SODアダルト学習帳【マジックミラー号】~祝25周年!!SODの命運を乗せて、走り続けてきました!!~

マジックミラー号はもはや、AV作品のフォーマットである!

「ネット番組の撮影なんですけど…ちょっとご協力お願いできませんか?」

街行く女の子にADが声を掛ける。戸惑いながらもマジックミラー号に乗車してしまう女の子。青空が描かれた壁紙と、車体側面に設計された異常に大きな車窓。中から外は見えるのに、外から中は見えない。異様な車内で、何故か服を脱いでしまう女の子たち…。

AVユーザーであれば上記のト書きで、具体的なイメージを思い浮かべることができるだろう。もはやナンパモノAVにおける一つのフォーマットである。ナンパ以外、画面に映る全ての要素が非日常的なはずなのに、我々AVユーザーの日常に溶け込んでいる。

25年で”国民的AV”にまで成長した、マジックミラー号について、元SOD社員が、ちょっとだけマニアックな視点からじっくりと解説していこう!

SOD社員において「マジックミラー号の運転」は、ステータス!?

まず、マジックミラー号は、小型トラック「三菱ふそう・キャンター(6代目)」を総額4,000万円以上の費用を投入して改造した移動スタジオである。2tトラックであるため運転するには「準中型自動車免許」が必要だ。(ちなみに平成29年3月11日までに免許取得していれば「普通自動車免許」でも運転できちゃう!)

AV撮影現場において、機材車や送迎車など車両運搬具は必要不可欠である。SODは出演者の送迎から大型車両の運転まで完璧にこなす、車両運搬の”エキスパート”を数人ほど抱えている。彼らは組織化から現在まで一度も交通事故を起こしていない、まさにSOD自慢のプロフェッショナル集団である。

SODの社内ルールではある程度の講習や試験をパスできれば、入社1年目の社員であっても社用車(営業車や機材車)の運転を許可される。しかしマジックミラー号において、SOD社員でも運転許可がおりる事はほぼない。現在、先述の「精鋭部隊」と「野本ダイトリ社長」のみがマジックミラー号の運転が許可されている。マジックミラー号はSOD社員にとって、もはや車両運搬といった備品ではなく社宝であるのだ。

しかし筆者がまだSOD社員で下っ端の現場ADを務めていた頃、たった一度だけマジックミラー号のコックピットに乗せてもらえた事がある。それはマジックミラー号ロケ現場のスタジオ撤収、いわゆる“ロケバラシ”を最後まで行った日のこと…。

思いのほかロケ時間が長引き、外部スタッフや監督の帰宅が困難となってしまった。仕方なく、先輩ADが運転する機材車にスタッフを乗せ、それぞれの自宅付近まで送り届けることが決定した。

先輩が機材車で出てしまった後も、下っ端ADの筆者はロケに使用したマジックミラー号へ機材や衣装、小道具を積み込んでスタジオ撤収を進める。撤収は完了したが乗ってきた機材車が出てしまい、帰社の足がない。そんな筆者を見かねたドライバーさんのご厚意で、特別に助手席へ乗せてもらい帰路へついた。

真っ暗で街灯だけが輝く夜道をドライバーさんと二人きり。マジックミラー号の助手席という特別感と、ふだん乗車している機材車よりも車高が高いせいか、見慣れた街の風景が少しだけ違って見えた。深夜テンションに身を任せ、ドライバーさんと社内恋愛の噂話を帰社するまで男子中学生のように語り明かした。筆者は退社した現在でもマジックミラー号へ乗った帰り道を、ふと思い出し感傷的な気分に浸ってしまう。

SODに入社しマジックミラー号ロケに参加した経験があるADは誰しも、こんなエモーショナルなエピソードのネタを一つ二つ胸にしまっているのだ。

マジックミラー号で脈々と受け継がれる”SODイズム”!

マジックミラー号の企画創成期、高橋がなりの下でまだ若手ADだった野本ダイトリ社長や現SOD副社長。ナンパ隊として難行苦行の日々を過ごし、泊りがけのロケであっても宿舎へは入れず、マジックミラー号車体の下へ潜り込み、一夜を明かしていたという。文字通り臥薪嘗胆な思いをしながら、様々な企画や素人娘を発掘し映像へ収めてきた。

それから20年以上の時が経った現在、景気やコンプライアンス問題など日本の情勢は刻々と変化を遂げている。AV業界は特に流行り廃りが顕著で、3カ月前に売れていた作品がセールで叩き売りに出されることも珍しくないため、SODはあの手この手と手法を変えながらAVを制作し続けてきた。

その中で、変わることのない人気を集めるマジックミラー号シリーズ。「全てのジャンルがやり尽くされた」と言われる現在のAV業界で、なにか新しさを取り込めないかと脳から血が滴り落ちるような試行錯誤を重ねている。

マジックミラー号を変えてしまわないためにも、SODは変わり続ける。そのイズムは、創設者である高橋がなりから流れ出て、野本ダイトリ社長を通して最前線のクリエイターへ脈々と受け継がれている。

今回は、そんな”SODイズム”がドクドクと流れているマジックミラー号作品を3作品ほど、ご紹介しましょう!

山こえ、海こえ、まさか”そんな”使い方!? マジックミラー号オススメ作品

出張マジックミラー号 大阪編 威勢のいい関西弁から一転!激ピスをすると「アカン!イってまう!」などとドエロい甘い言葉を連発!

マジックミラー号の出張先は、なんと大阪・通天閣の新世界! SNS時代の最中、まさか通天閣の真下にマジックミラー号が停車しているとは誰も思わなかったでしょう。出演している女の子も、”ホンマもんの関西弁女子”ばかり。監督とADの些細なこと(?)から始まった喧嘩が冒頭に収録されていたり、SODらしいワイワイとした雰囲気が楽しめる作品です!

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マジックミラー号 in ヨーロッパ 日本人好みの可愛くてうぶな欧州本物素人娘を7名厳選 メジャー級の生デカチンを何度もブチ込まれ、発情しまくり本気イキSP

ついにマジックミラー号は海外へ!ヨーロッパ美人たちをマジックミラー号へ次々と乗車させちゃいます。コロナ禍に陥る直前に撮影を敢行するというグッドタイミングで、なんともクールジャパンな一本です!

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パワーアップ!逆転マジックミラー号 「素人娘たちの大胆SEXを生で見たくないですか?」大人数に見られているとは知らずに激イキ姿を大胆に披露! パート2

マジックミラーの逆転現象を利用した、新しいマジックミラー号の使い方です。最近では本編よりも、この「逆転ミラー号」の方が好きなんてユーザー様もいらっしゃるのではないでしょうか!?ミラーが逆転した瞬間、素人娘たちが見せるドッキリ顔は必見です!

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マジックミラー号はまだまだ、走り続ける!

「地上20メートル空中ファック」という企画が大コケし、約9,000万円ともいわれる製作費が回収できなくなった。SODが倒産の危機を迎えたとき、起死回生の一手で誕生したのがマジックミラー号というのはAV好きの中では有名な話である。しかし、それから25年間もの間、SODだけではなくAV業界にカネの雨を降らせ続ける存在になることはだれも想像できなかったであろう。

1996年9月、マジックミラー号の初作品「爆走マジックミラー号がイク」が発売されてから、現在まで総走行距離は100万kmを超えている。老体ゆえに、廃車の噂が流れてしまったこともあった。

だが、ユーザー様がマジックミラー号を求める限り、この世界にスケベな男女が存在する限り、マジックミラー号は走ることを止めることはない。そう我がマジックミラー号は永遠に、不滅なのだ。