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プロローグ〜やっとライブで声が出せることに「普通っていいな」を知ることになる
3年にも渡り続いてきたコロナ禍ですが、2023年になり、やっとおとなしくなってきて、いろいろと規制緩和されてきました。全部が全部、前に戻るわけではないし、3年も経過したら人間だって変わっていることでしょう。ライブの規制で考えると楽しい時間が戻ってくるんだなと思うはず。
これを書いている最中は、まだ戦っているWBCの野球場でも歓声が上がるようになりました。まさにライブの熱狂。でも拍手での対応が多い気がしました。やはり応援の方式が変わったといえる。コンサートでは、いわゆるコール&レスポンスを前提に作られた楽曲がアイドルグループなんかでは多いので、声出しできるようになって、初めて完成系なわけです。それができるようになったのはデカい。
そしてまた「配信」で楽しむパターンも出てきました。コンサートのような、「共通空間を作る」パターンは、個人的に恥ずかしいという人もいるわけです。苦手。なんだけれど一度は観てみたいと思っていたりする。それを後押ししれくれたのは配信だったと思います。スポーツなどのように、実況中継があるのが当たり前なものを外すと、「閉じた空間」を楽しむのが、コンサートというライブメディア。行った人だけが特別ということ。
映画なんかもそうだったのですが、あの巨大スクリーンで観られる代償として、隣に知らない人がいるのが苦手、なんて人にとってみたら、配信同時スタートの映画が存在する現在の方が喜ばしいかもしれません。観ることだけを切り取った場合ですけど。
ライブとは、共通の時間に共通の体験ができるわけです。喜ばしいことを起こすわけで、聴いてもらう観てもらう人のために、プロとしていろいろと考え鍛え、練りあげたパフォーマンスを楽しむものなのです。
セクシー女優を考えると、どうしても一方的に手渡しているメディアであることがわかりますね。スポーツ観戦における声援や、コンサートのコールなど、現在はみせる側とみる側が、相互に反応する要素が強いわけで、コロナ禍を経て、なおさらその要素の楽しさを知ったわけですから、AVというのは「遅れているメディア」なのかもしれない。
そういう中で、イベントに出演している女優たちは、相互で楽しむことを行えているといえるわけです。だからこそAVの評価以上のものを獲得できるわけです。現在では、歌のイベントかトークイベントがほとんどですね。お芝居系がもっと増えると面白いと思うのですが、なかなか難しいのかな?
ということで、今回の原稿における主人公・本郷愛ちゃんのライブについて語っていきましょう。最初にいうと、「本当に素敵で気持ちいい時間を享受したライブ」でした。
本郷愛ちゃんが出演したライブは、何度目の出演かとなる、配信ライブイベント「月で逢いましょう」です。
愛ちゃんが帰国子女なのを知っている人はたくさんいると思います(知らなかった人は認識してください)。やはり英語の発音はレベちだし、それ以上に言葉の持つ音律が違う感じ。英語的ということで良いのかなと思うのですが、いわゆる日本語は上下する音で構成されています。
そして英語は、アクセント位置によってメロディを作っている感じ。洋画を観た時に感じること多いのではないでしょうか。そういうものが下地にあるので、メロディと歌詞でグルーブ感を出していくものなんだなという感覚を、愛ちゃんの歌は感じさせてくれます。
グルーブ感って、ソウル系やラップだけじゃないのです。ロックはもちろんジャズ、ポップス、世界各国の民謡だって演歌だって。クラシックだって持っています。特に歌詞がついている場合は、感情の昂りを表現するからこそ、聴いている人たちが感動するわけです。そういう音楽の歴史の中に、ちゃんと存在しているのが本郷愛と思って間違いないです。
今回のセットリストはこちらになります。
01.最後の雨/中西保志
02.ダンスホール/Mrs.GREEN APPLE
03.115万キロのフィルム/official髭男dism
04.PRIDE/今井美樹
05.もうひとつの土曜日/浜田省吾
06.GIVE ME FIVE!/AKB48
07.桜色舞うころ/中島美嘉
EN01.LOVE2000/Hitomi
EN02.今宵の月のように/エレファントカシマシ
今回も、さまざまな時代からのチョイスですね。このくらいまで幅があると、聴いている側にも、いろいろな思い出が蘇ったりするんじゃないでしょか。そういう楽曲が揃っています。
サポートメンバーは、いつものように平方元さん(キーボード&コーラス)&福田正人さん(ギター)。元さん&福ちゃんですっかりおなじみです。しかしこのふたりの「歌い手を盛り上げていく能力」は本当に毎度まいど感激します。このコンビで歌えるセクシー女優って、本当に得していると思いますね。
歌い手たるセクシー女優ですが、実はちゃんと上手い人が多い。そのことがリアルに実感できるようにサポートしているのが元さん&福ちゃんのミュージックテクニックです。ここを聴くだけでも価値がありますので、配信を聴いてみることおすすめします。
感情の広げ方と感動の盛り上げ方を知っているからこその楽曲群と歌唱力
「月で逢いましょう」は、「配信ライブがメイン。お客さんはそのライブを目の前で観ることができる」というスタンスのライブイベントです。なので配信されている動画の編集能力は抜群だし、カメラワークも複数台のカメラを使用しています。今どきライブDVDとかを観たことない人いないかと思いますが、そういうものと同じクオリティです。
そして音も配信用にミックスされています。なので会場で聴いたサウンドとは違っている。これもまた凄いなと思います。そういう環境での聴こえてくる歌声は、みなさん素晴らしいのですが、愛ちゃんはまた抜群に素敵! 官能的……セクシー女優なのでエロいといっても良いかもしれない。チョイスされた歌は、男歌、女歌ありますが、どれもどこかエロいんです。
「最後の雨」からスタートするセトリは、感動と躍動が交互に登場してきます。「115万〜」「PRIDE」「もうひとつの土曜日」の流れなんか、時代はバラバラなわけですが、そこに統一性が感じられる。そしてさらにはグルーブが存在しています。
先ほども書いたのですが、愛ちゃんのライブは心地いいです。声のトーンが高くて鼻から抜けていく感じ。透き通った感じでもあるのですが、それでいて安定しているし強い。これがあるので、楽曲のサビ部分などの盛り上がる効果のパートで爆発します。
「GIVE ME FIVE!」ってMVでAKB48がバンドになって披露した楽曲ですね。ホーンも入っているのでアレンジ的には分厚いのですが(CDとはそういうもんだ)、それを3人で作り上げてくれました。ああいう日本語よりもアクセントが強めな楽曲は、愛ちゃんはお手のものですね。
そういえばヒゲダンもそうですが、日本語の楽曲ですがとても洋楽よりですよね。そういうことも考えてチョイスされているんでしょうか。そう考えると他のセクシー女優さんとちょっぴり違う感じがあるのは理解できるところです。洋楽が歌謡曲だった人と、J-POPだった人では、音楽的な構成が違ってきますからね。
愛ちゃんは、ライブパフォーマンスは堂々としたものなのですが、MCタイムが苦手らしく(恥ずかしいそうです。可愛い)、MCレスでプログラムがズンズン進んでいきます。メンバー紹介もかなり後半でした(笑)。それもまた個性というやつですね。
季節ソングとしての「桜色〜」での感動の深さは圧巻でした。消え入りそうなトーンだけれど、けっして消えない強さ。桜の持っている興奮と儚さを表現している感じは、オリジナルに勝るとも劣らないものを作り出してくれていました。
アンコールの2曲は、時代の感動を蘇らせてくれる楽曲ですね。方や典型的なJ-POPサウンド。方やバンドが作るバラード楽曲。全く違う系統に感じられるのですが、愛ちゃんはこのどちらもが持っている、感動的メロディをちゃんと引っ張り出して、グルーブしてくれました。感動させつつちゃんとノリノリという感じは、日本男子は一番好きかも。
ちなみに「LOVE〜」は冒頭〜サビの歌詞が、「愛はどこからやってくるのでしょう」ですが、愛ちゃんが歌っているわけですから、いろいろと意味が出てきますよね。選んだ楽曲の歌詞を確認してみると、さらに面白いことがわかると思います。なんとなくノリで選ぶ場合もあるし、かなり吟味して選ぶ場合もある。
でもやはり、「意味がある楽曲」を歌いたいと思っているわけです。特にセクシー女優は、歌手ではありません。だからこそ、おふざけにしてしまうとか、ファンの前の特別な感じで終わらせてしまうのではなくて、「ちゃんと歌う意味がある」ことを重要視している人こそ、歌うイベントに残っていってます。
セクシー女優だからこそ、手抜きとか悪い意味の「いい加減」ではなくて、塩梅が素晴らしい良い意味での「いい加減」になっているのが歌うイベントだと思います。とても心地いい温泉に浸かる感じとでも思っていただけたら幸いです。
楽曲を選曲するのは、愛ちゃんと所属事務所のBOSSとで考えているそうです。なので愛ちゃんは全く知らなくて覚える楽曲があるとのこと。どの楽曲がそれに該当しているのかわかりませんから、相当に聴き込んでいることでしょう。
バックミュージシャン、スタッフなどと、丁寧に作りあげた本郷愛が歌うという世界観は、気持ちいい感覚を肌にもハートにも残してくれたライブでした。何より本人が緊張しつつもちゃんと楽しんでいるというのが良いライブを生んでいるのでしょう。おざなりなものを提示しないというのは当たり前のようで、実は難しいものです。自分に厳しくかつ楽しむ。これがちゃんと伝わる本郷愛ちゃんのライブでした。
コール解禁(マスクは着用)ライブだったのですが、愛ちゃん自身がライブイベントを開催したのがコロナ禍になってからなので、声出しをファンがしたことないわけです。こういうのはどうしても先導する人とかがいないと難しいでしょうね。しかし最後には、「愛ちゃん!」の掛け声がかかりました。今後もっともっと大きな声が上がってくれることでしょう。
エピローグ〜セクシー女優が存在する意味をライブイベントが伝える時代です
昔むかしは、「なんでAV女優(※当時表記)が歌なんか歌うの?」とか、「AV女優が歌うのを誰が聴くの?」なんてワードは日常茶飯事でした。これはAVファンからも囁かれた言葉です。Twitterがありませんから、リアルな声でしかなく拡散はしませんでしたけど。
ライブイベント自体は、黎明期からあります。なぜならばアイドルとの親和性が強かったのもあるし、セクシー女優誕生期は、おニャン子クラブ誕生期と合致します。つまり「ひとりで歌うには心許ないけれど、複数ならばなんとかなるだろう」方式です。今のハロプロとは大違いな理由ですけど(笑)。
その後もユニットアイドルが流行するごとに誕生したのですが、今は坂道グループとK-POP系が目立つ感じで、他も活動はしているのですがだいぶ目立たなくなってしまいました。なのでセクシーアイドルユニットは少ないし、前とは盛り上がりが違うわけです。
しかしながら、やはりライブは人との距離を接近させる要素があります。プロローグで書いたように、セクシー女優はどう考えても古いパターンのアイドル要素が強いです。その制限されたメディアの状況では仕方がないことでしょう。さらに世間からセクシーなことを期待されていたりすることも大きいです。枷がたくさんあると考えてください。
コロナ禍前に、閉塞した状況を打開したのはDVD販売会における握手&撮影会でした。そこからファンが定着し、事務所によってはファンクラブのオフ会的な要素のライブを展開させるようになっていったわけです。その頃からのファンの人たちは、セクシー女優との関係性をきちんと構築して楽しんでいたわけです。
AV界におけるセクシー女優の存在意義とは、作品の内容云々ではないファンにも買ってもらうこと。そのために固定されたファンをつかんでいてほしいということです。AVは内容が口コミで広がって売れるパターンはほとんどありませんから、なおさら「販売前」には売れていてほしいわけです。
ミュージシャンもアイドルも、今の時代のCD販売とは上の理由と同じです。だからこそライブ活動を充実させてなおCDを買ってもらうようにするわけです。ならばセクシー女優は、ちゃんと人前に出て、人気を得て、さらに作品を買ってもらうという方向性を見せないといけないと思うわけです。
世間的になめられた存在であるセクシー女優ですが、今いる女優たちはそんなものを受け入れるというよりも、跳ね返すパワーを持っています。自分自身の存在理由を確立するためにも必要なわけです。楽しそうなライブイベントでの笑顔の裏側は、まさに「白鳥の足下」ということでしょう。
これを読んでくれたAVファンの人たちは、どのライブでも良いので一度足を運ぶ、もしくは配信を聴くことをしてください。リアルな存在として認識すると、今以上に輝いてみえるセクシー女優となるはずです。
ステージにおける本郷愛ちゃんも、AVにおける本郷愛ちゃんも、同じレベルで輝いています。内容は別ですが輝きに関して嘘はあり得ない。リアルに生きている存在としての輝きを放っています。
歌う姿を観ることもまた、気持ちいいものと理解できるはず。ライブイベントに足を運んでください。また次に開催する愛ちゃんのイベントにぜひ足を運んでくださいね。
記事/写真=麻雅庵
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