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女子が安心できるSEXと、男子が安心できるSEXは違います!?

自分の欲望を具現化したがるのが男子のSEX!?

SEXについて話す機会って、男子の場合、意外と少ないかもしれません。童貞喪失した頃ならば、自慢話としてしたがるけれど、本質的には、「自慢すればするほど墓穴」というパターンが多いのがSEX話です。

 

いかに女子側が、「あの男は下手」とか言っているのがわかりますね(笑)。罪の意識はないけれど、SEXを比較して見ることが多いのが女子のようです。

翻って男子は、女子を比較することが少ない。恋愛については忘れないはずなのに、SEXについては忘れちゃう。あ、良いことに関しては覚えているかも。「気持ちよかったよ」と言われたとか、ラブラブモードのセリフをずっと覚えているわけですから、ほとんどの男子がロマンチストなのかが分かりますね。

 

そんなロマンチストなのに、ことプレイに至ると、意外と野獣系(笑)。昨今はコンプライアンスがあり、タイトルに直接的な表現をつけるのが少なくなりましたが、AVにおける陵辱プレイだったりする内容は、どうやっても人気タイトルであるのが証明です。

 

前はタイトルでわかってもらえるように、ストレートにしていたのが、今は表4の写真だったり、キャッチだったり。それ以上に、サンプル動画とサンプル写真で見せるパターンが、以前よりも強くなっていると思います。2分に集約された130分のAV。見どころ凝縮させている感じが強くなっています。

 

サンプル動画が出てきたので、ちょっと脱線してそのお話をしましょう。音楽ならばCDを視聴できるシステムを持った大型ショップが最初に対応していたかと思います。LPの頃にもあるところにはあったかも?とはいえ、人気のある話題作だけに許されたものでした。一枚販売品を犠牲にして、宣伝するということですね。

 

それがAmazonなどのネットショッピングがスタートした時に、リアル店舗との違いとして、どのCDにもサンプル音源がありました。短いしサビメロまでいかないものなのですが、雰囲気を聴くという意味では良かったのかも。その頃はCDを聴くデバイスが、PCではなくて、ラジカセだったりしますから、音も全然違っていたわけです。

 

AVはといいますと、現在のFANZAがかなりAVに特化したサイトを作り上げ、CD販売をスタートした時に、サンプル動画が出ていました。リアルショップでは、サンプルなのか販売品なのか、デモとして流しているタイトルとかがありましたが、人がいるところでAVを観ても楽しめません。やはりこっそり家の中(笑)

 

最初期は、サンプル動画でちゃんと観せすぎると買わなくなると思われていたので、かなり控えめな内容だったのですが、AV好きはちょっとだけ見どころを見せることで、購入につながるデータが取れたらしく、サンプル動画が派手になっていきます。

 

「サンプル動画でオナニーする人はいない」という、性善説的思考が中心を占めていたわけです。これが現在の名作サンプルを生み出す背景となります。確かによくできたサンプル動画のタイトルはリリースも強かった。映画で予告編がちゃんとできていると当たるとなっていた頃と同じでしょう。

 

このサンプル動画の出来が良くなった話は、女子AVファンを生み出しつつも、AV購入には至らないという現象を生み出してしまいました。また男子AVファンもそっち側に近づいているようです。サンプルだけで射精まで繰り返し見続けるタイプです。これは性癖に依存しているので、続きは女子のターンで書きましょう。

 

話を戻しまして、男子のSEXとは、AVのSEXそのものなのかもしれないと思っています。欲望という意味ではまさにそれでしょう。服をビリビリにして犯すとか、自分の奴隷のような存在にして、フェラチオをさせて顔に精液をかけて喜ぶ。何よりもその際に、女子側が喜んでいることが前提です。どのように陵辱されていたとしても、「女は快感で悶えまくっている」と考えてしまう。

女子のSEXがそんな感じで、秘められた存在として神格化されていることが前提にあるために、このようなプレイが普通になっている部分もあるのではないかと思うわけです。秘事をさらけ出してやる的な感じだと思います。だからこそ、強めに出ていたり、最近だと「してもらう系」になっていたりする。

 

AVが好きなタイプの女子が、男子が思った通りのプレイをしてくれるのは、やはり脳がそっち側になっているからなのでしょうね。そんな相手に出会うことができたならば、男子も幸せなプレイができることでしょうけど、ほとんどの女子は、AV脳ではありません。知らないことも多いし、恋愛モードに入っていないとそういうことも考えなかったりするわけです。

 

そういう女子の恋愛モード時期を逃すと、AV的SEXをしてくれる相手は見つからないと思います。また、AV的なプレイをセクシー女優さんを引退した方々が、非難したりすることがあります。それは通常モードに戻ったら、女子の対応とはそういうことなんだと思ったほうがいい。

 

とはいえ、AVプレイやりたいですよね(笑)。AVでなくても映画のなかのセクシーなシーンは、手を服に強引に入れたり、悦楽に浸る表情を浮かべていたりと、わかりやすく作られています。それぐらいに男子は幻想の女子がいるということなのです。

 

着衣プレイをかなり昔から提唱していた麻雅庵ですが、AV的でもあるけれど、女子の幻想をキープしつつも、女子側の反応を刺激するプレイだったので、言ってました。AVだって、そっちのほうが良いと思っていたわけです。ところがAVの場合、もっとストレートなほうが「受ける」と思われていたのか、コスプレをタイトルで謳っていても、すぐに脱いじゃって、コスプレを感じるのは冒頭のドラマシーンのみ。それじゃなんでもありになってしまうって!

マニア的な作品以外は、この風潮はなかなか無くなることがありませんでしたね。それこそまさに「男子のSEX」っていうのはこういうことなんだと思います。着衣だろうが脱いでいようが、「触っただけで感じちゃうほどに敏感なのが女子」的なプレイでしょう。幻想がきついですが、そういう視点の人が観るための作品として改めて観ると、「AVってこうなんだ」というのが見えてくるはず。

 

売れ行きの低下が叫ばれている昨今、マニアックなものがだいぶ増えてきました。プレイもシンプルにSEXするだけでなく、言い訳のような準備期間を必要とするタイプです。ドラマパートがしっかりしているのも特徴でしょう。そういう「言い訳」をつけて観るからこそ、NTRなどが受けるわけです。

 

大人気と言われ、最近でもずっと続く、「NTR」ですが、絡みだけを観ている人からすれば、そんなドラマシーンは関係ないわけです。「女はこういうもの」みたいな傾向が強くあるわけですね。とりあえず受け身だったのが、どんどんと積極的になっていき、最後のほうでは、複数の男たちの言いなりになってしまう女子。これが男子が望んでいる女子のSEX時の姿というわけです。

 

AVに限った話ではないわけですね。アイドルのグラビアだって、「こういう格好をして、男を誘惑してお金をもらっているんだろう」的な発想がどこかに存在する。これこそ「エロの真髄」というわけでしょう。

 

男たちの欲望を一心に受けているのが、セクシー女優と考えると、本当に大変だろうなと思わずにはいられないでしょう。今日はNTRで、明日は痴女。明後日はJKで、明々後日は人妻というようなローテーションを組まれている女優さんは、リアルに存在します。するSEXは同じかもしれませんが、外側が違うし、絡みになるまでの工程が違う。そこに自分のアイデンティティを見出すのが、セクシー女優というわけです。

 

よく、「自己承認欲求を満たすため」にセクシー女優になるといいますけど、本人が思ったような自分になれなくて、やめる女子は多いのです。見た目とのギャップによって、思った方向に進まない場合もあります。自分の道を自分で切り開くのはとても難しく、誰かのサポート(スタッフだったり、ファンの声と購入力など)を得られるかどうかが鍵を握っているのです。

 

そんなことを考えず、セクシー女優には、欲望の形の細かい部分までちゃんと段取ったものを要求したり、SEXも自分の思う通りにならないと、浮気に走るとか、風俗に走る。今現在、コロナ禍でお家時間が増えている分、お家不倫も増加しているらしいし(笑)。どこに行ってもわがままなのは変わりないのですが。そんな欲望に素直すぎるのは、射精という快楽への道のりがひとつしか持っていない人がほとんどだからです。

 

メスイキを覚えて、ところてん(おちん●んを刺激しないのに射精すること)を味わったりしている人は、SEXへの考え方がまるで違いますし、女子への対応が全く別物になるようです。女子のSEXでの快楽モードに似てくるからかもしれません。

 

射精一本槍が普通なのは致し方ないことですが、男子もまた、射精だけでないマニアックなSEXが流行ったりして、そういう男子が増えてくると、幸せなSEXが待っているのかも。でもその前段階で、「草食系男子」の言葉をいい事に、「何もしない」が流行ってしまったほど、急激な変貌を遂げてしまっているので、難しいかもしれません。

 

しかもAVに関しては、同じ傾向の作品が当たるという部分が大きくなってきています。マニアックどころか、同じSEXで興奮しちゃう、大同小異なプレイを望んでいるし、同じ女優さんに偏る傾向が強くなっています。保守性が硬くなっている男子に、真のSEX快楽は訪れるのかは、甚だ不安でしかないのです。

 

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体内からこみ上げる情欲を解放するのが女子のSEX

先ほどが男子なので、今度は女子的なSEXについての言及になります。先ほどもだいぶ書いておりますが、真逆であることを理解してもらうために、たっぷりと読んでもらいましょう(笑)

 

とスタートする前に、サンプル動画についての女子のターンを書いておきましょう。

 

性癖に依存しているので、サンプル動画ばかりを観ている女子という事ですが、それこそ電マを使いつつ、妄想する部分はサンプルで補いつつ、自慰行為に耽るわけです。セクシー女優になぞらえるタイプは意外と少ないですね。「あの女優のように陵辱されたい」とはならないようです。こういう思考性を持つのは、どちらかといえば男。妄想のなかでは、女子になって陵辱されているというわけです。

女子の場合、「三上悠亜ちゃんが、自分に似ている感じがして大好き」とか、「紗倉まなちゃんの雰囲気、憧れだし、自分に近いかも」なんて場合だとあるようですが。女子は自分に近しいものは好きという傾向にありますので、その昔はモデル系だけだった憧れの対象が、アイドルやらセクシー女優まで範囲を拡げてきたという事でしょうね。

 

サンプル動画を観る女子が増えた、AVを確認している女子が増えた最大の理由は、みなさんもご存知だと思いますが、「スマホ」になったからです。その前だと、「家庭に一台パソコンがある」と、AV好きな女子が誕生していたりしました。そのあたりのデバイスが、エロとは親しい関係にあるのは、誰も否定できません。

 

お年寄りがスマホを持つと、大概がエロいところを検索して弄って、フィッシング詐欺にあってしまうなんて事がありますよね。それよりは女子たちは知恵を持っているし、知り合いもいて、情報を共有し合っているので大丈夫なようです。最近の女子はスマホ強い子が増えたし。今のアラサー世代との最大のギャップがここかも。iPhoneを駆使できる女子たちですね。

 

彼女たちがスマホを弄る時、最初に閲覧するのは、無料のコミックス系だったりするそうな。これには見事なくらいにエロサイトとかエロ系の広告がくっついていて、そのままそっちのサイトに流れていく。もしくは、ググった時に、トップに出るようにSEOだったり、リスティング広告だったりを観て、そっちにいく賢いパターンであり、エロ探求熱心な女子もいます。FANZAは会員にならなくてもサンプル動画が観れますので、そこにブックマークを連続していくわけで、ブラウザを永遠に開いたままにしています。

 

お気に入りと言いつつも、奥にいきすぎて、たどり着かなくなってしまったという女子もいたりしますが、みんなほとんど、そのように駆使してAVを観ています。しかも前述のように、サンプル動画は現在、ヘボい編集とか緩い編集をしてしまうと、観られなくなり、買われなくなったりする。その作品が及ぼす影響は、女優ちゃんのその後のリリースはおろか、メーカーに直撃したりするのです。

 

そういうわけで、本当に厳しいユーザーに支えられているAV業界ですが、それによって潜在的なAVファンと言える、「AV好き女子(ただしサンプル動画がメイン)」を生み出したという事なのです。

 

さらに女子のSEXに話はつながっていきます。絡みのみを観続ける事になるサンプル動画ですが、喘ぎ声だったり悶え方だったり、責め方だったりは、それぞれに違いがあります。そしていい感じのシーンがバンバン登場するわけです。

 

120分以上あるAVから、自分自身がお気に入りとするシーンをピックアップするのは並大抵の作業ではありません。男子の場合は、ふにゃちん状態から、徐々に盛り上げて勃起させて、自分が満足するまでしごき続け、最後の最後まで我慢してイク。もちろん我慢できなくて、そこでイッてしまって、さらに続けるというタフちんもいる事でしょう。つまりは全部観ないと我慢できない。

 

これが女子の場合は、逆になり、全部観たくないけれど、良いシーンならば観たいとなる。これが絡みオンリーだったらわかりやすいですが、女子それぞれにツボが違うから共有しづらい。これがサンプルだと本人の好みの入る余地がありませんから、「これが良い!最高のAV!」なんて事になる。短いからこそ楽しめるというわけです。そしていろいろなパターンを観たいので、いろいろなサンプルを観る。それを繰り返しているうちにイクという次第。男女がAVにおいてすら、噛み合っていない事がおわかりになったでしょうか。

 

しかし、この「短くてシンプルなAV」というものが、男子の中にも浸透しつつある話は次の展開にしましょう。そして女子のSEXに戻ります。

 

女子のSEXは、まるで体にスイッチがあるんじゃないかと男子が錯覚しています。自分だって、ちょっと弄られたり、チューをしたら勃起して、浮気一直線なのに(笑)。おっぱい全体や乳首。アソコをメインとして、あらゆるパーツを愛撫すると、「感じてSEXしたくなるのが女」という感じ。

キスとかフェラとかの粘膜接触なんかした日には、アソコが大洪水になって、ち●こを挿入しないと止まらないとか……エロマンガの見過ぎというかAVの見過ぎというか、それが男子の考えるポイント。どんなに優しくてフェミニストっぽい男子も、勃起しちゃうとこういうゲスい男に変身してしまうのです。ショッカーの怪人のようだ(笑)

 

しかしながら、愛液が出るのは膣を守るためだし、肉体に自己防衛ができているだけなのが、女子の体です。おっぱいがあるからといって、そこが過剰なまでに敏感にできているなんてこともない。全身だってくすぐったいという人がほとんどだし、触られたら嫌悪感しか抱かない人がほとんどかもしれません。

 

それがなぜ、感じていくのかといえば、もちろん「好き」をメインとした、感情が中心になっているからです。ち●こで考える男に対し、女子はかなり脳で考える。

 

だから「SEXスイッチをポチっとな」なんてことはなく、そういう事があるとすれば、それは単純に、触っている男に好意を持っているからなのです。情念というものが中心になってSEXを構成しているわけですね。

 

そして自己防衛につながる愛液ですが、AVでいうところのシコロー(仕込みローション)と同じような効果というわけ。だからこそ風俗嬢はできるけれど、風俗男はなかなか定着しないわけです。勃起と射精をコントロールできる男って、本当にスーパーマンですからねぇ。セクシー男優とかそんな感じかも?

 

女子は肉体に起こる変化を得るために、脳のスイッチを切り替えして、感じるように持っていきます。だからおっぱいを弄ると、スイッチが入るのではなくて、「おっぱいを弄られている自分」に興奮していく。乳首が感じるというよりも、「自分の乳首に夢中になっている男」に興奮しちゃっている。

 

こういうタイミングとかバランスがちゃんと一致している時、例えばラブラブカップルな場合は、ノリノリなSEXができるわけですが、倦怠期になってしまった夫婦がSEXできないのは、男女の性欲バランスが一致していないからです。男は刺激が欲しい、女は愛情が欲しいという状況では、気持ちいいSEXにはならないわけです。

難しく考えるよりも、とりあえずヤッちゃおうみたいな、ヤリマン思考のほうが実は楽なのはこういうこと。自分の思いを要求するよりも、とにかく気持ちいいことだけに集中するわけです。

 

精液が溜まる男に対して、女子は特別溜まるものはない。しかしながら、「愛されたい」などの精神的な欲求が溜まってくるわけで、それを解放するためにSEXするというパターンもあるわけです。ノリでSEXしちゃったなんてことは、これがあるからでしょうね。

 

このように男女でするのがSEXなのですが、意外と噛み合う場所が少ない。どうすれば気持ちいいプレイが可能になるのでしょうか。参考までにセクシー女優さんのご意見を書いておきましょう。

 

「とにかく男優さんだけでなく、スタッフさんたち全てが優しいんです。自分が女王様になった気分になれる。そんなところでのSEXだからより解放されて気持ちいいし、相手も優しいから、『これもやってあげよう』って気分になっていくわけです。そして褒められる。これが何より重要!可愛いと言われ、プレイで褒められれば、『私、愛されてる!?頑張らないと!』って気分になりますって。ここにハマってしまうと、女優業から抜け出ることは難しくなるかもね(笑)」(Aさん。女優歴7年目)

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シンプルなAVが見せる新しい時代のSEXとは!?

サンプル動画でオナニーをする話が出てきましたが、さすがにそれでは満足しなくなるのが人情というやつです。刺激というのは足せば足すほど欲しくなるわけで、もう少しだけ長い絡みとか、エロいセリフとかが聴きたくなるし、好きなプレイが観たくなる。フェラチオが好きだったり、バック責めされている女子が好きだったり、オモチャでイカされている姿が好きだったりとか。まぁあげればいろいろありますね。

 

それに気がついたメーカーさん。さすがにずっと業界に携っていれば、どんな内容が受けているかがわかってくる。営業的な視点の持ち主だったらなおのことです。こんな意見によって生まれたのが、「シンプルナンパAV」です。これはあっけなく、ナンパされた女子が、ホテルにいって、ハメまくります。ソファでのプレイからお風呂でのプレイ、ベッドでのプレイと、内容構造はシンプルな作りです。

 

マッチングアプリで知り合ったカップルがSEXするとこんな感じなのではないでしょうか。お互い最小限度の知識しか知らないけれど、ある程度の背景は知っている関係。なのでマッチングされているわけです。そしてどのように進めるかは本人たち次第ですから、そこで「こういうSEXがしたい」的な展開を持ってきたのが、このAVなわけです。

登場する女子も、ずっと笑顔なのが特徴。陵辱的な要素はまるでないわけではない。いやむしろ複数の男たちが登場して、弄りまくる展開も多々あるのですが、女子側が笑顔だったり、感じまくっていたり。「もっとしてください!」と絶叫しているなど、本当にわかりやすい展開となっています。女子も、「SEXに溺れちゃって我慢できない、頭のネジが飛んでしまった系」になっています。いや、「通常の社会生活ではモラリストなんだけど、SEXとなるとネジが飛んでいる」という「男子が理想とする女子」なのがわかります。

 

ということで、シンプルにオナニーを励みたい男子にとってはこの上なく最上なAVということになる。女子にしても、「自分を投影することのない過剰エロな存在」という意識になるし、そこまでキャラに思い入れしない人が多いので、こういう「頭のネジが飛んでる子」だと、当たり障りなく、そして余計な要素もないので、これまたオナニーに没頭できるということです。

 

男女で違いがあるとすれば、女子はナンパして本人が説明している普段の話なんかがいらない。男子はシンプルに好きな箇所を観てしごきまくる。スマホを中心とした、サブスクだったり、ストリーミング配信などに向いている視聴方法ですよね。Wi-Fiがあれば今どきそれほどのストレスはかからないし、DVDよりもスムーズかもしれません。

 

AV自体が変化したというよりも、男女どちらもAVを観るという行為に対して、昔ながらのアプローチではない人たちが、ユーザーの中に定着してきたということ。

 

これの反動でしょうか。AVマニアたちの間では、ドラマだったり、執拗すぎるイカせ責めプレイだったりと、とにかく内容に起伏があるものが人気が高いです。チャプターでカットされて、ひとつひとつ孤立したプレイがあるよりも、大きな展開が連続しているものが好まれるのがDVD視聴ユーザーなのです。

彼らからすれば、シンプルAVは、「なんか手抜きに感じてしまう」らしい。女子のヤラれる理由がないし、ヤラれたとしても本人が楽しみすぎていて、「観ている側よりも出ている側のほうが楽しそう」に感じてしまうからかもしれません。素人参加作品は人気が高かったから、そういうことで考えれば、ユーザー層にも見事なまでの亀裂が走っているのでしょう。本当はセクシー女優とエッチがしたいう思考があったりしますので。

 

さらにいうと、シンプルAVは、何度も視聴するには展開などが浅いし、SEXも意外とワンパターンなために、「また今月も買わないと」という購買欲が働きます。よくできたAVの場合、何度も観てしまうため、「これだけあればOK」的になって、AV購買がなくなってしまうのです。

 

予想以上に、単純思考な人と、複雑思考な人が、ユーザーの中に派閥のように存在しているAVユーザー。今後は、単体AVと企画AVのような分け方ではなくて、構造的なことをポイントとして、AVは成り立っていくんだと思うのです。そして女優たちも、一部の単体と、企画層にわかれるでしょう。昔のような富を短期間に得ることは、サブスクだったり、構造の問題であり得なくなるわけです。

 

こういうシンプルなAVを好む層同士だったら、SEXにもそこまでの問題が起こらないはず。AV的な卑猥プレイも好きだけど、「そこそこ楽しめればいい」というライト陵辱としか表現できないプレイによって、結びつけられる可能性があります。出会いの場所はマッチングアプリというわけ。

 

のめり込むSEXが好きな人は、AVに出演するとか、SEX好事家たちの集いに参加するとかしかなくなるかもしれない。ただし、ハブパーにしろ、そのような愛好家団体にしろ、一歩間違うと逮捕なのをお忘れなく。ゴムはしろよ、必ずな(笑)

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まとめ〜お互いの安心こそ最高の快楽を得るSEXなのです(断言)

結局のところ、ラブラブなSEXをするバカップルが一番楽しいSEXをしているのかもしれません。セクシー女優がやっているのは、バカップルに成り切るとか、SEX大好きバカ女に成り切るとかなのです。そっちのほうが圧倒的に、観ている側が興奮するし、優越感に浸れたり、良いことばかりだからです。

 

「SEXの妙技を見せつける」のがAVだとするならば、また別ですが、AVは娯楽であり、刺激物であり、あまり自慢できる販売物ではありません。ビジネスとしてはちゃんと成り立っているし、こういうジャンルがないと、緊急の際にギリギリの手助けをできるところなど無いのですから。

 

そういう意味でも、顔を知っている同士が、安心してしているSEXこそAV。誰でも入ってこれないのは、「そういう覚悟」を超えた人たちの集まりだからです。ハードルはかなり下がりましたけどね。その分、「やっぱりやめます」的なことも多くて、これからはそういう部分をちゃんと見る人がいないといけないかもしれません。

 

安心という意味では、カップルだからといって「ゴムをしない」のが安全かどうかわからないというのがポイントになりますね。ゴムをつけるのは避妊などの問題もあるし、病気をうつさないためというのがあります。納得づくのカップルだとしたら、ゴムを外したくなるわけですが、それで病気になったら……!? カップルの信頼は崩壊でしょ?何らかの浮気をした理由なわけですから。

中出しプレイはAVでもさらに大人気ですが、これこそまさに、「ルールを破る快感」を映像で見せているから興奮するわけです。同じことをやったら大問題になる映像こそ、フィクションだから展開できるし、ファンタジーの中にあるからこそ興奮できる。実際のところでは、そこまで頭のネジが切れてしまったカップルがいたら……悲惨でしょう。

 

安心という言葉を履き違えると大問題になる男女関係。「お互いが理解し得ない存在」と知っているだけで、安心を得られることになります。ちょっとクールなようですが、愛していないと勘違いなさらないでください。

 

カップルで信頼があればの提案として、「お互いが気に入っているAVを観る」というのはすぐに趣味嗜好がわかるのでおすすめです。仲良しすぎて強めなSEXができてなかったのが、好きなAVを観たことで、「ああ、ここまでは許してくれる」とか、「ここまではしてくれる」とか、「ここまでされちゃう」とか、大きく前進することでしょう。もちろん、「え?こんなのが趣味なの?」とか、「ええええ!こんな変態だったの!」なんていう事故も起こる可能性があるのをお忘れなく。

 

幸せなSEXとは、本当に難しいものですねぇ(笑)

 

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