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【単なる巨乳フェチもので終わらない監督の手腕が冴え渡る傑作】AVの歴史を変えたSOD珠玉の名作!SODアーカイブス 懐かしのJUKEBOX【巨乳嬲り 朝倉まりあ】

今回のSODアーカイブスで紹介するのは、Gカップの美巨乳を武器に人気を博していたAV女優・朝倉まりあの巨乳をこれでもかと責める『巨乳嬲り 朝倉まりあ』だ。

 

「初体験のトラウマがあってセックスでイケない」という朝倉まりあの告白を受け、TOHJIRO監督がそのトラウマを払拭するべくさまざまな巨乳嬲りを彼女に仕掛けていく。

 

これまで味わったことのない快楽に最初こそ戸惑いを見せていた朝倉まりあだが、次第にセックスに没頭していく姿が必見の作品となっている。

『巨乳嬲り 朝倉まりあ』2000年作品/監督 TOHJIRO

「女優再生工場」の原点と呼ばれるTOHJIRO監督の傑作

かつてAVはレンタルが主流だった。

 

単体女優はレンタルの大手メーカーからデビューし、旬が過ぎるとセルビデオに出演する、という流れが一般的だったのだ。

 

AV女優たちの間で「セル落ち」という言葉が囁かれるほど、レンタルとセルの間には深い溝が存在していたのである。

 

レンタル作品で活躍していた朝倉まりあだが、この作品で「レンタル時代は感じる演技をしていた」と告白。

 

セックスで感じられないという朝倉まりあの言葉を聞いたTOHJIRO監督は憤り、彼女がセックスでイケるようになるためさまざまな秘策を練ってこの作品の撮影に挑むのだ。

 

後にTOHJIRO監督が「女優再生工場」と呼ばれる原点が、この作品には詰まっている、と言える

食べ物を身体に塗りたくる!?「ウェット&メッシー」の魅力とは?

この『巨乳嬲り 朝倉まりあ』の作品内には、朝倉まりあがヨーグルトまみれになってセックスに挑むシーンが収録されている。

 

これは「ウェット&メッシー」と呼ばれるフェチの一種で、元々は欧米から始まったもの。

 

1990年代半ばから、日本でも知る人ぞ知るマニアの嗜好のひとつとなっていった。

 

「wet」は「濡らす、濡れる」という意味なのでわかりやすいかもしれない。

 

たとえば「ブラウスが濡れてブラジャーが透ける」という姿に興奮する、というフェチ。

 

一方「messy」は「汚す」という意味であり、金粉や泥まみれになる、というパターンもあるが、日本で人気になったのがヨーグルトやクリームといった食べ物まみれになるパターン。

 

見ている人が「一度やって見たかった」と感情移入しやすく、身体に味が付くことでフェラやクンニの際に「どんな感じなんだろう」と興味を引く点も魅力なのだろう。

 

ただ、「AVメーカーにとっては安価で大量に入手しやすい」というのも、日本で食べ物系メッシープレイが流行した理由でもあるとか。

「ウェット&メッシー」新しい性癖が覚醒!

この『巨乳嬲り 朝倉まりあ』という作品は、さまざまな見方ができるので繰り返し鑑賞することで、その都度新しい発見がある。

 

まずひとつは、朝倉まりあという一人のAV女優の物語、として。

 

初体験で背負ったトラウマによって、AV女優でありながらセックスで本当にイったことがない、という女の子がこの作品によってどう変化していくのか、ドキュメンタリー系のAVが好きな人にとっては、見応えのある作品となっている。

 

もうひとつは、フェチ作品として「ウェット&メッシー」を楽しむ鑑賞法である。

白いヨーグルトまみれで男と絡みあう朝倉まりあの姿は、ただのメッシー、汚れているというだけではなく、なんとも幻想的な雰囲気を纏っており、単なるエロスとは違った魅力に溢れている。

 

また、TOHJIRO監督には『レアフェティッシュ』という作品もあり、こちらは「内臓フェチの現役看護師が大量の牛の臓物まみれになりながらイキまくる」という超ハード作だ。

 

見る人を選ぶ可能性はあるが、本作でウェット&メッシーの魅力で目覚めた人はぜひ一度ご覧になってみてほしい。


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