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みなさんは、何をエロいとお考えですか?「AVだからエロい」は古いのか!?
エロネタ、ズリネタというワードは、20世紀に捨ててくるのかと思っていたら、なんてことない未だに現存しているし、若い人でも使う場所では使っています。「ぴえん」が流行ろうとも、それはJK世代特有の流行であり、おじさんおばさんが使った段階で、古語に該当しちゃいます。しかしながら、使われ続ける間に、それに匹敵する別ワードが登場しないと古語のままで、使用され続ける。「映え」なんて典型ですね(笑)
藤田ニコルが、「古いし、いちいちプロデューサーさんに、『これ映える?』とか聞かれるのがウザい」とテレビで言って消えていくかなと思ったら、代替えがないから使用され続ける。それが言葉ということです。
言葉の意味が変わるならば、さらに変化が早いのがズリネタなはずなのですが、人気を得たセクシー女優たちが不動の地位を得て君臨続ける2021年現在のAV業界です。今は10年周期ぐらいで人気者の入れ替えがやっと起こる、保守的思想が現在の世の中に充満しています。
しかしながら、細かく内部を見ていくと意外と変遷があったり、新しいキャラが加わっていたり、新しいネタをちゃんと仕入れて、リニューアルしていたり。「オナニーされる側」は、手を品を変え、その勝ち得た地位を外したくないと頑張っています。昔よりも努力しているからこそ、数年でポッと消えるなんてことが減っているのかもしれません。
そんな獅子奮迅といえる努力を重ねているセクシー女優。AVはどんどん進化して、エロプレイはもちろん、容姿レベルも格段にいい。「こんないい女が……」なんて、初歩的なAV衝動は、とっくにメーターを振り切った状態になるほどのレベルの高さを誇るのです。
違法サイトまでもがレベルが段違いにアップしているので、AV業界が大変になるわけです。それが普通になっている部分も見受けられて、セクシー女優のSNSに、「違法サイトで無料で観てます!大ファンです!応援してます!」なんて書き込みをしても、悪びた様子もない状況。違法サイトが、合法で容認されていると思い込んでいるわけです。正規サイトとの区別がつかないわけではないはずなのに。
そういう苦しみの中で、セクシー女優という職業が成立し、AVというメディアが存在するわけですが、エロネタにおけるライバルがもの凄い勢いで勢力拡大し、AVを抜き去っている可能性があるのです。アイドル写真集??あれを観たり買ったりする人は、メジャー好きなので、AVは関係ない人がほとんど。昔は同じゾーンだったはずですが、この20年で道が分かれています。
最大最強のエロのライバルとは……「TikTokでおっぱいを揺さぶりながら踊る素人」とか、「マッチングアプリを駆使して、収益をあげることを可能としている女子たち」なのです。マズい!2次元もリアルも別のものに押さえられてしまっている!?
SEXを見せることで敵無しだったはずのAV業界は、違法アップによって、AVを食い物にしようとする悪魔と、スマホによる見やすくて可愛くて、奔放なドスケベ素人のお手軽なエロに飲み込まれようとしているのです!!!
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バズること=お金になる人たちとならない人たちでは戦いになりません!
web記事にしろ、SNSにしろ、広告をベースとして収益を上げようとしているわけです。そういう意味ではテレビと同じと思いがちですが、テレビは、「このぐらいの価値がありますので、いくら支払うと広告が出せますよ」という、広告代理店とテレビ局が作り出したビジネスベースが確固として存在しています。
これがwebやSNSだと、いくつ観られたかによって展開されるロイヤリティ契約で、お金が支払わます。個人ベースだと猛烈な収入になるわけですが、企業として考えると、浮き沈みがあるのはめんどくさいと思っている層が未だに会社にいるので、完全移行することなく同居した状態で進んでいます。
そして、一般的に広告は、エロ広告とか踏んだらおしまいのウイルスばらまき系と、メジャー企業は一緒に見られています。そこに必要なのは、バズるというワードのみ。一攫千金を狙った素人たちがウヨウヨ存在しています。
そんな中で、SNSでバズる理由を解き明かしてビジネスとして成功させたYouTuberが、メディアに登場してくると様相は一変します。まぐれ的な、宝くじが当たった的な要素が強いと思っていたYouTube。実はちゃんとした論法が存在していたわけです。
犯罪すれすれどころか、犯罪を犯して捕まってしまった輩もいますけれど、その人たちと出来が違う人たちが、財を成す場所となったYouTube。前は好きな人だけが観ていた媒体だったのが、スマホによって手軽かつ好きなタイミングで観れる有効性により、スマホを利用するのが普通の人たちが、テレビに飽きて観なくなったことにより、視聴メディアナンバー1になっていったのです。
それを感じとった企業は、「お金が儲かることは二の次にして、とにかく観られることを目的とした動画を、『宣伝』として作ろう」となるし、同じように、素人、タレント関係なく参入してきます。ちなみに、2021年現在、増加中のタレントYouTuberは、「テレビで活躍できる場所がないので、こっちでブレイクさせよう」的な人だらけなので、もうすぐに飽きてしまいそうな人だらけですよね(笑)
そんな中にはセクシー女優のチャンネルも登場してきました。エロネタはやはり強いですからね。SNSのフォロワー数を見るとわかると思いますが、セクシー女優は、エロいことしかしないだろうという期待感がたっぷり詰まっているので、下手なタレントよりも多いです。YouTubeチャンネルを作ると必ずエロ期待して観る層がいるのです。視聴数は伸びまくる。だけど、チャンネル登録はしてくれないパターンがほとんどすけどね……。
ところが、それとは別にセクシー女優には敵がいたのです。セクシー女優に関連したり、セクシー女優がやるだけで、「エロくなくても凍結されちゃう」という由々しき事態。コンプライアンスという名の敵でした。内容をパトロールしているのではなくて、名前でパトロールをかけているので、いきなりバーンとなる。なので、一時期はセクシー女優のチャンネルは壊滅しておりました。
その後、ガチYouTuberと同じようなチャレンジ企画とか、エロネタを入れない企画とか、入れたとしても水着姿ぐらいにした三島奈津子さんが、大人気を得て、セクシー女優YouTuberは、こうあるべきという姿を披露してくれました。彼女は自分自身で撮影編集(字幕まで全部!)をやっていたので、きちんとしたYouTuberですよね。
そうはいっても、「水着だとバズるなぁ」と嘆いておりました(笑)おっぱい最強説(笑)
読んでいる方々はびっくりするかと思うのですが、セクシー女優はその仕事柄、いろいろなところで差別されています。有名であれば、名前でコンプライアンスに引っかかるなんてことがあるわけです。過度なエロネタ出して無いにも関わらずです。Instagramは本当に厳しくて、凍結されたセクシー女優さん多数。結果として、セクシーというよりも日常の映える状況をアップする「ごく普通のフォロワーの多いタレントインスタグラマー」の一種になってしまうのです。
Twitterでも、一時期はセクシー女優さん控えめにしていましたよね。それがちょっとだけ刺激的な方向に動いたのは、コロナ禍前後にデビューしたセクシー女優たち。SNSにおけるヌードNG以外のニュアンスしか知らずに、乳首とかだけを隠した刺激的ショットをアップしていました。セクシー女優としての名前の認識が、まだまだ外れているというのもロボットのパトロールから逃れた理由のひとつでしょう。
ここまででおわかりの通り、セクシー女優は、その最大の武器である「セクシー」を全面に出したプロモーション活動ができません。おっぱいを出すとか、自身のSEXをチラ見せ的なことなんてもってのほか!あり得ないのです!
PRとして自分のAVを出そうとしても、パッケージにおっぱいが散りばめられていたら、まずそこから修正しなければならないし、リンク先のサムネ表示はカットしないといけないのです。たまに忘れている子がいるけどね(笑)
そうやって四苦八苦しているうちに、AVはAVでも、違法アップロードとか、素人さんが自分のSEXを見せたがる自己顕示欲と自己承認欲求の素人映像が目立っています。これもまた世間は、「AV」と呼んでいるからさあ大変!社会的コンプライアンスを守り、PRも扇情的にならないように平和裡に進めていたのに、そいつらは「バズる」ためだったら何でもやってしまうわけですよ。
違法アップロードは問題視されているし、それを取り扱うサイトも問題視されているわけですが、実のところ、モザイクが入ったAV映像は二の次でありおまけなことが多い。本当にドスケベな人は、その丸見え動画を目的にしているわけです。AVが日本社会において、もっともできないことをやっている。
昔からあるにはありましたが、ここまで波及するようになるのはSNSの発達およびスマホなどのデバイスが良くなり、撮影が手軽になった。さらには回線が太くなってちゃんと観れるようになったことが大きい。出す側も観る側も最高の環境が整い出す。もちろんこれで、ちゃんとしたAVはストリーミング動画の需要がアップしたわけですが、それ以上に正規品ではないAVを観ようとする人が溢れかえる事態に陥っているのです。
そういうストレートな映像を元にしたライバル以外にも、セクシー女優たちの活路を塞ぐ人たちがいます。これがグラドルだったりコスプレイヤーだったり、見えそうで見えないけど、セクシーとしては最高に仕上がった画像でPRしてくる層の台頭です。
つまり、「モロに見せる」ことはせず、しかしながら、「エロいでしょ」と斜め上からのアピールをする女子たち。知性と痴性は比例して高くなると言いますが、それを証明しているかのような存在なのです。
コスプレイヤーだったりグラドルは「公式エロ」を担っている!?
SNSの発達とともに、スマホを使用していている時に気が付くと思うのですが、アプリが普通になってきました。昔は、サイトから繋いだりするパターンがほとんどだったし、
調子に乗った人がアプリをインストールしすぎて、スマホが動かなくなるとかもありました。結果、ゲームアプリとか写真撮影アプリだけがアピールされていたのですが、もはや何でもかんでもアプリになっています。そっちのほうが動作がいいものが増えたのが大きかったでしょう。
iPhoneならばApp Store、AndroidならばGoogle Playという公式サイトからダウンロードするほうが確実ですし、安心ですし、アプリの管理も便利です。しかも公式になれない内容は確実に弾かれてしまう。エロは典型例ですね。動画販売サイトは、懸命に一般作品を自身のサイトに入れることで、「エロに特化してませんよ」アピールが行われているのです。それでも難しいけど。
こうなるとAVは不利です。もちろん公式アプリを使用する方法を編み出してはいます。しかし使っている側に、意外とスマホ音痴が多い。昔は、「女子って機械弱い」だったのが、昨今は「おっさんってスマホ弱い」があるのです。そしてAVユーザーにおけるおっさんほとんどに言える(笑)ググればすぐに出てくることでも、「これどうやるの???」というアピールは、女子の専売特許ではなくなりました(笑)
使えないおっさんたちは、「知り合いに教わったエロサイトで動画を観る」ことがノーマルになります。そして、SNSなどの公式アプリで観れる「グラドルやコスプレイヤーのギリギリまで攻めたコスチューム写真や動画」こそが、エロツールになっていくのです。
SEXに固執している人ならば、SEXが観たいから「AVじゃなくちゃ、僕は嫌だ!」となるでしょうけれど、これが少数派に落ちかねない最悪の事態に近づいているわけです。またSEX好きの人たちも、前述のモロ出し素人映像をAVと呼び、楽しんでいたり……。それぞれに楽しむ方法性が、AV以外にあるのです。
そういう中で、公式アプリにアップしても問題にならないグラドルたちの姿態は、痴態と言っても差し障りのないほどにギリギリを攻めています。お尻はTバックの布地で隠すのみとか、下着じゃなくて水着なんだけど、パンストを履くのでパンツにしか見えないとか。雑誌媒体で20年くらい前に攻めの手段として使っていた水着の手法は、未だに有効活用しているのです。
さらにはコスプレ自体が露出過多というのがありますね。ファンタジー系のキャラクターはもちろんですが、どんなキャラでも、谷間はバッチリだし股間はハイレグだし。しかもこれが可愛い顔がないと、コスプレのリアリティが欠けたりするわけですが、コスプレイヤーの美形化は甚だしい状態です。例えばえなことか、桃月なしことか、売れっ子となり、雑誌の表紙やCM出演など、タレントではなくて、職業・コスプレイヤーとして成立しているのです。
ちなみにコスプレですが、ほんのちょっと前まで、セクシー女優がやること多かったですね。可愛い顔とかおっぱいとかが、キャラクターと比例しない女子が多かったのですが、露出に対して抵抗は少ないし、スタイルは抜群ということで、彼女たちに白羽の矢が立ったわけです。
現在では、コスプレ好きでオタクなセクシー女優はたくさんいますが、ほんのちょっと前にはそういう人は少なくて、「大人にやらされている」系統が多かったのです。グラドルだってそう。コスプレをちゃんと理解して着衣している女子なんて、本当に少なかったのです。そういう担い手が出てきたので、『キャラを知らないコスプレ』は取捨選択されたのでしょう。
もともと、タレントとしてのキャリアに脱がないことのメリットはあるのは事実です。CMなどのコンプライアンスがあります。映画の中のヌードすら、CMとCMの合間だったりするし、それがメディアにPRされることはありません週刊誌の特集くらいですかね。さらにいえば、AV出演歴なんて問題になるに決まっているのです。企業はリスキーなことは絶対に手を出さないのです。
日本において、一番儲かるのは、CMタレントになること。超一流の俳優でも女優でも歌手でも、一流企業の広告に出ることが、一番ステイタスも得られ儲かるのです。海外の俳優たちは、CM出演はランクが落ちるそうなので、日本特有の現象と言えるでしょう。先ほどの広告代理店たちが考えた仕組みなのです。
しかしながら、AVにはAVでなければわかりえなかった感動とか興奮を感じとっていた人たちがたくさんいました。丸見えとか激しければ興奮するという、短絡的な思考でAVが培われていたら、現在のような大きな隆盛を得られなかったでしょう。「女子があえて見せるSEXを観ることで得られる興奮」こそがAVの醍醐味だからです。
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まとめ
エロが深化と進化していく中で、AVが影響を受けまくった存在があります。それはマニアの熱量です。本来、シンプルにSEXしている姿を曝け出すことこそ、AVエロの真髄でした。ポルノ映画の基本はそれでした。ここにプレイとしてリアルに興奮するもの=愛撫を舐めている姿がモザイク越しに映し出されたのがAVです。リアルを描くではなくて、リアルな行為を撮影しているわけですから、作られた描写に勝ちました。
でもそれが良いのかもしれませんね。「エリートしかできないSEX」ということであり、ハイレベルなエロを目指す。大きな括りのエロではなくて、AVはAV的な、より「マニアなもの」を追求して、細部を突くパターンが良いと思います。
人はそれぞれにマニアな部分を持っています。若い人ほどそれが顕著です。だからこそAVは、これまで以上に突き詰めたほうが良い。NTRをさらに突き詰めてSEXに狂ってしまった女子の姿を映し出したり、媚薬とか数多くのバイブやら電マで責めるという、「実際には体験し得ないSEX」を見せていくファンタジー強化路線を推奨したいです。
ここに至るには、無理もあるし、現状のままのほうが良いものもあると思います。業界再編とまでは言わなくても近いことになってしまうのは難しいです。でも2021年現在、「エロの称号」は取られてしまっているのは事実。それならば開き直って、「マニアにしかできないSEX世界」を作るのがエネルギーの行き場として正しいと思いませんか。
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