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エロもガラパゴス化している日本!?
「オリンピックを境に、街が変わる」というのは、日本に限らず世界的にもあることです。
予算が下りやすいので、街の改造(道路とか)もありますので、現在の渋谷のように街全体を変えちゃうほどにダイナミックな動きを作れます。
エロといえば、非合法だろうが合法だろうが、売春宿なんかが休業します。
「暗黙のルールを理解できない客を入れるぐらいならば休む」という話でしょう。
日本の場合、「コンビニのエロ本撤去」は早くから騒がれており、実現してしまったということでしょうか。
ちなみに、AVとかエロ本のほうが高い国が多い……理由は、本番サービスが安いからということでしょう……どことは言えないけど東南アジアとか。
何の本番かは書けませんのでご想像ください(笑)
世界の視点で見ると、AVとかエロ本ユーザーというのは、「お金を払ってまで、リアルじゃないものを選ぶ変態」になってしまうのです(笑)
日本は風俗遊びするぐらいならば、AVやエロ本を容認する風潮が高いかったのですが、世界的に見たときに、「子どもが見える場所にアダルトなものがあることが世界から不評である」というのが、撤退推進論者たちの説明でした。
ガラケーなどで言われだした、「ガラパゴス化」とは、「視点を別世界の視点で見ると全く基準が別」という話。
実は、どこの国にだってある話なのですが、特にサービスが向上しすぎて、進化の激しかった日本は、ニュースなどが話題に取り上げて、ワードとして定着しちゃいました。
エロを見ると、世界に少ない、「モロ見え禁止」文化があって、世界にあり得ないほどのハイレベルな視点とデザインと考え方を作り上げた日本独自の文化です。
ガラパゴス化したエロ、素晴らしいじゃないですかね!
本当にTOKYOオリンピックを経緯にエロは壊滅するのか!?
コンビニエロ本は、大会前に絶滅したわけですが、書店売りやショップ販売するエロ本はまだまだあります。
書店が減っていますし、AV販売しているショップも減少傾向にあるので、「どこで売る」問題はありますけど、それは現状の作り手が考えなければならないハードルです。
ユーザーはとにかく手近なところで解決しますから。
現在のオリンピックのポイントとは、選手だけでなく世界から人々がやってくること。
世界一物価が高いと言われる東京に来るのは、最近の街の姿をみれば分かるように、お金持ち、もしくはギリギリ最小限度のお金を払ってでも来る、好事家です。
彼らにとって、AVやエロ本はどのように見えるのでしょう。
パートナーと来日していなければ、こういう種類のエロ文化は珍しいので、興味津々だと思いますね、外国の方々(笑)
エロに対する女子の在り方が、全く違いますし、身長とかスタイルとか、洋ピンと全く違いますから。
欧米諸国の裏エロは、児童系がメインですが、それに似たような興奮を覚える人が多いわけです。
AVじゃなくてもアイドルが、なぜか世界でも好まれるようになっているのは、「こんな可愛い子どもたちのハイレベルな集合ダンスパフォーマンス」が無いから。
洋ピンの豊胸おっぱいの野獣的絡み合いは、AVとは何もかも違いますから、夢中になって秋葉原に通っているわけですね。
オリンピックで来たとしても、アジア圏の一部を除き、日本のような団体様よりも、個人行動がメインですから、もしかすると、コンビニエロ本が残っていたら、外国人に爆発的に売れたかもしれませんね。
これを語ると、「それが世界でマイナスに吹聴される!」と怒る人たちがいらっしゃいますけど、日本だって、ワイドショーやニュース番組で、海外のネタを笑いものにしてますよ(笑)
ネタはこれぐらいにして、結論を示すと、取り締まりしやすい合法的なエロ、しかもリアル物販系は、開催期間中、締め付けがあると思います。
例えば、AV販売のDVDイベントだってある程度、チェックが入る可能性があるでしょう、本人たちは水着やコスプレでも、入場するためにAVを購入するわけですから。
それで無くとも、購入することが分からなくて、会場に入ってしまう外国の方々、すでにいますから、セキュリティーアップと説明義務が生じる可能性があります。
写真撮影もまた、Youtubeを観て分かるように、欧米はコンサートなどのスマホ撮影OKです。
日本とは本当に違いますね。
注意した場合、外国旅行なれしている外国人は、大使館に逃げ込んだりしますから(この辺りが日本人の感覚と違うところ)、当局側もめんどうにならないように手を打つことは考えられます。
「AVやエロ本がなくなる」よりも、「ショップを開店するべからず」は十分にあり得るのではないでしょうか。
エロを撲滅したい関係者の本当の理由とは?
原稿を書いている最中なので、結果は分かりませんが、参議院議員総選挙の真っ最中です。
しかし、今回の選挙には関係なく、児童教育問題の観点から、「エロを排除せよ」という声はあいかわらず高いです。
エロ系非合法ビジネスに未成年が関わっている問題があります。
これ本当は、「社会的な大問題なのに、エロで片付けようとする」人たちのロジックとして利用されていますね。
お金が必要なのはどの世代でも同じとして、社会問題として親世代の問題がまともに反映されちゃっているからこそ、「お金を得る場所」に行ってしまう状況に焦点が集まりません。
AV女優が誕生する問題も、風俗嬢をする子の増加も、そこに問題がつながっていますから、本来ならば、職業化してチェック機能を作るのが良いという意見があります。
それに対して、「あり得ない存在だから全面禁止にするべき」という意見の側は、歩み寄りの姿勢は全く見せていません。
ちなみにAV女優問題で裁判になった事例は、また別問題になりますので、混同しないようにご注意ください。
教育をテーマにした政治家や弁護士などからすると、この案件は、一般の人々にとても分かりやすく、自己肯定するために利用しやすい案件です。
「子どもたちを悪から守った正義の味方」で名声を得て、能力を讃えられ、お金を得ることができるから。
そうしたところに、ちょうどオリンピックが決まり、AV業界を揺さぶり、コンビニ関係者に、説明という名の恫喝をするのが簡単になったのです。
コンビニ側もコンビニ側で、「売上も落ちていて、世論から攻撃されやすい物を棚に残す理由はない」ので、一気に撤退に舵を切ったわけです。
エロ側は、正当的な意見を述べるほど、理論整備が固まっていないどころか、「私が私が!」と売上での対立がありましたから、統一して意見を述べる余裕がないうちに、攻撃されてしまい、あたふたした状態というのが今の状況でしょう。
市井の人々の声で分かる「コンビニからエロ本が撤退した意味」
「コンビニエロ本? いらないですよ、週刊誌のアイドルグラビアで十分です」(18歳/大学生)
「夢中になってシールの隙間から覗いているオヤジをみると、『ああはなりたくない』となりますし、ネットの風俗ちゃんのブログが最高です! AV女優はおっぱい見せて当たり前なのでいいです」(24歳/社会人3年目)
「コンビニでは恥ずかしてく買ったことないですね。ネット通販のAVならば1年に2本くらい買うかな」(32歳/営業)
10代、20代、30代と、コンビニエロ本を利用していなかったのがご理解できるでしょうか。
実際の話、バカ売れした80〜90年代のエロ本は、表紙はグラビアアイドルだったし、買うのも実は10代が多かったのです。
その層が、そのまま30年経過して、「まだ読む人」だけが残っていたのが、コンビニエロ本の状況でした。
レンタルVHSのAV時代は、エロ本とAVは同居していたのですが、途中にセルDVDが登場してからは、どちらも家に残る存在になったのでエロ本は弱くなる。
エロ本は、DVDを付けて対抗しましたけど、もともとの内容の構造的にも予算の組み方が違うAVとの対決は勝負にならず、ユーザーから落ちていった。
またコンビニ利用者が減っており、ファミリー層や女性層へのアプローチにシフトチェンジしたのも拍車をかけました。
サンプル動画のAVを観るとか、AV女優が好きな女子が、エロ本は買わないでしょうから(笑)
さらに、エロ本は、サブカルチャーの旗手だったのが、サブカル自体の沈降とともに失墜したという見方もあります。
一部の、マニアックな趣味とカテゴライズされてしまう、「動かないエロを好む」層以外には、響かなくなり、売上減少に直結してしまったのがエロ本撤退の最大の理由なのです。
AV女優は会える存在となったことが浸透し、AV女優を観る側も成り手も変化したのも大きいでしょう。
価値の暴落と、メインとするヌードモデルたちの仕事内容変更が、最大の理由だと思っています。
逆に捉えると、「マニアックな層にちゃんと響くエロ本」が然るべき販路を持ち得ながら誕生できるならば、復活の余地はあるのです。
エロ好きAV好きが普通と思うべからず!?
これは意外と重要なことなのですが、「エロに興味のない人たち」が男女問わず大勢いるということです。
嫌いということではなくて、「日々、そこまでエロいことなど考えない」というエロサイドの人間が予想もしない常識があるというのが事実として存在しているのです。
「日常不可欠な存在」としてのエロ本やAVだと思っていた人たちからすれば、「コンビニから撤退したら困るのは読み手」とか、「AV女優がいなくなれば困るのはユーザー」と思っていたんでしょうけど、さらに有らず。
「あろうと無くなろうと、問題じゃない」という人たちは、SNSで発言なんてしません。
テレビニュースで出て、「そうかコンビニに行く目の保養だったのに」とか思ったぐらいでしょう。
そんなにエロエロ騒がなくても、オナニーをそんなにしなくて、独身だったとしても、無事に生きていける人のほうが大勢いるってことです。
まとめ〜オリンピック後にどうなるエロ!?
前述のように、エロは利用価値によって、政治が絡む部分、絡まない部分があります。
絡む部分は、人権擁護とかの観点から締め付けることで自分の株をあげること。
根本から無くすことが無理なのは、本音の部分では分かっているのでしょうけど、世論が「無くすべき!」の方向に傾けば、それに乗っかるのが政治というパワーゲームです。
そんなことで、エロ本を中心にすっかり下がり気味のエロ系ですが、オリンピックが終了したらどうなるのでしょうか。
オリンピック開催国のその後を見ると、景気停滞が見られます。
ということは、「働く場所」を欲する人が増えるわけでして、仕事場としての需要があって、AVが減るよりも増えちゃう可能性があります。
働き手の賃金が下がったとしても、継続するほうが重要ですから。
なので、ここぞとばかりに、「AVを観たい! エロ本を読みたい!」きちんとした形で発信する必要がユーザーにはあります。
SNSでのアピールは、Twitterなどがこのままであるならば、むしろ足を引っ張る可能性がありますからご注意ください。
違法アップロードを、「正義の作業」とかいって、自己満足を得つつ、アフリエイトで稼ぐ方法は、オリンピックでの撮影動画アップロード規制をきっかけにして、法的処置がかなり重くなる可能性があるため、お小遣い稼ぎならば、お痛するのはそろそろ止めておきましょう。
欧米と日本の最大の違いは、「モザイク」であり、それがここまでAVを発達させてきました。
見た目のハードプレイさより、精神的に興奮する内容を追求していったからであり、だからこそ、最近では女子がAVに好反応を示しています。
予想以上に、アダルトコミックが女子に蔓延していた証拠ですね(笑)
抜ける抜けないの問題はさておき、精神的な話、細かい描写などを観れて、女優負担を現象させて語れるようになれば、映画ともピンク映画とも違う、「語るべきコンテンツ」に成長することでしょう。
もちろんそれには、観る側だけでなく、作る側も撮られる側の女優ちゃんも、今よりも高いエロを目指す必要があるわけですけどね(笑)