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テレビを観る行為って古いんですか!?
「若者はテレビを観ない」とか、「若者はAVを観ない」なんて発言、もう飽きるほど聞いてますよね。
「Youtuberの作品しか観ない」とか言われますし、「無料違法サイトしか観ない」とも言われます。
動画、観てんじゃん(笑)
つまり、古代の若者と現代の若者の、視聴習慣が違っているとか、観るためのデバイスが違っているということでしょう。
テレビを持ってない、PCを持っていない、スマホは持っているわけで、よりYoutubeのほうが観やすいからでしょうね。
スマホ代を、ゲーム課金やら動画視聴に使えば、そりゃあお金はかかり、他は観なくなりますよ、実際の話。
無料をうたっているだけで、引っ張り込めば課金させる方法はいろいろとありますから。
スマホをメインデバイスにしている人たちに一番あっているコンテンツとしては、「10分以内かつ動きも文字サポートもある」というYoutuberのような手の込んでいて、短く簡潔な動画」
この話に関して、スイッチング技術とカメラの量に関しては、未だにテレビが一番だと思います。
それが証拠に、Youtubeにはタケノコのように、「違法アップロード」が絶えません。
テレビドラマは、CMの入るポイントをかなり試行錯誤しているし、バラエティもカット割り、テロップの親切すぎる入り方は、視聴者をおいてけぼりにすることなく作られています。
CM前と開けに、同じ映像を流す技法はさすがに嫌がられてきましたけど、番組と番組のチェンジにCMを入れないとか、「このチャンネルに釘付け」を作る最適な方法ではないでしょうか……年寄りならば。
若い人は、「興味を持てるかどうか」で、番組の途中でもリモコンのチャンネルを変えてしまうし、「テレビを切る」も選択肢のひとつなのです。
日本語は、「主語と動詞(結果)が離れている」のが特徴です。
だからこそ、文章表現や遠回しな映像表現がここまで発達したのですが、それが若い人の場合、英語のような構造(主語と動詞が隣り合わせ)の発想になっているのは間違いない。
結論に時間のかかるネタが徐々に拒否されているのは、これが理由のひとつだと思われます。
テレビモニターを前にして、我慢してまで結果を確認することを拒否する視聴行動の変化が、あらゆるメディアに影響を及ぼしました。
そしてテレビ離れは、アダルトビデオにとても密接な影響を及ぼしたのです。
映画とAVの違いってなに!?「椅子に座らせる理由は作品の質ではない!?」
「映画はよく観ますよ。甘いポップコーンを絶対に食べちゃうのが難点です(笑)」(大学生♂Rさん)
シネコン=シネマコンプレックスは、映画館に人を戻しました。
さらに、映画マニアが字幕にこだわるところを、「吹き替えがいい」(Uさん♀24歳)というように、子どもだけが望んでいたと思われた吹き替えを容認する大人も増えました。
理由は簡単で、「字を追ってるとストーリーが分からなくなる」からだそうです。
これが言われるようになってから、邦画人気のほうがアップしている傾向があります。
ではなぜ、映画だけが、長時間視聴に耐えられるのでしょう。
もともとから映画とは、「デートだったり、友達との話題だったりするツール」だったわけです。
それを分かりやすく強調させたのがシネコンでした。
直営館時代と違い、劇場に行けば、いろいろな映画が揃っていて、自己都合で選択し、座席を指定し、のんびりと観ることができるわけです。
ストーリーはシンプルかつ最後のどんでん返し。
そこにアクション、CG、コメディー要素や感動要素をいかに盛り込むことを、研究しまくってます。
劇場も作品も、こうやって視聴者研究の結果が、現在の映画人気につながります。
「とにかく2時間を飽きさせない」映画は、猛烈な映画マニアには否定されそうですが、そういう人たちって、「どんな作品も観る」一定層必ず存在する人たちなので、気にしなくても大丈夫なのです。
「視聴者研究を見損なった映画」は、どれだけ作品上映前に番宣で俳優、女優たちがテレビに露出しても、コケまくります。
映画というビジネスは、ちゃんと見据えている人たちが作ったものならば、内容問わずに当たっているわけですから。
AV成長の鍵を握るVR作品〜あり得ない状況を作り出すには!?
「無銭で可愛い子のヌードや動画が観れるんだから、AVをわざわざDVDで買う理由はないでしょう(笑)」(サラリーマン♂32歳)
こういう思考の人たちに、「AVを買わないとAV女優がいなくなるよ」というロジックは全く通じません。
「CDで買わないと、次の作品が作れません!」とTwitterで呟いたのは、ミュージシャンのスガシカオさんですが、記録メディアでソフト化した作品が、どれだけの利益があるのか告白したわけです。
AVは、放っておいても売れるDVD急成長とともに、さらに発達したメディアでした。
Twitterがスタートして一番有効活用できたのは、AV女優でしたね。
本名でなく、プロフィールも改竄している段階で、アイドルよりもうっすらと幻想的な存在ですから、そんな人たちと繋がれるツールとして最高だったのです。
DVD販売によって、会える場所を獲得できたのも盛り上がった理由でしょう。
それがジワジワと崩れている……無銭ヌードの対象に、「相手との交流」を求めない人が増えたからでしょう。
そういう層を戻すには、「新しいメディアとしてのAV」を考えないといけない状況にきているのです。
そんな中で、明るい光として語られるのが、VRがあります。
VRは、「目の前にいて自分とSEXしているような錯覚」がポイントとして、試行錯誤された結果、注目すべき作品が登場してきました。
それは、「SEX全体を映すよりもさらに近距離でマンガ的な空間でのSEXを生み出す」ことです。
「【雪山遭難VR】このままじゃ凍死確実!裸で抱き合ってカラダを温め合い、至近距離で見つめられながら密着摩擦で生性器をコスり合った直後に極限状態のサバイバルSEX 小倉由菜」
https://ec.sod.co.jp/prime/videos/?id=3DSVR-0382
こちらは超人気AV女優・おぐゆなこと小倉由菜ちゃんの大評判VR作品。
遭難して接近してエロい気分になって、「体を温めること」を名目にしてSEXしちゃう。
可愛い子と雪山に行かなくても体感できて(寒さ表現はまだ無理ですけど)、エロい気分をたっぷり味わえる。
テレビ越しにボーッと観ていると、いまいちのめり込めなそうなシチュエーションも、VR越しだと、やたらとリアリティーを感じてのめり込むのは確実な名作です。
さらにこちらも同じ閉鎖空間でのSEXとなります。
「【サイレント レ×プVR】ロッカーの中に引きずり込み犯す 戸田真琴」
https://ec.sod.co.jp/prime/videos/?id=3DSVR-0422
ロッカーの中へと、強引にまこりんこと戸田真琴ちゃんを引きずり込み陵辱しちゃう。
こういう「味わうことができなくて、実際にやることが難しい空間」を生み出しています。
ギリギリの音声での吐息を味わえる、密室による快楽プレイは、あなたの脳をたっぷり刺激させてくれるでしょう。
風俗でVRつけて(ロッカーに実際に入る必要はない)ロッカー内痴女プレイなんてビジネスも見えてきますね。
AV女優と風俗嬢が合体したプレイとして、エロの未来があるのではないでしょうか。
まとめ〜DVDという記録メディアからの脱出!?〜素晴らしきAVライフを送るための提唱!?
若い人がAVを観ない最大の理由は、AVを買って観ることは、「手軽さにかける」ところです。
それが良いかどうかの判断はここではしません。
スマホの精度がますます向上していく限り、10分前後が勝負どころになっているのは否めないのです。
AVは、DVD収録時間から、単品作品は約120分、総集編などになると8時間ぐらいありますが、「いっぱい入ってお得」というよりも、「観る気も起こらない長さ」と若い層が感じてしまっている。
それならば、小さく刻まれた無銭エロ動画のほうが抜ける人が若い人たちの時間感覚なのです。
もしくは、「SOD prime」のような月額ストリーミング配信などのほうが手軽で観やすいでしょう。
問題はもちろん、AVでお金をどのように回収するかですが、やはりまだまだ、AVアイドルを中心とした、DVD購入イベントが鍵です。
例えば、購入したらQRコードなどで、「ストリーミング映像視聴可能」とかが封入されていたら、もっと買う可能性があると思います。
価格に関しては、21世紀初頭に現在の価格設定を作ってしまったので、ドラスティックに変更することはもはや不可能でしょう。
「令和」という新元号を迎えて、AVが考えるのは、「抜ける質の良い作品」だけでなく、「視聴層にマッチした作品」です。
スマホでお手軽に見れる状況において、「違法アップロード」への警鐘は続けていきつつも、「どうすればオリジナルのほうが圧倒的に上」とするのかを、時間単位の販売方法や、編集方法などの検証が必要ではないでしょうか。
趣味性を強め、AV女優ばかりに、無理を強いる時代は、平成に捨てていきたいなと思いませんか。