日本の歴史的文化!?女性の身体で料理を味わう「女体盛り」の歴史のおはなし!

「女体盛り」とは、女性の身体を器に見立て、料理を盛り付けてそれを味わう食事方法です。

 

盛り付けられるのは刺身などの海産物が多く、あまり肉料理などのパターンは聞いたことがありません。

 

これはおそらく、人体に直接盛り付ける関係上、熱い料理は避けた結果ではないかと推測されます。

 

……なんて、いかにも「女体盛り」について詳しいかのように書いていますが、実際に女体盛りを味わった経験は、私にはありません。

 

と言うか「女体盛りを実際に目にした経験がある」なんて人は、あまりいないのではないでしょうか?

 

そんなわけで今回は、知っているようで意外と知らない「女体盛り」の歴史について学んでいきましょう!

女体盛りは江戸時代の「芸者遊び」が発祥!?

「女体盛りのルーツ」とされるものに、江戸時代の文献『おさめかまいじょう』があります。

 

この『おさめかまいじょう』とは、吉原などの遊女向けに書かれたセックステクニックの指南書であり、その中にこのような一文があるのです。

 

「くせもんあり。はんばより、酒、さしみを取り食らうに、ぼぼあけさせ、ぼぼ水にワサビつけ、さしみ食らう」(引用:『おさめかまいじょう』)

 

「ぼぼ」とは「オマ〇コ」のことであり、つまり「刺身を食べるのに、オマ〇コを広げさせて愛液を付け、そこにワサビを付けて食べる男がいるよ」という意味ですね。

 

ただしこれは、刺身を女性の身体に乗せたわけではないようですし、最初に「くせもん」、つまり「変わり者」というような意味で呼ばれていますので、決して一般的な食べ方ではなかったとも思われます。

 

それでは江戸時代に、女性の身体を器として使うことがなかったのか、と言えば、決して皆無だったわけではありません。

 

女性に足を閉じさせ、恥丘と太腿の間のくぼみにお酒を注いで飲む「わかめ酒」については、芸者遊びの一つとして江戸時代の複数の文献に登場してくるのです。

 

この「わかめ酒」も、お金さえ払えば誰でもできたわけではないようですが、女体を器にして使うという発想が江戸時代から存在していた証拠と言えるでしょう。

 

それでは実際に、女体盛りの発祥はどこなのかと言えば、石川県の某温泉宿だと言われています。

 

温泉遊びの一つとして始まり、そこでは現在でも女体盛りを頼むことができるとか……。

 

ちなみに料金は、お皿役となる女性1人につき15万円~20万円程度、さらに食事時間は20分~30分までと制限されている、なんて情報もあります。

 

これを安いと思うか高いと思うか、アナタはどちらでしょうか。

女体盛りの「お皿役」はメチャクチャ大変!

女体盛りは、お皿役として身体に刺身を盛り付けさせてくれる女性がいなければ始まりません。

 

このお皿役の女の子の時間が「20分~30分」と制限されているのは、盛り付けの段階からずっと動けず、さらに冷たい刺身を乗せるため、身体が冷え切ってしまうためです。

 

また刺身もずっと人の体温で温められることとなるため、あまり長時間そのままにしておくと傷んでしまい、食中毒の原因となる可能性があるのです。

 

こういったリスクを回避するため、制限時間が定められているわけですね。

 

ちなみに女体盛りのお皿役となるには、盛り付け時間も含めて微動だにしないことを求められるため、厳しい訓練があるとのこと。

 

具体的には、横になった状態で全身6か所に卵を乗せ、そのまま4時間、卵を落とさないように耐える訓練です。

 

我慢強さを鍛えるため、途中で冷水を身体に垂らすこともあるんだとか……。

 

でも確かに、お皿役が動いてしまって刺身が崩れたりしたら、せっかくの女体盛りも興醒めですものね。

 

そのくらいの厳しい訓練を潜り抜けてきた女性がお皿になるからこそ、女体盛りには価値があると言えるのかもしれません。

海外では「女体盛り」によるトラブルも起きている!?

女体盛りは、その見た目のインパクトからか、海外でもたびたび話題となっています。

 

その多くが「海外の日本料理店で、日本の伝統的料理として女体盛りを提供した」というものなのですが、これがときどきトラブルとなっている事実があります。

 

たとえば2003年には、アメリカのシアトルで、「自称日本料理店」が女体盛りを提供していることが問題となっています。

 

女性団体により「女体盛りは女性の身体を物のように扱い、虐待する行為」と抗議が行われ、店主は「女体盛りは日本・アジアの文化・芸術である」と反論したとのこと。

 

また2012年には、イタリア・ローマの新聞が、これまた「自称日本料理店」で提供されている女体盛りについて「日本の伝統」と紹介し、それに対して在イタリア日本大使館が抗議しています。

 

いずれも「自称」日本料理店であり、オーナーも日本人ではなかったようですが、「女体盛り=日本の伝統」というイメージは、海外でも広く知れ渡っていることが窺いしれますね。

 

しかし「日本の伝統」と言われるものの、実際のところ「女体盛りは日本の歴史的文化である!」と考えている日本人はほとんどいないのではないでしょうか。

 

とは言っても、実際に日本には女体盛りの歴史はあるわけなので、女体盛りは日本の伝統ではない、と言うこともできず……なかなか難しいところですね。

「女体盛り」を頼んでみたい人は「ピンクコンパニオン」に頼むのが手っ取り早い!

女体盛りにはあまり良いイメージがないかもしれませんが、別に女性に刺身を乗せることは犯罪ではありません。

 

女体盛りを頼んでみたい人、一度経験してみたい人は、頼んでみても問題はないのです。

 

「女体盛りの起源」と言われる石川県では、ちゃんとメニューとして存在している温泉宿もあるそうです。

 

石川県以外で経験してみたいのであれば「ピンクコンパニオン派遣業者」に頼むのが手っ取り早いでしょう。

 

すべてのピンクコンパニオンが女体盛りをできるわけではありませんが、予約時に相談すれば対応可能な派遣業者が多いようです。

 

もちろんお金はかかりますが、温泉以外にも派遣してくれるので、究極の話「自宅で女体盛りを楽しむ」なんてこともできちゃいますよ。

 

「実際に女体盛りを目にするのは、ハードルが高い……」と感じるのであれば、女体盛りが登場する映画を見て、雰囲気だけでも味わってみてはいかがでしょうか。

 

2012年にアメリカで公開された『SUSHI GIRL』は、宝石強盗グループの男4人と、全身に寿司を盛られた女性が登場する映画です。

 

こう書くと、いわゆる「B級おバカ映画」のようですが、ストーリーは意外とシリアス。

 

『スターウォーズ』のルーク・スカイウォーカー役を演じたマーク・ハミルや、寿司職人役で千葉真一が出演しています。

 

また2015年の台湾映画『沙西米(サシミ)』では、日本のAV女優・波多野結衣さんが女体盛り姿を披露しています。

 

この映画は宣伝ポスターにもばっちり女体盛りの写真が使われていたため、屋外に掲示することを禁止されてしまったとか。

 

女体盛りファンのみならず、波多野結衣ファンなら一度は見ておかなければならない映画ですよね!

 

こういった映画を見るのもちょっと恥ずかしい……という人には、最終手段としてこんなアイテムもあります。

女体盛り皿

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女体グラス

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Tバックマグカップ

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これらのアイテムを使えば、女体盛り気分を味わうことができるでしょう。

 

刺身を乗せても傷みませんし、飲み物もこぼれませんので、ある意味「理想的な女体盛り」が実現できる一番の方法かも……なんて思うのですが、いかがでしょうか。