コロナ禍で中高生の妊娠が増えている?!正しい避妊のやり方と望まない妊娠をしたときの対処法

こんにちは。魔女っ子マコです。あなたは、コロナウイルスの懸念を受けての長期休校や外出の自粛要請により、何か生活に変化はありましたか?

 

「ええ。家で過ごす時間が長くなった分、オナニーの時間が増えた気がします(笑)」

「仕事も減ったし人ともしゃべらない。ストレスは溜まるし、暇なので彼女と家でエッチしまくりです!」

 

長期休校やお家ステイの要請については、じつは大人だけでなく中高生男女のセックスライフにもかなりの影響を及ぼしているようです。

そうした背景を受け、今回は正しい避妊のやり方や、女性が望まぬ妊娠をしたときの対処法などについて紹介してまいります。

コロナの影響で10代女性の妊娠が増えた?!

最近は、コロナウイルスによる外出の長期自粛要請や休校の延長なども受けて、10代女性の妊娠の相談件数が増えているそう。

学校に行くことができない、アルバイトもできない、友達にも会えない、そんな生活が長期化すれば、彼氏の家に入り浸ってセックスをしてしまう10代の気持ちもわからなくもありませんが、彼女たちの将来のことを考えれば、望まない妊娠だけは避けたいものです。

10代女性の援助交際も急増中?!

関西テレビ(FNN PRIME ONLINE)の情報によると、コロナウイルスによる影響は、アルバイトができない少女たちの「援助交際」の増加の原因にもつながっているそうです。

妊娠や出産にまつわる相談窓口を設けている支援者の話によれば、10代少女の援助交際の相談件数は増加傾向にあり、今年2月以降には、100件を超えるほどだったとか。

アルバイトができずに、不安定な生活が続いている恐怖からか、「つい援助交際に手を出してしまった」なんて少女達も中にはいるようです。

しかしどんな理由にしろ、援助交際を許す世の中であってはいけませんよね。それに、お金に困った10代女性に対して、援助交際を持ちかける理性のない大人たちがいること自体が大きな問題であり、決して許される行為ではないでしょう。

コロナで10代女性の中絶数が増えた?!

厚生労働省の「平成26年度衛生行政報告例の概要」によると、年間当たり約1万8千人の10代女性が中絶しているというデータもあるようです。※参考:厚生労働省HP

望まない妊娠をして、中絶することは女性にストレスだけでなく不安や悲しみなど、心に大きな負担をかけることにもつながります。

その後の将来にも大きく影響することがあるでしょう。

これは若い女性に限らず、成人した男女にも言えることですが、望まない妊娠だけは避けることが大切です。

望まない妊娠から女性を守る!正しい避妊方法とポイント

女性の心と体を守るためにも、避妊についての正しい知識を身に付けることはとても大切です。

トラブルになる前に、まずは正しい避妊のやり方についてマスターしておきましょう。

避妊方法① コンドーム

避妊方法の一つがコンドームの着用です。

彼氏がセックスのたびにコンドームを着用することは、女性の体を守ることや性感染症予防の義務ともいえるでしょう。

しかし、これを「男性任せ」にすることはよくありません。女性側も、もしものためにコンドームを用意しておき、自分から「つけて」とはっきり言うことが大切です。

コンドーム使用するときに気をつけたいのが以下のポイントです。

 

着用のタイミングを守る

コンドームは必ず勃起状態の段階からつけるようにしましょう。

じつは挿入前にコンドームをつけても、精子は漏れている可能性があるそうです。

性感染対策や避妊の効果を上げるためにも、コンドームは性器に接触する前に装着することが好ましいといえるでしょう。

 

コンドームは正しくつける

コンドームは非常に繊細で敗れやすいものです。袋を開けるときは、コンドームが破れないように丁寧に開けるようにしてください。

コンドームには、表裏があることは男性ならばご存知ですよね。表にした状態で亀頭部分に置いたら、先端にある液が溜まる場所を、やさしく指でおさえて空気を抜ける状態にしておきましょう。

空気が含んだまま装着すると、セックスの途中にゴムが敗れる可能性があるので注意が必要です。

避妊方法② 低用量ピル

とくに若い女性におすすめの避妊法とされているのが低用量ピルの服用です。ちなみに欧米では7割近くが低用量ピルを使用していると聞きます。毎日、一粒ずつ飲むことで、確実な避妊が可能ともいわれています。

低用量ピルは、避妊のほかにも生理不順がなくなる、生理痛が軽くなる、血の量が減る、女性ホルモンが増加してニキビが緩和されるなどのメリットがあるようです。しかし、人によっては重篤な副作用も生じるケースもあるため、ピルを使用する前には、必ず産婦人科のカウンセリングを受けた上で処方してもらう必要があります。低用量ピルを使用するときに注意すべきポイントは以下です。

注意点!

副作用は事前に把握しておく

低用量ピルを服用することで妊娠のリスクを避けることは可能ですが、その副作用については、事前にきちんと把握しておく必要があります。主な副作用としては、頭痛や吐き気、むくみや不正出血などが挙げられます。

しかし上記のトラブルについてはピルを飲み続けることで落ち着くともいわれています。一方、人によっては命にかかわる重篤な副作用をもたらすことも稀にあるため、激しい頭痛や腹痛など明らかに容体が急変したときは、すぐに使用を止めて病院にかかるようにしましょう。

望まない妊娠をしてしまった時の対処法

望まない妊娠を避けるためには、日頃からコンドームの着用や低用量ピルの服用が大事になってきます。

しかし、中には「コンドームが破れてしまった」「敗れたゴムから精子が漏れてしまった」「ピルを飲み忘れた」なんてトラブルも稀にあるでしょう。

そんな時に有効なのが緊急避妊法ともいわれる「モーニングアフターピル」の服用です。

モーニングアフターピル(緊急避妊ピル)とは?

コンドームが破けて精子が漏れたり、ピルを飲み忘れたことで妊娠が心配な女性は、72時間(3日間)以内に婦人科でモーニングアフターピルを処方してもらいましょう。

これによって、万が一の妊娠のリスクを抑えることが可能になります。一回飲むだけで約8割は妊娠を防ぐことも可能、といわれているようです。

注意点!

モーニングアフターピルは保険がきかない

モーニングアフターピルには保険がききません。処方してもらう場合は、2万円前後かかることは理解しておきましょう。服用後は、次の月経まではセックスは避けるようにしましょう。そうすることで、妊娠を防止するリスクを高めることができるそうです。

なお、モーニングアフターピルを処方しただけでは心配な人は、服用から二週間後に、妊娠検査薬で検査することをおすすめします。

妊娠している可能性は極めて低いと考えられますが、それでも万が一妊娠してしまったときは、早急に主治医に相談するなどの対応が求められるでしょう。

おわりに

以上が「コロナで中高生の妊娠が増えている!?正しい避妊のやり方と望まない妊娠をしたときの対処法」についてでした。

既婚者が計画的に妊活に励み、子供を授かることは素晴らしいことだといえるでしょう。しかし、最初から妊娠を望まない若い女性がうかつに妊娠することだけは避ける必要があります。

今回の記事を参考に、避妊の重要性や命の大切さなどを再確認してもらえたらうれしいです。