インポになるのは○○が原因!? ~インポの都市伝説~

インポテンツ……勃起不全、勃起機能障害、勃起障害、陰萎などとも呼ばれる、恐ろしい男性の性機能障害です。

簡単に言えば、チ○コが勃たなくなる症状であり、いったん勃起しても性交の途中で萎えてしまう、いわゆる「中折れ」もインポの一種とされています。

近年では「ED」という呼び方をされることが多いですが、これは「インポ」という言葉に侮蔑的な意味を含んでいるから……らしいです。

言い換えれば良い、というものでもないと思いますが。

いずれにせよ、男性だったらほとんどの方が「インポにはなりたくない!」と思っているのではないでしょうか。

インポになるのは○○が原因!? ~インポの都市伝説~

さて、そんなインポにはその原因とされるものが複数、巷で囁かれていることをご存じでしょうか。

いくつか紹介してみましょう。

①メンソールタバコ

メンソールタバコをご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、一応説明しますと、ハッカの成分が含まれていて、吸うとスースーとした清涼感が得られるタバコです。

このスースーとするハッカの成分が体内に蓄積すると、それが原因でインポになる、と言われています。

恐ろしいですね。

②コークハイ

甘さと炭酸のシュワシュワ感で飲みやすく、焼酎とコーラがあれば自宅でも簡単に作れるというお手軽感からも人気のコークハイ。

あまりお酒に強くなくても飲めるこの飲み物も、インポの原因!

コークハイと言うより、コーラ自体が原因だ、という説もあります。

これはコーラに含まれている「有機リン」が原因です。

有機リンが体内に入ると、カルシウム不足になり、そのため脳の性中枢神経である「勃起中枢」「射精中枢」に狂いが生じるため、インポになってしまうのです。

恐ろしいですね。

③ブリーフ

Y字型の男性用下着、ブリーフ。

TVのバラエティー番組で芸人さんが履いている「白ブリーフ」と呼ばれるものや、トランクス状の形状ながら伸縮性のある素材で股間にフィットする「ボクサーブリーフ」などがあります。

「トランクスと違って、チ○コのポジション(通称チンポジ)が落ち着く」という理由でブリーフが好き、という男性も一定数存在する、根強い人気を誇る下着です。

しかし、この「フィット感」がインポの原因となる、というのです。

睾丸、つまりキ○タマがピッタリと包まれることによって温度が上昇し、精子に元気がなくなります。

結果、男性ホルモンの分泌量が低下し、インポになってしまうのです。

恐ろしいですね。

メンソール、コーラ、ブリーフ……その裏にある恐ろしい事実!?

これまで3つのインポの原因を紹介しましたが、この3つに共通する部分があることに気付かれたでしょうか。

その共通点とは「すべて終戦後にアメリカから日本に持ち込まれたもの」である、という点です。

そう、これはつまり、日本人男性を全員インポにすることで生殖能力を奪い取り、日本人を根絶やしにするというアメリカの陰謀だったのです!

なんて恐ろしい話でしょう!

……などという噂が囁かれたこともあったらしいですが、これも都市伝説と呼ばれる一種の与太話。

本当にメンソールやコーラ、ブリーフに日本人を根絶やしにするほどの効果があるのだったら、とっくにこれらがアメリカで禁止されていないとおかしな話になります。

アメリカの方が日本より昔からこれらを使用しているということは、アメリカ人の方が日本人より先に根絶やしになってしまうわけですから。

酒の席で笑い話として語るくらいはいいかもしれませんが、本気にすると笑われるのでご注意ください。

さらに言ってしまえば、メンソールやコーラ、ブリーフも完全にインポの原因である、と証明されているわけではありません。

これらもあくまで都市伝説。

むしろ「インポになるかも……」と気にしながら生活している方が、ストレスでインポになる可能性が高い、と言えます。

インポかも、と思ったら……簡単チェック法が存在する!?

インポには病気やケガなどの肉体的な要因の他に「インポかも……」という心配から勃起しなくなる精神的な要因があるとされています。

もし自分がインポかもしれない、と心配されている方にオススメの簡単チェック法があります。

それは、夜寝る前に、切り離していない切手をチ○コに巻き付けて眠ること。

眠っている間、男性は無意識のうちに何度か勃起します。

朝起きた時に切手が切り離されていたら、それは勃起機能に異常がないという証拠となるわけです。

逆に、巻き付けた切手がそのままだったら、それは肉体的要因によるインポということですから、病院へ行ってください。

「チ○コに巻き付いた切手が気になって眠れない!」

「勃起してもチ○コの太さがあまり変わらないタイプなんですが……」

そういう人たちも病院で調べてもらいましょう。