セクシー女優進化論!?痴女の変化とAVを支配するセクシー女優の痴女像を大検証!
痴女という定義は、性癖からプレイに変化しているので増加した!?
昔むかしの話です。まだ2000年になる前に人気者だったセクシー女優が言っていた話。彼女は風俗店のNo.1で、そのバリューも含めてAV業界に登場しました。しかも容姿はいわゆるハーフ系な美女。こっそり持っているお父さん、いるのではないでしょうか。
その彼女ですが、淫乱系とAV情報誌(AV専門雑誌があったんです!)に記載されたことをかなり憤っていました。友達にも「私、淫乱系とか言われているんだよ!」って感じ。
その当時のセクシー女優は、淫乱系と清純派にわかれていました。というかほとんどは清純派だったのですが、たまに派手なSEXを好む淫乱系がいる感じ。スナックのチーママ的なルックスの人が多かったかも。
そんな中でデビューしたもんですから、どんなプレイをしていようとも、風俗出身なので、「淫乱系」と定義されてしまった。しかも当時は、セクシー女優をしていようと、自分が「淫乱」と呼ばれることに憤慨する女性がたくさんいたわけです。
その女性が、地元で有名なヤリマンだったとしても、「淫乱」と呼ばれることは嫌がっていました。SEXにガツガツする女とか、男を誘う女は、AVであろうと「はしたない女」と冠されていたわけです。
だから、「痴女」なんて言われたら、もはや超変態の部類になります。
魅惑のワードでしたけれどね、痴女。電車で痴漢する男の話は犯罪茶飯事ですが、逆の男を触る女性がもっとも最初の痴女の定義。飲んでいる席で男を誘って、一夜を共にするとかではなく、日常でところ構わず、男を漁るのが痴女だったのです。
そんな痴女の定義は、AVを通過することと、別のカルチャーを合体させたことで進化しました。別のカルチャーとは「ギャル」のこと。今のギャルとちょっとだけ雰囲気は違いますよね。彼女たちは渋谷に闊歩していました。
渋谷の店舗型風俗にもたくさんいるようになり、店の雰囲気をギャル風に一変させたこともありましたね。ガングロ・ネイル・派手メイクのギャルは、「エロい女」と合体していったのです。たぶんエンコーとの関連性なんかもあったのかも。
そのために、AVでは「男を責めまくる女」としてギャルが登場した結果、「痴女=ギャル」のイメージになったわけです。
当時のギャルは、プレイする前が基本的にメインタイム。手コキしながら言葉責めで射精させる感じ。なんならSEXはその後に割と淡白な感じで挿入されていました。手コキのおまけにSEXみたいな感じなので、パッケージでワクワクしたのに、いざ観てみると不発だったなんて作品がたくさんありました。
パッケージは、その派手さやファッションが、「人に見せる系」だったのでエロかった。さらにはキャバクラビジネスもギャルだらけになり、そこから派生した作品もありました。
そんな中に、「プレイをちゃんとするギャル」が混入します。いわゆる本物のギャルを使用するのではなくて、別ルートで選ばれた「本当はちゃんとした女の子」が、「ギャルファッションになってSEXプレイ」をしたわけです。
AVというのは、当時(今も名残り有り)ヌードでSEXをしないと嫌というユーザーが多かった。着衣プレイなんて、「おっぱいを見せないSEXに意味があるか!」的な扱いでした。
なので、手コキメインで、淡白SEXで済まそうとするギャル系AVに異を唱える人にとってみると、「真のギャルセクシー女優はこのコだ!」となりました。
作中で、AVユーザーが悦ぶプレイをきちんとしていた女優こそ、痴女セクシー女優のスタートになります。
この痴女プレイというパターン、エロい女性だけでなく清純派的ルックスの黒髪おとなしい系女性にさせると、まさに、「女性にエロいことをさせている感」がたっぷり感じられて興奮する人が増加。
そのうちに、単体女優系メーカーでも、チャプターにひとつ、「痴女責めプレイ」を入れることが普通になっていく。なんならキャリアアップしたセクシー女優には、痴女プレイ作品を作るなんて事態になっていく。
やがて痴女責めプレイは、ノーマルプレイの一種となり、誰もがやるプレイになっていきます。そしてこの頃には、風俗も責めてもらうプレイを好む男性と、責めるプレイをする嬢が登場します。
男らしく責めまくり、イカせることが男の楽しむべきSEXプレイだったのが、女に責めてもらい、女性と同じような悲鳴をあげることこそ、男が楽しむべきSEXに変貌します。
これは、痴女責めといわれるプレイがノーマル化しており、素人女性だって普通にするという時代になっていったことの証明かもしれません。
男性から受け身なSEXだけをされていた女性という時代から、責め合いをして楽しむに変わっているからこそ、新人セクシー女優も対応ができるからです。
乳首責めをしつつ、ち●こを弄り、舌絡みキスをする女性。これって男性がやっていたプレイを、あわせ鏡のごとく真似をしているだけなのです。それが実は革命だったわけです。恋愛も含めて受け身だらけだった女性たちが変化していったわけです。
90年代のトレンディドラマの流行語に、「カンチ、SEXしよう」があります。女性から誘うというだけでも当時は画期的なワードでした。しかしプレイをリードするのは男性だった。これがAVというフィルターを通した結果、お互いに責め合うプレイに発展。
さらに「女性ばかりが責めまくり続けるSEX」が誕生していったのです。正常位ですら、痴女からすると、させるプレイ。男は痴女の命令によって挿入し、言われる通りに腰をふり続ける。射精のタイミングすら、女性の指示待ちですから、犯しているはずなのに、犯されている感じ。こうして男女はひっくり返ったのです。
痴女を手に入れた女性はどのように変貌しているのか。現在リリースされているAVを鑑賞しながら、2025年版痴女プレイをみていきたいと思います。
悶える側から悶えさせられる側になっている女性たちの姿をとくとご覧あれ!
こんな可愛い人が痴女なの!?という意外性こそ今のセクシー女優のキモ
昔は雰囲気からエロい女性……例えると北千住のスナックのママのイメージ(あくまでイメージです笑)でした。これがAVからスタートした痴女ノーマル化によって、変化してきます。
熟女人妻系作品だと、まだまだエロい雰囲気の女優がたくさんいますけれど、それ以外だと、可愛い系が多い。美女よりも可愛いのがセクシー女優には重要なようです。
それをパーフェクトに揃えているセクシー女優がまなてぃこと紗倉まなちゃん。今回観る「※注意※完全M男特化!乳首責めお姉さんの騎乗位中出し!!合計12発完全搾取!!!紗倉まな」には、彼女の痴女プレイがぎっしり詰められております。
まなちゃんがデビューした頃から、エロ綺麗な女性よりもエロ可愛い女性がAVには望まれるようになってきました。アイドル的な雰囲気が重要ということかもしれません。セクシー女優はイベントをして人前に登場するのが当たり前になってきた時期でもあります。
そしてまなちゃんですが、可愛い以上にスケベ。スケベという雰囲気がピッタリ合う感じは、デビューしたときから作品に現れていました。そこから現在に至る間に、特別プレイが洗練されたわけではないのですが、スケベ度がアップしていきます。
セクシー女優はアスリートではない。SEX中、アクロバティックな体位ができたり、もの凄い体勢になったりすることが重要ではありません。むしろぎこちなさを感じるくらいのほうが、エロを感じとる人がほとんどです。その部分をギューッとアップさせていったのがまなちゃんといえるのではないでしょうか。
今作では、全身を使って男を弄びます。手コキ、パイズリ、乳首弄り、フェラチオに騎乗位責めなど、あらゆるテクニックを駆使して責めまくる。そこにあの可愛らしい顔が乗っかってくるので、責められている(ように感じる)ユーザーは、夢中になって彼女のスピードと同じようにシコりまくるはず。
どうすれば男は感じるのかを熟知しているような感じではあるけれど、同じ痴女プレイでも、エロエロ姉さんチックな女優に比べると、とても悪戯チック。相手の反応を見つつ、ジワジワだったり、早いピストンを極めたりと、縦横無尽にち●こを責めて、自分のま●こに放出させていくのです。
前にも書いたことあるのですが、お尻はプクッと可愛らしい形をしているので、逆騎乗位とかお尻がカメラ側に向いているプレイになると、本当に魅力的ですよね。これがモザイク越しにち●こを上下に摩りまくるわけですから、みんなの興奮度は刺激されていく。顔が見えなくても声が可愛いのでそれで妄想はアップするのです。
そしてフェラの際には、目を閉じているパターンが多めなまなちゃん。よく命令系フェラだと、「相手の顔を見る=カメラ目線」というのが多いです。お口にち●こを咥えているシーンとはとてもとてもエロエロですから。
まなちゃんの目を閉じるパターンというのは、本人がち●このぬくもりを感じているのではないでしょうか。お口に入っている際に、適度に柔らかく適度に硬い感触を粘膜で感じている。AV的なカメラ目線フェラももちろんありますが、まなちゃんは、おちん●んの感触を楽しんでいるように見えるのです。
ザーメン搾取というタイトルなわけですから、精液が枯れそうになるまで快楽を与えて発射させ続けるプレイ。SMでのチン責めプレイと、AVの痴女プレイの最大の違いは、ここでのイメージの違いがあります。
男が最終的には快楽を感じて悶える姿を披露させるのが、正統派AVでの痴女プレイです。責めと解説されるけれど、あくまでの快感を与えるのがAV痴女です。痛さの中に快楽を得るというプレイとは全く違うのです。
観ている側は、まなちゃんが男を責めているプレイに対して、「ご奉仕してくれている」ように感じています。セリフがキツめで責め言葉だとしての、あくまでの淫語の範疇。そういう言葉を発することの卑猥さによって、五感を責めるのが正統派のAVなのです。
昨今、たくさんのAVがリリースされていますが、この部分を間違えていて、男が女を嬲るプレイとか、女が男を弄ぶプレイにおいて、痛みに走りがちです。しかしAVの本質とは、あくまでの射精。観ている側を興奮射精に追い込むためのプレイなのです。
キツそうなのに優しい雰囲気が漂うのは、まなちゃん自身の性格がなせるところではありますが、それが結果として、AVの本質を描き出し、正統派痴女AV作品を作り上げるわけです。
そして何よりも感じるのは、まなちゃんが、このプレイ(責め痴女)を快楽と感じているところです。作中から漂ってきますよね。作品を成立させるのはどんなセクシー女優でも当たり前のことなのですが、それだけでなく、ちゃんとAV中に気持ちよくなることが重要なのです。
よく風俗を主題とした映画とかドラマで、風俗嬢が、客のことを罵倒したり嘲笑ったりしますが、事実だとしても、2025年現在ではそういう感性の女性は人気が出ることはないでしょう。昔のように、「誰でもOK」的な風俗だったならば大丈夫でしょうけれど、今は、ガチ恋営業がメイン。それだけラブラブになれるかが重要です。
プレイ後に客のことを蔑む暇があったら、写メ日記などのSNSで、ラブラブだった時間の感想と御礼を書かなければなりません。プレイ中だって、これが好きと伝えて、ラブラブプレイとして成立させることが求められているのです。
これはAVでの同じことで、「はい。今回はどんな設定ですか」とお仕事だけで処理してしまう女性は、現在のセクシー女優では残れない場合がほとんどです。
ベテランになることで、作中の立場が変わっていきます。昨今のまなちゃんは、お姉さんとか先生とか、上から目線で男を犯すプレイが多いです。その中での役割は、犯しながら自分も犯される的な、快楽を共有し合う関係のキャラクターです。
ただただ責めるのではなくて、膣内に精液を放出される悦びを満喫する作中のまなちゃん。「ロリババア」と自分を揶揄していたこともありましたけれど、それこそがセクシー女優に求められる女性像という事実を、体現し続けています。
男がはてるシーンではなく、まなちゃんにシンクロさせるべく、彼女がイクシーンで射精すると、より快楽を味わうことができると思います。
まなちゃんのAVは、まなちゃんにシンクロすることで、より変態性を増すのが最高なのです。
何度もエクスタシーを求めまくる女性という痴女も存在するのです
痴女というと、男を責めることがメイン、と普通に考えている人がほとんどだと思います。しかしながら、責めるだけでなく、せがむプレイという痴女も今や成立しているのです。
痴女というはヤリマンとは違います。相手をコントロールするプレイをするのが痴女と定義されています。なので、男に依存してしまい、何度も何度も、求めてしまうタイプもまた、男をコントロールしていると考えられます。新しいタイプの痴女といえるでしょう。
夫相手のプレイで満足できなくなり、自分を追い込むことで快楽を得るようになった変態痴女。それが「おねだり淫語で何度も中出しをせがんでくる都合の良すぎる俺専用肉オナホ人妻愛人 唯井まひろ」におけるまひろちゃんの姿です。ダメであればあるほど快感になってしまう肉体。精神が快楽中毒になっているわけです。
SEXやオナニーというのは、興奮が高まる瞬間を作るプレイのほうがより興奮します。男だったら射精する際の精液の量が大幅に増えます。大量発射できる男は、脳内興奮を高くすることが可能な人です。
その瞬間に、相手を最高に愛おしいと思っているとか、設定されたシチュエーションのキャラにのめり込むなどで、大量射精とか何度も射精することが可能になります。ただタフなだけでは無理です。
今作のまひろちゃんの場合、その女バージョンといえます。とにかく快楽中毒になってしまっている。しかも刺激は強めでないと興奮できない。不倫相手であることの興奮。中出しをせがむ興奮。これらは本来、あり得ない行為をしているわけです。だからこそ興奮してしまうのです。
痴女として男を犯す的な雰囲気と違うように感じますが、SEXを支配しているのはまひろちゃんということは痴女です。相手は、ひたすら悶えまくる奴隷くんとのプレイではなく、関係がバレると、社会的な地位も含めて、全てが崩壊する禁断の相手こそ快楽度合いがアップするわけです。
2025年GW近辺で流行しているとある俳優同士のゴシップネタがありますが、あれの内情は、もしかすると今作と似ているかもしれません。男はただSEXができることに興奮している。女は、奥さんも子どももいる男が自分に夢中になっている優越感に浸っていると考えると、あの情報に合点がいきませんか?
この関係、女がシラを切り通し、関係性も消滅するでしょう。だって女は、相手が乗らなくなったら快楽もなくなり覚めてしまうはずなので。あの女優さんは立派な痴女なのです。
何度も中出しをせがみ、膣内放出されまくりなまひろちゃんですが、本当に恍惚の表情を浮かべています。これがまたエロい! プレイ自体は受け身が多いと思うでしょう。しかしこれは、男性がやりたいことをするように誘導し、誘惑している受け身痴女なのです。
おねだりしまくり甘えまくる痴女は、男を弄るだけの肉棒とは思っていません。むしろ相手との関係がバレて、社会的なもの全てが崩壊するギリギリの禁断快楽を狙っています。中出しされれば孕んじゃう可能性があるにも関わらず、中出しをねだり、事後には、膣に残る精液を弄りながら興奮しまくるのです。
先ほどのまなちゃんは、目を閉じて、肉棒の感触を味わい興奮するフェラチオとしましたけれど、まひろちゃんのフェラは、相手の目をジッと見つめるフェラ。相手に迎合しているように見せて、本当の快楽イニシアチブを奪っています。これで男は、まひろちゃんが自分に夢中になっていると思わせていますが、真実は真逆なのかも。
射精する瞬間に、問題が起こるとか、冷静なことを考える男なんていません。ち●こに精液が注入(正確には血液が注入)されて、勃起したら最後、発射するまで自意識のコントロールを失いがちなのが男です。スタートの関係性は、男女どちらかとは限りませんが、浮気をしてしまったら最後、本質的には女性がコントロールしていることが多いです。
崩壊する快楽を貪り続ける人妻まひろちゃんの姿を観ていると、世の中にある浮気というのは、こういう刺激的な時間を得たいと考える人がとても多いのを理解させてくれます。
2025年に存在する女性たちは、誰もが痴女に変身できます。ぶりっ子していたりクールを演じたりしているタイプとか関係ありません。快楽を貪ることを憶えてしまえば、あとはどんな女性も痴女になるのです。
SEXがよりAV的かつ演劇的になっている日本は、処女ですら痴女になりうる。男はひたすら女性が考える方向にイメージを合わせると、さらに深く激しい快楽を得ることができる。SEXの主導権を持っているのは女性なのです。
「この女は、このキャラクターになっていることで興奮しているんだ!」という女性の心理を探るような視点で、作中のセクシー女優を観ると、AVはあなたの考えている倍以上の興奮に浸ることができるはずです。
記事=麻雅庵(https://twitter.com/an_asaga_otft)
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