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2.13・乃木蛍トークイベント「#乃木蛍生誕祭2021」開催
2月13日というバレンタインデーの前日、東京・阿佐ヶ谷ロフトAにて、トークおよび配信イベントとして開催されたのは、デビュー以来、恒例となっているセクシー女優、乃木蛍ちゃんのトークイベント「#乃木蛍生誕祭2021」でした。
昨日は #乃木蛍生誕祭2021 に
来てくださったり配信で見守ってくれて本当にありがとうございます!今年もこういったイベントを開催できみんなとワイワイニコニコで無事に終了できてよかったです☺️☺️
次は2/27SODLANDでゆっくり話そうね
(今見たけどこの写真胸のボタン取れてるね) pic.twitter.com/fV0Xc8hNTQ
— 乃木蛍 (@HotaruNogi) February 14, 2021
なんでハッシュタグがついているかというと、SNSで呟いく際に、そのままタイトルごとコピペして呟いけるようにできているわけです。とても合理性の高い理由ですな。わかりやすい。彼女のトークイベントは、アイドル系ライブと同じように、「写真撮影とアップが自由。ただし変な顔をアップしたら容赦なく攻撃にいきます」というパターン。セクシー女優では珍しいけれど、アイドル系をフォーマットベースとしてるのぎほらしいです。
最初に同じ阿佐ヶ谷ロフトAで開催された時は、ちょうどのぎほがセクシー女優としてデビューして、彼女の人となりがわかってきた感じの時でした。「#乃木蛍生誕祭」が世界トレンド入りをしたり、いろいろと白熱したイベントになりましたね。ファンはAV好きよりも、むしろ彼女と同じアイドルファンが多くて、リアクションが違っていました。
なによりも、セクシー女優のイベントなのに、「AVネタを恥ずかしそうに語るのぎほ」に対して、ファンも「アイドルネタのほうが食いつきがいい」という事態。いろいろなセクシーアイドルトークイベントが当時は開催されていましたが、かなり異色な雰囲気になっていたのを記憶しております。オタク系セクシー女優はある程度はいたのですが、ここで新しいセクシー女優の像が結ばれた瞬間でした。
そんなのぎほもデビューして2年目。さらにS1からSODstarへの電撃的な移籍が本人のTwitterアカから発信されて、AVファンたちの驚愕がSNSを駆け巡りました。業界的に考えると、「ジャイアンツからソフトバンクへのトレード」的な、「ヤンキースからレッドソックスへのトレード」的な感じであってますかね?
MCを務めたのは初回から担当しているエンタメ系ライターの成松哲さん。この日のゲストは、福岡県在住の佐野永奈ちゃんがリモート出演で、会心ノ一撃の待雪アイリちゃんはステージ登場。彼女たちのファンも集まっております。キャスティングはもうわかりやすいくらいに、「のぎほ人脈」ですね(笑)
差し入れされたシャンパンを、すいすいと飲んでいくのぎほ。トークでもお酒に酔った際のエピソードを言われたり、自分で説明したり(笑)ふたりとも、のぎほについての暴露ネタを説教的に話すというよりも、のぎほ自身がそっちへと話を持っていっているようにも感じるほどに、お酒トークが楽しい限り。
佐野永奈ちゃんとは、福岡での酒呑み話をすると、「いかに私が酔っぱらっていたか」を説明するのぎほ(笑)。待雪アイリちゃんとは、ふたりのLINEトークだったり愛が過剰なのぎほ話が飛び出しまくる。のぎほからは、彼女たちがいかに良いかを説明しようとする感じなのですが、何せ愛が過剰すぎるからなのか、アクリル板に弾かれるように伝わらない感じ。
こんな感じでも、絶対に下ネタ展開にならないのですが、「私はセクシー女優です」という主張は必ずするのぎほ。この矛盾した感じこそ彼女の最大の魅力ではないでしょうか。自分が見えている人が、自分が何をしていて、何を愛しているかを語るわけです。こういうパターンのトークって、セクシー女優にはほとんどなかったんじゃないかと思います。
明らかにのぎほ周辺の人脈は「アイドル」が強いです。彼女自身がリアルにアイドルライブに通っているのもあります。またコンカフェ通っている話も出てくるし、何よりもトークを聞けばわかるのですが、話し方が「オタク」です。AVに出ているのぎほとはちょっと違う感じを思う人も多いでしょう。
この日に、物販していたチェキが足らなくなり、「私、持っているよ」と財布から出そうとしたら、自分の私物のアイドルチェキがたくさん出てきたとのことで、ガチオタっぷりを自らエピソードトークにしておりました。
そしてこの日は、スタート前から「近所の四文屋で飲んできた」と語り、お酒がすでにインした状態だったのですが、のぎほファンたちは、勝手知ったる状況らしく、そこへのリアクションはありません(笑)。大声は出せないわけですが、笑い声は隠せない。
内容の全くないけれど、それに面白がっている酒酔い女子トークを聞かされているのですが、ファンたちはとても満足げな表情で笑っている会場内。対してMC成松さんは、進行しようと賢明なのが伝わってくる。昔と違い、終了が厳密ですからね。そんな状況もまた笑える状況でした。懸命に戻そうとすればするほど、のぎほがいつの間にか締めずにさらにおしゃべりを重ねていくので、終わりの見えない列車に乗っているかのごときトークイベント。
早口にまくしたて、お酒を飲みつつ、さらにファンと語りたくてたまらない感じののぎほは、ファンと会えているこの状況が楽しいと何度も語っていました。「完全配信ではなくて、少しでもファンと会える形でのイベントがやりたかった」と語るのぎほは、先ほども書いたようにデビュー時からイベントを積極的にやっていて、ファンとの濃厚な関係を築きたいセクシー女優さんです。
初期には、ファンとSNSでまともにやりあってしまい、炎上しちゃったこともあるようですが、「当時はすぐに(相手のSNSに)行ってたけど、今は大丈夫です」とのことです。彼女の心の平穏はファンとの交流にあるようです。彼女自身がアイドルオタクというのが大きいでしょう。心理が理解しあっているわけです。昨今のアイドルオタク事情と正比例しているのが、「のぎほのトークイベント」だったりするわけです。
「生誕祭2021」とタイトルされている今回のイベント。「サプライズがあります」という(笑)お約束破りな形で、バースデーケーキが登場して、さらにハッピーな空間になっていきました。
緊急事態宣言で、20時には完全に締めなければならないのですが、一人ひとりのファンとの会話を楽しみながら、笑顔が絶えないハッピーオーラ満載のトークイベントでした。
乃木蛍というセクシー女優をあえてカテゴライズ
イベント記事をちょっと書いただけで、知らない人や、AVの中の乃木蛍しか知らなかった人でも、リアルのぎほがどういう雰囲気を持っているのかがわかったかと思います。要は今どきの「アイドルオタク」です。可愛い女子が好きということでしょうか。
こうやって書くと、AV畑というかAV脳になってしまった人たちからすると、「レズ?」となってしまいますが、女子同士のイチャイチャにレズはありません。ただ愛でる行為は人によってさまざまですが、理解不能な場合もあります(笑)
世の中にもちらほらとそういう人たちが登場しておりますので、耐性はついているのではと思うわけですが、リアルに見るとびっくりするかもしれません。基準が違えば理解は違ってくるからね。
さてセクシー女優なわけですよ、のぎほは。しかもS1女優からSODstarへ移籍という、セクシー女優の中でも黄金ルートに足跡を残しているのだから、「正統派セクシー女優」なわけです。
しかも巨乳。しかもナイスなムチ系お尻と、エロいボディが大好物な人たちにとって、最高なおかずです。おとなしそうだし、目が強いから陵辱系が似合う。そう、責めるのが好きな人にとっては、強そうな雰囲気を持っているけれど、流されて犯されちゃう系に見えるタイプが大好きなわけです。
のぎほは、まさにここにすっぽりと収まっているタイプ。
あとムチっとしたボディは、緊縛だったり着衣プレイだったりがよく似合うわけです。服がはだけ、谷間が十分に堪能できて、思わず服の中に手を差し入れたくなるとか、パンストのお尻を弄りながら、肉感たっぷりな股間を触りまくる。特にパンストは、多少足などがムチっとしている人がエロさを発揮するわけで、のぎほのスタイルは抜群なのです。
着衣をもう少し語ると、ミニスカートが似合う。というのは動くだけでチラチラ見えそうな雰囲気を漂わせているのが良い。お尻から見ても正面から見ても、思わずめくりたくなるスカートというわけです。
とにかくAVとは、購入前の段階で、妄想を膨らませてしまわないといけません。パッケージに過剰なまでの情報を入れるのが現在のAVと言えるでしょう。動いていない状況からそそる。妄想するまでもなく、DVDを手にしただけで、SEXする気分に陥る。これが今のAVにとって必要な部分です。
ピンポイントを探るマニアな視点で語る人もいます。そういう人は、のぎほの乳首と乳輪が好きとかのエロに関わるパーツならばまだしも、眉毛とかおっぱいとデコルテの中間地点の肉が良いとかいう人もいます(笑)。エロとは本当に深いわけですが、そのようなことを昔ならば相手にせずにAVは作れました。
今はレビュー機能はもちろん、SNSもあるし、とにかく良いと思ったところだけでなく、悪いと思ったところも書いてくる。細部を見つければOKと思っている節があるのです。そういう時代の中で、のぎほのスタイルは、まさにパッケージから卑猥さが溢れてくるわけです。
ちなみに本人は至って下ネタが苦手。これはフリとかではなくてガチにだめだそうです。何でトークライブとかでも、自分のAV画像が出て説明するとか、説明されたりすると、真っ赤になって照れまくる。「それは当たり前じゃないですか!恥ずかしいですよ」ということをいうわけで、実のところ、脳内は本当に普通であり常識的判断が備わった女優さんなのです。あ、女優さんたちが備わっていないという意味ではないので勘違いしないでください。積極的にエロ話をするほうが、セクシー女優としてはノーマルという考え方が主流なのです。
本人の意思とは関係なく、実に色っぽいスタイルの持ち主であるのぎほ。エロボディでの積極プレイを見せるタイプであり、見事なヤラれっぷりを発揮するタイプともいえるでしょう。あの強そうな目が、切なそうに変化していくわけですが、それがまたたまらない。そういうわかりやすい情報が、パッケージの静止画ですでに伝わるのが、のぎほの素晴らしいポテンシャルなのです。
AV女優という言い方すら定着していなかった、90年代のAV業界の女優たちに似ているかもしれませんね。扇情的なパッケージ写真で迫りつつも、劇中のSEXは意外と受け身。受け身なれどフェラチオをしているのが、当時のAVで女子に興奮するポイントだったことを思い出します。
昔はフェラチオを断る女子なんていっぱいいたわけですが、30年間のAVが培った女子像によって、フェラはもちろん、乳首舐めをしてくれる女子だらけになっています。しかしながら、風俗やら遊びプレイだと、そういう女子を望むわりには、実際に付き合う相手には、純情なタイプで、自分でプレイを教えていきたいなんて贅沢をいうわけです。
エロい行為を教えたくなる感じの雰囲気を持った乃木蛍ちゃん。彼女は平成初期の純情さとエロさを同時に披露することで、男子の深層心理をくすぐっていた女優たちに似ています。温故知新タイプのセクシー女優ちゃん。
デビューから2年が経過しているのにも関わらず、エロいことをさらに仕込みたくなる感じ。そしてAV内での受け入れてくれそうな雰囲気。これが乃木蛍ちゃんの良いところなのです。
男子は女子を育てたいという願望が捨てきれない
のぎほのAVを観ていくと、男子の「可愛い子をいじめたい」感情とか、「エッチなことを調教したい」のが好きな人が多いから、こういう傾向の作品になるし、そういう趣味嗜好を持つタイプが、のぎほのようなルックスが大好物なんだろうということが予想できますね。そういうタイプについてちょっと検証してみましょう。
子どもの頃に最初に持つ異性に対しての感情とは、好きと弄りたいが混ざっており、思考の整理がつかなくて、ちょっかいを出したりする。かなり幼稚なわけですが、これが消えない人がほとんど(笑)。いかに隠していてもフッとしたところで出てしまう男子が多いわけです。これは年齢問わずにいえることだと思います。
この心理を押し隠したりすると、変なところで刺激された時に噴出しちゃいます。わかりやすく言えば「浮気」のこと。好きだからという意味では、奥さんだったり彼女だったりがいて、リア充であればあるほどに、そういう機会に遭遇すると我慢できなくなってしまうようです。
常識とか理性を守って普通に暮らしていくのが人間なのですが、お酒がこれほどに呑まれるのは、やはり何かそういう縛られているものから解放されたいという考えがどこかにあるからでしょう。お酒で解放させて、次に欲しいのは獲物ということになる。痴漢をする男子のほとんどが飲酒酩酊状態なのはこういうことです。
ふたりきりの機会を素面の段階から作っていたら……それはもう狙っていて、倫理の鎖を解いている状態だったりします。出会いのドキドキの次には、チューするドキドキで、次にはSEXへと進んでいく。理性が拒んだとしても、もう止まらない状況になったりするわけです。もちろん女子側が応じるか否かという最大の問題もあるわけですが、そういうのに感化されて酔ってしまう女子も多いようです。仕事の責任とかパーセンテージが生活の中で上がれば、仕方がないことでしょう。ハラスメントを受ける側ばかりだった女子が、昨今ではする側に転じているのは、そういう社会環境の変化なのです。
まぁ実際の浮気をして修羅場を迎えたり、芸能人のように、社会的生活から抹殺されたりするわけですから、普通の人ならば食事レベルでストップすることでしょう。ニヤニヤしてウキウキする精神状態になれば良いということです。
こういう行為をしてしまうのは、悪であるという考えの人もいますね。風俗にハマるタイプは意外とこういう感じ。倫理的な壁など超える必要はない、自分自身がそっち側にあるものへと接近すれば、問題が起こることは無いのだとというわけです。AVにハマるタイプもこのカテゴリに入るかもしれませんね。AVでのオナニーを浮気と断定する女子もいることですから。
この結果、セクシー女優に求めるものは、とても即物的な反応をするSEXということになってきます。わかりやすく感じてしまう、男の命令するがままに反応してエクスタシーに陥り、絶頂しまくる女子たち。浮気をしている相手に欲するのも、風俗嬢に欲するのも、AVに欲するのも、全てがこれじゃないかと思うわけです。
トークイベントでの可愛らしく照れていたり、豪快にお酒を飲んでいるのぎほ像は、ある意味、彼女に欲しいタイプの女子でしょう。そしてセクシー女優としてAVに出ているのぎほですが、これは浮気相手に最高のタイプになっている。この矛盾を抱えつつ存在しているセクシー女優が乃木蛍ちゃんというわけです。
男子からすると、最高かもしれない(笑)
エロいところは育てて、そうではない部分は自由に振る舞う彼女を見ている。少女マンガとエロマンガが融合しているんだろう、のぎほって(笑)
これが古い考えというご意見もあるかと思います。しかしハラスメントで訴えまくる女子たちに対して、テレビやネット系のドラマは、昔よりもさらに女子くさい雰囲気を持つ女の子が主人公になっています。いわゆる「育ててあげる系」だったり、「見守ってあげる」系だったり。それが理由なのかわかりませんが、人気一般女優の身長が下がっているように思います。見た目にわかりやすく、そういうストーリーにハマるタイプが好まれるし、その女優さんが、「リアルにこういう子だ」と思わせるぐらいがいいようです。
AVの場合、「あれはAVだから」という作中の女子に対していうことがほとんどですが、視聴する側は、「あれが彼女のマジ」という見方をどうしてもするわけです。「AVはファンタジーである」と標榜しても、どうにもままならないのは、「SEXにおける女体の快楽ファンタジー」を信じているからでしょう。
女子ユーザーも増えましたが、それこそ、「こういうことを味わいたい」と妄想している女子もいれば、男子的な発想で、「○○ちゃんが弄られて感じている!」という事実(と信じている)に興奮するわけです。どちらも、「SEXにおける女体の快楽ファンタジー」に取り憑かれているパターンですが、それぐらいにAVのSEXがインパクトがある。それぐらいに満足なSEXをしていないということにつながるわけです。
女子にも「調教したい願望」が芽生えているタイプが出てきたということでしょう。その対象が、わかりやすくセクシー女優であるならば理解しやすいですが、「自分自身」という場合があって、それがセクシー女優になりたいにつながる女子がいるわけです。
ちなみにのぎほは、デビュー時にイベントで、「生活のためにAVを選んだ」と公言しておりました。「自分自身の推しに会いにいくことなども含めた、生活を維持するには、今の私の場合、セクシー女優になるのが一番だった」だそうです。自己顕示欲型と明確な違いがあります。
なので、AVにおいても、自分自身がどのように観られているかをちゃんと俯瞰しているし、AV作品についても、「次はこういう作品になったらいいな」と言ったりします。この言葉にあるのは、よくセクシー女優になった新人に聞いたりする質問で、「どういう作品に出たいですか?」というのがありますが、これの返事は、AVを知っていると、「コスプレがしたい」とか、演技的要素がある作品を言います。AVを知らない子は、まさに真っ白という感じ(笑)。どういうものがAVなのかが想像がつかないからでしょうね。
先ほどののぎほの返事の内容は、「決めるのはメーカーさんなので、私はそれに乗っかっている感じです。△△のような作品が続いたので、〇〇みたいな作品だと嬉しいです」という意味を含んでいると思います。つまり、「女優側が決めることではないんですよ」という言葉を、丁寧かつ誰もが良い方向に解釈できる感じにしているのだと思います。
男女ともどこかに持っている「調教願望」は、リアルに開花させてしまうと大問題になるわけですが(洗脳につながりやすい)、AVというフィルターというかメディアを通して作っていくと、合法的かつ刺激的に作れるわけです。犯罪にならないように、AVで刺激を満足させるのが一番ベストなのです。
性犯罪に絡んだ事件を起こした人は、AVとかの妄想よりもリアルを好むわけで、メディアとしてはむしろ軽減するはずなのです。ただ最近、AVをリアルにとってしまう層が誕生しているのも事実なのでややこしいのですが。
締めに乃木蛍ちゃんのことを当てはめてみましゅ。調教願望を刺激するセクシー女優である乃木蛍は、さらに設定を深々と与えればそれに応じた反応を見せてくれるだろうし、「素直に反応してください」と指示が与えられれば、奥深いところに眠っている妄想における自分を出してきて、さらにエロい絡みを見せてくれそう。ステージでは上に上がっているし、さらに高いステージに進みそうなポテンシャルを持ったセクシー女優なのです。
まとめ〜ファンとの関係性を重要視するセクシー女優・のぎほ。
イベント中に笑顔だっただけでなく、ツッコミを入れたりすることを忘れない乃木蛍ちゃんは、ファンと交流ができればできるほど嬉しいんだと思います。彼女がカルチャーとして刺激を得てきた地下アイドルカルチャーがそこにポイントを置いているからです。
地下に限らず、アイドルはコロナ前に「握手会」や「チェキ撮影」などのスキンシップ系で人気を得ていました。そこへのアイドルオタクの熱量がかなりこめられていたのは紛れもない事実です。そんな中でのコロナ禍は、アイドルとファンの距離感が縮まったこと以上に、全ての生活から壊してしまったわけです。
自分自身のアイデンティティとして、「ファンとの交流を持って、自分もオタクも楽しむセクシー女優」として自分の存在を見出すだけでなく、大きな価値を自分に与えるようなのぎほは、ファンにも同じような夢を与えているわけです。
イベントなどを行いつつも、どうしても普通のアイドルとは違い、一方通行的なアイドル像がセクシー女優には多かったのですが、オタク気質の女優だけはそこの壁を破っていました。のぎほは、その系譜であり、前の女優の轍を踏みつつ、さらに大きな刻印をつけて、AV界を進んでいます。
ドラマ、ドキュメント、あらゆる設定にハマる想像力と肉体的ポテンシャルを併せ持つ乃木蛍ちゃん。SODstar前に観ていなかったとしたら、ここから始まる彼女が作るストーリーに乗っかっていきません。いい夢と妄想を与えてくれるはずですから。
SODstar移籍!乃木蛍ちゃんのグラビア&インタビュー掲載!
3/3発売『月刊ソフト・オン・デマンド 2021年4月号 Vol.19』