中で変化はありました?
「根本は変わっていなくて、やっぱりいい作品を作ることです。作品はずっと残るものなので、そこはきっちりちゃんとしたものを作らないとって思ってやっていました。それは今も昔もずっと変わらない部分です」
―作品第一主義ですね!
「だからスタンスが変わったのは、引退発表してからラスト1年かなあ…。そこからは思い出作ろう!楽しく撮影して遊んで終わろう!っていう気持ちが強かったかもしれません」
―ラスト1年の作品はこっちゃんの希望もけっこう入っているのでしょうか
「引退のお話をした時にSODから『何かしたいことある?』って聞かれたんですけど、考えるのが苦手だからそんなにしたいことが思い浮かばなくて。だからユーザー様からのリクエストを募集してそれを反映しつつ、みんなが楽しんでくれたらいいかなって感じでした。でも唯一、自分からワガママを言ったのが『Make Love たくさん遠回りしたけれど、大好きな彼との愛し合うSexが結局一番幸せ』(STARS-701)なんです」
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―女性向けAVメーカー『SILK LABO』のKINO監督作品ですね!こっちゃん最後のドラマ作品となっています
「最後に女性向け作品をもう1度やってみたくてリクエストして実現しました。あとはSOD専属だからこそやれることを…ということでマジックミラー号に乗せてもらったり、けっこう続編を期待するお声をいただいた『あれから6年…最高にエッチで綺麗な古川いおりがアナタの姉になってラブラブ近親相姦生活3完結編~姉の結婚、そして最後の…~』(STARS-598)もできてよかったです!めっちゃ楽しかった!!」
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―作品内でお話が続いていて3まで続編が出るっておそらくAV史上初ですよね!
「私もビックリしました(笑)。シリーズ1作目『最高にエッチで綺麗な古川いおりがアナタの姉になってラブラブ近親相姦生活』(STAR-605)をセルDVDショップ大賞に選んでいただいて、はじめて自分の代表作といえる作品ができたなってすごく印象深い作品なんです。だから本当にいい思い出になりました!」
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「10年間いろんなAVに出て、作品内で人を殺したこともあるし殺されたこともあるんです(笑)」
―本当にこのラスト1年の作品内容はバラエティ豊かですよね
「いい意味で色がガチャガチャというか全然違いますよね(笑)。『最愛の夫を亡くした美しい幸薄未亡人は男たちを狂わし精子を搾り取る支配系サイコM』(STARS-554)も喪服が着たい、未亡人をやってみたいっていうのをプロデューサーの福ちゃんにぽろっと言ってたことを覚えてててくれて実現したんです。でも王道の未亡人じゃなかったっていう…」
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―支配系サイコMの未亡人ですもんね!?
「これ、友達にもめっちゃ話したんですよ。支配して使えなくなったら殺してしまうっていうサイコ的な未亡人のお話なんです。そういえば私、この10年でAVの中でけっこう人を殺してるんですよ…!」
―ええ!?
「まず『極道の女 中出しレイプ』(STAR-578)で敵役の極道の親玉を1人殺して、『人妻監禁レイプ 夫の出張中に中出し調教されるエリート若妻』(STAR-676)で杉浦ボッ樹さんを殺して、サイコMで3人殺してるんです…(笑)。あともっと言うと、VRの作品内で殺されたこともあるんです…!!」
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―AVなのに!?
「『昭和ドラマの主人公VR』(3DSVR-0449)っていう作品で昭和初期が舞台の任侠系の内容だったんですけど最後、慕われていたはずの舎弟のヤスに裏切られて…(笑)。だから両方経験してるんです」
―10年間でいろんな役柄を経験していますね!というか、やっぱり演技力があるからこそだと思います!!
「VRのドラマものはこの時が初めてだったんですけど、めっちゃ難しかったです。相手が実際にはしゃべらないから、自分で2人分のかけあいのセリフを覚えて間で演技しなきゃいけなくて…。もう撮ることはないけど、もうやりたくないなって作品です」
―こっちゃんしかやってない内容の作品も多いですよね!
「お試しで新企画やらしていただくことも多かったかもしれません。でもどれも楽しく撮影できていた記憶があります」
―SODで10年活動をしてきたわけですが、SODならではの思い出で印象深いものはありますか?
「SODってSODstarの女の子たちで合同でイベントをするのが多かったイメージです。秋葉原や大阪、花やしきでの大型イベントとかいろいろありましたよね。だから同じ事務所の女の子より、SODの女の子との交流のほうが多かった印象なんです」
―コロナ前は合同イベント多かったですよね。その中でもこっちゃんはMCを務めたり後輩を引っ張ってフォローしてくれる、頼りがいあるお姉さんのイメージがありSOD社員からも信頼されていたと思います
「すごくいい経験をさせてもらったなって思います。あとはSODグループメーカーさんでも撮影してもらえたことも楽しかったし勉強になりました。あまり専属のまま、ほかのメーカーさんに撮っていただくことってないのでイレギュラーなこともやらせてもらいましたよね!」
―では引退作のお話を伺っていきたいです。まずは『前編』ではオープニングでスカイダイビングに挑戦しています
「一生に1度はやってもいいかなって昔から思っていたので、このタイミングでお話をいただいて『よし!飛ぼう!』ってなって、福ちゃんと一緒に飛びました」
―すごいド迫力の映像になっていました!
「飛ぶと、やっぱり普段は出ないようなアドレナリンが出るのかめっちゃハイになっちゃって…そのまますぐにSEXしたんですけどなんかずーっと楽しくて笑ってました(笑)」
―まさにナチュラルハイなSEXですね…!
「そして東京の思い出の地をめぐる旅では、上京してきてから住んでたところや行きつけのお店に久しぶりに行きました。でもお店がチェーン店ばかりなんですよね(笑)」
―庶民派女優!大槻ひびきさんと波多野結衣さんがゲスト出演されています
「たこ焼きパーティーで女子会しながらいろいろぶっちゃけ話をしています。デビュー時からずっとお世話になっている先輩なのでいい意味で気を遣わずに楽しめたし、普段の素の私が映っていそうです…!」
―そこからほろ酔いになったところで、身体の相性がいいと語っていたイセドン内村さんとのSEXになりますよね
「先輩2人としゃべって素の状態でしかもちょっと酔ってるのもあって、あんまり覚えてないんです…。潮を吹きまくってお部屋を汚してしまった記憶しか…。めっちゃ恥ずかしかったんですよ…!」
―ここでのこっちゃん、すごく可愛かったです!そしてラストはデビュー作で初SEXのお相手だった吉村卓さんとのSEXです。
「吉村さんがデビュー1発目って珍しいみたいで、ご本人からも『デビュー作1回目のお相手をしたことがあんまりないからよく覚えてます』って言われました。吉村さんにお会いしたのも久しぶりだったんですけど、お代わりなくって感じですし逆に新鮮な気持ちになれました」
―総括して『引退/前編』のみどころをお願いします!
「上京してきてから住んでた街を、その時の気持ちやとりまく環境を思い出しながら語ってめぐるってことが初めてだったので素すぎるのと、SEXの内容も全部違うのでドキュメントとして楽しんでもらえるんじゃないかなって思います」
―前編は東京をめぐっていましたが、後編では地元関西をめぐったのですね
「後編は生まれ故郷に行かせてもらって、男優さんにも来てもらって贅沢な撮影でした。でも後編はずっと様子がおかしかったんです…」
―なんでですか!?
「実際に青春時代に過ごした場所とかお店とかをめぐって、車での移動中も『ここもよく行ってた~』とかいろいろ思い出してしまって。本当に恥ずかしくなっちゃって、より素って感じだったと思います」
―前編はAV女優・古川いおりの素で、後編はそのさらに中の人の素って感じでしょうか
「あー…そうかも。生まれ育った人の素が出ちゃってると思います。それがいいほうに転んだのかわからないんですけど、恥ずかしすぎてSEXする時に『え!?カメラあるんだけど…』ってなりました。まなてぃー(紗倉まなちゃん)との対談と、貞松さんとのラストSEXは東京で撮影したんですけど、ここもずっと様子がおかしかったと思います」
―やっぱり最後っていう実感からでしょうか
「前後編あわせて10日間くらい撮影してたんですけど、自分でも最後はどうなっちゃうのかな、どういう感情になるのかなってわからなかったんです。泣きわめくのかな、もしくは泣かないのかな…って中で最後を迎えた時『あ、こういう感情になるんだ』って…泣きわめいてはいないけど、でも泣いてはいるんです」
―その複雑な想いや感情が映っているのがまさにドキュメントですね!
「実感があるようでないような…言葉で表せられない感じでした。あと衝撃のラストシーンもあるので、ぜひ作品を通して観ていただきたいです。みどころは様子がずっとおかしいところかなあ…。そして本当に思い出の地をめぐっているので、もし興味がある人がいれば聖地巡礼をしてもらえたら嬉しいなと思いますし前編、後編で恥ずかしがりかたの違いも楽しんでもらえたらと思います」
―作品のキャッチで「AV女優10年目で到達した究極の快楽とは…」とあるのですが、ここに達することはできたのでしょうか!?
「肉体面だけじゃなく精神面も含めるとフルMAXでいきついたと思います。これまでの撮影はどうしても『お仕事』だから気持ちいいけどどこか冷静でいなきゃいけないっていうのがあったんですけど、最後の引退作は100%素の私でSEXができたと思うので本当の気持ちよさを感じることができたと思います。引退作でドキュメンタリーを持ってくる理由はここなんでしょうね…」
「古川いおりは12月31日をもって引退するけど、誇りを持って作った作品はずっと残したい」
―みなさんが1番気になってると思うので聞くですが、引退後の活動の予定は…?
「けっこう伏せていて、ここで言えることは『酸素を吸って二酸化炭素を吐く生活をします』ってことです。だから笑顔でどこかで元気に暮らしてるんじゃないかな~って思ってもらえれば」
―もう表舞台からはいなくなるということでしょうか
「ですね!表には出ない普通のお仕事をすると思うので『古川いおり』は12月31日で完全終了させます」
―最近はAV引退後もお名前をそのまま使って活動されている方もいますが…
「私が一線をきっちり引かないと嫌な性格なのでそれもないです。TwitterやInstagramなどSNSも全部消す予定でいます」
―やっぱりちょっとファンとしては寂しいですが…
「その猶予が引退発表してからの1年でした。イベントや交流の機会など作ってもらって、後悔のないように『ありがとう』を伝える期間として1年間だったんです」
―急に引退される女優さんもいらっしゃる中、ファンとしても『ありがとう』が伝えられる1年でしたよね。正直、AV女優としてやり残したことはありますか?
「うーん……ぶっかけ…!」
―おお…!9周年インタビューでも『ぶっかけ』好きって言ってましたもんね
「もう1回やりたかったんですけど、コロナや諸事情によって大人数での撮影が難しくてできなかったんです」
同席していたプロデュ―サー福ちゃん「こっちゃんは、あんまりエロプレイ的に『これをしたい』って言う人じゃないけど『ぶっかけやりたい』っていうのははっきり伝えてくれましたね!でも事情があってできなかったので、ラスト作品は顔射メインにしたんです」
「あ、それで顔射が多かったの?」
福ちゃん「そう。最後だから綺麗な顔を汚してやろうって思って」
「そうだったんだ~。ファンですごい顔射好きな人がいて、めっちゃ喜んでたよ(笑)」
福ちゃん「それはよかった!」
―AV的にも綺麗な顔に白い精子って映えますもんね!大量ぶっかけだけが心残りということで、たしかにAVじゃないとできないプレイですよね
「そうそう!プライベートでは絶対ない状況だから(笑)!もしワンチャンもう1本撮れるってなったら『ぶっかけお願いします』って言うかも」
―では最後に月刊SOD読者の皆様にメッセージをお願いします
「本当に10年間お世話になりました。古川いおりは12月31日をもって引退しますが、作品を作ったことに誇りを持っているので作品はずっと残したいですし、アダルト業界に入って活動できたことは後悔していないし、どれも本当に楽しかったです。それは本心から思っていることなので、これからも古川いおりを覚えててくださると嬉しいです。後輩ちゃんがこれからもどんどん出てきてAV界を盛り上げてくれると思いますし、まなてぃーはまだまだ現役で活動してますし、SODの女の子たちをこれからも応援していただけると嬉しいです。10年間、応援していただいて本当にありがとうございました!」
10年という間、SODstarとして走り続けてきた古川いおりちゃん。笑顔が多いラストインタビューとなりました!月刊SOD編集部もいくどとなく助けてもらい、一緒に仕事をする仲間という感覚が強かったこっちゃん。本当に10年間ありがとう!これからの人生に幸あれ!!
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