「作品ではどういう自分が求められているのか、どういう映像が撮りたいのか、をよく考えるようになりました」
―あと由菜ちゃんと言えば、女の子のファンもすごく多いですよね!
ありがたいです、本当に。
先輩方もAVだけに限らず多方面で活躍している方が多くて、私もいろんなことがやりたいってデビュー当時から思っていてSNSでの発信やyoutubeCHを開設したり、メディアのお仕事も『やらせてください!』って積極的に言うようにしてました。
見てもらえる入り口が多いほうが、よりいろんな人に見てもらえるかなって思って、この3年でやってきたことが実になったんだなって実感しています。
―やっぱり男性ファンとも反応は違います?
SNSで自撮りをアップした時に、男性は『かわいい』『Hだね』って反応が多い中、『コテ何ミリですか?』『カラコンどこのやつですか?』『マスカラ何使ってますか?』っていうリプライをいただくようになって、女の子って見てる場所が違うんだなって…(笑)。
―その質問って憧れの女性タレントに向けたものですね!
私なんかに美容のこと聞いても参考にならないよ~…って思うんですけど、でも細かいところまで見てくれてる方がたくさんいるんだなって思うので、これからもぬかりなく身を引き締めて頑張りたいです。
―メイクやルックスは本当にデビュー時の清純派美少女から、女性向けファッション誌を飾ってもおかしくない今風美女になったと思います
中身は全然変わってないんですけどね…(笑)。
でもこの3年の私の変化についてこれない方も多いみたいで、私についてくださってるファンってここ1~2年の方が多いんですよ。
ほかの女優さんって、デビューからずっと応援してるファンの方も多いと思うんですけど…。
―ファンの入れ替わりを自身でも感じているのですね
ファン層も以前は年上の男性がほとんどだったんですけど最近は同世代や年下の方も多いんです。
ルックスの路線が変わったことで、若い層にも響く存在になれていたとしたら嬉しいです。
そしてもちろん、デビュー当時から変わらず応援してくださってる方は、ルックスだけじゃなく中身も好きだと思ってくださってると思うので感謝しかないですし、そんなファンの方への感謝の気持ちがより大きくなった3年間でした。
―AVに関してもこの3年間で本当にさまざまな作品に挑戦してきましたよね
デビュー1年目は王道な作品が多かったですよね。
2年目からは企画色が強い作品も増えていって、バカッターもそうですが痴女ものではおちんちんにビンタしたり、ナチュラルハイさんとのコラボだったり、あとほかの女優さんとの共演作もありました。
―撮影の際に大事にしていることがあれば教えてください
3年の間にいろんな作品に出させてもらって、1本ごとにどういう自分が求められているのか、監督さんはどういう映像が撮りたいのか、をよく考えるようになりました。
バカッターもあれば陵辱、痴女と内容に合わせて考えて『よし!こういう風にいこう』と自分の中のスイッチを入れるようにしています。