諸悪の根源はAV?!「執拗に責める」と「気持ちよく責め続ける」の違いを風俗嬢に内緒で教えてもらいました!

優しい女子にだって我慢の限界がある!責めるプレイへの諸悪の根源はAVなのか!?

SEXを「エッチ」と言い換えすることで、女子と手軽なプレイを楽しめるようにした元祖は、明石家さんまと言われています。テレビ内の言葉でしたけど、氏はずっと日常から使用していたそうで、トークの中にスーッと自然に出て、20年ぐらい前の女子に浸透していった。バブルは終われども名残りは世の中に十分あって、今以上にお金持ちであればヤレることが明確でした。

 

おじさまたちに教えておくと、今の10代〜20代前半女子に、「エッチ」というと、「おじさんはなぜSEXをエッチと言いたがるのか?」というなかばバカにした雰囲気になります(笑)。これが20代後半になるとむしろ使っているから、言葉って難しい。

 

マッチングアプリはなくとも、いろいろと当時の最先端を駆使して、出会いはあったわけです。穴があるから挿入したい、挿入されたいことが、先立っていた時代です。今ほど金銭的なことが前面には出ていなかったかもしれないですが、SEXに対するプロを介在しない何かの授受が出てきた時期です。

 

不況の影響は、SEXそのものにも変化の兆しがあるのでしょうか?

 

極論からすると、「あります」

 

フェミニズムが叫ばれ、セクハラが大問題になっているのですが、リアルなSEXでいえば、男子側に主導権があるSEXが増えているようなのです。

 

現在、物が売れることのマーケティングは、女子をターゲットにしたものがメインです。良いと思ったら必ずお金を落とすのは女子であり、男子に関しては、オタク界隈(アイドル、アニメ、ゲーム、コスプレ、AVなど)以外は、本当に大ヒット商品がなくなりました。

 

「書籍があるだろう」というご意見がありますが、実際のところ、全体の売り上げは落ちているし、ベストセラーもよく見ると、男子は男子でもかなりご年配の方々が支えている。なので新進気鋭作家の地位が微妙なものになっている場合が多い。これまで、メインとされていた男子ですが、小説をそこまで読まないし、話題にならないと買わない証明でしょう。

 

意外にも男子のほうが、より即物的な実利を得たいと考えていることが明白です。買った後に、何かを継続させることで楽しさを自分が得られるとかじゃなくて、「今、払った分の快楽をくれ」というのが透けて見えてしまう。

 

その結果が、SEXや風俗などにおいて、「責めるプレイ」「責めてもらうプレイ」の両極端に振ることになっているようです。大きく影響を与えているのは、どうやらAVなのです。

 

「AVはファンタジーであり、オナニーをメインとしてエロいことを楽しみ、愛でることが目的である」と定義することが、AVにでの最近の主流の発想です。簡単に言えば、「壊れた人間を表現することで、リアルは壊れずに楽しめますよ」という感じでしょう。

 

ところが、その壊れた側に該当するAV女優たちが、楽しそうなプレイをしているように見えてしまうユーザーたちが増殖している。嫉妬心すら抱いている。それをSNSやレビュー機能に投稿することで、より引っ張ってしまっている。それはそのまま、AV的プレイが風俗のプレイの中にめり込んだのです。

 

より明確にその影響を受けているであろう、風俗界隈で働く人たちの意見を聞きつつ、「責めること」のより良い方向性を見出すべく探ってみたいと思います。

 

風俗嬢が語るAVプレイの影響内緒の話〜その1・デリヘル嬢Dちゃん

「AVの影響というか、そのものズバリ『AV体験コース』がありますよ」と自分で働いているお店のオプションを説明してくれたDちゃん。動画撮影OK、その際はオモチャやコスプレなどのOK。デリヘルなので、してはいけない本番があり得ないけれど、逆にハメないぶん、いろいろと撮影に凝ることが可能となる。

 

ハメ撮りって、AV男優すら苦戦するらしい。カンパニー松尾監督があれだけクローズアップされるのは、「ちゃんとハメ撮りが上手で、なおかつ撮影された映像がエロいから」です。

 

「カメラ数台で撮っているお客さんいますよ(笑)。後で編集するだそうです。あらゆる角度を撮られて恥ずかしいです(笑)。でも、撮影しているときのお客さんの顔が可愛い!夢中なんですよ、SEXしている最中とおんなじ(笑)」

 

「男の人って、本当にハマると我を忘れちゃうことが多くて。撮影なので、エロ〜く反応してあげるだけで、大喜びしちゃいます。最後にお顔にザーメンをかけるとか、もう夢中なんです」

ちなみにあらゆる部分で、証明の確約は取られるし、そのままアップすれば違法映像として、どちらも逮捕になるから、取り扱いは慎重になっております。またオプションとしては、それなり以上に高額になるので、撮影する側もカメラに凝っている、編集ができる人が多いようです。エロい撮影できる場所って、動画の場合、ほぼないですから、貴重な場所なのでしょう。

「AVを私が見ないからいまいちわからないんですが(笑)言葉で『気持ちいい』とか、指マンしたりとかはAVなんですか?指マン潮吹きは、私が普通に吹けるから対応できるけれど、下手というか、できてない人のほうが圧倒的ですよ。痛い場合はちゃんと『痛い』と言います。その後のお仕事に影響しちゃうから。ここは褒めどころなので褒めるけれど、下手な人が大半ですよ(笑)」

 

「愛撫は自信満々な人は、実践プレイで成功したことがあるんでしょうね。でもそれ、女子との愛称なだけだと思うんだよな(笑)。そしてAVのプレイをやろうとする人は、自分の体勢とか、私の体勢をすごく気にします。『こうじゃないとダメ』とか、『この角度が重要で』とか、とにかくスタート前に言い訳のようなセリフが多い。自分に言い聞かせているんでしょうね」

 

「私はデリを初めて2年なんですけど、1年前よりも撮影プレイとか、電マを駆使する人とか増えたと思います。AVプレイをしたい人は増えているんでしょうね。AVを見せられること? ああ、『こうやってほしい』みたいなのはありますよ。アンアン悶える可愛い子の動画を見ましたけど、『興奮しない?』と聞かれたら素直に、『エロい……』と興味ありそうな顔をします。それが次回の指名につながるんで(笑)」

 

AVプレイをされて嫌がるどころか、それを逆手にとって指名を増やすDちゃん。そのぐらいバイタリティがないと、今の時代の風俗嬢はやっていけないのかもしれません。でもそこここに本音がチラホラ。上手な人が少ない独りよがりプレイが多いようです。

『デリヘル呼んだら昔ボクをいじめていたヤンキー女が来たので激ピストンでイカせまくってやりました!2』IENE-974

SODprimeで見る FANZAで見る Amazonで見る

 

風俗嬢が語るAVプレイの影響内緒の話〜その2・M性感嬢Oさん

「うちのお店は、AVの影響というより、独自路線が強いんじゃないかと思います。でも男潮とかありますし、M男プレイみたいなAVを見て、そっちに反応して当店にやってきたパターンの方は大勢います」

 

黒髪ロングでスレンダーボディー。目はぱっちりで足が長い!どこから見ても超美人のOさん。これがM性感で人気を誇る理由がわかるというものです。痴女っぽいんです、AV的に見ると。

 

「あははは(笑)よく言われます。普段もこの雰囲気でいると、向こうからM男が寄ってくるんです。ヒールシューズと体のラインが出る服で街を歩くのは、自分自身が営業ツールなんです。『ここにいるよ』と教えてあげるんです。そこからリアルに来てくれるんですよ。M性感系はそんなパターンの出会いってよくあります」

「AVからの影響は、私たちのプレイよりも、お客様が大きく影響を受けているんじゃないかと思います。このお店に来れば、目覚めそうな変態心を刺激してくれるんじゃないかという感じですね」

 

「女子側に自分を投影している人が多いらしくて、女装プレイの延長線にあるかなと。AV女優を責めることを見て喜ぶのではなくて、『AV女優になって責められている自分』が願望として強い。変態ですよね(笑)。それを指摘するとより喜んでくれます」

 

「言ってしまうとブサイクでスタイルも中年太りがスタートしたタイプに限って、本当に可愛い美人のAV女優さんの気持ちになっちゃうようです。リアルの絵面は、『中年太りが否めないオヤジがアナルにペニバン挿入されつつ、口にもペニバンを突っ込まれて悶えている』なのですが、本人的には可愛い子が、私に犯されている図になっている」

責められる側にもちゃんとAVの影響は出ているんですね。何もしないで女子に全てを委ねたいタイプが増えていると言います。それがAVの影響とはまったく考えていなかったのですが、M性感のOさんによって、「AV女優になりたがっている心理的なオカマ」が増えているのも影響された結果と看破されました。

 

「ニューハーフAV女優っていますよね。その人たちの中に、心理的レズがいますよね。男なのに女子として女子と絡みたいという、ノーマルが裏返しになっちゃっている人。それから考えると簡単ですよね。ナルシシズムを出すことが、M性感での女装子プレイですから」

 

「受け身のままに気持ちいいことをしているように見えるんでしょうね、AV女優のことを(笑)。私はあれだけハードなことをカメラ前の緊張感ではできないと思うけれど、そういう考え方の男子からすると、『気持ちいいことだけでお金をもらっている女』として、差別していると思います。会話の流れでそう聞こえますよ。最近のお客様の傾向です。そういう悪い人は、いろいろな意味でキツめに調教してあげるんです(笑)」

『ド・M性感フェチ倶楽部3 〜罵倒・拘束・乳首責めでM男君に最高の射精をお約束いたします〜』MANE-043

SODprimeで見る FANZAで見る Amazonで見る

 

「執拗に責めてしまう」心理はAVが助長しているかもしれないお話

「AVって気持ちいいことしてお金もらって、本当にいいお仕事だよな」という言葉の裏側には、「恥かいてお金もらって、本当に人間の底辺だな、お前ら」という意識が働くことは、100%間違いではないでしょう。優劣を無意識に付けたがる人間にとり、おおよそエロを仕事とすることを理解できない人が多いからです。

 

麻雅庵はAVライターですから、AV業界およびSEX産業は大いに味方するところなのですが、全面的に擁護できない箇所も出てきます。それが、今回のタイトルである、SEXでの、「執拗に責める」「気持ちよく責め続ける」です。この2つのAVでの解釈なのですが、ミスリードすることがままあることです。

 

「見せるSEX」とは大袈裟にするのみならず、「エロいポージング」と、「エロいと考えている女優の淫らなことを隠さない姿」が表現できると、見ているだけで、ムラムラする興奮欲情の世界になります。よく「犯罪を助長する」とか言われる内容は、ここが本当によくできているからなのが皮肉です。

 

同じ内容のプレイでも、内容がドキュメント系とドラマ系では、これまた見え方が違ってきます。しかし、どちらもAVを尊重している人からすれば、大いに興奮し、心ゆくまでオナニーして次なる活力にすることでしょう。では尊重していない人が見た場合にどうなるでしょうか?

3/12発売『大嫌いで大好きな先生を、DQNの先輩達に犯してもらいました…。 小倉由菜』STARS-208

SODprimeで見る FANZAで見る Amazonで見る

 

AVを都合よく解釈する層こそが、「執拗に責める」層と一致する!?

「執拗に責める」ことで、快感が爆発すると考えている人は年に数本買うか買わないかのライトユーザー層に多いようです。昔、AVユーザーとして一番多い層でしたけど、現在のAVの売れ方から見ると一番激減した層です。エロに対して、カロリーをかけられず、かなり減っている不況直撃層といえるでしょうか。

 

AVで見たこと……電マでイカせる、イラマで嗚咽させる、拘束してイカせ続ける、オモチャを挿入したままで放置する、容赦なく挿入しピストンを続ける、潮吹きしてもしても終えずに指マンし続けるなど。書けば書くだけでてきそうなプレイたち。これがあるからAVは成立しているし、お互いが、「そこで抜いてもらうぞ!」と作っている。

 

SEXにそこまでのバリエーションはないですから、観ているとできそうに感じてしまう。説明できるSEXパートナーがいれば楽しいSEX人生を送れることでしょう。それを風俗嬢に、「いきなり断りなし」でぶつけてしまうからアクシデントが起こり、NG客になってしまうのです。

 

「説明なしで勝手にすることはやんわり断るわけです。すると逆ギレしてなじる人が出てくるんです。『AVでは○○ちゃんは感じていたのに!』みたいな。知らねえぇよ、○○ちゃんじゃないし(笑)悲しいことに、とても優しそうな人に限って、そっちの怒り方をするのが悲しいですね。高いお金もらっているし、お互いに楽しみたいのに」と先ほどのDちゃんが語っていました。

 

とはいえ、ここの部分は、「AVだから成立している世界」と啓蒙しすぎると、「AVって嘘なの?」的な発想に陥り、シラけてしまう人も出てしまう。「ぶっかけ」なんて嘘も何も、目の前で起こっている過剰に卑猥な幻想なのにも関わらず、素直に喜べなくなったら、何もかもおしまいです。

 

風俗の場合、最近はオプションに対して細かく記載されていて、お金も加算されますので、顔射やごっくんが好きな人は実現可能なプレイです。ただし、お目当ての嬢がそれを可能としているかどうかは、別の問題ですのでお間違えなく。

 

オプションとして定義されているにも関わらず、相手を尊重しない人、『自分だけ特別』という人が現れるし、今の時代「ただで手軽にやりたい」なんて安易に考える人が不況の流れなのか増えました。

『SODstar 唯井まひろ 18歳 性感エステ×フルコース 10コーナー240分SP』STAR-999

SODprimeで見る FANZAで見る Amazonで見る

 

まとめ〜風俗嬢から最後にひと言いただきました。

責めるプレイをしてしまう人たちをちょっとだけ擁護すると、自分の快感はもちろんなのですが、相手が楽しむであろうと考えた結果、やっている人も少なくはないです。空回りの典型例ではありますけど。

 

「そういう人かどうかはわかりますよ。プレイしていて、『私のことを気持ちよくしようとして、執拗に乳首を弄っているんだな、こいつは。痛えよ、そろそろ(笑)』とか(笑)。たぶん、乳首を執拗に弄って、女の子がイク作品があるんだろうなと気づきますって(笑)」

 

「乳首責めでのお客さんは、かなりはっきり「気持ちいい」と「痛い」に別れます。だから進めやすいのですが、こちらがヤラれるとなった場合、拒否するタイミングが難しいんです。乳首が敏感すぎて人にちょっとでも強く触られるとダメな子もいます。ブラジャーの中で擦れて痛いなんてこともある。体の調子によるんでしょうね。女の子によっては、乳首責めを黙々とヤラれてしまうと、その日のお仕事が残りはアウトになりかねないので本当に注意してほしいです」

 

「だからちゃんと会話して、確認して、望ましいレベルでの「責めるプレイ」は、愛撫だけでイケるくらいにお互い気持ちいいはず。キスだけでもトロトロになれますからね。楽しくエッチに遊びたいです!」

 

相手を見て加減ができるところを目指すと、ものすごく相性がよくて心の底までエロ楽しめる相手が出現する可能性が高くなるのは、統計学が証明しているのですから。