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プロローグ〜
セクシー女優になりたくてもなれない時代だからこそ、希少価値が上がるのがリアルなセクシー女優
欲しいものがあったとして、それに類似したものが手頃な価格で見つかる。この場合、あなたは
01)そのものが登場するまで待つ
02)類似品で納得する
どちらを選びますか?人それぞれに価値観があり、経済観念がある。バーキンのハンドバッグじゃないと納得しない人もいるし、似たような雰囲気で我慢できる人もいる。人によってはバッタものが好きなんて人もいますよね。
セクシー女優と簡単に書いていますが、1980年代から考えると、もの凄い人数がいます。黎明期に「アイドルそっくりさん」が多かったことは何度かお伝えしました。風俗にでも似ているだけで、大人気になり、人によっては風俗誌を突破して、一般的男性雑誌に取り上げられたりした人もいます。とにかく、「手に届かない芸能人、ヌードにならない芸能人のSEXが見れる!」という短絡的な思考こそ、AVの原点のひとつであります。
読者の年齢にもよると思うのですが、駄菓子屋の楽しさというのが思い出にあると思うのですが、商品ではありますが、まっとうであると言い切れる商品はごくわずかなんだけど、その店の持つスリリングさとか、猥雑さによって、吸い寄せられるように通っていたと思います。まぁ昔はコンビニとかなかったとかありますけどね。
とにかく、なんかインチキ臭いけれど、エロさは格別だし。何よりも似ているし!という大人になっても微かに残っている男の子の心を鷲掴みにしたのがAVだったわけです。写真はwebには残っており、見てみると、スタイルが良いというよりもスレンダーすぎとか、おっぱい小さいとか。逆に巨乳だけど巨乳というよりもおデブと呼んだほうがしっくりくるとか、冷静な目で見てしまうと……な女子が多かったはず。
ところが、それらの女子が伝説になっていくわけです。出るほうが珍しい時代であり、女子には女子の理由があって出ているからこそ、短い期間しか活躍していないし。ちなみにストリップに残っていった女優さんはちょこちょこいましたね。今では「リビングレジェンドストリッパー」になっていたり、裏側にいたりするなど、ご活躍されている女優さんがいますので、チェックして最寄りのストリップに一度足を運んでみませんか。コロナ禍でもちゃんとソーシャルを守った営業しています。しゃべらないからね、演目の最中って。演劇系はそこを守れれば、OK出してもいいはずなのにね。
閑話休題。アイドルの芸名をひねった名前でデビューして、とにかく内側の女子が誰かをわからなくして活躍させていたのがAVでした。芸能人だってほんのちょっと前は実名を名乗らないほうが当たり前だったことを考えると、人前に出るお仕事が、実名を使うことのリスキーさがおわかりになるかと思います。
そうやって男子の煩悩を刺激して、成長してきたビジネスだったアダルトビデオ業界ですが、視聴用のデバイスに、スマホが登場した段階で、大きな変化をもたらしました。ケータイでも観れるには観れたメーカーAVですが、何せ重かったりして手軽さはなかった。PCでのダウンロードも時間がかかるし、ストリーミング配信なんて、止まりまくりでお話ならなかった時代を考えると、スマホと使用可能なデータ容量の格段の違いが、AVは動画コンテンツとして格段に成長したのです。
AVの前に、ニコ生とかYouTubeによって、動画コンテンツが進化したわけなんですよね。そして悲しいことに、AVより前にFC2とかの「ヤバいエロ動画」のほうが、エロに関しては先に進化しちゃったのが、今にして思えば痛かったはず。でもその当時は、DVDでのフィジカルでの売れ方が半端じゃなくて、配信サービスはおまけのような感じでしたので、仕方なし。
スマホによって成長したのは、エロ動画なのも確かです。AVがその中のひとつでしかないのが残念無念ですが、とにかく難問だった、「女子層の獲得」に成功しました。AVは……サンプル動画が充実しすぎているから、そこで止まってしまった。サンプル動画がちゃんとしていないと、AVマニアたちから指示されませんでしたから(サンプルが酷いと売れなかった)、それは致し方ないのですが……。
女子たちが普通に目にするようになったことで、街のスカウトがメインだったはずのセクシー女優の供給は、「自分から応募する」女子が登場します。がッと稼げる求人のひとつのような感覚なのでしょう。
それ以外にも、「自己承認欲求」によって、自分のSEXしている姿を観てもらいたいという女子も登場します。AV出演によって、世の中に認められるかどうかは、実際にAVに出た女子にお伺いください。前向きな人しかいないんですよね。
昔は、お願いしても大金を積んでも、出てくれる女子が少なかったセクシー女優。その変わり覚悟を決めたら一攫千金な世界でした。これが、「出た女子」が増加するとどんな変化が起きてくるのか。利益の均等な分配というわけにはいかなくなるし、出演する作品を均等に振り分けるわけにもいかなくなります。
女子が増えだすと、メーカーも一気に増加します。微妙な違いで男たちの趣味性の強い部分を突くために、メーカーも細分化したわけです。パイが増加するなら、これが最上のシステムでしたが、パイはほぼ変わらず、むしろ下がっていきます。
なぜかというと、精神的なAV飽和状態になった人々、つまりはAVに飽きた人々と、より先鋭化したマニアなユーザーに別れ、AVはもちろん後者のみが買うようになり、ますます前者は買わなくなる。オナニーって、別にAVじゃなくてもいいのですから。
今後の動向次第では、AVはどうなるかわかりませんが、飽和状態なセクシー女優という状況から、一気に女優が少ない状況になるでしょう。そして、いろいろな意味で「プロ意識の高くて真面目な女子」が、セクシー女優という仕事に残ることだと思います。AVは今、プロという意識の人たちが作り出している黎明期。素人のハメ撮りとの対決はどうなっていくかは、ユーザー次第です。
AVライター麻雅庵ですから、AV業界に贔屓して、輝くべき未来を選択したAVを語りたいと思います。その主人公として存在するのは、今回の主役・本庄鈴ちゃんです。
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本庄鈴が踏み込ませた転換のアクセル
「こんな美女が!?」から「こんな美女だからこそ!?」
「こんなことがあるんか!?」という初期衝動こそがAVの原点であるという話があります。どれだけネタを凝って、エロを高め、人の踏み込めない世界へ行ってしまった男女的な展開を作ったとしても、それはそれ。リアルであってもリアルじゃない。それは映画というジャンルによって、「リアルを超えたリアル」が構築されているので、観ている側も、「そうなんだ」で終わってしまう。ドキュメントとして面白いかもしれないけれど、AVじゃない的な作品、いくつも作られてきました。
そういうハイレベルなエロではなくて、「処女っぽい女の子がSEXをすることで、感じていき、徐々に変わっていく」的なことこそ、エロの原点=AVの原点ということなのです。エロを極めるのは、難しいし、日常を逸脱して甚だしい世界になってしまいます。
ところが、可愛い子がエロに目覚めていくとなると、日常の中の非日常的な存在になるわけですね。女の子と初めてホテルに入る時の衝撃とかです。だから浮気は止められないという男子もたくさんいるのは、ここが理由。こういうのって女子は薄いんですかね。
これが美少女単体デビュー作というわけでして、この辺りの作品が好きな男子は、「絶対に浮気する」と断言しましょう(笑)。いや本当に多いんです(爆笑)。
そういう世界の中で、ギャルが出てきたり、痴女が出てきたり、処女だった子が痴女になったり(まこりんかな?)、月日を経て、女子は変わっていくという変遷を見続けられる楽しさが単体にはあったわけです。
これにスマホ世代から変化が現れます。可愛いとかおとなしいとか、そういう個々の情報と関係なく、ある一定以上に、エロに詳しい女子たちが登場するのです。ある一定以上と言いましたけど、おそらく処女じゃない子は、みんなこれに該当する。スマホとはそのぐらいに、エロのアイテムとして強烈な存在なのです。
その結果なのか、AVにも変化が徐々に現れていきます。スマホが誕生する前、全員がケータイを持つようになった時代に、「芸能人よりも可愛い」というようなキャッチフレーズを持ったセクシー女優が誕生しています。デバイスの変化とは、このようにメディアに影響を与える。ケータイは想像以上に、AVに影響を与えている。というか女子に影響を与えたものと言えるでしょう。
そして可愛い子でないとAVじゃないみたいな時代が到来しました。その筆頭こそ、本庄鈴ちゃんですね。美形なモデル顔であり、スタイルもモデルっぽさを持っているのですが、これがAV向きになるなんて思わなかったと、旧世代なユーザーは思っているかもしれません。
鈴ちゃんから考えると、セクシー女優の女子としての定義が大幅に変化したことがわかります。「ナイススタイルで可愛くて、SEXにも貪欲。だけど従順」というキャラクターです。
ちょっとジャンルずれするのですが、ほんの5、6年前のアイドルは、「美人よりもちょっとブスくらいなほうがいい」と言われていました。コンプレックスを良い方向に刺激するタイプということでしょうか。この頃から、「ブスだけど賢い女子」という、ハラスメントにバリバリ抵触するキャッチフレーズで、アイドルが語れています。美少女すぎると、いまいち女子ファンがのってこなかったのですが、ここに大きな変化がありました。美女系のほうがアイドルとして成功するというパターンにパダライムシフトが起こりました。
日常的にテレビを見なくても、スマホでニュースなどを探っている女子たちによって、ビジュアルこそ重要になります。バラエティ番組でのキャラクターよりも、とにかく綺麗で憧れの対象となる女子こそ、トップアイドルという考え方に変貌したわけです。
これがセクシー女優にも当てはまる。観ている人は写真で観ているから、動いていようがいまいが、AVを観るわけではないから、綺麗な女子だとウケが良くなる。女子人気を持ったセクシー女優の登場というわけです。三上悠亜ちゃんはその典型例。綺麗でエロいボディとエロいSEXというパターンでしょうね。SODでいえば本庄鈴が筆頭でしょうか。
「鈴ちゃんがエロいことをしてくれているのが神々しい」的な発想で観る。そこからサンプルを観る。もっとハマればAVを購入するのでしょうけれど、女子は男子と違い、フィジカルをたくさん購入するというパターンが少ないです。ジャニーズくらいでしょうか。しかし、昨今の坂道系は女子が購入するパターンにハマったようで、その層の獲得に成功しています。戦略的にいえば、「モデル仕事から定着させる」という感じ。
鈴ちゃんのパッケージ変遷を見ると美女っぷりがよくわかると思います。最初は衣装無しのヌード勝負から、スタイルの良さがよくわかる着衣系に変わっていきます。AVのパッケージ衣装とは、その作品をこれでもかと伝達させるためのキーワードでしかないのですが、そこに美女っぷりが備わっていて、写真自体が作品になっているわけです。そこからエロくする展開を考えている。パッケージだけでムラムラがスタートするのは、良いAVですね。鈴ちゃんの作品こそ、これに該当しているのです。
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寡黙な雰囲気が作り出す美的感が陵辱することの興奮を呼び込む!?
鈴ちゃんの場合、プレイ自体には、作品によってちゃんと痴女っぽいプレイがありますし、その顔立ちから痴女っぽさも良く出ています。それはそれだけで興奮できちゃうはず。
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ここにもうちょっとだけ、ひねりを加えてから観ると、より興奮できるのが本庄鈴の良いところ!
美人だから痴女が似合うのですが、鈴ちゃんの場合、従順なんだろうなという雰囲気が作品から滲み出ています。だからM属性な作品でもピタッとハマる。ということは痴女をやっている時というのは、男子の性癖に合わせて自分の中に痴女を宿らせているわけです。命令されることを望んでいる男と、それに応じて命令したり言葉や舌などで責める女。主従関係が実は逆転しているのが、鈴ちゃんのAVなわけです。
痴女AVのことを、責められている男を自分に置き換えて興奮しているとか思っている人は多いのではないでしょうか。ちょっと短絡的すぎかなと思いますね。これは責めている女子側を男子が投影して興奮している場合が多いのです。結局のところ、男子は女子を弄るのが大好きですから(笑)。
痴女プレイをさせられている本庄鈴に対して興奮することは大きいでしょう。恥ずかしくて興奮しちゃっているんだろうなとか、自分の奥底にある痴女に乗っ取られているんだろうなとか、想像する種は山ほどあるAVとなっているのです。
あなたが想像するよりも、上をいく興奮度を示してくれる女優。これが2021年現在の、リアルな「AVでの興奮体験」です。観て興奮するよりも、ヤッている女優が興奮しているので、その姿にかつてないほどの興奮を覚えるわけです。
エロい興奮を短絡的かつ想像力が欠如する状況にしてしまったのは、AVの罪のひとつですが、本来ならば、「観てさらに上をいく想像をする」のが制作サイドの目的だったはず。そして制作サイドが興奮する女優とは、以前ならば、「自分の想像以上にエロい技を駆使する」ことだった。これが、「リアルに興奮している姿を晒してくれる」のが良い興奮を得られる女優という感じでしょう。
セクシー女優として選ばれし存在なのだと気づいた時、自分の中の妄想が炸裂して、カメラの前ではとてつもなくエロい女になっていく。これこそがセクシー女優のリアルな興奮なのでしょう。
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本庄鈴が見せてくれるリアルなエロさとはこれです。
SとMは複雑です。実際のところはどちらの属性も持っていない人がほとんどです。攻守交代をする感じなSEXをしているカップルは、まさにそれでしょう。「舐めてあげたからあなたも舐めてね」みたいな、交換甘え属性な人たちだらけです。SでもMでもないお話。
そのように考えてると、AVの楽しみ方というのは、「デビューでヤラれたことを、今はヤリ返す」なんてパターンがあるようにも見えてきます。痴女テクが上手な女優さんは、絶対に、責められプレイを散々ヤラれた女子です。それをピュアに受け止める女優さんほど、あらゆるプレイが上手になり、観てる側を興奮へと誘います。SODstarに所属している女優さんは、その数値が高めだと思いますね。
ヤラれている時の表情が抜群な鈴ちゃん。強制キスだとかイラマだとか、クンニされまくりとか、オモチャイカせ責めとか、責められる時の眉間のシワがたまらない。そういうプレイをした際には、攻守交代して舐めたりする時の、絶妙に真剣な表情がいいです。エロいというよりも、何度か書いているように、従順なんだと思います。
何年かセクシー女優をやっている女子は、この従順さが欠落していく場合が多いです。理由は自分で進められるからが一番。とても優秀ということですが、作品制作としては優秀になりますが、完成作が優秀かどうかは怪しいところ。AVの難しさですね。そこからもう一周した女優さんは、とてつもないレジェンドとなれるのですが、そうでない場合が多い。仕事としてしまうと難しいのが、演技系です。楽しめるか否かが重要であり、お笑いと違う点。AVもまた演技とギリギリのところをなぞりますから、同じ次元でしょう。
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鈴ちゃんボイスに、エロ惚れしちゃう人が続出しております。
鈴ちゃんの良いところと合わせて、これが重なっているから、興奮度が増しているというのに、声があります。
5月1日にミルキーポップジェネレーションプレゼンツ「月で逢いましょう」に出演して、3曲の歌唱を披露した鈴ちゃんですが、歌はもちろん、その声に魅力が抜群。聴いてる人たちをたっぷりと魅了してくれました。
歌っている時は、「透き通るような声の典型」がわかりやすく言葉にした彼女の声となりますが、AV中の声は、「可愛く細い声」です。なので主人公が悲劇のヒロインであればあるほど、その声が効いてきます。
バックから激しくピストンされている最中の喘ぎ声。フィニッシュとして中出しされてしまった時の嗚咽。顔から想像すると、もっと低そうな声の雰囲気ですが、かなり高くて可愛い声です。その可愛さと、絵面の激しさが合致。そしてSEXでの刺激音などが絡み合うことで、素晴らしいまでの卑猥さを匂い立たせることになるわけです。
なので、鈴ちゃんの場合、絶対にヘッドホンを使用してのAV鑑賞をお勧めしますし、VRはかなり没入できると思います。
エロさには想像以上に、声の問題が不可欠です。可愛い声の喘ぎ声だから良いかと思ったら大間違いで、その女子それぞれの個性にマッチングしているかどうかがとても重要です。やはり顔と声のマッチングは重要なこと。通常は想像通りにならないとダメでしょう。
鈴ちゃんの場合はどうでしょう。先ほど、「可愛い声」と書きましたが、高い声ですね。予想すると、低いような気がするはず。美形な人へのポイントです。鈴ちゃんのそれとは違う声質は透明度が100%なクリアな雰囲気で、笑顔のシーンではとても可愛くなる。これがそのままSEXの方向に進むと、エロくなるのです。
鈴ちゃんの場合、ボイスがクリアなので、聴き入るうちに、作中の彼女になってしまうかもしれません。そういう性癖がある人、AV好きには多いようです。男優ではなくて女優側に没入しちゃうということ。イメクラとかの「レズプレイ」とか近いような気がするけれど、そこは研究が必要かと(笑)。
とにかく鈴ちゃんに没入することで、責められているのに、体はどうしても快感……という変態チックな喜びに浸ることが可能です。AVとは自由に観るし、自由に想像するものですが、結局のところ、作った側の思惑すら通り越してしまう作品や、女優がブレイクします。それが鈴ちゃんの声。どれだけおっさんでも、いつしか鈴ちゃんと一体化して、陵辱されている自分になるわけです。
可愛いクリアな声だからこそ、変態な自分になれるというのが本庄鈴のセクシー女優としてのスペシャルなポテンシャルです。世界観が妙に深い作品が多くなっていますが、それは彼女自身が応じることができるからでしょう。
彼女が歌う機会は今後もあるかと思います。ぜひ聴いて欲しいと思います。まずは作品を入手してください。SOD primeだろうがFANZAだろうが、DVDだろうがストリーミング配信だろうが、「違法アップロード」で無ければ構いません。違法で観ると、鈴ちゃん、泣いちゃうし、あなた自身の損につながります。これは断言できます。
ちょっとだけ鼻から抜けるような音が混ざりつつ、倍音がたっぷり。透明度と爽やかさが整った炭酸水的な鈴ちゃんボイスに、萌えるという感情を教わってください。
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まとめ〜いろいろな表情が妄想できるので、100通りの本庄鈴がAVにはいるのです。
AVとは観る側はもちろん、作り手の想像力によって、興奮するかどうかが決まってくるといっても過言ではありません。つまり、「これつまらないよね」と言っているユーザーがいたとしたら、実はその人の妄想力欠如が招いている可能性もある。
AVに必要な要素として、細かい反応やら描写やらを要求する人がレビューによく見られますが、個性を全く無視した見方ということ。女優に個性はいらないという姿勢でしょう。それって、女子に対して、何かをしてもらいたいと望む、男子特有の幼稚な発想に他ならないでしょう。セクシー女優さんはそれに付き合うんだから、本当に大変です。
細かい性癖ということならば、一番晒されて、自分でもわかるくらいになった女優さんは、売れています。売れてそのまま継続している女優さんは、必ず自分の性癖に気づいています。プレイにおけるパターンともいえるでしょう。人気女優になった女子は、自分の性癖を逆手にとったり、従順に流したり、自在に動けるから素晴らしい限りです。
鈴ちゃんはどうかといえば、作品を観てわかるように、制作サイドからの彼女というか、登場するキャラクターの個性がかなり高めです。想像の上を行ったりしますよね。共通しているのは、ちょっと落ち着いたくらいの女子でしょうか。キャピキャピしたりしないという感じ。
しかしながら痴女っぽい感じを要求されたり、堕ちる女だったらあらゆるバリエーションが登場します。洗脳されたり、NTRされたりと、彼女を観ることで妄想力が膨らむのでしょう。
「隣の家の美人のお姉さん」という感じが、鈴ちゃんの妄想として一番大きいかなと思います。このキャラクターは、昭和のラブコメマンガや、それらを元にしたドラマなんかに多かったですね。お姉ちゃん的な立場の人に、モヤモヤムラムラするのが楽しいということかなと思います。
そういう世代にとって、年齢がおじさんになったとしても、隣のお姉さんが好きなことは変わらない。むしろ結婚したり子どもがいたりすることで、忘れていたなにかを、本庄鈴ちゃんによって思い出すことができるというのがあると思うのです。
こういう郷愁に触れるような感覚は、映画やドラマよりも、AVのほうがストレートに表現してますから上だと思います。そして、本庄鈴ちゃんは、「永遠のマドンナ」という立ち位置にいるのです。
あなたの忘れていた思い出を、思い出せるとしたら。またあなたの中のお姉さんに会えるとしたら。そんな妄想と従順なSEXを融合させてくれる存在が、本庄鈴ちゃんなのです。