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いまだに衰えることを知らない、新型コロナウイルス。
リモートワークが増えて家にこもり気味だし、夜にお酒を飲み歩くこともできないし、濃厚接触を避けなければならないから風俗で楽しむのもちょっと……なんて状況が続いています。
感染を防ぐためには仕方がない、とは言っても、あまりにも自粛続きの生活に、うんざりしている人も多いのではないでしょうか。
そんな世間の状況を受け、飲食業や風俗業などをはじめ、さまざまな業界が不景気で苦しんでいますが、中には新型コロナウイルスの影響に負けず、かなり好調な業界も存在しています。
それが「ラブドール」業界です。
ラブドールは近年、本物の人間に近いリアルな造形と感触のものが増えていると知られてきていますので、いまだに空気で膨らませるビニール製の人形を想像する人はいないとは思います。
しかしここ数年のうちにラブドールは、知らない人が知ったら驚くようなさらなる進化を遂げているのです!
そこで今回は、新型コロナウイルス流行のなかでラブドール業界が好調な理由と、ついほしくなってしまうようなラブドールの最新事情をお伝えしていきます。
新型コロナウイルスの流行でラブドールを購入した人が増えた4つの理由
多くの人が、ラブドールを購入するのは独身の男性ばかりだと思っているかもしれませんが、実はそれは正しくはありません。
確かに独身の男性がオナニー用のパートナーとしてラブドールを購入することが多いのは確かですが、新型コロナウイルスの影響は、それ以外の人々にもラブドールを購入する機会ともなっているのです。
それでは新型コロナウイルスでラブドールがバカ売れするようになった、4つの理由をご紹介します。
風俗嬢の代わりとしてラブドールを購入する
風俗を楽しむ人は、ただ単に射精をしたくて風俗に行くわけではありません。
射精をするのと同じくらい、風俗嬢との会話などのコミュニケーションを楽しみにして、風俗へ通うわけですから「風俗がダメなら、オナニーすればいいじゃない」というわけにはいかないのです。
しかし現在は、新型コロナウイルスの影響で風俗嬢との濃厚接触が少し憚られる状態でもあります。
そこで代替案として、リアルな人間に近いラブドールを購入して、風俗嬢の代わりとしてコミュニケーションを取るわけですね。
もちろん本物の風俗嬢と同じような反応をしてくれるわけではありませんが、リアルな女性らしさを感じられるラブドールでオナニーした方が、心も体も満足でき傾向があるのです。
自粛で余った娯楽費を使ってラブドールを試しに購入
「ラブドールに興味がある」と言う人はかなり多いのですが、実際に購入まで踏み出せる人はあまり多くはありません。
その理由は簡単で、ラブドールはちょっと興味があるから、と買ってみるには高価なものだからです。
その結果、興味はあるけど実際に購入する人は少ないのですが、新型コロナウイルスによる自粛の拡大は、人々の消費を少なくしました。
結果として普段の生活では娯楽用として使っていたお金が余り「じゃあちょっとラブドールでも買ってみるか」と初めてラブドールを購入した人が増えているのです。
新型コロナウイルスの影響で会えなくなった
遠距離恋愛の恋人同士がラブドールを贈りあう
新型コロナウイルスの影響で、日本国内でもあまり長距離の移動は推奨されていません。
そのため、遠距離恋愛中のカップルがなかなか会えない、との理由から、ラブドールを贈りあってお互いに寂しさを癒しあうパターンが増えていると言います。
現在は女性型はもちろん、男性型をした「女性用ラブドール」もさまざまなタイプのものが発売されているため、女性も自分好みのラブドールを選びやすくなっている世の中と言えます。
「会えないからって、ラブドールを贈りあう意味なんてあるの?」と感じるかもしれませんが、これには「自分の代わりだと思って、ラブドールを抱いてほしい」という愛情表現の表れ、と言えます。
……それ以上に「他の人と浮気されるぐらいなら、ラブドールをセックスしていてほしい」との気持ちも込められているとは思いますが。
自粛生活の寂しさを癒すためにラブドールを購入する
新型コロナウイルスによって自粛生活を強いられ、日常に寂しさを抱えているのは男女が、オナニーの相手としてではなく共に生活を送るパートナーとしての役割を、ラブドールに求める場合もあります。
その役割を果たすのは、小型のロボットペットである場合が多いのですが、本物の人間のように見える、人型のラブドールを求める人もいるのです。
こういった日常生活のパートナーとしてのラブドールは、若い男女だけではなく、配偶者を亡くした一人暮らしの高齢者など、さまざまな層に求められている存在でもあります。
それも、リアルな人間らしさを手に入れた現在のラブドールならではの役割、と言えるでしょう。
知れば知るほどほしくなる!意外と知らないラブドールの最新事情!
ラブドールを取り巻く状況は、この数年で大きく変化してきた事実があります。
それだけに価格やタイプなども増え、かつてより購入しやすい存在となったと言えるのです。
知ったら思わず「買ってみようかな」と思ってしまうような、ここ数年で変化してきたラブドールの最新事情をご紹介します!
購入しやすい価格帯のラブドールが増加したのは中国での「ラブドールバブル」が原因!
かつては高級ラブドールと言えば、日本製のものが中心でした。
しかし現在では、中国でラブドールの生産が盛んになっており、しかもそこそこ良質で低価格なラブドールが専門サイトなどで購入できるようになっています。
低価格化とサイトによる通販で気軽に購入できるようになった結果、ラブドールの需要は全世界に広がり、中国では大規模な工場でラブドールを大量生産し大きな利益を上げる「ラブドールバブル」とも言える状況が訪れているのです。
価格の選択肢も数万円から数十万円と、好みと予算に応じて選びやすく、完全オーダーメイドで100万円近くの超高級ラブドールのオーダーもあるとか。
こういった選択肢の広さが、ラブドールをより購入しやすい存在へと変化させたのです。
ラブドールはよりリアルに人間らしく進化している!
ラブドールは、まずは人間の性欲を解消するのがメインの存在として生まれましたが、その後はリアルな人間らしさを持った存在となる方向を突き詰めてきた、と言えます。
見た目や触れたときの感触などは、かなり早い段階からリアルさを増していましたが、乱暴に扱うと壊れてしまうなど、耐久力の面で少々難があった時代もあります。
その点、現在のラブドールは、素材自体の耐久度が増し、さらに内部構造も進化することで関節部分が丈夫になるなど、多少複雑なポーズをさせた程度では問題は起きなくなりました。
そのためより人間らしい動きができるようになり、また細かい部分の加工技術も進化したため、よりリアルな造形も可能となっています。
AI搭載でしゃべって表情を変えるラブドールも登場!
ラブドールは人形ですから、自分でしゃべったり動いたりはしない、と思われているかもしれませんが、現在では高性能AIを搭載したラブドールが登場しています。
このAI搭載ラブドールは、表情を変えることができますし、言葉を交わすたびに学習して自然な会話ができるようにもなります。
朝起きたら隣で「おはよう」の挨拶をしてくれて、夜眠るときは「おやすみ」と語りかけてくれる、完全に一緒に暮らすパートナーとしての役割を果たしてくれるわけですね。
さすがにまだ、ラブドールが自分で動いて自分の判断だけで行動する、なんてことは不可能ですが、このままラブドールの進化が続けば、いつかはそういった時代が訪れる可能性は高いと言えるでしょう。
ラブドールを購入して自粛生活をより快適に過ごす選択肢もアリ!
「ラブドールを購入した」と言うと、あまり良いイメージを持たれないのではないか、と考えている人も多いでしょう。
ラブドールがオナニーのための道具、という印象が強いのは確かですので、そういったイメージを持つのは仕方がないことかもしれません。
しかしラブドールが、オナニーの相手を務めるだけの存在ではなくなってきたのも、また事実なのです。
「ラブドールなんて……」と考えず、興味を持った人はぜひ自分の好みにぴったり合ったラブドールを購入してみてはどうでしょうか。
うんざりするような自粛生活にそれまで感じられなかったような充足感が生まれ、ハリのある日常生活が復活するかもしれませんよ!