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女子大生Gさんが言っていたんです、「カラオケが上手な人はSEXが上手」と。
「カラオケが上手な男の人って、SEXが上手なんですよ」とにっこり笑顔で語ったのは女子大生のGさんでした。
「え……歌とSEXって関係あるの???」
大いなる疑問が脳裏をよぎります……がしかし、Gさんは、「友達もそう言ってたし、実際、そうだったと思います」と変わらない笑顔。
今どき、赤裸々にSEXを語る女子は珍しくありませんが、「SEX上手」の共通項が、「カラオケ上手」とは。
これはと思い、関係各所に草を放ち(笑)、調査をしてみました。
「そういう噂は聞いたことある」と回答した女子大生〜OLたちが、60%を超える結果に!
実際にSEXをしたかどうかさておき、若い世代には、ある種の常識になっているようです。
さらに聞いたところ、「点数が高い」というのが歌が上手い根拠になっていました。
「90点台しか出さなかったおじさんが、SEX上手だった」(女子大生のTさん)
「バラードとか、『上手いなぁ』と思っていると、点数が97点台! びっくりしたしうっとりして、そのままラブホへ。とても優しくて気持ちよかった」(OLのIさん)
どうやら、「点数が高い」というところに、SEX上手の鍵があるようなので、放った草(=冒頭の女子大生Gさんのことです)に、さらなる調査を依頼していったのです。
女子大生GさんがSNSと友達ネットワークで確信した、「カラオケはSEX上手です!」
「実際の友達だけじゃなくて、SNSとかのつながりでもアンケートしたら、70%以上が、『その通り!』って回答でした」と自慢げな顔で語るGさん。
「嘘じゃないんですから! まず第一に上手な人は優しいです」
「お店に入るときから、歌っている最中、いろいろなことがスムーズで丁寧なんです」
カラオケボックス連れ込みが上手なだけじゃないのかと聞くと……
「ご飯食べていて自然に、『2軒目はカラオケにしようか』となったので、ウンっていうでしょ?」と、当たり前なことを聞くなと言わんばかりの表情でした。
「最初から最後まで、丁寧で優しくて歌声と同じでした」
SEXになったときの話を総合すると、こんな感じになります。
「部屋に入ってからも若い男みたいにがっつく感じじゃないし、キスは優しいし丁寧だし。舌が入ってきたときにゾクゾクしました」(女子大生のPさん)
「服を脱がすにしても、シャワーを浴びるにしてもリードしてくれて。SEXも先に舐めてくれるんです。だからこっちも、自然に舐め返すことができる感じ」(OLのCさん)
「SEXでも、AVみたいなオラオラって感じじゃなくて、ピストンが滑らかでアソコの中のち●こが実感できて感じちゃいました! さらに優しくクリとか外側も触ってくれて、イキそうになるとグーンと責めがアップ! 最高すぎてこっちからセフレ依頼しちゃった(笑)」(女子大生のIさん)
強引じゃないとか、優しさの塊っぽい人間像が、証言からはっきりと出ていますね。
本来、カラオケというと、「盛り上がり曲」を歌いみんなで騒ぐという展開だけをやっている人が多いでしょう。
ところが、SEX上手の人たちは、バラード展開の聴かせる系カラオケのようです。
「自然にハモってくれたり、歌を直してくれたり、先生みたいでしたね」(女子大生の!さん)
2人で盛り上がってその流れではなく、「自然のうちにうっとり系ムードに持っていく」のが、カラオケ上手でSEX上手な人のようです。
ボイトレ講師Aさんに聞いて、「カラオケ上手はSEX上手」の理由を推測!?
ボイトレ講師をしているAさんに、この「カラオケ上手はSEX上手」について、聞いて見ました。
「そしたら僕はSEX上手にならないといけないですねぇ(笑)」と笑いつつ、共通項の部分を話してみると、こんな回答を出してくれました。
「プロで歌が上手い人というのは、それなりのクセや声質があります」
「揺らぎと言われる部分ですが、これを再現することは不可能に近いんです」
「モノマネで似ていることと、歌が上手なことが全く違うのですが、モノマネ上手な人は歌が上手いですよね」
「似せるという行為には、人並み以上に耳が良いのと同時に、相手を研究しているわけです」
「カラオケに限らず、今の楽曲は最初にビートを設定して、意図がない限り、そこから狂うことはしません」
「そこまでかっちりと作られているのにも関わらず、綺麗な揺らぎが入るのがプロとして上手というか感動させる歌です」
「演歌や、70年代ぐらいの洋楽ロックなんかはこの典型例です」
「アマチュアの場合、揺らぎがなくても、カラオケマシンに設定された音符の通りに歌うことができれば、点数は高くなります」
「感動という点数はつけられませんから(笑)」
「この設定された通りに再現するというのは、丁寧なことが必要です」
「歌い出しとか、メロディーが複雑な箇所は、どうしてもフラット(音程が落ちる)になりがちです」
「そこを自覚して修正していれば、機械からすれば、『この歌い手は音程が優れている』と判断されます」
「また適正な音量というのは、あれだけ密封されて反響もよいスペースで、マイクにはかなりのリバーブ(エコー)がかかっていると、ほとんどの人には分からない」
「これをクリアしやすいのが、バラードです」
「ゆっくりしたメロディーに適正な音程、そして大きすぎず、小さすぎない音量など、全ての情報をマイクから入手している」
「声を張らないで歌い、サビメロで声を張るというバラード特有の楽曲構造が、必然的に点数を高めに出やすくさせています」
「もちろん、メロディーをちゃんと把握していることは大前提なので、オリジナル楽曲をちゃんと聴いて覚えていればいいわけです」
「ここをちゃんとやっているかどうかで、かなりの差が出ますよ、カラオケの点数」
「さっきのSEX上手の話に戻すと、私見であり予想ですが、その男性は下の3点が共通しているのかなと思います」
1つ「自分勝手に歌を作らないで、オリジナルをちゃんと覚える能力」
「これができていない人がほとんどですね、聞く耳の持つクセというやつです」
2つ「カラオケマシンの特性を理解し自己判断できる能力」
「さきほど説明した、情報処理をどのような部分で行なっているのかを知っていることです」
3つ「自分自身の得手不得手ではなくて、聴いている人……この場合、マシンと女性ですが、この二つに不快な思いをさせない配慮」
「要約すると、自分勝手じゃない人ってことでしょうか」
丁寧な作業と細かいディティールを綺麗に再現できる性格とは、SEXのときに自分本位のプレイとか、自分がしたいプレイをメインに置かず、相手中心にSEXができる人となるでしょう。
結果的に、SEXが丁寧になっていて、女子ウケするSEXへとつながっていくようです。
SEXはオナニーとは違って、「相手ありき」の行為なので、そういう配慮ができる人ということになります。
まとめ〜人を惹きつける能力とは、あらゆるプレイに適応する!?
たまたまカラオケで性格と、SEXプレイが浮き彫りになりましたが、相手の動きに対応する能力、SEXのときの女子の反応に対する記憶力が抜群ということなのでしょう。
歌の上手い下手の判断とは、自分じゃなくて相手がすることというのがあります。
歌は、本人が思うほどちゃんとしているかどうかが分からない。
録音して聴いたことある人なんて、プロ志望とか、ボカロの「歌ってみた」をやっている人ぐらいでしょう。
声とは頭蓋骨に響く音と、口から出て広がっている音では、別物なのです。
鼻歌が気持ちよく聞こえるのがまさにそれ。
そこに、「脳内変換」がかかり、プロの歌う本物と、自分の声がシンクロされて聞こるように感じますので、自分では上手に聞こえたりするのです。
前章に出てきた、カラオケマシンの特性を知っている「カラオケ上手」な人たちは、「自分が上手になれるバラードのチョイス」とか、「音程を丁寧に歌う」などができているのです。
聴く側の耳を持っていると言えますね。
結果として、自分だけでなく、相手への気遣いができる人といえるのでしょう。
そういう行動が、そのままSEXにも出せる人は、女子からすれば、「歌も上手、SEXも上手」という記憶に残るわけです。
たぶん、「歌が上手だけどSEXが下手だった人」は、記憶から抹消されているはず(笑)
さらには、都市伝説的な、SNSも駆使した情報ネットワークによって、さらに神格化されていったようです。
これを読んだみなさんは、カラオケを上手になるのか、SEXを上手になるのかの順番はさておき、「機械や女子の方向から見た視点」を理解することが賢明でしょう。
AV男優並みのマッチョな肉体を手に入れて、「強烈なピストンを可能とする足腰と女子を支える腕力をつける」のと、相手が望むであろうことを優先したプレイをする、「相手側から見た視点を持つ」のと、どちらが簡単でしょうか。
ちなみに女子にだって個人個人のSEXの趣味があり、このような丁寧なプレイは苦手とする子もいるでしょう。
しかし大多数の女子は、「お姫様」になりたいわけです。
とすれば男子は、容姿はさておいても、「優れた執事」になったほうが、印象はずっと高くなるのが事実なのです。
「カラオケ上手になるためには、まず自分が歌う歌を、何度も聞くところからスタートしましょう」はカラオケ講師Aさんからの言付けでした。