リードされたい男子とリードしたい女子の幸せなSEXを形にしたAVたち!〜ノーマルSEXが変わっていく!?
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SEXにも流行がある!?男女の関係の変化はSEXだって変化するのは当たり前です
どうしても男=責め側。女=責められ側という認識がありますね。AVだと、かなり女性が責めるプレイがあるし、風俗なんかは女性がリードしている印象があります。でもやはり、最終的には女性が責められる形に収まったりしますね。
精液発射でSEXが全て終了する男性と、一度エクスタシーに火がついたら本人の意思をちゃんとしないとヤリ続けることができるという、SEXにおける男女の肉体構造の違いがありますから仕方がない。
風俗なんかだと、未だに「未経験女子!」の肩書きに弱い人が多く、「何も知らない女の子を性欲の奴隷にしてやる!」的な征服感からくるSEXが好きな人がいるわけです。どれだけ弱い肉体の男性でも、精神的には女性を言いなりとまではいいませんが、懐かせたい気持ちになる場合がほとんど。
SEXでもリードされるのが良いと思っている人って、責めることばかりしてきたので、ちょっとだけ骨休め的な発想なのです。最終的に、中出しして男がダウンして終わるAVって少ないでしょ? どうしても女性に精液を浴びさせたい願望がある人がAVを楽しんでいる層なのかもしれません。
というようなことで説明がついたのが、2023年までだとしたら!? 2024年以降になると、女性的な発想でSEXに挑む男性と、男性のようにリードすることでSEXを楽しむ女性が普通に存在するようになっているのです。
いきなり人間が変わるわけはないので、徐々に進行していたと思うのですが、SEXという行為を楽しむ=男という傾向がチェンジしているのです。
例えばオナニーグッズですが、女性の商品の進化はもの凄いです。男性はどうしても手でしごくことから逃れられていません。それは男性それぞれで、手コキのスピードが違っているので、自分の動きでスッキリしたいと考えている。ところが女性は今までは、男性が責めたいペースでされていたことを、自分のペースでするように変わっているわけです。
女性の場合、オナニーが「イケば終わり」でもないようです。男性は精液が出ちゃうと、タフな例外はあれども、それで満足してしまいます。脳内との連結がそこで外れやすい。女性は脳内の連結は、1回のエクスタシーで外れることが少ない。自分の意識とは別にエクスタシーを得ることができたりします。
つまりは、SEXのカラクリについて、日本の女性たちは、アダルトビデオによってわかってしまったということです。AV前のごく一般的な女性はフェラチオなんてしませんから。今だと普通にしてあげるように変わってしまったのは、AVで観るSEXでは当たり前にしているから。前戯というワードは、男性が女性を挿入前に責める行為だったはずが、「お互いを高めるための行為」と変わったわけです。
風俗では、どんな新人ちゃんでも、プレイ自体はエロエロで気持ちよくできないとか、男性側がいうことを理解できないと、次の指名になりません。なのでガチ恋営業にシフトチェンジしているのだと思います。好みとか話が合う女性だったら、次も会いたくなるからです。カップルを求めない男性が増えたのも、この「趣味性の合う、合わない」が大きいのかもしれません。
そして女性がSEXをリードするようになると、今まで通りのプレイでも変わってきます。「この男のいいなりになって悶える変態女」を演じているようになるわけです。もともと男性に比べると、女性はSEXにおける演技のパーセンテージは高いです。濡れさえすればなんとかなる的な。
そこを自分から変えていくと、より快楽がアップするわけです。自分は淫乱女なんだと自己催眠のような暗示を与えることで、より興奮しプレイが盛り上がるし、男性はそんな自分を見て興奮し執拗なプレイをしてくれたりする。
淡白なSEXを好むのは女性というのは嘘で、本当は「男のプレイが下手くそだから淡白で終わらせよう」ということなのです。
男性は勃起してしまうと浮気が止められなくなります。しかし女性はそういうムラムラする的なものがほぼありません。「自分は今、不貞を働いている」という行為そのものに酔っているのです。
AVライターとして、簡単に「性欲」と記してきましたけれど、本当は男女で性欲は違うものを指しています。そんな事実に、女性側が気がついて、より興奮するSEXをしたいと思うようになってきた2024年。AV的な痴女っぽいプレイを望んだり、SEXを知らない女の子を演じたりと、誰もがセクシー女優的にSEXを楽しむ時代になっているのです。
男性の思うようなSっぽさが、逆にMらしさを感じさせる倒錯プレイは、2025年のトレンドとなるか!?
SEXはお互いが気持ちいいと単純に楽しめばそれまでなのですが、実際には、プレイと呼ばれるような行為になればなるほど、快楽度数が上昇します。それは脳内が刺激されているから。よくAVはレビューを確認しているときが一番興奮するという人いますよね。いわゆる期待値によって、興奮していくわけです。
夏目響ちゃんは、セクシー女優の中でも、かなり設定がかかりまくっているタイプの作品に登場します。たぶん制作スタッフに人気が高いのではないでしょうか。自分が描く妄想の女の通りに蠢いてくれると。
今作の響ちゃんは、セクサロイドです。マゾ男が喜ぶプレイをインプットされており、また卑猥すぎるコスチュームに身を包む。S女に責められるのが好きというSMマニアとは全く違う、エロいお姉さんに責めてもらうと楽しめるプレイなわけです。
無表情に見えるけれど、目線はガンギマリ。そのままチ●ポをしゃぶりまくる。これでM心を刺激される男は多いはず。統計的に、Sが男、Mが女というイメージを持っているのがノーマルタイプです。ガチリアルなSMプレイヤーたちは、どっちがSとかMとか、瞬時にわかるし、挿入なんかしなくてお互いにエクスタシーを感じられるのです。
しかし、AVを楽しむ人なんかは、SMには憧れるけれど……みたいな感じで、ソフトSMでも悲鳴をあげたりする人が多い。そういう人にとっては、S責めとは違う、快楽責めを繰り返してくれる響ちゃんのセクスロイドは興奮しまくること間違いないでしょう。
足コキやアナルへのペニバンプレイとか登場しますが、これこそ「観ているからこそ楽しめるプレイ」ではないでしょうか。AV好きだからといって、M性感にハマった人、聞いたことありませんから。ゾクゾクするくらいがノーマルな人には一番の快感です。
男を弄るプレイを躊躇なく続ける響ちゃん。彼女の姿を見続けることがズバリS行為になります。豹変する俳優さんが流行しています。音楽シーンでも、歌い手さんと言われるタイプの人たちが跋扈していますが、あれも憑依型なボーカルスタイル。まぁ歌手そのものが、詩の世界への憑依であり、イタコな行為です。
挿入されているはずなのに、責めているようにみえるのが今作のポイントでしょう。みんなこういう感じのプレイをしてみたいと思っているはず。しかしながら、完全な変態プレイ(のように感じる)を女性にお願いするのは難儀です。だからこそM性感という風俗が誕生し意外と安定しているわけです。
しかもノーマルな風俗だって、嬢がバイブとか電マで責められるプレイがあります。しかしこれ、「使ってくれてありがとう」とか言われたりする。普通に彼女に、「バイブ使っていい?」と聞いたら、問題になってしまうカップルいるでしょ?
しかしこの異様なプレイを理解できている女性が増加しているからこそ、こういうAVがさらに需要がアップしていくのです。女性も昔と違い、AVを観ているので、どういう責めがあるとか、強めに責められるのは気持ちいいのかなと思ったりする。これを男性にお願いできないので、そんな性ライフを送れる別人格になるために、風俗嬢になるパターンが出てきているのです。
もちろんラブラブのイチャイチャプレイだって気持ちいいです。ただしそれは、普通のデート時間でも同じように得られる興奮です。バカップルとはSEX前の愛撫を人に見せつける行為ですから、同じようなSEXをしているんだろうなと想像できますよね。
SEXのときに、セクサロイドと変態男になるなんてことは、お互いを理解するしかない。SEXとは何が気持ちいい行為なのか、そして相手はどんなプレイに興奮するのかを理解し合わないと完成しません。
ギリギリ隠している卑猥なレオタードで、股間をカメラに見せつける響ちゃんの行為は、相手となる男は、あなたなのですよ、と心理的にAVの中へと誘う行為です。こんなふうにヤラれてみたいと思ったとしても、M性感でもなかなかできるプレイではありません。
お願いする行為=Mっぽいと思っている人からすると完全な快楽を得るのは難しいのです。Mとは、相手のS心を刺激しつつ、開花させてしまうように誘導する変態です。Mによって世界は征服されているといっても過言ではない。
リアルSMではないけれど、SMっぽいプレイとは、ひたすらに相手からの指令を受けて、腰を振るわけです。つまり今作では響ちゃんは、指令をそのまま実行しているMになります。責められまくる男こそSなのです。
より高度なSEXをするわけではありません。お互いを理解し合う。それはどれだけ変態な趣味でも理解し合う。ちょっとでも相手の要求から醒めてしまうところが見えたら、そのSEXは完遂しません。むしろいい加減なコスプレごっこになってしまうでしょう。脳が反応しない、ただ射精だけするのプレイです。
こういう実際にやっている行為と、脳内が入れ替わっているプレイ。AVはそういうプレイを女性に理解させました。AVを観なくても、AVから影響を受けたアーティストの表現するモノに憧れることで、同じような影響下でのSEXをすることでしょう。
おとなしいとか、可愛らしいタイプの女性ほど、SEXの快楽を知ったならば、激しいプレイをすることでしょう。ノーマルな思考の女性だって、ちょっとチャンネルを弄れば変化します。セクシー女優はそれを証明しているという見方もできるわけです。
悶える男と責める響ちゃんのどちらにシンクロするかによって、あなたの性癖がわかる今作。AVとはただ単純にハメてよがる女優を観るだけとか、彼女が激しく責められている行為に興奮するモノです。しかし、シンクロ感をセクシー女優側にするだけで、あなたの快楽が深くて重くなるのです。
SEXが楽しくて気持ちいいことをセクシー女優になって実感した女性の貪欲すぎるプレイ
綾瀬天ちゃんは、何度か書かせてもらっているのですが、SNSでリアクションしてくれました。良い子♪ 彼女のAVにおけるプレイは、どれだけ責めまくろうが、楽しんでいる雰囲気が伝わるところでしょうか。
本人的には集中して作品の世界線に存在しているわけですが、綾瀬天の中の人が、「SEXって気持ちいい!」と訴えているような雰囲気があるのです。
AVとはある意味、予定調和の世界です。どんなSEXが展開するのかは台本があるわけだから決まっているわけです。ところが、SEXの凄いところとは、決めた通りにやったからといって、イメージ通りにはならないところです。真逆になっちゃったりする場合も多いです。
作品の世界観が理解できないけれど、仕事だからやるか的な雰囲気のAVって、昔は本当にたくさんありました。それでも売れていたのだから、エロに寛容な世界だったわけです。それが現在では、ヌードには芸術性とエロい挑発を同時に持っていないとダメとか、AVも凝りに凝った作品が出ている。
そしてセクシー女優もまた、世界観の理解が必要です。SEXを見せればいいよね的プレイは、なぜだか伝わってしまう。セクシー女優さんには申し訳ないのですが、比較するAV作品がたくさんあるからでしょう。絶対的評価ではなくて、相対的評価が、現在のAVなのです。これって映画とか音楽だって同じことですけどね。
そんなハードルの上がってしまっているAVですが、良い点があるとすれば、綾瀬天ちゃんのような、「AVが持っている変態的な世界を楽しむ女性」が出てきたことではないでしょうか。
これは「SEXが好き=ヤリマン」とは違います。むしろヤリマンは、おナニーの代わりがSEX的であり、なんなら男だけが腰を振ればOKで、とても面倒くさい行為と思っている傾向が強かったです。でもヤラせることで自己顕示欲を満足することができるので、応じていたのです。
なので、AV制作班が作り出すような、変態的な世界を理解できないと考えている女性が多かった。ところが最近は違います。むしろAV的な発想を、「凄いです!」と理解し喜ぶタイプが増えているのです。
SEXとは一人ですることはできません。オナニーですら対象とする相手が欲しい場合がほとんどなので、あれすら一人とはいえません。だからこそ妄想が大きく広がっていくタイプがSEXおよびオナニーが好きな人といえるでしょう。
綾瀬天ちゃんは、制作スタッフの考える妄想を、さらに膨らませ、肉体で受けることでさらに喜んでいるタイプ。男性に多かったタイプは、2024年現在では、女性にもたくさんいるようになったのでしょう。でも普通の生活でそれを披露してしまうと、ヤバい存在になってしまうし、犯罪に巻き込まれる可能性だってあります。
ところがAVは創作物。その世界の中で、どのように扱われたとしても妄想の世界です。もちろん肉体を駆使しています。だからこそ伝わるわけです。本当にSEXしていないのにしているように見せるプレイはガチ難しいですから。
田舎で働くことになった天ちゃん。女性がほとんどいない世界に放り出されると、性欲ギンギンの男たちに全てご奉仕する天使になってしまいます。チューと挿入が同等に存在しているから、必ずハメて射精しないと男たちは収まらないわけです。
大人のオモチャで弄られ、何本もの肉棒をおしゃぶりして満足させてあげなければならない状況で、天ちゃんは男たちの思う通りに悶えてくれちゃいます。スマホで動画撮られても快感のほうが優っているので、痴態を晒しちゃいます。
天ちゃんのプレイの良いところとは、受け入れる際に、チョロっと相手の反応を確認するところです。気持ちいいSEXをするためには、相手に気持ちよくなってもらいたいと思うのではないでしょうか。
それは複数プレイで、責められまくるシーンだとしても、相手が強いセリフや行為をすればするほど、「この人たちは興奮している!」と考えるのだと思います。だからこそ弄られまくる雰囲気をアップさせます。そして、観ている画面の向こう側が興奮することを考えているのではないでしょうか。
AVとは、どんな陵辱プレイだって、相手とのコミュニケーションから作り出します。無理するのはご法度であり、強めに責めているように見せるため、いろいろな表情を作り、画面を観ている人たちを夢中にさせるわけです。
自分だけが気持ちいいプレイが良いと思うのは普通のこと。セクシャルワークの場合、ほとんどは相手が気持ちいいと思うことを考えます。しかしそれだけに終始してしまうと、つまらないと思う人も多い。もちろんビジネスであることは前提としても、いかに状況を楽しむかがポイントとなります。
SEXを楽しむことを考えれば考えるほど、セクシー女優は輝きを増していきます。ただやってもらう快楽だけで作品として成立できた時代はとっくに終了しています。関わる人たちがどれだけ楽しむか、それによってどれだけユーザーが楽しむことができるかです。AVを作っている連中だけ楽しんでいるなんて思わせてしまったら、AVなんて2度と買わなくなることでしょう。
SEXを楽しむ行為として、どんなプレイも成立しているからこそ興奮するのがAVです。だから、これは大変そうと思うようなプレイだったとしても、観ている人が、勃起したり濡れたりするからこそ興奮することが成立するのです。
天ちゃんのAV作品を観ていると、セクシー女優側の考え方とか、SEXに対する姿勢がかなり積極的になっていることが見えてきます。それは、男性も女性も、どのようなプレイをすることが気持ちいいのかを理解してするSEX。
綾瀬天ちゃんや、夏目響ちゃんのように、AV的シチュエーションにハマってSEXしたくなる女性も増えているはず。フリーSEX的な意味合いとも違う、妄想の具現化的SEXでありリアルを超えたリアルこそ、2025年のSEXであり、AVなのです。
記事=麻雅庵(https://twitter.com/an_asaga_otft)