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そもそも正常位はなぜ「正常位」と言われているのか
「正常位」という表記が、キリスト教を由来としているのは有名ですね。別にあれがノーマルなのかわからないですが、獣はバックが基本なので「人間は向かい合うのが正しい姿である」という主張です。
なので、キリスト教を伝来させた際、つまりは征服していった際に、現地人の人たちに教え込んだそうです。合理性というのは、住んでいる環境によって決定されますので、危険と隣り合わせだった場合、SEXにおける体位もまた違っていたですね。
日本の場合というか東洋においては、名称をつけることが多く、正常位であろうとバックであろうとも、それぞれ呼称があり、動きも自由になされていたわけです。日本の場合、吉原などの遊郭ネタ以外、庶民のSEXの伝聞が少ないので、実際はどうなのかは定かでなないですが、髪の毛を結い上げていることから、直接頭を布団とか下につけると思いっきり崩れてしまうので、座位に該当する体位が春画などでも目に付きますね。手を後ろについて股間をお互いに押し引きするような感じです。だから挿入部が見えるわけです。
そして19世紀から20世紀にかけて、標準時間と太陽暦を使用するように変貌していく際に「正常位」というワードも定着していったのでしょう。その時代、男尊女卑もありましたので、征服する(=上に男子)という形が正常位なわけです。
余談ですが、その時代は同性愛は宗教上の教義に反する行為として罪されていました。逆に刺激的プレイだったのかもしれませんけど。子どもができないし。
正常位を変貌させたのはAVなのか映画なのか風俗なのか
AVでも正常位は絶対に最初のスタートです。女子が堕ちる姿が見たいわけなので、受け入れる行為をしている姿と、カメラ的にアソコ丸見えという恥ずかしい状況を見せつけるためにあるからです。
騎乗位スペシャルとかバックスペシャルとか、体位をフューチャーした作品もありますから、絶対にそうではないのですが、まぁ正常位がないと不思議な気持ちになるのはAVの見過ぎなのでしょうか。
これは思いっきりNOでして、映画におけるSEX表現は、おっぱいや股間を隠すようになされていたので、正常位は思いっきり多いのです。ベッドに女子を横たえて、おっぱいを見せて(これは映画的なお約束)さらにキスとか愛撫へと進んでいく。それ以上は行為をしているように見せるだけなので、かけ具に隠れているほうが都合がいいです。
洋画だと男女同権主義の影響もあり、立った状態でキスしてお互いに服を脱いで、さらに絡み合い……なんてパターンもありますね。「女子の強さ」を表現するためにあるのかも?
ということで、AVも映画も、作品として成立させるためにも正常位であることの優位性があるのです。それではリアルはどうなんだとなりますが、自由恋愛としての個室で男女の営みを育むソープの場合、正常位よりも騎乗位がメインだったりするかもしれませんね。
即尺やら、最初のフェラやら、チ○ポを洗うのがスタートプレイですが、これはその人のモノを確認するための行為。ただの泡じゃない泡で洗うのは、そこで消毒と病気の確認作業が可能だからです。痛いわけですよ、何かしらになっていたら。それの確認を、卑猥に見せることで、男子を奮い立たせます。
そしてゴムを着用してのプレイなので、正常位でも良いのですが、意外と騎乗位スタートなんていうのは泡姫によって多い。理由は、騎乗位をする際に、AV女優ちゃんたちがインタビューで答えてますよね。
「自分の思う通りにSEXをしたい場合は、騎乗位が1番良いかも」ということ。自分が1番気持ちいいポイントにチ○ポを突いてほしいので、位置確認もするし、自分のリズムや速度でピストンが行える。さらに男が「こんなにエロい女なんだ、積極的で」なんて勘違いも起こして、速攻で発射して終わらせることも可能ということでしょうね。女子によってはそれらすべてを正常位でもできちゃう子もいますので、全部が全部と一概には言えないですが。
ということで、正常位が正常位として定着したのは、20世紀の「男子が楽しむためのSEX」が、映像を伴って成立したからと言えるのではないでしょうか。
フェラチオだって、20世紀以降に定着していったのですが、これは清潔を保つことがノーマルになったから。お風呂の定着が大きいでしょう。クンニだって同じようにできなかったかもしれないですよ。清潔を保つことで自分を守る「プロの女子」以外は。
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正常位が定着する理由〜体勢〜
映像で見ることで、スタート体位として定着した正常位ですが、ノーマルと言われるだけあって、意外とあっさりしちゃう人も多いです。挿入して腰を振るだけ的なプレイですね。男優のように、腰だけを前後に使うのではなくて、体全体を使って動かす人が多いでしょう。疲労度が違いますから(笑)
日本だとベッドじゃなくて布団だったので、スプリング効果を使うこともできず、ひたすら腰を振りますから、疲労度も高いです。湿布薬が世界でもっとも進化していると言われる日本ですが、立ち仕事が多いからではなくて、腰に負担のかかる行為が多かったからかもしれません。湿布薬とドリンク剤は、世界一進化していますし、愛用者が多い。「あん摩」が生活として成立していたのは、そんな理由もあったのかも。
先ほど書いたように、後ろ手にしての座位がメインだったのは、布団の下は畳で硬いですから、まっすぐ寝ている女子にピストンするよりも、体勢を持ち上げて反動をつけるプレイのほうが、より集中できたのかもしれない。女子だって、ガンガン硬いところに打ち付けられるよりも、自分が浮いていたほうが楽チンだったのでしょうね。
AVで、トイレなどでの陵辱プレイのはずがなんか下に引いているとか、部屋での陵辱でもソファーを使うことが多いのは、AV女優が痛いのを守るためですからね。
10年以上前に引退した女優さんから聞かされてのが「私、レイプされるの好きなんですが、この前、外でする際に、一度土を掘り起こして、タオルを引いてその上に土をかけて準備してくれたんです。これがふわふわしてて、全然レイプっぽくなくて(笑)アンアン泣いてるけど、あれこそガチ芝居です(笑)」という話。いやそのぐらいのケアがされているから、AVはメディアとして成立しているのですからね。女子を大切にする意味では、芸能界よりも遥かに丁寧とだけ書いておきます。
正常位が定着する理由〜視覚効果〜
先ほどもAVでは挿入する部分を見せるとか、映画では隠すとか、視覚効果の問題を書きました。これはAVの定着で飛躍的に進化していきます。着衣のままプレイするとか、破くとかは、これまでもあったでしょうけど、見せること、見られることで興奮する要素を、男子のほとんどが知ることになったのはAVです。
PCやらスマホやら、エロ本やAVを買わなくても見られるようになった女子側にも変化が訪れる。自分でヤラれると、服がシワになるとか嫌だった行為も、客観的に見ると興奮することを知ってしまうわけです。そうすると、正常位も、恥ずかしてく布団で隠すとかよりも、挿入する状況を見たほうが圧倒的に興奮する。
「私に今、チ○コが刺さっている」なんて、触感だけだったのが視覚要素も加わり、卑猥なことを考える女子が誕生していくわけです。男女どちらもスケベになるわけでして(笑)、日本人のみならず、世界中の男女がスケベになり、それが子ども世代に伝播する。親が隠しているものに興奮するのは、お菓子やお酒だけでなく、エロいものも加わればなおさらでしょう。
実はAVを見ればわかると思うのですが、正常位は、挿入する部分が腰の位置によっては男女どちらも丸見えです。座位に近くなりますが、枕もベッドもふかふかなので、サポートは完璧です。騎乗位だと女子が見えづらいし、バックは女子はまるで見えません。視覚効果によって、正常位が進化した理由は、女子がスケベになったからと言えなくないですか。
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正常位は最高の体位に進化する
日本のみならず万国、アダルト動画においてどこに射精するのかは重要です。おっぱいやお尻などのパーツにかける。顔にかける。中出しと、バリエーションはたっぷりあります。コスプレSEXで衣装にかけるとか、メガネっ子プレイでメガネにかけるとか、書けば書いただけ発射箇所はあるので止めますが、最初でも最後でも、正常位は男子にとって動きやすい体位です。
お尻にかけるのが大好きでバック好きならば良いけど、バックはそこ以外、発射場所への移動が難しいでしょ?騎乗位は男子の暴発を誘いますから、痴女中出しプレイならば良いけど、フィニッシュはフェラに移行していることもしばしばです。
正常位ならば、あらゆるパーツに一歩の移動でほぼ可能。みんな大好きな顔射だってAVほどわかりやすく動かなくても大丈夫です。
そう、正常位はとても便利な体位なのです。
AVと同じようなプレイを楽しみたい場合、男優並みにピストンすることは、割と難しいですが、顔射は簡単です。また正常位の場合、女子側の足の開き具合によって、挿入の深さも違ってきます。がっぽり開くと恥ずかしいというのもありますよね。股関節は柔らかい人が女子の場合多く、バレエダンサー並みの開脚しなくとも、それなりには開く人が多いので、深さの調整ができちゃう。男子も快感度合いが違うけど、女子だって深さでかなり違ってきますから、お互いに気持ちいいでしょう。
さらに筆者が「AV正常位」と読んでいる「体の離れた正常位」ですが、これがまた奥への誘いにバッチリ。逆にキスとか愛情行為に飢えている女子が好む、ノーマル正常位(二重遣いになっているなぁ笑)は、奥ではなくて先っちょと入り口の出し入れが気持ちいいわけです。カリの抜き差しが好きな男女は、こちらが好きなことでしょう。
このように快感ポイントの使い分けを可能とした、視覚確認をした正常位ですが、おざなりピストンだって可能です。キスしておっぱい弄りが男子には容易にできます。なので逆に、手を抜いている状況に陥りやすく、女子もあらゆる快感パターンを知ってしまったら「手を抜いているな」とわかってしまうわけです。
ピストンだって、前後だけでなく左右に動かしたり円を描くようにしたりとバリエーションは多数あります。「たてたてよこよこ、まる書いてチョン」というのはそのことです(笑)
手を抜けるし、最高に快感になり得る正常位。AVのように激しく体位をチェンジしなくても気持ちよさを得られるには最高でしょう。むしろ変に中途半端に体位を変える「AVの見過ぎSEX」をされるよりも、じっくり執拗に速度も変えたりして、膣を責められるほうが、イキやすくなります。男子には、クリ弄りもしやすいですよね、正常位は。無限の快楽世界が広がるからこそ「正常位」と名付けたのではないかと勘ぐったりしちゃうのです。
まとめ〜飽きる理由のほとんどは男子側にあり!?力強いピストンを覚えましょう!
ベッドがふかふかとかSEXにとっては負担の減っている世の中ですが、道路はコンクリートで、電車で立っているとか、革靴で歩いているとか、荷物が重いとか、現代のファッションとお仕事は、とにかく腰に負担を強いる状況にあります。
だからこそマッサージ店やカイロプラクティックがやたらと増加しています。SEXに至る際に、腰とか足首とかに弱点を抱えていると、いかにベッドが柔らかくても、筋力がない限りはスタミナ切れを起こします。なので、痴女にすべてを誘ってもらう風俗的プレイが流行っているのかもしれませんね。草食男子になったのではなく、楽をしたいだけということでしょう。
「手コキって確かに女の子はエロいから興奮するかもしれないけど、男子は楽しすぎ。彼氏がやたら好きな人だったときに、『私はお前の専門風俗嬢じゃない!』と怒ったことがあります(笑)」(ホステスのRさん)
やはり男子がココぞ!というところは力強さを発揮したほうが、SEXは自然に満足が得られる。これは自分だけでなく、女子だって同じことでしょう。たまに手コキフェラプレイをしてもらう甘えはアリとしてもです(笑)
どうしてもちゃんとした腹筋運動をしないとダメと考えがちな男子は多いですが、年齢を重ねたり、腰がリアルに悪かったりすると、あれは腰への負担が大きすぎるので、逆効果になりがちです。
ヘソに力を込めて、腹を凹ませることをするだけでも腹筋には大きな効果があります。また肩甲骨をくっつけながら、背筋を伸ばすだけで背筋への刺激が出て、これまた効果は絶大です。日常のちょっとしたタイミングでするだけで、かなり違ってきます。
弱い男子が多いと言われる昨今ですが、ただ真面目に一生懸命、苦しくピストンするのでは、いかにSEXといえどもつまらないし、飽きるのは当たり前です。ちょっとしたことを考えるだけで、AVのなかにいる男女のごとき快楽を得られる可能性があるわけです。
そして正常位をきちんとこなすだけでも、腹筋はもちろん背筋、さらには腕の筋肉にも刺激を与えます。「正常位」はただSEXするだけのプレイではありません。相手にも自分にも、絶大な刺激と快楽を与えてくれる体位なのです。
「正常位を侮るなかれ」
執筆=麻雅庵(https://twitter.com/an_asaga_otft)