「私のそっくりさんが出てるんで見てね♡」素人とセクシー女優がシンクロする!?

観たことあるけど他人名義……AVあるあるですけども…

セクシー女優さんには、メーカー専属単体女優、専属ではないけれど女優名名義でリリースされる企画単体女優がいます。それ以外にも、企画女優という、完全に無名の素人扱いでAVに出演する女優さんがいます。作中完全に顔出しNGの人とか、作中はいいけれど、パブをする際には、顔を隠す人だとか、アルバイト的にやっている人という感じでしょうか。

 

女優名を出し、パブを全開にすると、いわゆる女優さんと呼ばれるようになります。新聞がNGという人が意外といますね。「親が読むかも」というのが理由だそうです。週刊誌なんかもたまに警戒されたりしますね。宣伝媒体の年齢層が上になるほど、該当していたわけですが、今はスマホを使いこなすお父さんもいますから、どこまで大丈夫かは判断が難しいところでしょう。

 

いろんな形で明るく楽しいSEXを見せてくれているセクシー女優さんですが、プライバシーに関しては、隠さないといけない理由があります。というか探ろうとするのでは、アイドルよりもセクシー女優のほうがキツいかもしれません。

 

「知り合ったら一発ヤレるかも?」という勘違いが探す理由ですね。SNS関係はプライバシーを透過させてしまうものが多いですから、活用しつつも問題はたくさんあります。セクシー女優の方々、くれぐれもご油断めさるな。

 

そういう感じで、セクシー女優にも線引きのようなものがあるわけですが、そのラインが複雑になってきたのが、約15年くらい前のことでしょうか。単体女優だったのが、キカタンを経由しつつも、それだけでは仕事が足りないため、企画作品に別名義とかで出演することが出てきました。

 

これには理由があり、企画作品が増えていったことや、複数出演作品が増えていったこと。それに、単体作品の契約が年数から作品数に変わっていったことなどがあります。

 

そして、女優の寿命が伸びていったことと、ギャラが下がったことも大きな理由でしょう。単体を1〜3本で卒業となり、キカタンとして、名前はそのままでいろいろなメーカーからリリースするというのではなく、名前が出たり出なかったりする作品に出る。「セクシー女優を続けたいけれど、メーカーからのオファーが単体ではなかったので、企画作品に出て頑張りたい」という女子が登場したわけです。

 

15年ぐらい前は、よく顔を見ると、「あ、あそこで出ていた○○ちゃんだ!」という感じで、関係者だとわかったのですが、今ほどネット環境も整備されておらず、探ろうにも資料はない。そりゃそうだ、素人娘として名前伏せていたりするから(笑)

 

それ以上に、メーカー主催サイン会とかが数が少なかったため、アイドルにおけるファンのような意味のファンが本当に少なかったわけです。そういう熱狂的なファンのついているのは、著名メーカーで数年間に渡り、人気者の座を獲得していた女優だけでしたし。写真集などのリリースもかなりハードルが高かったわけです。

 

そんな状況になり、キカタン作品と企画素人作品を、行ったり来たりする女優が登場してきました。またメーカーによっては、「単体を育ているよりも人気のあるキカタンが手堅い」という商売としてもっともな理由で、女優を育てていく作業を手放したメーカーもあります。

 

このぐらいから、「メーカーカラーのついた女優が少なくなった」ような気がします。

 

キカタンとして人気が出てくれば、そういう名前のないお仕事は忙しくて出れなくなったりする。もちろん名前ありきの作品のほうがギャラが上ですから。それでも本数を優先する女子なんかは、ずっと行ったり来たりしているいます。ただし、素人として出た作品に関してはすっとぼけます。

 

これがAVにおける常識でありお約束ごとでした。「単体は女優、素人は素人」としなければならないのは、例をあげると、素人ナンパシリーズがありますね。これナンパされている女の子が素人であるから興奮する。そこいら辺にいる女子が、お金やら、されたこともない快感責めやらで、我を忘れてしまい、手練れなセクシー男優やAVスタッフに、文字通り『ハメられて』撮影してリリースされた作品というのが主な内容です。

 

「ガチにナンパした作品よりも、仕込みを使ったほうが売れたんですよ。それ以上に、ガチ作品のほうが『仕込みを使っているんじゃねえ』とか言われて、ガックリ(笑)」(某メーカー広報)

 

こういうような事態もあるわけで(笑)本当に素人か否かは、いわゆるグレーなところ。日本人はとてもピュアなところがあり、テレビのヤラセなどにも敏感だったりしますが、AVも同じリアクションが見られるということです。世界で一番ガチが好きな民族といえるかもしれない…。

 

AVとはファンタジーであるというのは、こういう部分を曖昧にすることで、作品に演出を感じさせないようにするわけです。SEXで感じているか否かにも敏感な男子ですから、AVだってこだわりを見せてくれるわけでした……

 

が、今、まさにこの不文律が過去形となりつつあるのをご存知でしょうか?

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なぜ素人AVが可愛くなっていったのかを考える

「この子、絶対に○○ちゃんだよね?」という疑問符を抱きつつも、オナニーに興じていたのは、たぶん10年前くらい。そのぐらいになると、明らかに人気者なのに、素人役で登場する展開のAVが出てきます。記憶に強かったのは、「誰がどう見ても大槻ひびきなのに大槻ひびきじゃない(笑)」でしたね(笑)

 

ちなみにこの話をひびやん本人にしたところ、「えへへへ。そんなに似てましたぁ(笑)」と煙に巻かれました(笑)そう、この時代は、「素人作品は素人でなければならない」ということに関して、出演している女優たちも極秘要綱として守っていたわけです。

 

理由は先ほども記載した通り、「素人作品にセクシー女優が出ると、しらけて売れない」と言われていたから。「プロじゃ抜けないんだ!」と声高に叫ぶユーザーさんもいたようです。ところが先ほどのような「大槻ひびきちゃんによく似ている素人娘」が出ている作品ですが、売れました(笑)

 

理由は簡単なことでして、AVはルックスが綺麗とか可愛いとかがとてつもなく重要なのです。その当時、アイドルは多少なりルックスが世間並みだったとしても、個性がちゃんとあれば売れるという状況で、「AV女優(※当時の表記)なのにアイドルより可愛い」みたいなことを言う人多かったのです。ダブルでハラスメントしてますね、この意見(笑)

 

世間のイメージが、「アイドルよりも多少落ちるけど、SEXを見せてくれる女=AV女優」だったのが、ちゃんとリサーチが入ってスカウトなどが変わっていったとか、女子から積極的にAVに出たいという職業認知されたこともあり、可愛い子が数多く出るのが当たり前になっていきました。

 

ちなみにアイドルも、それを経てからルックスが上昇しましたね。やはり個性よりも可愛さが大事ということでしょう。そしてAVと同じく、職業としてアイドルが認知されたのも大きいかも。

 

アイドルはとにかくとして(笑)セクシー女優は、綺麗だったり可愛い子が鉄則かのようになっていきます。昔との最大の違いは、「AVをやる子の絶対数が違う」です。分母が大きければ、それだけ選別する範囲が広がる。そこからルックスを重視するように変わっていきます。

エロい子やヤリマンに関して、それはAV女優になってからでも備わることが可能なので、別に気にしない。むしろ変なエロ知識が固まっていて、AV制作するスタッフに妙に逆らうほうが問題視されるようになっていきます。例えば、鳴り物入りで風俗からセクシー女優に転身した女優がいたとして(仮ですよ、仮笑)、彼女が目標としているエロがAVとは全く違っていて、契約本数をクリアしたら止めてしまったなんてことありますから。

 

エロ目的よりも自己顕示欲、自己承認欲求が高い子のほうが、セクシー女優としては向いている。もちろん、制作する側からは、「根本的にエロい子がいい」という意見は出てきます。ところが、目立ちたいという意識を爆発させる子のほうが圧倒的に世間にアピールするエロ光線を振りまく。これがAV側も見えているので、エロいよりもルックスの風潮になっていきました。

 

結局、素人が隠しているエロをカメラ前に晒す行為よりも、可愛い子がエロい姿を晒しているほうを興奮する人のほうが、圧倒的に多いということなのです。まして顔にモザイクが入ったままでのSEXよりも、外れているほうが圧倒的に興奮します。

 

レンタル時代に、モザイク顔の子に賭けて失敗したなんて話は数多くありますよね(笑)まぁパッケージでの写真修正で騙されたなんてのもあります。黎明期だと、「パッケージに出ている女と、AVに出ている女が違う」なんてこともありました。それでも何万本も売れる時代があったということをお忘れなく。赤裸々な女子だらけの今に感謝しましょう。

 

AVは、単体が売れる時代には企画のリリースが下がり、企画が売れると単体の売り行きが落ちるという、シーソーのような関係性があったのです。それがキャスティングを重要視していくうちに、シーソーにならなくなり、売れるもの=人気セクシー女優が出ている作品になっていきます。

 

さらには週末だけ行われていたイベントが、平日にも開催されるようになり、それにもファンが来てくれる状況になります。このぐらいから客層の変化もありました。写真を撮影するとかお話するとかで、サービス精神が高いセクシー女優が好きという層から、憧れの○○ちゃん的な扱いをするファンが中心になっていきます。ファンたちは、日本全国津々浦々に来てくれますから、手堅いリリース力を握っていると同じ。気まぐれなカメラメインの人たちから、ファンがセクシー女優を奪取したといって間違いないでしょう。

そうなると、素人AVに出ていたとしても、ちゃんと見つけてくれる熱心な人たちですから、企画AVは、企画ありきではなく、セクシー女優の人気に飲み込まれていった。これが、素人AVが可愛くなっていった真相です。

 

大槻ひびきちゃんが素人AVに出ていた話は、実のところ、メーカーさんも話してくれたことがありました。「可愛い子、しかもひびやんが来てくれたならば撮る側もそっちを選びますよ。ファンもついているのを知っているし。相当可愛くなければ、彼女と張り合う女の子なんていないわけです。でも作品はあくまでも素人なわけです。そこを崩すと作る作品が崩壊しちゃう。なので、パケに目線を入れてでも素人とする。まぁひびやんに目線を入れたら誰だってわかりますけどね(笑)」

 

そうやっている間でも、まだまだ、セクシー女優はすっとぼけをかまさなければならないのは変わりはありませんでした。変わっていくのは、SNSが鍵を握っていました。

 

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SNSパブが中心になったことで、登場した「私のそっくりさん」とは!?

イベント人気から賞レースに至るような、「擬似芸能界」になっていったAV業界。業界的なお祭りとして、賞レースなどがあり、「やっぱり評価されるのはこの子だよな」的な作品での優位性を持っている女優(例えば変態的プレイを得意とする女子)よりも、アイドル人気が高い女子のほうが、投票という枠組みでは後者が上になるのは当たり前のことです。

 

しかも「アカデミー」的な立場の人たちもいないし、メディアとはいえるような相対する立場を取れるメディアもない。健全とは言えないけれど、それはAVという業界を考えると不思議なことでもなんでもない。売れる人たちと、売れてないけど支えている人たちの区別がつきづらいので、どうしても目立つことをしている人にしかスポットが行かないわけです。

 

しかし、この頃から、内容を重視する層が出てきます。つまり可愛いだけでは抜けないと買わなくなってしまう。AVとはオナニーすることを目的としてますから、飽きられてしまう可能性がある。ずっと同じ女の子で抜いていたけれど、ふとした瞬間に恋の罠が解けてしまい、AVを一切買わなくなるなんてことが、起こりつつありました。賞レースで疲弊したのは、女優たちだけでなく、ユーザーもだったのかもしれません。

 

そして、企画的な匂いがするキカタンだったり、企画的な匂いのする単体がリリース的にも目についてきます。もちろん、気をてらったように見える作品は、好事家がどれだけ持ち上げようとも売れなかったりしますけどね(笑)私が編集者をしている頃のライターさんは、そういうAVを好む人が多くて、偏るから、一部のライター以外とは仕事しなくなったことあります(笑)ちなみに「一部の仕事をしていたライター」は、ちゃんとこの業界に残ってます(笑)AVの本質をちゃんと見抜いていたからかも?

 

企画的作品なれど可愛い作品が売れる時代は、自ずとAVの収録時間も長くなります。オチや企画意図がわからないと意味がないからでしょう。そしてそのまま新型コロナウイルスが世界を席巻。すると、稼ぎ場として重要だった「直接対面販売としてのサイン会」ができなくなります。

2020年にデビューする子たちは、初っ端からファンとは対面しないデビューを飾ることになりアピールする場所は……Twitterでした。

 

業界的というか、ある程度に活躍する女優が増えていくなかで、「これはもう古いのでは?」と言われていたのがTwitterでした。女優ちゃんたちは、SNSの流行がInstagramになっていることを感じていました。「インスタ映え」なんて言葉が流行ったように。

 

ところがInstagramにはいろいろと流行があり、セクシー女優よりもコスプレイヤーとか素人娘の、「ちゃんと隠れたエロ痴態」が隠れた人気を博していたわけです。これと映える食べ物とかがバズるものの代表だったりしました。

 

そしてコロナ禍に突入した時、フォロワー数などが見えるので、宣伝としてアピールしやすいTwitterのほうが、結果的にお手軽なので、2020年組などはTwitterを注視して活動をするようになり、これが功を奏しました!

 

もともといろいろなセクシー女優をフォローしていて、飽和状態になっていたタイムライン。女優自身も飽きてしまったのかアップされてこない。しかもエロい写真がパトロールが厳しくなったために上がってこない。結果、見なくなったはずのTwitterを新しい子たちが動かすことで、タイムラインが新鮮になり、見るようになったわけです。そして、残酷ですが推し女優の乗り換えが起こったといっても間違いないかもしれない事態になります。

 

見る側としては、どう考えても毎日のように更新してくれる人を応援したくなるわけで、しかもイベントで直接会えないから、出ているAVにも注目する。イベントに行って、サインと写真があればAVをすぐに売ってしまう人よりも、大事にじっくり観る人が増えたはず。

 

どのような子なのかと、本人の写真や動画などを欲するようになります。さらにはアプリ加工ではなくてカメラ自体が良くなっていて、それで盛れる自撮り写真を模索する世代でもあるので、なお写真が増える。自ずと「いいね」も増えていくし、フォロワーもアップしてきます。

 

Youtuberなどがそうですが、一番キツいのは、「ずっと続けること」がSNSの弱点です。飽きてしまえばもうおしまいということ。長年に渡り、AV業界を支えていた女優たちが、更新頻度を下げる。その頃にデビューした子たちは、先輩たちが作業を滞らせることに引っ張られてしまい、フォロワー数が伸び悩みを見せていたりしていたのです。これがTwitter低迷の最大の原因。さらにはPRが増えていくことで見なくなるなどが重なりました。

 

しかし、コロナ禍によってパブリシティ方法がなくなり、もう一度丁寧に本人情報をアップしていくと、ファン以外にも、観るものを欲している人たちの目に留まり、人気をあげていきました。

 

もちろん、これとAVの売れ行きが比例していると、業界は助かるわけですから、簡単には行かないでしょう。そういうなかで検討しているのが、素人作品です。PRもまた隠し方よりも扇情的なワードを駆使しているだけでエロく見えてくる。

 

……ん?宣伝しているのは女優ちゃんだけど、素人作品だぞ、これ?

 

「私そっくりな子がエッチされちゃってます♪絶対に見てください♪」とか書いている。ということは、この素人娘はこのセクシー女優ちゃんということか!

 

現在のAVのトレンドになりつつある、「私のそっくりさん」素人娘の登場です。

 

AVのなかで、隠すべき事実だった素人とセクシー女優がイコールになること。もちろん、SNSなどネット社会になり、バレているのはバレていましたけど、最後まで隠し通すのがAVとしての矜恃だったはず。しかし、今の女優ちゃんたちは、楽しそうに自分のそっくりさんAVという名の自分が出演した素人作品を宣伝するのです。

 

時代が変わったとかではなく、AVに対する考え方が違うと考えたほうがいい。リリース時期をバラさなければ(さすがにこれだけはテレビと同じく守っていますね)、後は好きなように料理(写真とか)してもらったほうが、フォロワーという名のユーザーにアピールすることになるわけです。

 

さらには、メーカー発信のPRや、プロレビュワーの文章よりも、一般ユーザーのレビューを重要視する傾向も拍車をかけているはず。うう、耳が痛いが仕方ない(笑)でも20年前から変わらない文章構成よりも、パッションなのか精液なのかが先走りしているけど、なんか好きが伝わる文章のほうがいいと思うのは、致し方ないことでしょう。本当は、国語教育がちゃんとしてないのが大きいんだぞ、文●省(笑)

 

自分のことを「そっくりさん」とくくる感覚もまた新しいかもしれません。ベテランたちは、そういうPRやってませんから。セクシー女優としてのアイデンティティが確立しているのに、それを崩す理由もまたないからですけどね。

 

それ以上に、名前が出る作品と、素人として出る作品を、等価値とする女優ちゃんが出てきたというのも大きいでしょう。求められるエロが変わってきているのも確かです。

 

ロリという区分けがコンプライアンス的にアウトになった現在、そういうジャンルのAVは作られていないかというとそうでもない。制服を着た子がおじさんに……なんてタイトルは使えなくても、パッケージを観ると一目瞭然という感じ。それらを含む、学生ものやOLものというAVですが、出演している女優からすれば、素人AVとなんら変わりがない内容ということです。

 

企画AVに求められているのは、キャラクターではなくて、プレイをいかにエロく見せるか。しかも普通に裸になって絡んでも、エロさが足りないとか感じる人たちがいる。その結果が、NTR的だったり媚薬だったり、とにかく人格崩壊タイトルがスタンダードとなっていく。

これ、素人ナンパAVで、男に言い寄られるがままにハメてしまうのと、なんら変わりがないことだと思いませんか?どちらも男たちの欲望をそのまま演じている(演じると書くと嫌がる人がいるけど、ごめんあそばせ)女優ちゃん。

 

「売れないと次のオファーがなくなる」なんて言われたら、そりゃあアピールしますよね。それが自分じゃなくなっていたとしても、「この私によく似た子のSEXをまた観たかったら買ってね〜♪」なんてこと書きますよ。

 

セクシー女優は、作品の予算でギャラの増減はありますが、作品の売れ方でギャラが変わることはありません。バカ売れしたといっても、ボーナスが出るわけではない。逆に全く売れなかったとしても、ギャラが振り込まれないなんてことはない。つまり、「撮影現場に行き、指示された通りの女の子になってSEXする」というお仕事なのです。

 

だからこれまでは、「セクシー女優自らが、買ってほしい」とアピールすることが女優の仕事のなかにあるわけではなかった。もちろん、前から自分の作品が出るたびに、ちゃんとリリースを発表する子はいました。それがもっと砕けた感じの表現を使いつつ、ネクストチャンスを私にくださいとアピールするのが、SNSでのお仕事になったわけです。

 

「セクシー女優は、自分の出た作品について、最後まで見届けたほうがいい」と語っていたセクシー女優がいました。しかしながら、その意見は他の女優たちに通らなかった。仕事が増えますからね(笑)それに絡みが終わったら覚えていない人が多かったし。

しかしながら、いろいろなものが転換してしまったコロナ禍。脱いで絡んで終わるというセクシー女優の時代が終わったのかもしれません。それだけでもかなりリスキーなお仕事なのですが、それ以上に自分が何をしているか、何を見せているか。そして作品には何が映っているかを、必ず意識する時代になったのかもしれない。これからのセクシー女優のお仕事は、あらゆる方面に動くか、1方向のみに突き進むかどちらかになることでしょう。

 

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まとめ〜AVだけでなく裏ネタを見ている側に吐露する時代!?

「私のそっくりさん」によって、AVにおける既成事実が崩れています。それが悪いかどうかは、数年経ってみないと回答は出ないでしょう。だって、テレビや映画にプロレスなどが、内情を演者側から暴露する時代です。スポーツですら、裏側の事情を語ったりする。それが観ている側にはとてつもなく刺激的なのは事実なのです。

 

AVの場合は特殊でして、「本当は言いたかったことを大っぴらに言える」的な発想でしょうか。あるあるネタに組み込むぐらいで、何とか溜飲を下げていた事実を、女優ちゃんが語っているんだから、大丈夫だろうって感じです。AVを大量に観ている人だったら、これを感じていることでしょうね。

 

裏側が見えてしまった(暴露された)ことで失墜したジャンルはあります。しかしながら、それを認めつつ、さらに上をいくスリリングさを出すことで、大人気を得たジャンルもあります。何とは言えないけど(笑)

 

リアリティだけを追求していくと、ハードプレイに直結してしまうAVは、精神を壊すところまで進んでしまった場合もあります。肉体的にヤバいことになった場合もあります。しかしながら、「SEXを理解する」というワードが難解になりすぎてしまい、そこまでしないとできなかったのも事実でしょう。

AVというのは自由に観るものだし、自由な場所でオナニーするものです。ところが、どうしてもAVというメディアは時間軸から離れることができない。映画とかだと、時空を行ったり来たりできるのですが、SEXに行ったり来たりは映像化が難しい。その結果として、フィニッシュはザーメン発射。そのシーンで顔(またはパーツ)のアップすにするので同時に抜くという大多数の男子のオナニーパターンをを誕生させたわけです。

 

反面、パンストとかお尻とか指とか、マニアックなところで興奮する男子も誕生させました。ドラマシーンにおける表情がいいとか、笑いながらのSEXがいいとか、泣いているのに感じちゃうSEXがいいとか。とにかく人の数だけマニアックが増えていく。AVで育った今のジェネレーション(男女問わず)は、どれがマニアだかもわからない状態でしょう。

 

だからこそ、セクシー女優になった女子が素人役をやれば、「私のそっくりさん」という別の自分になっている自分を俯瞰的に見ることができるのかもしれない。

このように暴露することを怒る人はAV側にはいないようです。むしろその状況を面白がれるぐらいにのめり込めば、AVの内容が跳ねることになり、ユーザーがさらにつく可能性が高まるということを期待しているのでしょう。

 

特に素人AVは、絡みシーンだけに集中しているような感じで、シンプル。中出しにこだわるなど、SEXを中心とした考えのAVです。こういうタイトルが人気ある同時期に、ストーリー重視のAVが人気が出るのもまた面白い結果です。

 

ガチが好きな日本人だったのですが、この頃は、もはや上手に騙されることを望んでいるのかもしれませんね。思考性が変わってきた。この2020年というターニングポイントの年に、AVはまた進化をしているのかもしれません。

 

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