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12.16希島あいりポニーキャニオンよりメジャーデビュー&11.11枢木あおいミルジェネよりCDデビュー〜セクシー女優の他ジャンル進出はエンタメの未来の姿を示唆する!?〜

ジャンルをクロスオーバーするエンタメ〜セクシー女優⇄アイドル

欧米でも日本でも、70年前くらいは、役者をやったり歌手をやったりするのは当たり前でした。俳優というジャンルではなくて、「人気者」というジャンルに該当するため、何でも手を出したほうが良かったし、売れたわけです。

 

欧米では演技に集中する人が増えていくと同時に、映画自体の演技レベルがアップしていき、徐々に歌手をする人は減っていき、今ではいなくなりました。いたとしても、まさに趣味でバンドをやっている、しかもギタリストという感じ。

 

日本でも常時、歌手を続けている役者さんはいなくなりました。それでもミュージカルの影響から、リアルに歌を歌うシーンがあり、そのまま役者が歌う場面は令和になった今でもあります。「エール」(NHK)なんかそれでしたね。日本は、「歌が上手な役者」が尊敬の対象になるためなのか、歌う人は多いです。こちらは趣味ではなくて、演じている役のイメージに準拠したものが多い。

 

CDを出している人ももちろんいますけど、まさに例外中の例外。理由としては、チャートインすることのメリットが下がったことと、レコーディング費用が下がったことがあげられます。

 

歌手と役者をクロスオーバーさせている活動をしているのは、「アイドル」でしょう。

 

もともとからアイドルは、「将来の夢は役者になること」とか、「歌手になること」という未来の芸能界の卵たちがやっていることです。最近は、アイドルが本業というパターンもありますが、メジャーであればあるほど、「アイドルを卒業」のようにして、自分のヤリたいジャンルへと移っていきます。

 

日本人は、万能な人が大好きというのがありますね。ひとつの演技が優れているタイプよりも、カメレオンのようにあらゆる顔がある人が好まれるようです。それの影響からでしょう、定期的に役者さんから歌手が登場します。もちろん欧米パターンのように、趣味が高じてやりだすパターンが出ていますね。これは男のほうのあるある。女優さんは、演じた役はもちろんですが、本人が持っているイメージに準じた雰囲気で活動をするようになっています。歌手から役者へいうパターンもありますが、特別枠だったりちゃんとした役について登場するまで時間がかかりますから、演技のほうが難しいのでしょうか。

 

つまり、二足の草鞋というのは、日本では尊敬される存在になります。また歌に関しても、「演技的歌唱」が認められているので、個性がはっきりしていると、テクニックが微妙でも活躍できるし、そのまま続けていれば尊敬される存在になり得るのです。

 

さて本稿で取り上げる存在は、「セクシー女優」です。役に応じたイメージは毎月リリースされているので付きづらいです。本人のイメージというのはどうでしょうか。ここ10年は、アイドルよりもアイドルらしい活動を望まれていますね。「プライベートではSEXしていない」というパターン。「恋愛を忘れました」とかのセリフは、インタビューでよく出てくることがあります。

 

なので、誰もが割と似たようなイメージを持たれている。ファン以外には、「変態女」で、ファンには、「エロスの女神」ですから、セクシー女優は本当に大変ですね。イメージとか先入観というのは恐ろしい限り。ある意味、その人間を壊してしまいます。

 

コロナ禍によって、会うことがなかなかままならない事態になっていますけれど、徐々にイベントは増えつつあり、その盛り上がりを見ると、「セクシー女優=アイドル」というものが改めて確立されていることがわかりました。

 

さらには、2019年末から2020年にセクシー女優デビューを果たした女の子たちは、当初、活躍の場をSNSメインにせざるを得なかったわけで、自分発信の何かを出さなければならなかったのです。それも「セクシー女優」として、それなりにエロが入ったものでなければならなかった。

 

しかしながら、TwitterやらInstagramのレギュレーションをかい潜り、頑張っていますね、どの女優ちゃんも。ファンの人たちは嬉しい限りでしょう。

 

実はSNSでのアピール活動が、若干下火になっていたのですが、コロナ禍は、新たな活力を注入したと言えるのです。迷惑な疫病ですが、そういう意味では良いことしている部分があります。

 

さらに、Tik TokもInstagramも、意外とエロいものが多いです。脱いではいないのですが、営業ではなく趣味でエロいのをアップしているわけです。パパ活のDM欲しさというパターンも有るといえばあるけど(笑)

 

エロい動きをしたり見せた写真を撮影することに、抵抗感が少ない世代というのもあります。世の中が、エロに厳しくなると、そういう映像が出てこなくなる。結果、「これがヤバいことだ」という発想が低めになる。さらにはスマホアプリは、海外からのアプローチもたくさんありますから、フォロワー数を増やして、アップ動画や写真をバズらせるには、エロの基準も、日本ではなくて海外基準だったりします。

 

ぽるのはぶ騒動(違法アップロード動画が一斉削除された件)でわかったのは、AVがなくなったところにまだ残っていた映像は、素人の動画。海外が多いですが、素人女子なんてのもたくさんあって、エロに対する免疫ってこういうところでついちゃっているんだろうなと思いました。またはスマホのカメラで手軽にハメ撮り撮影できちゃう環境で生まれ育った世代とも言えるでしょう。

 

エロの基準値が、2019年以前から活躍するセクシー女優よりも圧倒的に高いのですね。このようにして、自分自身のアピールをしていますが、実のところ、「アイドル活動がメインなのがセクシー女優」になっていることを知らなかった女子も多かったでしょう。

 

そして、コロナ禍が落ち着いてくれば、諸先輩たちのように、外向き活動をするようになることでしょう。もうスタートしている女子もいますね。イベントなどに出たり、オフ会も事務所主催だけでなく、いろいろなところで行われています。今年スタートさせた新人女優ちゃんのSNSのフォロワーアップ速度は高かったので、みんな会いたいと望んでいることでしょう。セクシー女優は会える二次元恋人的なイメージですから。

 

セクシー女優として生きていく上で、「セクシー女優じゃない活動」をしないといけないような状況になっています。それをすることで、存在をアピールしないと、リリースするAVのキャスティング線上から消えてしまうわけです。

 

セクシー女優なんだから、SEXでのエロがアピールできていればOKじゃないのかと、疑問をもたれる方は多いでしょう。これが撮影でのエロは、リアルなエロと違い、冷静さも含まれているので、とても難しいのです。オナニー教とでもいうべきレベルになっているメーカーもあります。

 

普通に考えれば、おっぱいを晒すだけでなく、SEXしているところや、その反応などを見せるわけですから、それで十分だろうと思うでしょう。しかしながらユーザーは、何年もAVを観てきたわけです。比べたくなくても、以前にいた女優と比べてしまったりします。もう存在しない女子と比較されたりするわけです。別れた女の話を出す男の多いことと比例しているかも(笑)

 

事情はさまざまですが、とにかくセクシー女優は、「何か自分なりのことをやり続けることがリアルな人気あるセクシー女優でい続けられる」ということになります。もちろん、エロ以外。つまり二足の草鞋を絶対に履いていないと、セクシー女優として延命するためには、難しいということになるのです。

 

もちろん、AVの仕事以外にやっていない子もいます。SNSすらやっていない子もいますね。これは以前から活動していた女優。しかもそれなり以上に売り上げていて、イベントはほぼやっていないけれど、その貴重な回で、その女優と出会った人が、忘れていないという貴重な事情が重なっていたりなど、今で思うと奇跡に等しいかも。

 

SNSを続けるために、何かをしなくてはアイデアが枯渇する。事務所も本人がやる気に満ち溢れているうちに、何かを仕掛けようと考える。これに乗っかったのが、「AVじゃない仕事」です。

 

地上波テレビから、セクシー女優はほぼ消滅中(未来にどうなるかはわかりませんが)ですが、YouTubeなどの動画サイト系であったり、アプリ系でオリジナルバラエティ番組がたくさん作られているわけです。ここはある程度のエロはOKだし、むしろ以前の深夜テレビのように作りたくて仕方がないわけです。エロは楽に人気が取れますから。

 

そういうバラエティタレントのような仕事に憧れていた人からすれば、リアルなお笑い系タレントと出会ったりしますので、大喜びでしょう。自分より上と思う人と仕事をすると、自分も上のステージにあがったような気になりますから。

 

こういう仕事は、裏側に回ると意外と厳しいのも事実。AVと違って、ガチギレで怒られてたりしますから、積極的にやりたがる女優がいる反面、絶対にやりたくない女優も多いようです。

 

これとはまた別ジャンルですと、ピンク映画やVシネマの女優。これはAVと同じように自分自身の名前が大きく出て、スクリーンで公開されたり、R15指定があったりしても、一般枠のDVDになるのですから、より見られる可能性は高いです。そして、女優志望の人も、じゃない人も、演技に関してはちゃんとしぼられるようです。映画畑の方々は厳しいですから。そうやって自分自身の立ち位置を発見していく女子が多いジャンルです。

 

もうひとつが、この後に語っていく、歌手活動です。セクシー女優の歌手活動は、意外と初期からあります。AV登場時というのは、バブル経済でお金が余っていました。「エロい女の子のエロい歌」を出せば、評判になるし、そこそこ売れるだろうという感じでした。

 

またバンドブームと同時期にAVは世の中に初登場してきたのですが、バンドやっていたとか、ボーカル志望(何ならやっていた)の女子が、たくさんセクシー女優になったという事情もあります。桜樹ルイさんはベーシストで、当時の「ベースマガジン」にCDデビュー記事が掲載されたのは忘れられない事実です。世の中がセクシー女優に寛容どころか容認していたことの証明です。

 

「歌手になる前に脱ぐ」という、定番の口説き文句をちゃんと遂行した場合もあります。望むような普通の歌手とはいかず、色眼鏡で見られていたのは否めなかったのですが。

 

いろいろなパターンがありますが、ずっと続いているジャンルが、「歌手になる」なのです。この20年はアイドルユニットブームが継続していますので、セクシー女優ユニットも多数出ています。ライブもさまざまなパターンで開催されています。

 

そのステージである「レディマドンナ」が川崎クラブチッタで開催したライブで、最初に登場するという大役を任されたのが、枢木あおいちゃんでした。その位置にしたのは、不肖・麻雅庵なのですが、彼女が学生の頃に、地下アイドル活動をしていたということで、インタビュー取材をしたところから、決定しました。理由は別の項にて書きましょう。

 

一般的にも知られたメジャーどころでは、サマーソニックの無料ステージに登場して、パニックを引き起こした「恵比寿マスカッツ」がいます。男子たち大騒ぎ、女子たちは、「誰だ??」となったようですが。その後は女子ファンも増加してライブは大盛況なセクシーアイドルユニットになりました。

 

その恵比寿マスカッツに、2度に渡り参加している希島あいりちゃん。最初のメンバーとしては、終了寸前だったのであまり爪痕を残せなかったようですが、新たなマスカッツの引き締めるためのメンバーとして、参加したわけです。これは本人はもちろん、ファンも多いに喜びました。

 

そして同じ所属レコード会社である、ポニーキャニオンより、希島あいりちゃんは、「メジャーデビュー」を果たしたのです。

12.16希島あいりポニーキャニオンよりメジャーデビュー!

ミルキーポップジェネレーションからソロシンガーとしてデビューしたきじーこと希島あいりちゃん。彼女のデビューした頃は、雑誌媒体がそろそろ予算締め付けをするようになり、新たなパブリシティ戦略を模索していた状況でした。そこで声がかかり、本人も「歌いたい」ということでデビューしました。

 

きじーは、あがり症でMCとなるとメロメロになってしまったり、時間が見れなかったりするのですが(笑)、歌う場面になると、声質に色気があり、歌詞を自分自身で書くことから、自己メッセージ性が高くなるという、Wで人に届くことを可能とした人です。

 

アーティストというのは、芸術的というよりも、よりミーハーであるほうがいいことが多いです。アカデミックなことにこだわるのはアマチュアという感じです。「これがカッコいい」とか、「この歌い方が決まるな」とか、アイデアを盛り込むことはとても重要です。

 

カッコいいアーティストというのは、「カッコいいことが似合うアーティスト」だというのをお忘れなく(笑)またライブで、どのように振る舞うかとか、それは自分が観たことがあるアーティストに似てくるのが当たり前です。

 

きじーはギターを弾き語りしたり、ダンスをしたり。メッセージ的な歌詞だけでなく、セクシーなイメージを取り込んだり、ダンスも振付師に依頼して決めたりと、手間隙だけでなく、「自分のカッコいい」とか、「みんなに見せたい姿」を模索してきました。デビューからずっと、そういう意味での向上心が人一倍強いタイプです。

 

コロナ禍という状況ですが、12月16日、彼女にとってまた新しい高みへのステージにあがったのです。それが、「ポニーキャニオンよりメジャーデビュー」です。

『東京resistance』2,200円(税込)/ポニーキャニオン

12月16日の発売日当日には、配信によって、ミニライブと、リモートサイン会が開催されました。披露した楽曲は、新しくレコーディングされた新曲2曲。きじーが書いた歌詞の楽曲で、ロック調の歪んだギターの響く、「Resistance」。

 

ワルツのリズムと、セリフまじりの歌詞が彼女らしい世界観にマッチングする「真夜中のカフェテリア」。どちらもこれまでに築き上げてきた自分の表現をさらに押し広げるものになっていました。

 

「ライブひとりで緊張する……」とMCになるといつも見せる甘えた感じの表情を浮かべるけれど、歌い出すと、彼女にしか作れない世界をそれぞれの環境に向けて発信されたわけです。

 

その後に開催されたサイン会では、本人は無自覚なそうですが、独特すぎるのんびりした空間になるきじーさん(笑)生だろうと配信だろうと、彼女ほど、変わらない女優はいないのではないでしょうか。

 

リリースされたCDには、これまでミルジェネからリリースされて、人気の高かった楽曲4曲と新曲を合わせ、全部で6曲が収録されています。ジャケットもセクシー女優だからではなくて、希島あいりだから表現できる色っぽい仕上がり。現在いる歌手たちのなかで、ここまでちゃんと写真に色気をのせることができるアーティストって、思いつかないですね。そういう意味でも、狙い目をちゃんとついているプロジェクトと言えるのではないでしょうか。

 

MC中に発表されたのが、「私の誕生日である12月24日木曜日から3日間、渋谷TSUTAYAビジョンにPV映像が流される」ことが発表されました。詳しくは本人Twittrにてご確認ください。その場所を考えると、セクシー女優が出るというのは画期的!エロエロすぎるTikTokなどが蔓延る昨今ですが、「女子から滲み出るエロスとはこういうこと」を映像でもご堪能ください。

歌手デビューしたり、CDデビューしたセクシー女優は多く存在しますが、ちゃんとしたメジャーレーベルから出るのは素晴らしいことです。それは、セクシー女優という活動が、どんなものを指すのかを示唆することだから。

 

「セクシー女優は見下されがちですが……」というのはきじーから出たワードです。そういう事実に気がついているからこそ、前向きに前進していく彼女がいる。「Resistance」というワードを選んだことこそ、あふれる彼女の決意の現れでしょう。

 

彼女の歌声は、聴くことでエロスが増幅する表現力に溢れています。だから聴いてから彼女のAVを観ることは、新たなる世界観に溢れた興奮をあなたに呼び込むことになるはずなのです。

「東京resistance」2,200円(税込)/ポニーキャニオン

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圧倒的な存在感を徐々に出していく無邪気な戦略家・枢木あおい

11月11日にミルジェネよりCDデビューしたのは枢木あおいちゃん。定評ある歌唱力は、楽曲に応じた表現力の高さがポイントになっています。今大人気のLiSAの楽曲をセクシー女優界隈のライブに持ち込んだのは、間違いなく彼女。それまではいなかったのですが、理由としては圧倒的なボイスの強さ、声量の迫力、声の高さが揃っていて、カラオケだと歌えるけれど、人に聴かせるとなるとヤバいと尻込みしていたからでしょう。

 

アニソンシンガーたちは、ひと昔前だったら、ロック系のバンドを作られてデビューしていたであろう人材が多いです。LiSAも学生時代からバンドをやっていて、デビューするにあたりひとりで上京してきたエピソードがありますね。そういうタイプなので、とにかく歌に関してはデカい声だしパワフル。カラオケマシンが優れている現在では、声量がなくても歌えちゃったりするわけです。なので、喋る声と同じところで声を出しても歌えたりする。これがアニソンシンガーたちは違うわけです。たぶん、バンドとスタジオ入っていて、ギターやドラムに負けない人だと思います。

 

そういう背景を知ってか知らずか、パワフルなパフォーマンスを見せてくれているあおいちゃんがCD「輪舞曲」を出しました。その楽曲たちですが、それぞれに個性的。

『輪舞曲』1,650円(税込)/ミルキーポップジェネレーション

「テサグリロンド」CDタイトル曲になっており、ゆっくりとしたところから一気にスパークして駆け上がっていく。あおいちゃんのパフォーマンスも最初からフルスロットルするようで、ちゃんと爆発ポイントを押さえているので、似たイメージがタイトル曲としてジャストフィット。

 

「FLY AWAY」は高速リズムからスタートし、ヘッドバンしたくなる中盤からサビへと繋がっていく。ファンからすると重労働楽曲になること間違いなし。ライブでの披露が楽しみ。

 

「二人のステラ」は彼女が持っている少女っぽさをスッとナチュラルに提示している爽やか系。パチスロやっていて(彼女は大好きなでTwitterに度々話題として登場します笑)小女性とはこれいかにですが(笑)、それはそれ。セクシー女優はアイドル以上に、そういう幅広い振り幅のイメージを持てるのがポイントですね。泣きフレーズの入った最近人気パターンの極上J-POPです。

 

あおいちゃんは、キカタンというポジションのセクシー女優です。作品によってキャラクターが変わります。後輩OLだと思ったら、先輩OLだったり、制服着ていたり奥様だったり。その作品ごとに監督やメーカーの意向に沿って違うパターンのSEXを見せている。彼女のなかには、あらゆる想定されたイメージがあって、それを引き出しから持ってきて、自分にトレースしている感じ。

 

歌う時にも、作曲家がどのような意図でこのメロディーを組んでいるのかを想像し、どこに山があり谷があるのかを、見極めた歌唱となっているのです。

 

彼女をなぜ、ライブイベントで、初登場にもかかわらずトップバッターに選んだのか。それはLiSAの楽曲を選んだからではなくて、インタビュー時に言っていた、「カラオケボックスに行って、ハモリを自分で歌って録音して作ったものを、ステージ用の音源にしていました」と言っていたからです。つまり、音楽的なこと。この場合は、ハモリフレーズの聴き分け(できない人のほうが圧倒的)をして、録音して、自分が歌うように編集していたという事実です。

 

音楽イベントといっても、セクシー女優ファンが集まるわけで、音楽レベルがどのぐらいなのかをそんなに求めているわけではありません。歌い切れば褒められるし、振り付けをミスらなければ褒められます。あおいちゃんのエピソードだと、初めてミルジェネに登場した時、ミスった際に、「間違えた!」と笑顔でマイクに伝えたのですが、ファンは大喜びしていました。ただ同ライブのPを務めている麻雅庵は、「次やったら怒るからね」と冷たく言い放ちましたけど(笑)

 

そういうアクシデントはちょくちょく起こるのはライブの醍醐味。それを楽しむのは集まったファンの権利です。ただそれに乗っかってしまい、ファンに甘えた構図になってしまうと、それはアーティストとしてはマイナスです。もちろん、みんな楽しく仲良くやりましょうということは大いにありますが、セクシー女優だからこそ、そういう部分をシビアにしないと、世間という目には、厳しく映るはず。1mmのミスも許さないではなくて、1mmのミスをどのように消化したかがライブの重要なポイントとすればです。AV撮影で考えれば簡単なことではないでしょうか。妙なスタッフ間の笑いが入っていたら、興奮できなくなりますよね。ライブに集中しているファンからすればそれと同じなのです。

 

それ以降のライブを観てきましたけど、パフォーマンスレベルも、楽曲表現力も、全てがパワーアップしていくあおいちゃん。ライブごとに成長をしていく過程を見せるのが、昨今のアイドルだとすれば、CDデビューも含めて満点だと思います。

 

枢木あおいちゃんにちょっとでも興味がある人、AV作品を観たことある人は、ぜひ楽曲を聴いてみてください。Amazonなどで買うのがベストですが、配信系サブスク(apple musicなど)にもアップされていますので、「枢木あおい」でアーティスト検索してください。

 

ちなみにAVと同じく、買ってもらって評判になれば、次につながりますから。

『輪舞曲』1,650円(税込)/ミルキーポップジェネレーション

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まとめ〜セクシー女優の未来の姿とは?

「いくらアイドル扱いだからって、セクシー女優の歌を聴かなくてもいいじゃないか」という方々がいることは重々承知であります。まぁそのような意見をいう人は、アイドルも聴いてないと思いますけど(笑)

 

CDというカルチャーが終焉に差し掛かっている現在、音楽系の人たちは新しい展開を模索しています。ライブイベントがそれだったのですが、コロナ禍によって事実上、断たれてしまいました。またノンリニアでの作業が主流になっているため、レコーディングスタジオとかの使用状況もかなり変わっています。昔ながらの、「バンドが全員入ったスタジオで、いっせいのせで演奏して録音する」なんて芸当は、ほとんどない。あるけれど、特別な事情があるとか、予算が潤沢にあるとか、理由がなければならないわけです。

 

結果、アーティストの発掘場所を求めてリサーチするわけですが、恒常的なヒットを望むとすれば、現在既に人気があり、音楽的な何かを施せばさらに別の層へのアピールとなり、売れる可能性が広がるわけです。セクシー女優を音楽業界に求める理由のひとつでしょう。

 

セクシー女優もまた、きじーの発言でわかるように、その世間からの視線に甘んじている場合ではないはず。30年以上の歴史のなかで、世間的に認知された人気は、バラエティタレントとしての飯島愛のみ。作家としての紗倉まなちゃんは、執筆レベルのアップによって、見方が変わり、「セクシー女優の作家」ではなく、作家として認知されるレベルに近づいている。ならば音楽を見渡すと、恵比寿マスカッツのライブ人気をピークとして、その後が続いていないわけです。だからきっかけはわからないけれどハマる可能性がある。

 

セクシー女優の価値観を上げるとするならば、本人とファンでしょう。ユーザーと呼ばれる遠い場所から見ている人たちは、現在は違法アップサイトに集まっているのが現状。こういうことを無くすには、価値をあげて、AVは買うかサブスクか、とにかく認められた場所から買わないと恥ずかしいし、逮捕されるという共通事項ができるのが一番早いと思います。モラルに任せていてはこの先、永遠に改善されないでしょう。

 

「無料のものは宣伝であり、そこからピックアップしてくれたら嬉しいけれど、実際のAVを買って観ているファンは尊い」というのがセクシー女優の本音でしょう。

 

「AVじゃない仕事」をして、価値をあげていくセクシー女優たちは主流になっていく可能性が高いです。SEXだけで価値を上げることが、情報過多の現代では難しくなっているわけです。また密な行為を求めていない場合もあるかもしれません。

 

歌手ならば歌手、女優ならば女優、作家ならば作家と、別の仕事をして、それが別業界できちんとした評価を得ること。そこまで真面目にやらないといけないレベルが望まれているセクシー女優たち。2020年にセクシー女優になった女の子たちは、入ってから、「別のことをしなくちゃいけないんだ!」とびっくりしたり、その時点で知ったと思いますが、その先にセクシー女優となる女子たちが、普通に、「これとAVをします」という感じで参入できるようになると、AV業界や、SEX産業に対する価値観が変わるかと思うのです。

 

では再び、希島あいりちゃんと枢木あおいちゃんのCDを買うことで、AV業界のさらに価値ある存続の手助けをしませんか。クラウドファウンディングをしなくてもできちゃうことはあるのです。

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