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AVに数多くリリースされている「洗脳・催眠」の根っこは昔の特撮系ドラマ!?
AVを作るにあたり、最初に考えることってなんでしょうか。エロいことというのは思いつきそうで、意外と思いつかない。というか直近のものをそのまま真似しそうになるはず。そのぐらいあまりエロについてなんて考えていないというのが現実でしょう。彼女ができたとしても、「どんなSEXしよう」よりも、「どのようにイチャイチャしよう」とかのほうがメインになっている人がほとんど。もちろん、セフレをマッチングアプリで見つけたとかは、違う話なのでご理解ください。
SEXに直結している風俗だと興奮できるけど、彼女だとダメという男子とか、浮気は激しいSEXしちゃうけど本名彼氏だとおとなしくなっちゃう女子とか。とにかく、そこまで人間って、スケベでエロに取り憑かれているわけじゃないのです。だから、AVを買うよりも簡単に手に入る、無料違法アップロードエロ動画を探しちゃう。ネット用の新たなるアップロードできない鍵でも発明しない限り、すっかりそちらがメインという悲しい現実。
ちなみにAVに限らず、商品化された映像媒体への視聴への鍵を激しくしてしまうと、余計にめんどうになり、なお買わなくなっちゃうという現実もあるので、新しい鍵を発明できない限りは、いたちごっこが続くことと思います。悲しい現実パート2。
ネガティブになってしまう話題は置いておいて、本題に戻ります。もしもあなたが、「AVを作ってください」と言われました。キャスティングも自由、テーマも自由となれば、どのようなものを作りますか?これって実は現在のAV制作サイドからすると、1番自由にならない部分なので、まさに妄想するしかない部分なのですが、それも悲しくなるから一旦、忘れましょう(笑)。
ここである種の作品がポンと飛び出してくる人たちがいると思います。それは子どもの頃に見ていたであろう昭和の特撮ドラマの記憶がある人たちです。現在も大好きというオタクとしてカテゴライズされている方々ではなく、子どもの頃に見ていたという人が良いです。妙にディティールにこだわるとややこしくなりますから。
なぜかそういうことを説明できるのかというと、私、麻雅庵自身が、「洗脳・催眠」パターンを好んでおり、今なお好きだからなのです!「ヰタ・セクスアリス」とはそういうものです。自慢にはならないけど(笑)。
確か幼稚園の時の「仮面ライダー」で、Wライダーが登場するスペシャルな回がありました。この時、1号ライダーは、「敵の偵察に行ってくる」と出かけて捕まってしまい、洗脳されて、2号ライダーと戦う展開になりました。これが子ども心にドキドキしまして(笑)。ちなみに旧1号ライダーのデザインが「桜島ライダー」と呼ばれるほどに、人気回として言われている地方ロケの回です。
この頃のライダーのドラマ展開として、女性レギュラー陣が、ショッカーに捕まり洗脳されてしまい、味方であるライダーを襲う回がちょくちょくあります。催眠とか、コントロールされるウイルスに侵されてしまい奴隷化するっていうセリフが出てきますね。
どこかで聞いたことありませんか?そうAVでよくある「洗脳・催眠」シリーズのセリフですね。洗脳って、実はAVができる前から人気があったってことなのです。NTRだってその一種ですから、人気が高いのは当たり前なのです。しかも子どもが観るドラマに含まれているわけですから、それがトラウマ的に残ってしまった少年たち。そのひとりが私(笑)。
AVの作中で、手がたくさん出てきて、女子の体中を触りまくるという描写の作品がありますが、これの元ネタは、1stルパン三世の第1話「ルパンは燃えているか」。捕まった峰不二子が、指先の形をした「こちょこちょ棒」で、全身を弄られるシーンです。子どもの場合、くすぐりごっことかの遊び的な目線でしょうけど、エロいことを知ってしまうと、ただのどエロシーンです(笑)。
ウルトラセブンは水辺で戦うシーンが多かったのですが、あの濡れてピタッとなっている肌質のセブンを見て、なぜかムラムラしてしまい、今ではすっかり「ウエット&メッシー」を好む変態的な性癖の持ち主になった人もいました。セブンに入っているスーツアクターさんが、とても立派なお尻の持ち主なので、それも理由にあるという噂があります。そのスーツアクターさんは、その後、スペクトルマンにも入っていて、やはり魅惑のお尻として有名でした(笑)。
大昔のAVでは、キスシーンに抵抗ある女優がいたのが理由と思うのですが、体のみを責める描写が多かった。なので、今よりも体への愛撫シーンは多かった気がします。フィニッシュに顔射精が当たり前になり、キスのNGがなくなってから、女優が顔射される描写や、嬉しそう(美味しそうか?)な笑顔でのフェラなど、顔とち●この同じフレームに入れるエロ描写がポピュラーになったので減ったような気がします。
他にも謎のキノコを食べてしまい、みんなキノコの化け物になってしまう映画「マタンゴ」とか、洗脳されていくドラマは大人向けにもありました。映画「バットマン」シリーズの出演者たちは、誰も彼も、主人公ですら、洗脳にとても近いので、ドキドキ感を味わえる映画ですね。そういう匂いをさせているハリウッド作品はまだまだいっぱいあります。
堕ちていく理由は、さまざまにあるのですが、なによりも、堕ちてからの展開がたまらないわけです。前述の仮面ライダーで、ライダー同士が戦っている間にも、かかっていないライダーは、「やめろ!」と言い続ける。しかし操られている側は聞く耳をもたずに攻撃を続ける……AVにあるなぁ。陵辱物の定番セリフなのがおわかりでしょう。
AVファンには、「そういう嘘くさい作品じゃなくて、ナチュラルなSEXとか、セクシー女優のリアルが見える系のSE X作品じゃないと興奮できない」という方が数多くいらっしゃいます。素人ナンパ系のリアリティが好きという方も同じカテゴリーに含まれます。しかしこれもまた、AVファンタジーに踊らされているわけですね。
夢中になってよだれまみれの舌がベロベロ絡み合うキスをしながらSEXする女子とか、弄られキスされるとすぐにノリノリなSEXを披露する女子など、キスで絡み合うよだれには発情する成分があるとでもいうようなプレイを、リアルと信じて興奮し、こういう女子が好きという人たちの本質は、洗脳・催眠的な要素を無意識に信じているタイプと言えます。
媚薬とかオモチャなどで弄ばれて弄っているうちに、感じてしまい果てしなく悶え続ける女子とかの、わかりやすいファンタジーを信じている方々。それがAVというものからはみ出したガチなのか、それとも決められたブックによって、最後の最後まで決まっているプレイなのか、どちらなのか。
これですが、意外とAVを撮影している人ですらわからないと言います。「どこかでスイッチが入ったと思う」と言う。女子にしかわからないのか……いや、女子も、「自分がなんであんなに激しくなったのかがわからない」という女優さんは多いのです。
AVファンとは、自覚していようがいまいが、「女子がおかしくなるのが好き」という人たちなのです。それでは、催眠にかかり、洗脳されたつもりで。「この原稿は面白い」と思いながらこの先をお読みくださいませ。面白くなりますから(笑)。
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洗脳の面白さとはドキドキ感だけなく、無自覚が目覚めているから!?
AV的なファンタジーと断言することができないのが催眠プレイです。なぜならば、テレビで観る催眠術でも、「かかる人とかからない人」がいるからです。かからない人は、幽霊や心霊などを全く信じることない人だそうな。この逆の信じているタイプは、高確率でかかりやすいようです。
一番かかりやすいのは、人の話を信じる人。性格がねじ曲がっているタイプは、催眠術にはかからないという感じでしょう(笑)。
ちなみにかかる気がなくても、そのように催眠を誘導してしまうものとして、「ストロボを使用した撮影」というのがあります。本来、ホリゾントを使うスタジオでのカメラ撮影の場合、被写体の周囲は真っ暗にします。シャッターとともに1秒以下のスピードでかなり強い光が浴びせられます。
これが絶妙に催眠術効果を与えるのです。シャッターを押しながら、同じタイミングでライトを浴びせ、その途中で、「歯を見せて笑って」と指示が与えられる。ストロボ撮影の最中は、モデルだけでなく、スタッフにもつられてしまう人が出てきます。これ麻雅庵は経験があります(笑)。
SEXする際に、「部屋の明かりを消して」と要求する女子がいますが、これ恥ずかしいだけでなく、SEXという行為に集中し、感じることへの暗示を自分にかけるためにする人がいるのです。もしくは無意識に選択している。そっちのほうが感じ方の大きい女子が多いのでしょう。ちなみに男子は射精のみでコントロールしていますから、目に見えたほうがわかりやすく勃起しますので、明るくていい、むしろ明るいほうがいい。エロい行為としてのSEX、エロい物体としての女子として見ているタイプが多いということです。脳で感じるタイプは、男子でも暗くして妖しく責めるのが好きな人がいますが、暗いほうが感じるし、相手も自分も興奮することを知っているのでしょう。女子脳的ともいいます。
人それぞれ違うとはいっても、女子には潜在的なエロが隠れていることが多いです。女子のほとんどはムッツリスケベという感じでしょうか。下ネタ大丈夫というか大好きな、エロ女子を標榜している人に限って、SEXは淡白な場合が多いのです。
そして、オナニーをしていない女子でも、「心のオナニー」をしている場合があるのです。それがこういう明かりを消したプレイをする時に爆発するのです。ここで男子が難しいところは、心のオナニーをたっぷりするタイプと、SEXという名の挿入だけが好きでオナニーはしないタイプがいるのですが、この両者、まったく見分けがつかないということ。
SEXになっても同じように悶えているように見えているはずです。シンプルかつ短期で激しいプレイをしたがるタイプが、後者のしないタイプというくらいしか判断がつけられないのでご了承ください。セクシー女優にもこれは言えることなのです。彼女たちはお仕事だから続けているというタイプが混ざっています。
あなた自身がAVを観ている時に、特別激しいことをしていないのに、「妙なエロさ」を感じる女優さんがいるとすれば、「心のオナニー」をAVのSEXで披露している女優さんと言えるのではないでしょうか。しかもあなたと相性もいいはず。
世間一般に受けるタイプの女優もいれば、微妙なエロスが受けるタイプの女優もいるということです。だからセクシー女優業だけは、ある程度続けてみないと、本来の意味で向き不向きがわからないのです。大昔のように、1、2年で止めてしまうことで、資質的な部分は全くわからなかったわけですが、それが逆に期間限定的な輝きを持っていた女優も多かったのです。
催眠系AVの話に戻しましょう。このタイプの作品は、女優さんの潜在的な、Mとは違う「責められ心」が開花しやすいです。それは本人も自覚していないことが多いし、他人の客観的な視点をでもなかなかわからない。もしも仮に女優さんに彼氏がいて、プライベートでもSEXしまくっているとしても、「責められ心」がAVとプライベートのどちらに発揮しているかもわからないのです。
これは、恋人とか夫婦だと、「気を遣うプレイ」が出てしまうからです。マッチングアプリ系のワンナイトとかセフレだとわかるかもしれない。そういう場合になると、自分本位プレイのS E Xをしているならばという条件付きですが。
意外と献身的な女子には難しいかも? 献身的SEXを無意識でも意識的にでも、してしまうタイプは、催眠系と同じプレイをしてしまっているわけです。
難しい難しいと、催眠効果に堕ちているかどうかを探れないとなると、あの系統のAVは典型的ファンタジーとなってしまい、「ガチじゃないなら観ません」とか言われそうだし、「この原稿を読む意味はない!」と言われそうなので、検証にいってみましょう。探っていくタイトルはこちらです。
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この作品は、観るからにエロの塊。観ただけで勃起してしまう勢いの美女・篠田ゆうちゃんが、「洗脳ドリンク」を飲んでしまい、エロ奴隷になってしまう内容です。ちょっとでも反応した人は、即買いしてください(笑)。
エロさが全開に匂うゆうちゃんですが、高飛車っぽい顔をしているのも確かです。彼女の性格がどうこうではなく見た目の話。こういうルックスこそAVユーザーが求めているわかりやすいタイプです。ゆうちゃん自身は、とてもあっけらかんとした女子ですがね。しかしながら、あの柔軟すぎる腰のくびれ。バックからハメてもベロキスがたっぷりできるわけです。「一度でいいからしてみたい」と思わせるセクシー女優です。
人妻である彼女が、洗脳ドリンクを飲んでしまい、性欲が止まらなくなります。オナニーしてイッても、さらに欲しくてたまらなくなる。そして肉棒で激しいピストンをされて、何度も激イキ昇天しても治らないで、何度も腰を振り続け、言いなりになってSEX Xしまくます。そして発情中のフェラでの舌の使い方のエロさは尋常じゃないほどの絶品エロ。思わず舐められた感覚になって果てそうです。
それでは、この作中に隠れつつも覗けてしまっているゆうちゃんの本質を探してみましょう。ゆうちゃんは、挿入時、体位によってカメラに映る表情に関して、パーフェクトに彼女の手中にあるような動きです。フェラでもアップになる場合、目線、音、舌の動きと、モザイクがあろうとなかろうと細かい動きを繰り返すことで、AVを観ている側に、「されたい!」と妄想させる要素が高い。AVとしてのプレイは本当に素晴らしい限りです。
その中に垣間見える本心的なプレイがあるとすれば、キスシーンではないでしょうか。今作は発情が先に起こりますので、フル勃起したち●こを観ると、即座に舐めたくなってしまい、プレイはそこからスタートします。なのでキスシーンが少ないのですが、ラスト絡みくらいに見せてくれます。
ゆうちゃんの場合、チロチロっと小さく細かいストロークを自分の口の中で繰り返すタイプ。相手の舌をまずは受け入れて、舌をち●こそのもののように愛撫する感じです。相手を受け入れてからメロメロにしちゃうのです。
これを見る限り、彼女の基本は受け身です。責められつつプレイするとか、相手に押し倒されるとか。痴女系作品にも多数出ているゆうちゃんですが、「受け身な痴女」なのです。つまり男が発情するように、目線とか手のアクションとかで、じっくりゆっくり誘惑するのです。彼女の手は本当に止まりませんよ。弄られたら鳥肌は、SEXが終わるまで治らないかもしれません(笑)。
台本的に用意されているプレイは、前述のように「フェラからスタートするプレイ」なのでしょう。そのほうが発情をわかりやすく画面に披露できます。挿入やオモチャ責めされると、腰の動きだけで感じていることを表現しています。その最中における緩急の「緩」に該当するのがキスであり、自分としては一番気持ちいいプレイというわけです。しかも見た目も含めて、相手を気持ちよくするキスをしていますから、ゆうちゃんは、まさに「男を勃てる」タイプのSEXプレイヤーといえるでしょう。
その中でのゆうちゃんが享受している快楽は、「舌先の粘膜接触」。キスとかフェラを見ていればわかるのですが、この最中は、無理して舌を伸ばしたりせずに、舌や亀頭に密着させて、細かく動かしています。これこそが、「ゆうちゃん自身の快楽プレイ」なのでしょう。催眠プレイによって激しく酔いしれ悶えるプレイが続きますが、何度か書いている「献身的SEX」こそ、台本から飛び出た篠田ゆうの本質的なエロなのです。
逆に台本がガッチリと存在し、過剰なプレイを披露する洗脳系だからこそ、セクシー女優さんの本質的なエロい部分が炙り出されていくのです。
演劇的だからこそ、女優の本質的なエロさが過剰にクローズアップされていく!?
セクシー女優業界において、「女優である」と断言できる女子のひとりである古川いおりちゃん。演技力はデビューの頃から評判がよく、ドラマ系はもう興奮の坩堝にさせちゃうし、ドキュメントでもその表情や動きが、もの凄い演劇的で興奮度が高いです。リアルなのか演技なのかという、さもしい見解など関係なし。そういう見方しかできない人たちの、はるか斜め上をいくプレイのリアルさと存在感は、AVをリアルにAVたらしめる存在です。
そんな彼女の洗脳ドラマは、もうパッケージだけでひと抜きできちゃうクオリティです。ドラマらしいドラマなので、洗脳に落ちるシーンの描写はとてもわかりやすくマンガ的です。カラコンを使ったり、洗脳されてしまい、急にヘラヘラと笑う変態的な雰囲気を見せることで、催眠シーンを展開させます。
ここが分かれ目なのですが、AVファンでも、楽しめる派としらける派に枝分かれします。そんなこと関係なく観続けてください。とにかくいおりちゃんの変身シーンは、どこか狂気的で脳の奥がヒリヒリする発情をするはず。
理由としては、いおりちゃんがとても美形だからというのは大きいと思います。その顔立ちがあってこそ、性奴隷になってしまからの彼女の姿やプレイが引き立つわけです。
ハイレグ姿がエロいとか、シンプルなエロさとか、彼女はヘアが濃いから、コミカルに感じてしまう格好を披露しますが、いおりちゃんの表情がプラスされることで、変態的エロの方向にグッとシフトされます。いおりちゃんのファンはもちろん、知らない人でもグッとくること間違いなしです。
お嬢様的な美女がハイレグ姿になり、自ら股間をめくり、ヘアをはみ出させ、アソコを見せたりしながら、夢中でSEXする。洗脳ドラマはいくつかあるのですが、いおりちゃんほどハマりにハマっている女優はいないのではないでしょうか。
さらに引き立つ理由は、高飛車が奴隷に豹変するのがポイントです。その前段階の演技が抜群に、上から目線のいやな女っぷりを見せてくれるのです。人妻だったり、弁護士だったり産業スパイだったりと、キャラクターはいろいろですが、洗脳ドラマだからといって、それら全てが同じになっていないのです。
セクシー女優は、女優という肩書きはあれど、セリフ回しの練習とか、声を出すためのボイトレとか、演技のワークショップとかをやっていない人がほとんどです。それでもAVという特性があるし、何よりもSEXがスタートすると、セリフよりも雰囲気重視という製作手法が女優という本質的な資質を望まない。それなので、いわゆる世間が思っている「俳優・女優」といえるタイプは少ないです。むしろノンストップの表現を含めて、どこか歌手に近いといえるのがセクシー女優なのです。
そんなセクシー女優界隈において、古川いおりちゃんは、完全なる「女優」です。監督から要求されているところにちゃんと役を落としていきます。セリフはもちろん、役柄とシチュエーションが変われば、別の女というくらいに雰囲気が違っています。人妻、女教師とか紋切り型なタイプもあれば、とてつもなく変な設定の、変な女なんてもの登場するのがAVです。だから女優さんが困惑したりするものが意外と多いのですが、そこがいおりちゃんの場合、ちゃんと別人になっているのです。ほぼ同じ古川いおりは登場しません。
俳優というと、目立ってなんぼようなイメージですが、本来は「監督や演出家の意図通りに動く」というのが最大のポイント。だからこそ、映画はもちろんCMやバラエティによって、別人のような感じをさせる人が多い。これは男女問わずです。女優さんの場合、キャラクターを作って、そこに寄せているタイプもいますから、本当の彼女がどれなのかなんてわからないのです。いおりちゃんは、まさにこのタイプ。
AVの見方として、「女優ありき」な人は目立っています。なにせコロナ禍前は、「セクシーアイドル」というジャンルとして語れるような活動をしている人がたくさんいましたから、その活動に応じたファンがいた感じ。AVを観ないファンもたくさんいたようです。
その逆の見方をするタイプこそが本質的なAVユーザーといえるでしょう。女優さん個人にポイントを置かず、その作品での卑猥さ、自分の趣味と内容かどうか、そういう部分に眼目において購入している人です。こういう人は、ぜひ古川いおりちゃん作品を観ていただきたいです。
洗脳系も抜群ですが、それ以外でもパーフェクトです。たぶん、素人ナンパ系のドラマをさせても、、「女子大生」でも「人妻」でも、年齢問わずに、設定されたキャラクターで登場してきます。しかもSEXすらキャラクターに合わせたプレイを見せてくれるので、愛撫の段階からプレイが違います。
洗脳AVを楽しもうと思って観ていたら、古川いおりに洗脳されちゃったと感じる人はたくさんいると思います。むしろ洗脳されちゃってお楽しみください。
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洗脳とは違う。「キャラ変」するセクシー女優に酔いしれる!?
洗脳シリーズは、AVでは特殊なジャンルとして人気を博していると思われていることでしょう。人気があるとしても、AVとしては亜流であるという認識の人がいます。また、変に捻った内容ではない、ごく普通のSEXを観たいというA Vファンは多いでしょう。
しかしながら、ほとんどのAVの登場人物は、洗脳されているのです(断言)。
セクシー女優たちは、決められた設定を読み込み、そのキャラクターに成り切って作品内のスケベな女子になります。これって、演技というカテゴリーで考えられているのですが、SEXに関しては、設定だけの上っ面な変身では通じないのです。
言葉は悪いですが、「自ら洗脳されていく」感じです。自己暗示をかけるわけです。女子のSEXって、自己暗示をかけることが意外とあるらしいです。イッてないし感じてないけれど、「感じている自分」としてプレイに挑む。そうでないとやってられないプレイもあるとのこと。それが彼氏だろうがなんだろうが(笑)。男子は反省するべきポイントかな?
そういう意味でも職業として「見せるSEX」を行うセクシー女優さんは、いちいち自分の中にこのキャラはいないけど、どうしようかと悩んでしまうと、自己崩壊を起こしかねないのです。
普通の俳優・女優は、ドラマごとに役を入れていくそうですが、リハーサルから本番まで、時間をかけて撮影されます。だから役を引きずらないようにしているわけですが、それができずに、終わった後も引きずってしまうと、壊れてしまうそうな。それこそ狂気を含んだキャラを演じてしまうと、その世界に持ってかれてしまうそうです。また破天荒なキャラとして世間から認識されたことから、私生活もそのまま狂気を演じていた俳優・女優は、昭和にはたくさんいました。
これとは微妙に違う理由ですが、共演者同士の結婚が多いのは、撮影中に恋人同士の役柄を与えられると、休憩時間などもずっと一緒にいて役作りをしていることが多いそうです。なのでそれでラブシーンなりを続けているうちに、どこからがリアルの好きかわからなくなって、恋愛に堕ちるそうです。
こんな感じでセクシー女優さんがSEXで引きずってしまうと、まさに壊れてしまう。「洗脳」とか「催眠」というワードを自分にかけることによって、セクシー女優は精神崩壊を免れている場合があるということです。たまに世の中全員を誘惑してしまう「ナチュラルな悪女」もいますから、全員が洗脳・催眠をかけているとは言い切れないですがね(笑)。
この本人のキャラとは違う設定の作品が、意外と人気が出たりします。セクシー女優さんのファンというよりも、そういうキャラが好きとか、狂気を感じるAVに興奮するというパターンでしょう。「洗脳」とタイトルに入っていなくても、監督が望むキャラとして、女優のポテンシャルを大いに発揮して、自己暗示をかけ成り切る。そしてAVユーザーのみなさんを誘惑する。これこそがセクシー女優という職業の本質的な要素かもしれません。
AV撮影やヌード撮影では、スタッフたちが、「お姫様扱い」をすることがほとんどというのは、メインである女優が、途中で催眠状態から抜けてしまい、「我に返る」ことが無いようにしているのかもしれないですね。
まとめ〜「洗脳」された姿は美しくエロいのです!!
女子は、「自分は可愛い」という自己暗示にかかっている時が一番可愛いです。自分だけでなく、主観・客観を含めて、「見ている人たちが素敵と思ってくれる女子」に成り切っている状況が一番可愛いと思います。
あざと可愛い女子とは、相手からどのように可愛く見られるかがポイント。またアイドルや女優、セクシー女優というのは、「誰か(ファンだったりスタッフだったり)のために尽くしている女子」状態です。だからこそせつないし、可愛く見えるし、セクシーに見える。それを大きなレンズで通して、わかりやすく拡大して見せているのが、AV。さらに細かい部分をクローズアップしているのが、「洗脳・催眠」系タイトルとなります。
従順に自分に尽くしてくれる女。望んだことを全てしてくれる女。これは男子にとっての夢でしょう。彼女がSEXで、「いいよ」と言ってくれると興奮するのが同じ効果です。これって対価を払っている風俗嬢ですら言われると嬉しいですからね。「いいよ」のマジックを知っている女子は強いです。
それが本当にかかっているのか、ドラマの設定なのかを探るのは無粋というもの。女子はそのようになっているわけだから、それにそのまま身を委ねるのが一番気持ちいいのです。「洗脳・催眠」シリーズにおける男優たち。どこか薄ら笑いを浮かべながらのSEXです。自分が優位になっていることや、思う通りのSEXを強要しても許される世界にいるからこそ、自然に笑みがこぼれてしまうのです。
今の世界は、コンプライアンスがかなり強要されていて、むしろがんじがらめ状況です。だからこそ、「洗脳された女」と楽しく変態なプレイをするAVが受けるのです。今の困窮した世界にピタリとハマるのが、このシリーズ。そして、AVが作り出している世界観なのです。
まずはあなたも「洗脳・催眠」の世界に身を委ね、痴女だったり変態女子になった可愛い女の子たちの姿を思いっきりご堪能ください。AVとは、作る側も観る側も、集団催眠にかかった状態といえます。あぶないドキドキで、あり得ないはずの背徳世界を味わえる素晴らしい世界への扉なのです。
ちょっとホラーチックなエンディングですが、エロとホラーは根っこが同じなので良しとしましょう。どちらもひんやりするけれど、心の中はドキドキが収まらないほどに興奮していますからね、ヒヒヒ(笑)。
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