サブスクとAVの親和性を上げるには〜DVD販売とチャプター配信販売を別に考えてみると新しい世界がAVにある!?

VHSによって育てられたAV視聴の習慣〜早送りとチャプター選択は大きく違うのです。

AVを観るという話が出る際、DVDに記録メディアが変わった頃から言われ続けているのが、「AVは長すぎる」問題です。それまではVHSの特性と画質のちょうどいいラインは60分だったわけです。テレビドラマを録画する際にちょうどいいとか。

 

もちろんその頃には2時間ドラマとか全盛時ですから、どのように対応していたかといえば、3倍速録画という画質がガクッと落ちる方法を使用して記録されていました。懐かしいと思った世代にとってはAV黎明期の話題と合致するはず。それぐらい、家電製品とAVには親和性が高かったわけです。

 

ドラマがCM込みで約50分というフォーマットがAVにそのまま使用されていました。なので60分が当たり前。ベスト盤のような作品だと120分とかあったのですが、もちろん画質が落ちるとか、耐久性にかけるとか、いろいろな問題を含んでいたメディアでしたね。

 

そんな状況が、DVDの出現により、120分がベースとなって登場します。それこそ初期の頃には、「もうひとつのおまけカメラチャプター」があったりしました。これ、広報さんとかが現場にいって、他のカメラに映り込まないように撮影した代物だったりして、とてもAVとはいえないものばかりでした(笑)。とにかくDVDであらゆることができるために、チャレンジしようとするメーカーたち。エンディングを複数作るとか、ゲームっぽいものもありましたね。チョイスによって変わってくる。

でもAVを観る人たちは、ほぼ「オールプレイ」を躊躇なく選択し、オナニーに勤しんでいたわけです。メイキングが入っているバージョンもありましたね。これは女優さんの素顔が見れるからと、好評だったようです。ただし当時の女優さんは、カメラがオフになったら楽屋に引きこもりたい人が多く、写真ならば一瞬の我慢でごまかせるけれど、動画になるとある程度の時間、付き合わないといけないので、大不評でしたね。

 

いろいろと各メーカーが知恵を出し合い、DVDの収録時間に対応することを検討し、実験にも等しい内容を作ったりした結果、「オールプレイでチャプターごとにちゃんと分かれていれば良い」という結論に達しました。ゲーム系の動きとAVはちょっと仲良くなれなかったようですし。オナニーしたいのにクリアできないと肝心のシーンへいけないからです。

 

VHSは実のところ、よく引き合いに出されるLPレコードよりも融通がききません。LPは盤面に溝が彫られており、そこにレコード針を乗せることで音を発生させるもの。1曲目から順番に動きますが、自分勝手に好きな楽曲のところから乗せて再生することは可能です。VHSは、真ん中すぎくらいに観たいシーンがあったとしても、そこまで早送りをリアルにしないと到達しません。

なのでよく、ビデオデッキを再生すると、「ちょうど射精したであろうシーン」で止まっていて、勝手に動かした人たち大爆笑なんて展開があったのです。ちなみにDVDも取り出さないでプレイヤーの中にそのまま放置すると、同じことになりますね。恥のかき方はメディアが変わっても同じだったわけです(笑)。

 

VHSだって、内容的にはチャプターに分かれてはいるのですが、一気に飛ばせないので、概念として映画と同じだったわけで音楽とは方法や概念が違っていたわけです。CDは曲ごとに任意の位置に飛ばせたので、LPと同じでしたから。アナログかデジタルかの違い。

 

AVが、ドラマのように最初から最後まで順番にみましょうという概念が定着しているのは、この記録メディアによるところが大きいわけです。これがDVDへの転換によって、崩れていったのは皮肉でした。画質が向上したのに、「ほとんどのシーンを観ないで飛ばす」という、作品としてのAVではなくて、オナニーに特化した視聴層が現れたのです。

さらにいうと、同じ早送りでも、VHSの場合、任意のシーンで止めることが楽にできます。ところがデジタルで進めていくDVDの場合、任意シーンを見つけて止めると、もっと先のほうに進んでしまう。つまり観たいシーンからスタートさせることが早送りでは難しかったわけです。その代わりにPCのソフト(当時はアプリとは言わなかったねぇ笑)で試聴すると、タイムバーがついているので、それをマウスで送るという感じ。これだと何とかなる。お互いの互換性の悪さで固まることもありましたね。

 

さらにはチャプターの充実というのもあります。そこまでのシーンはいらないけれど、この絡みが最高という感じの視聴方法になったわけです。120分以上の長さで、あらゆるパターンの絡みがたっぷりあるというのに、観るのは特定のチャプターだけなんて、矛盾としか言いようがないAV視聴が定着していったのです。もしくはマニアとして、とても忍耐強い人が育っていった。今のAVファンの方々が、妙に耐久力があるのは、こういうことも理由の一端になっているかもしれません。まぁ時代性のほうが圧倒的に強いのですが(笑)。

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オーバー40世代にとっての「アルバム」という価値観がAVにも浸透していた!?

先ほど、CDを例に上げていましたが、音楽視聴の習慣の変化が起こっています。それは自分の好きな楽曲を、アーティストの区別なく聴くという感じ。ipod以降の世代には顕著ですね。その前の世代はというと、CD=アルバムという概念があります。これはビートルズ以降に洋楽から起こった流れといえるでしょう。

 

シングル楽曲を中心に構成されていた音楽シーンにおいて、「アルバム」というのは、たくさん楽曲の入ったお得な盤がLPのことだったのですが、「コンセプトアルバム」という、芸術的な側面を持ったロックが台頭します。よく考えれば、クラシックは楽章ごとに造られているわけですから、ロックが真似をするのは当たり前のことだったのです。

 

1曲目から最後の曲までが、「理由があって」配置されたLP。映画のように「頭からお尻まで、作品をちゃんと聴く」という概念は、オーバー40世代には定着します。若干のズレがありますが、映画もヌーヴェルヴァーグなどの動きから、芸術性を高めた時期でもあります。それらの影響をもろに受けているのが、初期AVを作っている人たちおよび観ている人たちとなります。

 

だからこそ、60分の中にいかにドラマを収め、主義を隠し入れて、エロを展開するかに腐心しまくったし、そこから何かを紐解こうとしたライターなんかが登場します。実のところ、ロックだって、ちゃんと概念が設定されたアルバムなんて、むしろ珍しい部類に入るわけで、リアルなところでは、「こんか感じじゃない?」くらいのことでしかなかった。

しかしながら、ロックが行き着いた東洋の島国・ジャパンでは、アートの概念が強く刻み込まれている人が多く育ったわけです。自分たちで解釈したってことかな? 映画もロックも、テレビすら、自分の理念を隠しつつ展開させるのが人気となります。その後にバブル期が到来して、お金まみれになるわけですが、刻み込まれたアートの香りを捨て去ることができない世代が、AVに夢見ていたのは、「頭の先からお尻まで、その作り手なりのエロスが展開される作品」という感じ。

 

ドキュメントチックで、「これ抜けるか?」みたいなAVが多かったのもうなずけます。これらのAVを裏切らない層があるため、DVDにメディアが変わったところで、概念的なものは変わらないわけです。出演している女優たちの思考性が変わっていったとしても、映し出すのはスタッフですから、極端な変化が起こらなかった。

 

そこから大変化を遂げるのは、回線速度のアップ、デバイスのメモリ容量の倍加など、配信ストリーミングのストレスがなくなった昨今ということになるわけです。

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AVの見方が変わっていく……AVの味方が味方ではなくなるダジャレではすまない!?

一時期、芸人であるケンドーコバヤシ氏を中心として、AVについて熱く語るのが、「男として正統派である」というネタが地上波テレビで流行しました。「マジックミラー号」というワードだったり、TENGAというワードだったり、「俺はオナニーをしているぞ」ということを声高に芸人が語る。恥ずかしいと考えることこそ恥ずかしいのだ的な発想ですね。

 

その時点でわかってしまった事実があります。AVとは、観る人は本当に細かくのめり込んで観る。観ない人は全く観ないけど、そういう好事家がそばにいると、「おすすめAVを観る」という感じになっているということでした。

 

好事家は、女優のプレイについてだったり、作品の流れだったり、それこそ気がつくかどうかわからないような微妙なプレイを掘り出すことが大好きでしたので、AVの味方になるには、「細かい見方をすること」とかが重要とされました。

「作品を最初から最後まで通しで観て、射精するに値するシーンを探り、さらに何度も観て、女優の細かい癖をあぶり出す」。AVにここまでの概念を運んできた好事家たち。その頃のAVは、サイン会イベントが秋葉原を中心に多数開催されるようになってきた時で、細かく作品について語るような風潮は消えていましたから、新しい概念といっても過言ではなかったわけです。

 

セクシー女優の誰々が好きということより、全体的なAVという世界が大好きという概念でしょう。作品だって細かく観るには、DVDを購入して何度もコマ送りで送り、確認していくことが必要ですから、購入している層なわけです。大事なお客様ってことですね。

 

どのエンタメでも同じなのですが、当たったものがあれば丸パクリするのは当たり前というビジネス的な発想があります。これは事業として継続するわけだし、経済活動と考えれば、当たり前のアイデアです。好事家たちは、これをもっとも嫌うわけです。

しかも細かく観ているので、どの作品から、どこのシーンをパクったとかチェックできてしまう。AVに関していえば、「このシーンを丸ごと」どころか、「この作品を丸々パクってください」的な発注がありますので、たくさんAVをチェックしている好事家からすると、すぐにわかってしまいます。たまにしか買わない人だったらわからないだろうし、レンタル時代だったら、「あ、この前のに似ているな」ぐらいですんだはずの事例が、レビュー内において大騒ぎとなります。

 

もちろんwebサイト運営側に削ることの権利はありますし、営業妨害になりかねないことは外しますから、消えていくのですが、いわゆるいたちごっこな状況を生み出してしまいます。なぜならば、好事家は、AVを愛しているから起こるわけです。「愛するAVがこのままではヤバいことになってしまう!」という非常ベルとして感じるのでしょう。

 

売る側と観る側が、概念的に一致した場合、問題は起こらずリスペクトな関係性を持つ最高の関係性になりますが、これが真逆のベクトルを差してしまうともうアウト。作品が出れば出るほど、好事家の怒りを買ってしまう。好事家が騒ぐのとは関係なく作品が売れたりすれば、「あのレビューを書く連中はいらないな」となる制作サイドの考え。これはもう平行線です。

批評が適切に行われないメディアは、健全とはいえませんが、webに無記名で書き込めるという匿名性が中心になってしまっている現在においては、それは批評とはいえないのです。作り手と売る側と観る側の三者が、微妙なバランスにいる時こそ、一番メディアは健全なのですが、売れない時代にはそういうことは言ってられません。AVは「売るために作る」エンタメであって、いわゆる現代における芸術ではないわけです。

 

細かい部分を観て、面白さを指摘する時代は、AVにとってはとても健全でした。しかしながら、パクリ部分だけを怒るのの健全とはいえない。なぜならば、丸パクリしたとしても、女優が違うだけで違うものとなるのがAVの妙なところです。だから大ヒット作品をパクっても、実のところ大ヒットにつながるわけじゃない。柳の下にどじょうはいないジャンルなのです。

 

DVD盤面で売れることのほうが、業界的には安定しているし利益も高いのですが、それをカバーする配信が出てきました。これが好事家的な見方とは違う方が楽しめるものだった。ここらあたりから、AV業界とAVマニアの蜜月が終わったような気がするのです。

 

そしてAVのメイン層は、今までとは違う嗜好で観るタイプが登場します。その層と配信ストリーミングがとてもシンクロしていることこそ、AV新時代を考えることになるわけです。

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短いのがいいのではなくて、内容を集約させることが重要なのです!

AVはDVDという記録メディアによって、120分をベースしています。これはVHSから変わった時に、DVDのほうが便利でお得ということを知らしめるために構築されたわけです。ちなみにVHS用に編集し直して、時間を短縮している映画があるぐらいに影響は大きかったのです。

 

お得感というマジックが消えかけてきたのが、DVDが進化しなくなった昨今といえるでしょう。ブルーレイディスクはDVDよりも画質が綺麗(ハイビジョン映像対応※DVDはハイビジョン映像非対応)なのですが、綺麗さを売りにしても飛びつく人などマニアでもごくわずかでした。アニメファンは、「テレビと同じ画質」ということでブルーレイディスクを採用していましたけど、そのぐらい。最近、4Kとか8K対応「デジタルリマスター映像」作品が出てきましたけど、映し出されるテレビ側がとても重要だったことがわかりますね。ブルーレイディスクのAVを、4K対応テレビで観ると感動するほど綺麗ですよ。

 

AVはさすがに画質で観ているわけではない。SEXの回数……それもまたいろいろな解釈があります。「ノンストップ絡み」を謳い文句にしていた作品がありましたけど、言ってしまえば無駄なシーンもたくさんあるSEXです。ドキュメントにだって演出はありますから、そういう部分が肉付けされていないSEXは、むしろ無機質で楽しめませんでしたね。

女優の好みは当たり前として、他にどのような部分を無意識にチェックしているのかというと、やはり、「性的趣味に合致するシーン」でしょう。それが顔射な人もいれば、着衣プレイで破いたパンストの隙間から肉棒を挿し入れるシーンがいいという人もいます。それぞれにあるからこそ、「エロシーンがきちんと集約されている」とファンは大いに喜ぶし、何度もリピートすることになります。

 

マニアは、「絶対にこのシーン」じゃないとダメですが、普通のエロ好きや、「今オナニーがしたい」なんて人は、これらのシーンがてんこ盛りになっているのが一番嬉しいはず。それがサンプル動画だったりする。これを観て買うのではなくて、これで満足してしまう人が発生することになってしまいました。

 

もともと映画でも、「予告篇のほうが面白い」という人がいます。編集する人の趣味もありますが、それ以上に面白いと思ったシーンをギュッと集約しているわけですから、面白くならないわけがない。観せてしまうとオチがバレてしまうという部分以外は、ガッツリ使っていいらしく、センスが良い人が編集すると本当に面白そうになります。本編を観てガッカリなんてこと、多いですよね。

またスマホが定着したことによる、女子のサンプル動画好きが出てきました。手軽だしアプリを入れなくても今どきスムーズだし。買うまで至らないけれど非合法のAVなんかを観る気はないということだと思います。そういうタイプが男子にも出てきたのでしょう。

 

AVとは、ひとりの女子が、陵辱されているうちに変貌する、というような過程を経ていることに興奮する。これがAVファン醍醐味だったのですが、サンプル動画好きにとっては、そのものズバリなシーンがあればいいことになるのです。

 

ということは、最近のAVに必要なことは、サンプル並みにエロシーンを集約させることになるわけです。絡みもただただSEXしているだけではダメ。キスは執拗じゃなければダメだし、挿入シーンをねちっこくするとかアイデアはあるでしょう。10年くらい前のように、ハメしろを何度も挿入したから興奮するわけではなくなってしまった。顔が同じ位置にないと興奮できないという人が増えているわけです。

 

これらの性癖は、AVが作り出したものなわけで、自分で自分の首を締めている状況だといえます。AVがいかに面白いかを啓蒙しているうちに、観ている側が進化を遂げてしまったといえるでしょう。

なのでドラマAVだとしても、じっくりとシチュエーションとか性格を説明するのではダメです。ちなみにテレビドラマでもここをゆっくり説明するのはNGになっていますね。視聴者が面白いと思う前に飽きてしまうからです。

 

ひと目見ただけで、「この人は看護師だな」とか、「この人はウエディングプランナーだな」とか、わからないとダメ。しかも本物と同じにしてしまうと、エロさが滲み出なかったりしますから、デフォルメをすることも肝要です。そのシーンが冒頭になくてもパッケージでできていれば、AVは成功です。観たくなったり、何なら買いたくなりますから。

 

そのようにパケの仕事、絡みの仕事、絡み前のシチュエーションの仕事を、ギュッと集約して構築すると、どのシーンにもドキドキがあって成功といえます。絡みでも途中にくる山場を何度も積み上げられているものが人気があります。オモチャを使ってイカせ、指責めで潮吹き、挿入で潮吹きなどなど。名場面を散りばめ、山場をたくさん作ることでエンドに興奮のピークに持っていく。最近の優れたAVはこのあたりがよくできているのです。

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AV業界への提案・チャプター販売が可能なAVを作っていきませんか?

サブスクがAVを救うかという原稿を以前に書いたことがあるのですが、音楽と全く違う部分があるのが気になるところです。それは、AVが分割して販売されないことにあります。

アルバムの話をしましたけど、例えばCDを盤面ではなくてダウンロードなどの電子版で購入しようとすると、好きな楽曲だけを購入する小分け販売がされています。先ほど書いたように、アーティストを自認しているタイプからすると、「人の作品をバラバラにするな」と怒りだしそうですが、CD自体がそういうメディアになっているので致し方ないとことでしょう。

 

これをAVに当てはめるとするならば、チャプターで小分けにするということになります。早送り用に分割点を細かく設定しているAVは多いのですが、YouTube慣れしている最近の人たちは、ちょっとでも停滞する状況になると、10秒か60秒の単位でどんどん先に送ります。最近定着してきた感じの、動画配信アプリでもフォーマットされていますので、使うのが当たり前になってきました。AVなんてどんどん送っていく人が多い。スライドバーで送るとシーン代わりしてしまうので、ちょっとAV向きではないですし。

スライドバーも上手に使えるようにするには、映像の時間が短いほうが、微妙な送り戻しができるわけです。そのためにはAVを小分けしたチャプターくらいの総尺がいい。しかしながら、それを合体するとちゃんとした1本の筋に観れることは大事なのでお忘れなく。つまり短く切っても長く観ても、ちゃんと観えるレベルの撮影編集をしなければならないということになるでしょう。

 

SEXって、何分何秒と決められているわけではないので難しいと思いますが、男優さん曰く、「射精OKがカンペなどで指示されると、即出しできるんですよ。優秀なセクシー男優は、誰もが早漏です。すぐに射精したい人ばかり(笑)」と言ってました。よくフェラ撮影もので、「出る!」と騒ぎつつもなかなか射精しない人がいますが、あの人は優秀じゃないってことです。しかも精液の量が少なかったりすると、「AVのフィニッシュとして最低」と言われかねません。好事家の餌食になってレビューでボロカス書かれてしまうかも……?

 

これで考えると、ちゃんと計算しておけば短い尺を細かく作ることは、現場でコントロール可能ということになりますね。少なくとも男優は対応できるわけです。対応できない男優は……それこそ消えていくと思いますが、難しい部分もあります。AVにおいてセクシー女優が飽和状態であると叫ばれていますが、男優は実は増えていない。新しい人が入ってくるのが少ないということは、なんと20年以上前から言われているのです。

 

つまり男優はスタッフ側であり、より親和性を高め、その中でスキルをアップしないとダメというハードさを要求されます。しかも容姿端麗で美ボディでないと許されなくなってきました。吉村卓さんは、例外で得難いキャラなので大丈夫です(笑)。そういう意味でもAVという作品から考えると、女優よりも実のところ男優がとても重要なのです。

売れる売れないは、女優にかかっていると思いますが、作品を継続して購入させるには男優のコントロール技術が大変に重要となっているのです。

 

このようにチャプターでも完結して、長い作品としても完結させていく。ドラマの作り方が変わってくるでしょうし、ドキュメンタリー系の場合は、どういう風に対応させるかなど、問題はたくさん出てきます。監督によっては、「私のAVは千切らせない!」と、チャプターレスな作品を作り出すかもしれません。それで売れたらそれこそ監督の勝ちなわけです。

 

もちろんSEXを中心に観ているだけではないという人もいるのがAVです。着衣の乱れを観て興奮し、絡みはおまけでしかないなんて変態だっていることでしょう。なのでフェチに対応する作品だって作らないといけないわけです。なにせTikTokやInstagramの、エロフェチ画像に負けてしまっていることも多いAVの現状ですから。

 

フェチに関しては、研究しても趣味性がない限りは難しいですから、そういうものをちゃんと理解して、なおかつAVとして構成を作れる人がいたら、新たなビジネスチャンスになることでしょう。全体の構成や撮影をプロたちにまかせつつ、ちゃんとコントロールできる人という、とてもハードなスキルを問われてしまうんですが。どこかにいないのかね?

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まとめ〜フィジカルとサブスク、どちらもAVとの親和性をさらに追求すべし!?

DVDをそのまま配信に回したとして、ダウンロードでそのままを受け入れるファンからすれば別に同じことでした。DVDを買った人がHDDに取り込んで、盤面を捨てるなんて話も聞きますから。

 

ところがサブスクとなるとまた意味が違ってきます。いつでも大量なAVを視聴できるけれど、しなくても良いわけだし、たくさんの作品があったとしても検索するにはワードを知らないといけないわけで、ピンポイントに特定の作品を取り出すのは難しいでしょう。

 

これらを同居する人って少ないでしょうね。AVを普通に受け入れるか、自分の観たいような状況にして受け入れるかということになります。HDDに保存している人で、自分用編集をやっている人も絶対にいるでしょうし。注意点だけ念のために書いておきます。個人用はOKですが外に出したら、取り込んでいることも含めてアウトなのをお忘れなく。

 

最近は回線速度も速くなったし、Wi-Fi環境を持っている人も多くなったので、ストリーミングを使用する人も増えています。パケ放題系じゃないととんでもないことになりましたからね。またVRも以前は絶対にダウンロードだったのが、回線の安定とともにストリーミングに対応できるようになりました。もの凄く重かったデータがかなり改善されてきたこともあります。

AVとは、見方が違う人たちが登場したことによって、それ用に作品を作ることが厳命されつつあります。これは映画も配信とロードショーが同時公開があり得るようになったことで、そこの差別をどうするかなどの問題と似たようなものです。

 

女優の仕事がただただ増えるのは感心できません。ギャラを同じで2本を作っているような感じになりますから。これ普通にあるのであまり大きな声ではいえませんね(笑)。セクシー女優はSEXを披露し、PRの担い手であるわけですから、これ以上の負担を強いると、さらにスキルが限定されてしまいます。新人かベテランの二択になってしまいます。ちなみにベテランになるには、メーカー専属か、あらゆるメーカーで撮影が可能なほど人気が高いキカタンしかいないでしょう。どちらも欠けるとヤバい。セクシー女優は大変だ!

 

と思っていたのですが、件の素人AVによって、中間ぐらいのところの人にも需要があるようになってきました。セクシー女優がたくさん存在するからこそあり得たのが素人AVだったのかもしれません。撮り方ひとつで女子のイメージは全然変わりますし、美形が多いのが最近のセクシー女優界隈ですが、これが素人が撮影した雰囲気を滲ませてくれる。下手くそな(っぽいの意味)作品に美人を起用すると本当に、卑猥に観えるのです。

 

セクシー女優が飽和状態にあり、やりたくてもできないなんて女子が出てきている時代。ということは逆にいえば素材になる女優が溢れていることも嘘ではない。ならば、そのような女子たちをちゃんと撮影するAVを作り、どのパターンで売っていくかを考えるべきなのでしょう。

 

DVDになってもチャプターのみでも、ギャップのない作品を作って欲しいと前章で書いていますが、これは正解を見つけないとかなりハードなことなのは間違いありません。しかしながら早急に考えないといけないことでもあるわけです。

その前段階として、DVDやダウンロード作品として豪奢なプレイで作り上げたので買ってくださいという作品を作ったり、配信用としてコンパクトになって抜きどころしかない作品なので、サブスクに加入して観てくださいという作品を作ったりと、AV関係者にとって課題ばかりな状況なのは確かです。コロナ禍もあって疲弊していることでしょう。

 

時代と状況にマッチしたエロを生み出さないと、非合法サイトへアップされるばかりの作品を生み出すという、最悪な状況に陥る可能性がある。悪いやつらばかりに利用される真面目なAV業者ってことになりかねないのです。

 

AVとしての表現されるべきエロをメインとして、DVDならこれがメイン、サブスクならばこれがメインという感じで、AVをさらにブラッシュアップすべく考えていくことが目の前に迫っているのです。ビジネスマターとして大きなことですが、AVがアングラやサブカルではない、メインストリームの一角を担うには必要なことでしょう。

 

もちろん内容は、アングラでサブカルな作品でもいいのです。いやむしろ、マニアな本質を忘れたらダメでしょう。マニアなのにメジャーに大ウケするのがAVですから。

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記事=麻雅庵