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AV女優のお仕事は「作品内容」にとらわれずに拡がっています!
何度も何度も書いておりますが、AV女優という職業は大きな拡がりをみせております。だからこそ、「セクシー女優」なんて中途半端すぎる呼称になったり、トークやバラエティ、ライブなどあらゆるイベントに呼ばれたりするわけです。
数年前だったら、「こいつ人気あるらしいから、とりあえずエロ要員として呼んでみよう」みたいな話だったのが、今では集客の最大ポイントであり、メインとして大きな存在となりました。
さらにいうと、「AV的にはそんなに売れている女優じゃないのに?」と業界内からクエスチョンが出るタイプの女優ちゃんでも、集客も知名度も上ということがあるわけでして、その子たちには、「AVタレント」というカテゴリーを作っても良いくらいです。
もちろん、AVでも別業種でも大きな人気と実力を誇る人も出てきており、AV業界人たちは、「嬉しいけれど、置いていかれるようで寂しい」なんて心理も働くようです。
『春、死なん』でありとあらゆる媒体からの取材を受けた紗倉まなちゃんは、個人レベルで飛び抜けています。小説としての評価はもちろんですが、外側から見た場合、彼女こそAV女優という認識になっている一般の方々は多いと思います。そして、小説を読んだ人をねじ伏せました。私の中では、AV女優最大のMVPとして年々更新しています。
それ以外の女優ちゃんでも、メジャー系、インディーズ問わず、映画やドラマ、MVなどに呼ばれています。川上奈々美ちゃんは、それの典型例でしょうね。もはやAV女優は、ただのヌード要員ではない。監督やプロデューサーに認められて、「この役で出てもらいたい」とオーディションを経てキャスティングされているようです。
また失礼な表現を承知で説明すると、「エッチな場末の映画」の印象が強かったピンク映画を、現在の盛り上がりまで持っていったのは、映画スタッフの活躍のみならず、出演しているAV女優が、「予想以上の演技力」を発揮したことで弾けたと瞬間があり、そんな盛り上がりからピンク映画を知ったり、観たりした女優ちゃんたちも、「ピンク映画に出たい」と演技に魅力を感じた人が登場しました。
もしこれらAVとは違う媒体が、AVのことだけを気にしていたら、見た目にも目立っている、「メーカー単体女優」だけを起用すると思います。
しかし登場してくる女優ちゃんは、単体もキカタンも混ぜこぜ。AV的な盛り上がりはそこそこなれど、監督やスタッフが、「この女優ならばいける!」という意気込みを感じさせるキャスティングになっているのです。
今年の2月5日から9日『くつ屋さんのおはなし』という舞台公演がありました。これはAV業界と縁が深い、お笑い芸人カジさんがプロデュースした舞台で、出演者はAV女優たち。AIKA、あべみかこ、加藤あやの、つぼみ、本庄鈴、山岸逢花、加藤ももか、栄川乃亜です。この舞台のキャスティングこそ、「この子たちで無ければ成立しない」的に選ばれていますよね。AV的に見ればバラバラです。そして、「AV女優じゃなければダメ。AV女優だからできた」お芝居として大評判、大好評を博しました。
このように多岐に拡がるAV女優たちの活躍の場。それにより、AVユーザーだけでないファンも登場するし、彼女たちのキャリア年数は、アルバイト的な1〜2年ではなくて、3年オーバーの「キャリア」として認知されなければならない年数を重ねることが重要であり、また可能となっています。
それに準じて、稼げない女の子もいる事実はあるかもしれません。AV女優が業態として、メンバーを今以上に淘汰しなければならない時期に来ているのかもしれません。「出演すればお金が得られる」単純業種ではなく、「裸体と痴態をさらしつつ、さらに人間性も見せていくお仕事」になっているのです。
そしてさらに言えば、「デビュー作が1番売れる」というAV業界の常識をかいくぐり、デビュー後にジワジワと人気をあげ、爆発してAV界を牽引する存在。それが「人気キカタン女優」なのです。彼女たちは、メーカーごとの企画に応じて、作品内のキャラクターがカメレオンのように変化します。作品を中心の世界観を望んでいる作り手側が一番欲しいキャラクター。それをきちんと対応してくれるのが、「人気キカタン女優」なのです。
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AV女優がファンとつながりを持つ時代へ〜単体vsキカタンが形骸化!?
人気や知名度がついてくる。もちろんリアルイベントで会えることで、「ファン」と呼称してよい活動を支える人たちがついてきたAV女優。そのほかにも、リアルイベントにはそれほど登場しないけれど、作品での内容が評価されて高い人気を得ている女優ももちろん存在しております。
だからこそ、アダルトビデオのリリースと流通が成立しているわけで、リリース量が月に300本を余裕で超えているということは、それに対応できるAV女優がいるということ。単体女優は月1本ですが、人気キカタン女優となれば、月に5本以上、何かしらの作品に登場していることになる。名前を使っている場合もあれば、素人として出ている場合もあって、ファンでも把握できないことがあるようです。
AVはショップイベントとして、本人登場して、撮影込みのDVDサイン会が開催されていました。「いました」と過去形なのは、コロナ禍の結果、今後の開催がどうかるか要検討中になっているからです。
とはいえ直接複数枚の販売ができるサイン会は、AV売上で大きな位置を占めています。売る側からすれば大きな違いはないのですが、AVユーザーとAV女優ファンでは、両者それぞれのAV女優に対する考え方は、180度違っていると思われます。
出会うことにこそ、喜びを感じるタイプのファン。「自分が見つけたアイドル」を推すことで、自分の活力を得るとなればアイドルファンと同じです。握手をしたり、2ショットを撮って活動をバックアップ。AV女優といえども、ファンと交流タイムはイベントに出る限りはとても重要です。あまりにも……な対応していまい、ガクッと人気が落ちた女優もいるくらいですから。
リリースされた作品をパッケージやメーカー発信の宣伝ワードを頼りに、自分の審美眼を信じてAVを買い続けるファン。「自分こそAVの理解者であり、購入し観て、レビューしてバックアップしている」ことを自負しているでしょう。そして、毎月のリリースを支えている存在です。AVは買われることで初めて価値を持ちますから、彼らにそっぽを向かれたら、リリースは伸びないどころか次作に影響が出てしまいます。
AV初期はあまりパブリシティなどをせずにも売れたのですが、時代の変遷によって「売らなければ売れない」ものになっています。それぐらいに切磋琢磨しなかったら、AVはここまで伸びなかったでしょう。
AVメーカーもAV女優も一緒になって、「作ったAV作品をもっと買ってもらおう」と、インタビュー取材を行い、DVDサイン会に登場する。タレントビジネスで考えると当たり前の動きなのですが、「それは『単体メーカーの専属女優』の役割でしょ」的な考え方に固執していたAV業界からすれば、格段の進歩となのです。
その傾向を、「単体女優にだけは任せておかない」と、パワーアップさせてたのが、先ほど解説した「人気キカタン女優たち」です。
5年から10年前くらいだと、彼女たちのライバル心は相当強かったですね。いわゆる賞レースがお祭り騒ぎから、バトルとして展開していった理由は、「AKB総選挙」の盛り上がりだけでなく、彼女たちのファンを巻き込んで展開したのが原因でした。この頃の女優ちゃんたちは、直接は仲が良くとも、媒体的やSNS的な状況下では、バチバチの勝負を展開していたのです。そして勝敗でいえば、キカタン女優が圧倒的優勢でした。
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AV女優のイベントでわかるファンの望むAV女優!?
直接のファンも、リリースを支えるファンのどちらのハートもち●こも握っていたのがキカタン女優。それではファンがどんな考えで応援しているのか声を聞いてみました。
「神対応でも塩対応でも、好きな女優ちゃんは好きなんです!」(45歳・3K)と熱心にイベントに通っていた3Kさん。AV女優ファンの場合、月一ぐらいがイベントデーに該当するので、自ずとDD(誰でも大好き)的な行動パターンになってしまうようです(笑)
「DDではないです!ただAちゃんとBちゃんを同時に愛する自分がいるってことです」と、言い訳にしか聞こえない理由を真面目に語ってくれました。Aちゃん、Bちゃんと書いたのは、「誰かわかると、自分が誰なのか特定されてしまう」からだそうです。「意外と本人にバレていたりするので(笑)そこは明かさないでください」とのこと。AVアイドルは群雄割拠であるし、嫉妬心も高い。それがアイドルなのです。
「AV女優のイベントに関しては、かなり前からいってます。10年前くらいは撮影タイムがメインで、サインのタイミングでどうやって本人にアピールするかがポイントでしたね。覚えてもらったらそのまま『彼女を推していこう』という意思につながります。やっぱりお互いの思いがつながるほうが良いでしょう」
「思いがつながる」というのは、「女優ちゃんが、その人のことをちゃんと認識する」という意味です。実は、AKBGの握手会が世間に認知されていった頃より前に、AV女優は接触型のイベントで確実な人気を得ていました。
「そのうちに、イベントが拡大して、事務所主催するオフ会が開催されるようになったんですよ。これは撮影だけがメインの人にはちょっとお高い設定になっているから、集まるメンバーが変わってきました。サイン会に来ていたけど、そのときには、気がつかなかったキャラの人が参加しているとか。『○○ちゃんがつなぐグループ』的な感じでイベント後に飲み会をやったりしましたよ。生誕祭を開くにあたり、何をしようかとか、テーマがあったり楽しい飲み会です」
「エロくてサービス満点な撮影モデル」から、アイドルと同じ「ファンを持つ」人気を得るようになったAV女優。所属事務所はファンからの声もあり、以前にはなかった仕事の「オフ会」を開催するようになります。
専属女優がいるメーカーが開催していたDVDサイン会。その活況ぶりを見て、企画系メーカーもサイン会を開催するようになります。そこで選ばれたAV女優こそ、メーカー制限を受けないキカタン女優。徐々に彼女たちのイベントの機会が増えていき、メーカー専属女優よりも、イベント開催頻度も人気も上になっていく。月のリリース本数はもともと多いから、足し算の結果、単体女優よりも人気が上になっていく。AVとイベントの相乗効果が発揮されました。
もう一度、3Kさんにキカタン女優の資質を語ってもらいました。
「私が知っている限り、キカタン女優で塩対応はいません。むしろ密着してくれたり、握手でもギュッとしてくれたり、撮影でもセクシーポーズをちゃんとしてくれる。名前も覚えてくれたし、まさに神対応とは彼女のことを言うんだと思いました。『この子ならば一生推せる!』となるぐらい惚れました」
「かといって、塩対応で有名なメーカー専属のAちゃんも好きなんですよ。たまに最高の笑顔をしてくれたり、急にハグしてくれたり(笑)。いつもツンなのに、いきなりデレを発揮してボクを困惑させてくれるんです。男が必ず持っているM心を刺激してくれる心地よい塩感がたまらないんです!」
優しいのがいいけど、冷たくされるのも良いという変態な3Kさんですが(笑)イベントが被ったらどっちに行くのかを最後に確認しました。
「DVDサイン会だったら、どっちも行きますよ。時間差があるからアキバ店舗だった全然余裕だし、他の女優さんで行ってたりしますから。オフ会が被って時間が同じだったら最悪ですけどね。そうなったらお仕事を入れたりして、どっちも行かないとか(笑)」
「お願いがありまして、これを絶対に書いてほしいんです!ファンの中に、SNSを使って、『行けないけど頑張って!応援してる』アピールを本人にしないでほしいんです。だって行かないことを確定しているファンがいるということは、『集客が落ちる』ことなんです。
こういう微妙なことで女優さんは傷つき落ち込みます。『次のイベントが開催されなかったらどうしよう』とネガティブモードなってしまう。甘えるのはわかるけれど、そこはグッと堪えてもらいたい。また、『地方組は無理』という声も聞かれるんですが、日本国中を遠征している人もいるので、個々の事情はあるにしろ、言い訳にしかならないんですよ。なので、『行けないアピール禁止!』をお願いします」
「ハードなことをやって消耗しちゃうよりも、1日でも長くAV女優を続けてほしいのが、ボクらの本音です。いきなり推しが消えた日の悲しさたるや、すごい喪失感ですから」
ファンが支えるAV女優像が、現実になった今、AVの中にだけ存在するというわけにはいかなくなっている。ファンが存在する限りは、実態を伴わないといけない存在になってしまう。
昔のAV女優と、今のAV女優は全く別の仕事をしているといってもよいのではないでしょうか。
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AVライターはAVと共犯者の存在である!?
AVが発売される際に、購入されるよりも前にサンプルなどで作品を観て、ユーザーに、「いかなる作品であるか」を知らせる存在がAVライターです。エロ本にレビューがたくさん掲載されている頃には、本当にたくさんのAVライターが存在し、割と良いギャラで発注しておりました。本来は、全然畑違いのライターや、別仕事をしつつ、別名での内職でAVレビューをする人もおり、エロ本業界全体が健全なビジネスとして、たくさんのスタッフが関わっていたのです。栄枯盛衰……(笑)
AVレビューは、ライターにも人気コンテンツだったのですが、稀に「AVが好きじゃない」と公言するライターもおりました。いろいろなライターが揃うことで、「AVを紹介する矜恃」が存在していたので当時はそれを許しておりました。
そこから時代を経た現在は、「ひたすらにAVが好きな人」が、文字を媒介に自分のAV愛を語るライターがメインです。批評的なことが、批判に捕らえられてしまう風潮があるし、メーカーサイドはそれを望んでいないです。ポジティブにAVを観る、自分で作品を購入するくらいの気概のある人がライターとなっています。
AVライターとはAVを売るという部分においては、共犯者でしょう。そこが別ジャンルの評論家とは一線を画していると思います。現実、評論家と名乗る人はいないです。AVレビューは、文筆として何かを記すよりも、いかなる作品で、いかなる抜きどころがあるかを知らせて、売上を促進する「共犯者」であることが重要です。
「初めての中出し」「イキまくりで自然に腰が動き出す」など、パッケージに踊るキャッチコピーを、さらに実際の映像を想像させるように文章化して説明するのかが大事。「誰々に似ている感じの可愛い子が中出しされて……」なんてチープな表現は誰も望んでいない。昔のAVユーザーと違い、「AV女優を知らない人はいない」前提で構成されているのです。
もちろん媒体によって変わります。一般週刊誌のAVコーナーは、「AV女優を知らない人」を前提に記されています。同じタイトルでの読み比べすると面白いですよ。別の作品みたいですから(笑)
「AVライターは、AVと共犯者である」のですが、作品によっては、仕事を突き抜けて反応する場合がある。「取り繕っても隠しきれないほど好きなAV女優」が出ている作品でそうなります。そして、単体女優よりも、キカタン女優を好む人が多いのです。
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AVライターは自身のマニアックな部分を見せつける「キカタン女優」が大好き!?
AVライターのお眼鏡にかなうキカタン女優とは、「やる気に満ちたプレイ」というよりも、「自分が好きなプレイになると、本領を発揮する女優」です。熱が入ったライターさんによっては、監督に直接取材を敢行して、さらにその作品の細かいところを探り、リポートをアップしたりします。
Amazonからスタートしていると思われる、ユーザーレビューですが、マイナス面がどうしても目立ちがち。それはFANZAなどでも同じ傾向があります。それを打破していったのが、AVへの過剰愛を持ったAVライターのレビューです。AV女優にファンがついている現在、変なことを書かれて、女優が落ち込む姿は見たくない。それが理由で推し女優が突然引退なんかされたらたまらないわけです。ファンとともに、そこを擁護しているのが、AVライターの役割になっています。
そしてAVライターも人の子。自分が推している女優が出てくるわけです。容姿なのかプレイなのかは、もはや混ぜ込みですけど(笑)言い訳のような理由をつけて、「○●△ちゃんは最高だ!」という原稿をアップします。
彼らにとってAV女優は、自分の変態性や趣味嗜好を肯定してくれる存在なのです。世間一般に公言することなんてできなかったことを、お仕事として世の中に発表できる。そして、どうしても守るべきイメージを崩すことができづらい単体女優よりも、ファンタジーの扉を自らこじ開けて侵入する女優を好みます。そしてそれはキカタン女優に必要な資質でもあるわけです。
キカタン女優の場合、作品によってはさまざまなエロを展開しています。純情イチャラブと変態痴女が、同時リリースされるのも当たり前にあったりする。ドラマで悲劇の人妻を演じていると思ったら、制服を着てオヤジを責めるドS娘をやっていたりします。人気キカタン女優は、とても振り幅が大きいです。エロに対する興味が尽きないという子が人気を得るのは間違いないでしょう。本人は気が付かなくても、普段の姿からは伝わらなくても、とてもとても「変態」というのが、「人気キカタン女優」になっています。
そしてこのような女優たちを、よりマニアな視点で、AVライターがレビューという名の理論武装してくれるわけです。その結果、お互いの相乗効果を生み出します。どちらも特徴が伝わるほうが、仕事が増えるということです。
「あのライターさん、いつも○○ちゃんのことを書いている」とか、「いつも取材している」と気になる人物がいたら、「激しく気に入っている」と思って間違いないです(笑)「お仕事だから」と言い訳しても、興味があるから接近するし、息があうからお仕事を続けていくわけですから(笑)ああ……今回も投げた槍が、なぜか自分に突き刺さる原稿を書いている(笑)
まとめ〜AVライターにもAVユーザーにもAV女優ファンにもAV女優好き女子にも受ける「スーパーウーマン」が一キカタン女優です!
AVは単体女優が支えているイメージがあります。各種媒体にグラビアが掲載されたりするのは単体がメインだからでしょう。しかし、AVだけをピックアップすると、意外やキカタン女優、もしくは数多存在する企画女優が支えているとご理解いただけたかと思います。
AV女優カーストにおいて、人気キカタン女優たちは、今やメーカー専属女優よりも上に位置しています。前は抜きつ抜かれつつだったのですが、これは売れた!と言える作品が限られている昨今、キカタンと呼ばれる女優がリリース面では頭ひとつ抜け出していると思います。
人気キカタン女優たちは、AVライターだけでなく、新しく参画している若手AV監督たちも刺激しているし、業界のルールを作品を作りながら遵守させて、正しき道へきちんと導いています。その姿勢は後輩AV女優にも伝播していき、作品クオリティをあげているわけです。
また、交わらなかったはずの単体女優とも、イベントなどで出会うのが昨今の事情。そういう場所で、単体女優にもイベント仕事へ良い影響を与えています。「人気キカタン女優」とは、「超AV女優」なのです。みなさんで誰が該当するのかを想像してください。しかもそれは、「月ごとに入れ替わる」ほどに、熱いバトルを繰り広げています。
いろいろな場所から、「もう売れないオワコン(終わったコンテンツ)」とか言われたり、素人さんから、「AVは無料で観るのが普通」とか公言されています。それだけでなく、売上的な苦境でも、世の中を正そうとする偽善者から、蔑まされたり叩かれたりが続いています。それだけでも消耗しそうなところに、仕事内容は年々、多岐に渡り仕事時間すら年々増加傾向にあります。
ここまでいったら、世間の認知度を考えても、「女子としてエリートワーク」に君臨してもおかしくないキャリアという見方もできると思います。ましてや、「誰かにやらされる」ようなレベルでは、百戦錬磨のユーザーにもライターにも通じません。想像程度もしくはそれ以下のギャランティしかもらえないシビアな世界。AV女優は生易しいお仕事ではありません。
AVライターが好きなV女優とは、煩悩を支えてくれるだけでなく、具現化してくれる女神であり、どんなサービスでも応じて舐め回してくれる風俗嬢であります。世間はおろか、自分自身も癒してくれる存在です。またどんなタイプの作品にでも、口火を切って参加している女優。「無意識の癒し」な存在ということでしょう。
男側から一方的に恋愛なのかSEXなのか、それともどちらも何かを要求されるAV女優。人気キカタン女優は、ユーザーの声、AVライターのレビュー、それらを超越して愛される存在です。AVとは、彼女たちが存在する限り、火が消えてしまうことはないでしょう。逆にいうと、「人気キカタン女優」が存在しなくなったらAV業界は火が消えてしまうかもしれないのです。
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