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AVに愛されたAV女優!あらゆることをぶっちゃけて引退する麻里梨夏の笑顔〜3/26麻里梨夏AV女優引退トークライブより〜

全世界をコロナ疫が走るなか「【緊急開催】麻里梨夏、全部吐き出すってよ。ラストスペシャル!?」が開催

当初、中国やクルーズ船でこのウイルスがメディアの話題が上がったとき、これほどのことになるとは、一部関係者以外は全くいなかったであろう、新型コロナウイルス。特に日本は、SARSもMERSもほぼ影響がなかったので、警戒心は0。それは3月末にはあまりにも大きなリアリティを帯びた疫病として全世界を走り回る。

 

2020年、CDやDVDが売り上げ減少したために、一番儲けることができる「ライブ」活動が、コロナウイルスの直撃を受ける。巨大会場のライブどころか、100人、それ以下の動員であるライブハウスは、「三密」の宝庫としてメディアから非難轟々。そこで活動をしている人のなかに、「AV女優」をメインとしたAV関係トークライブが含まれていたわけです。

 

それ以外にも、DVD発売イベントは、サインと握手を伴う「接触型イベント」の典型例。坂道GからAV女優まで、ストップしたことはいうまでもありません。

 

開催するか否かは主催者に委ねられた状況になり、苦悩しつつも、ほぼ中止になるイベントだらけ。理由とすれば、それでなくとも世間からの非難の的であるAV系。トークライブで裸を出していないにも関わらず、しているように思われる潜在的思い込みから逃れることができないわけで、ウイルス陽性反応の人を出してしまったら最後、違う部分にまで被害が及ぶことは間違いない。そんな理由から英断する主催者はいないわけです。それ以外に開催するだけでも、批判は受けている状況でしたから。

 

そんな中で、3月26日に阿佐ヶ谷ロフトAで開催されたトークイベントが、「【緊急開催】麻里梨夏、全部吐き出すってよ。ラストスペシャル!?」でした。

 

大人気を誇ったAV女優・麻里梨夏ちゃんの引退トークイベントですが、まりりかちゃん(この表記が多かったので、以下これでいきます)は、トークイベントあまり積極的にやっているわけではない。稀に出演している回があったけれど、ズーッとおとなしくしている印象。本人に聞いても、「黙っていた(笑)」だったけれど、AV女優を引退するにあたり撮影したラスト作品が超問題作でして(笑)、「それについて語りたい」ということで、監督を努めたタイガー小堺監督とのトークライブなのです。

 

作品タイトルで、どんな内容なのかは簡単にわかりますので、記載しましょう。『AV引退ゲロ解禁!!6年間の想いも精子も中出しも全部吐きつくせ!俺らが麻里梨夏のゲロ全部受け止めてやっからよ!』(本中)です。可愛い系だったり制服だったり、可愛い痴女だったりと、妄想の具現化のような存在を誇ったまりりかちゃんのラストは、「ゲロ」でした(笑)

「すべてを吐き出しすべてを飲み込む」覚悟だらけの作品解説する酒飲みトークライブがスタート

この内容での引退作になった理由は、まりりかちゃん本人が、「ゲロをやりたい」とのことが発端です。誰かに「やってみたら?」ではないのがポイント。まぁ誰かに言われて、「じゃあやろう!」となる内容ではありませんけどね。AVのなかでも、現在ではハードコアな部分を受け持っています。

 

AVですが、映像的には、何でもOKなジャンルとして成長しているように見えて、実は「売れるエロ」を生み出し続けています。マニアックで理解不能な部分はカット、もしくはイメージとして成立させることで、誰もが許容できる範囲でソフィスティケートされています。だから現在のAVをマニアが観ると、「なにこれ???」となる場合が多い。

 

女の子が一生懸命に頑張っている「ぶっかけ」があったとしても、「ぶっかけ」の本質を理解していない子が、無理して頑張っても売れない場合が出てしまう。または売れたけど、「あんなのはダメ」とか、「何がダメなんだろう」的な非難を浴びたりする。受け取る対価以上に人間のプライドを傷つけられちゃう女優がいたりするのです。

 

そんなコアなところに昇華している「ゲロ」をこれまでやっているならまだしも、ラストのラストにやりたいと言い出したまりりかちゃん。この案件、普通の撮影として成立するレベルではありません。

 

理由として、まず「大人気AV女優・麻里梨夏のAV女優引退作」であること。2029年から今年にかけて、AV女優引退は多かったわけですが、それなりに功労者であれば、それなりの作品を撮影するのがAVのお約束。

 

ところがAV女優引退作と聞くと、なんかすごく売れそうな気がしますけれど、「涙を流しながら花束を受け取って拍手のなかで終わる」という典型的引退作は……残念ながらあまり売れません。ファンならば泣けるけれど、オナニーする人からすれば、その女優に思い入れがなければ観れない。思い入れがあっても、「泣く理由がわからない」と、男子の感情とすればもっともな話です。

 

という事情が絡み合うので、いかなる作品を撮るかを安易に決めるわけにはいかない。そういう事実はあれども、引退という特別なイベントとしてはデビュー以来の目立つイベントであるわけで、「売れる見込み」を立てて、予算を通常よりもとったりする。最後だし、いつもよりギャラを出してあげたいかなと人情もあったり。あらゆる大人の事情が交錯します。本人が良くてもスムーズに進むかどうかはわからない。

 

ということで、業界のなかでも屈指の勇者であり、AV女優を愛するかの有名な智子Pへまりりかちゃんの相談があり、彼女の所属事務所に相談して細かい事情を確認しあって、最終的には「本人がやりたいならば」でOKとなったそうです(笑)

問題作に集まった問題監督(笑)たちが暴走する様子を、映像観ながら語る

トーク前に会場控え室に入ると、和やかに会話をしているまりりかちゃんに、タイガー小堺監督、そしてMCを務めるエンタメ制作部R18+の野田Pが、打ち合わせというよりも世間話で盛り上がっておりました。

 

「これがあるからサンプル動画も観てない」と準備万端でトークに挑むまりりかちゃん。編集したのはタイガー監督なのですが、ゲロについて楽屋の段階で熱弁を奮っておりました。なぜなのかはサンプル動画を観れば一目瞭然です(笑)

 

そして時間になりまして、本当にスーッとスタートした、「【緊急開催】麻里梨夏、全部吐き出すってよ。ラストスペシャル!?」。テンションを上げていこう的な登壇メンバーでもありませんしね(笑)引退記念でありますから、シャンパンがファンから差し入れされて乾杯!

スペシャルドリンク「ごっくん濃厚みるく」とかネタは仕込まれているんです。今日のメインとして用意された料理は、「キーマカレー」。さすがにゲロを表現する料理は無理だった様子(笑)。そしてこちらのカレーですが、タイガー監督が、「これはマジで美味い!」が絶品してガチ食い&完食してました(笑)

同作品を作るために集まった監督は、タイガー監督以外に、ラッシャーみよし監督真咲南朋監督麒麟監督。……現状のAV業界において、「良い意味で問題作」を作れるメンバー4人がかりという恐ろしい作品ですね。そんな話をしつつなのですが、とても修羅場的な感じではなく、なんかいい感じのムードと「覚悟」が漂う現場だったのがトークから伺いしれる感じのトークで進んでいきます。内容を吟味するとハードなんですけどね(笑)。

 

引退作以外にも、タイガー監督との作品だったり、制服が多かったとか、痴女にシフトしたとか、「この作品、実はこっちが元ネタですよね(笑)」的な話など(笑)、まりりかちゃん的な6年間以外に、AV業界の事情ネタなんかも語られたりして、「NO SNS!」を訴えるタイガー小堺監督。そりゃそうだ(笑)

そういう問題発言を、シレッと答えていたりするまりりかちゃん(笑)お酒も入っているからなのか言いたい放題状態に突入寸前にすでに変貌していいる第1部トーク。お酒を飲みながら、AVの話を思いっきりするというのは、ファンにとっては最高なのでしょう。

AVって確かに語り合う的なジャンルではないですよね。個々の趣味性が高いエンタメであり、エンタメとしてくくって観るにしては、「観ている人と観ていない人」が明確すぎて、映画のように語れません。共通項目が少ないのも理由のひとつでして、検索用にこんなにたくさんタグ付けしているにも関わらず、使用されるタグはほんの一部。だからこそ、共通項を見つけたらそれで盛り上がるわけです。

 

この日はまさにまりりかちゃんで盛り上がる日。本人もまたまりりかを語るという、「AV女優らしい」反応でトークを盛り上げていました。なぜかカレーを食べないのが不思議でしたけど(笑)まぁもらいゲロに対する警戒心?(笑)「無理はしないでいいからね」と優しい言葉をかけるまりりかちゃん。このあたりはまだまだ浅目の酔っ払い方でした(笑)「私、お酒を飲むとおしっこが近くなるんです」というまりりかちゃんのコメントは、第2部の暴走していく登壇者たちの伏線になっていたような気がする(笑)

麻里梨夏という時代時代のエロを拡散したプリズムAV女優

第2部になると、サンプル動画を観つつ、ゲロのお味とか、食べる方法やら、ごっくんをいかにするやら、食ザーについてやら、ラッシャーみよし監督の変態性についてやら(笑)語りまくり。お酒も入っているし止める人などいません。そこに麒麟監督が途中参加してステージに登壇。まりりかちゃんへのお願いごとがあったり、爆笑と暴走の紙一重(笑)。本当にギリギリのところで、楽しく盛り上がるエロトーク。こういうイベントがあって、集まるお客さんは、まりりかちゃんを惜しみつつ、その可愛い笑顔で酔っ払っていくうちに、どんどん下品になっていくトーク内容を楽しんだり(笑)。AV話で言えば、監督たちにしかわからないAV制作話を楽しんだり、平和な時間をたっぷりと味わう3月26日でした。

 

トークイベントの内容を詳細に触れすぎると、作品についての裏側だらけになるし、「ゲロの味」ついてだけの書きたくない文章(笑)っなりそうなので(笑)、そこはライブ参加できた方の特権としましょう。どんなことになっているかは、前述の文章でご理解いただけると思いますけど(笑)

 

ということで、唯一無二の存在感をキカタン女優として示し、輝くエロスを発揮し続けた麻里梨夏ちゃんについて書かせていただきます。

 

詳しい活動歴などは、WiKiを見ればわかることでしょうから割愛させていただきます。改名を経ているのも割と知られていることだし、私も改名前の彼女ともお仕事していたりします。AV女優という存在が、どのようにして成立するのかを考えたとき、まりりかちゃんはとてもわかりやすく説明できるのです。

 

AV女優として活躍できるための理由を知ることは、現在のAV業界においてはとても重要です。「可愛ければ売れる」という言葉ほど、無責任な言葉はありません。これはアイドルですら同じことが言えるでしょう。存在が増えることで売れる人が増えるなどということはないのです。パイを入れるお皿の大きさは、いつの時代も一定サイズ。少なければたくさん入ったようになるし、多ければ溢れてしまう。そんな環境に飛び込むことをまずは考えてもらうと、AV女優たちは報われると思います。もちろん、「すっきりとオナニーしました」とポジティブな方向で見てもらわないと、AV女優というアイデンティティが無駄になりますので、同情せずに共犯関係ぐらいだと、お互いの距離感もいい感じでしょう。

 

まりりかちゃんは、名前を変えた際にポジションチェンジも行っています。メーカー専属からキカタンへの移行です。これが名前は同じAV女優ですが、やることで共通しているのはSEXぐらい。その内容すら微妙に違っている。

 

「本人の本質と心の底に眠るエロを目覚めさせる」のが単体とするならば、「監督や制作者たちが妄想する世界に住む女になる」のがキカタンでしょう。どちらも「本質的なエロ」を追求することには変わらない気がしますが、真逆のルートを辿ります。

 

なのでそういう場所への到達ではなく、違う地平線を発見し、AV女優として唯一無二の存在になる場合もあります。エロとはそれぞれに価値基準が違っている。AV女優、AVを観ていると、「全ての世界は同じ」と錯覚しそうですが全然違っています。ゲロの話で盛り上がるか否かでしょうか(笑)

 

まりりかちゃんは、麻里梨夏となった瞬間からカメレオンばりの個性を発揮していきます。もともとにミニマムボディというその後の人気AV女優を先取りしていました。時期ズレってそういう意味でも人気を爆発させないことがあるんです。ショートヘアもイメージ的に少ないかったかもしれない。そこにきて、制服系からO LからどちらもOKという会立ち。さらにはこの段階で緊縛をOKしていますから、「変態世界」をハイレベルで再現できる、「ハイスペックキカタン女優」となっています。

 

そこまでハードなのになぜか作中以外に、まりりかちゃんのイメージが下品にならなかったのことこそ、彼女の持つ優秀なポテンシャルでしょう。ここはAV女優の場合、だいぶ重要なところです。誰がどうと定義付けするのは難しいのですが、下品になる場合、上品になる場合と、女優によって監督が同じだろうが変わっていく。そしてどちらが上でもなく、売れるのがどっちなのかです。

 

まりりかちゃんは、「下品にならない」ことで売れる存在に跳ね上がったわけです。美形な顔立ちが理由なのでしょうか。立ち振る舞いの上品さがポイントでしょうか。トークライブ中でも、割とあっけらかんとおしっこやらゲロの話をしていても、汚くならない個性が彼女にはありますよね。

結論:ハードなプレイとは何かを制作者に知らしめる存在・それが麻里梨夏の本質

AVというのは、内容もさておき、プレイについても細かく打ち合わせして、どのように見せるかを検討して作られます。そのなかでは、言葉ではやはり通じなくて現場でいろいろな齟齬が生じてしまう場合もあるようです。

 

進行させたいから、理解しているふりをして進めてしまう。これでもSEXがちゃんと撮れていると成立する作品にはなります。撮影スタッフだってプロ、AV女優だってプロですから。ただし、何やら熱量を帯びた作品にはどうやってもならなかったりする。

 

抜けないAVってありますよね、それになりがち。稀に逆を向きすぎた結果、バカうれするようになる不可思議な存在もいますけど(笑)

 

とにかく解釈ということで言えば、監督自身が理解していない場合もあります。エロを方向性だけで捉えすぎて見失いがち。そんな際に登場してくれて、道筋を正した作品をリリースし続けていたAV女優がまりりかちゃんなのです。

 

ルックスが及第点以上の存在であり、可愛い系なのに痴女っぽい仕草をする。目線でしょうね。あの垂れ目にヤラれちゃう。そして手の動きもまたスケベです。ジワ〜っと動いたりするのが最高でしょう。

 

舌もジワ〜っと動きますね、そういえば。まりりかちゃんは緩急という言葉が、AV的に染み付いているのです。気持ちいいというよりも、「観ているだけで勃起してしまう」パーツと仕草の合体AVマシーンと定義しましょうか。

 

そうやって人気作品に登場し、シリーズ化のきっかけを作ったり、「どうすれば定義上、スケベなものにできるか」を示唆してもらうために、まりりかちゃんを起用して、作品の根幹を作り上げているのです。

 

最近はヌード絡みで作るとパブリシティ場所が限られるので減りましたが、AVはやはり扇情的なパッケージが売れるには大事なはず。その意味でもまりりかちゃんのパッケージは、「わかりやすくスケベで誘惑要素が濃い」。手にとりたくなる写真が多いです。

 

「AVとは売れなければ意味がない」と大胆に定義してしまうならば(作品的本質で評価される状況が、今後登場すればまた別ですが、現状の話です)、まりりかちゃんが通ってきた6年間のAVリリースは、AVとして最高の道筋であり、「そのように通れば間違いはない」と言い切れる道程でした。

 

2020年になり、麻里梨夏がいなくなるわけですが、それによってまた正しき道程はリセットされました。誰がそういう道筋を作るのかという楽しみもありつつ、AV関係者は売れるという難問に挑み続けることになるのでしょう。

 

くったくない明るい笑顔のまりりかちゃんと、ドスケベで壊れているがごとき淫乱な麻里梨夏を思い出しながら。

 

まりりかちゃん、AV女優引退、お疲れ様でした。新たなる麻里梨夏を見せてくれたら応援しますので、頑張ってください。

まりりかちゃん引退作

『AV引退ゲロ解禁!!6年間の想いも精子も中出しも全部吐きつくせ!俺らが麻里梨夏のゲロ全部受け止めてやっからよ!』HND-804

麻里梨夏、引退。いつでも全力でぶつかってきた麻里梨夏が最後の撮影に選んだのは…まさかのゲロ!ゲロ解禁!!誰もやれない引退作で終わりたい!そう彼女から発信されて実現したこの企画。ラストは、ラッシャーみよし、真咲南朋、麒麟、タイガー小堺、4人の監督が体当たりで撮影していく。最後の最後までファンもスタッフも、巻き込んだ麻里梨夏の集大成!ゲロも想いも、全部受け止めてやっからよ!!

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