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もっと進化して欲しいVRの世界!?まだまだAVユーザーはものたりません!?

プロローグ〜本当は20年以上前の「マトリックス」以降、映像で超感動&感心したのって無いんです

映像とはリアルではありません。映画が発明されて、動く映像が登場しその中でさまざまなアイデアによって、人々を驚かせてきました。汽車が画面に迫ってきてすれ違う感じになる映像は、古典ではありますが、未だに驚かせる効果を持っています。20世紀初頭に発明されたアイデアは、今でも使っているし。

 

ブルーバックやグリーンバックを利用して、別映像と合成するパターン。今ではあらゆるものでの共演が可能です。でもそれスクリーンを利用して合成した映画「駅馬車」の襲撃シーンとアイデアの根っこは同じ。CGでリアルにすればするほど、「CGか……」となって誰も感心しない時代になってしまいました。

 

21世紀になるちょっと前に、映画「マトリックス」が、360度撮影というものを開発し、その予想だにしないアングルによって、作品の完成度以上に映像がクローズアップされました。そしてその数年後には、テレビCMとかMVにも利用され(流石に360度はなくて、180度ばかりでしたが)、あっという間にその映像は普通になってしまった。技術革新というのは、すぐに風化されてしまいますね。

 

今、仮面ライダーが50周年ということで、初期の仮面ライダーやらV3が、公式からYouTubeや、CS局で流れていますね。子どもの頃よりも、今観て印象に残っているのは、銭湯の煙突の上に立って、「俺はここだ!」って見得を切ってから飛び上がるシーン。あの小さな枠に手すりを触らず、視界の狭いマスクを被り、飛び上がる……常人のできる作業じゃないです!

 

人間のギリギリで攻めている映像の方が、CGよりも感動的だというのは欺瞞です。だって、映像を見てもどっちかわからないでしょうから。というか、「まさにCG」的な映像は本当に誰もが感心しなくなりましたよね。超現実は現実ではないという事実を誰もが知ってしまった。だからこそ、50年前の仮面ライダーのスーツアクターがやっていた無茶苦茶なアクションに感心が高まるわけです。

 

そして、AV業界は、映像が進化することよりも、女優のガチリアルでなければならないという命題を業界全体とユーザーが課してしまい、ガチのSEX以外は「売りません&観ません」のような風潮になってしまった。もちろん、こういう覚悟によって、現状のAVレベルがキープされている事実もあります。

 

それと違う角度からAVのSEXを考えてみると、フェイク使用とかCG的なものを使えば、リアル以上のリアルが作れるのにかもしれない。しかしながら、リアルなSEXにおける感情の揺らぎを期待し優先しているので、フェイクは使用しないわけです。女優がフェイクプレイに対応できなくなってしまったというのもありました。昔の女優はほぼNo Fuckでしたから。

 

また、あり得ない角度だけどこのアングルはエロいという映像を発明したとしても、「これって、人間の体では再現することは無理」とかあります。とても優秀な日本のアニメとかマンガをを見慣れてしまった日本人は、どこまでするのは無理とかがわからない。そのぐらいテクニックが駆使されているわけです。

 

こういった「リアルなSEX」に興奮しなくなってユーザーを離れた人たちがいることもまた事実です。視聴しなくなった理由として、「毎度同じパターンのプレイに飽きてしまった」ってのがそれ。人のSEXを飽きるとかって失礼な話なのですが、SEX自体を視聴することを飽きたのか、映像としてのSEXに飽きたのかは、それぞれの判断があり微妙なライン。少なくともそういう人たちが、現在のハイスペックプレイが続出するAVを見なくなってしまったわけです。

 

改めて見れば感心する人もいるだろうし、再び中毒になる人もいるでしょう。しかしながら人間の記憶というのは都合よくできていて、「昔の方がよかった」と言ってしまえば、その通り事実となっていくのです。

 

「新しいメディアでの楽しむとかもあるし、AVなんて観ている暇はない」なんて人もいますね。新しいメディアといっても、その利用方法は、「昔の作品が見れる」とか、「良いところが切り出してあって、気軽かつ手軽に楽しめる」とかがほとんど。新しいものをいち早くチェックしているのではなくて、流行を追いかけているのです。

「必要悪なメディア」として語られることが多いAVですが、意外と「必要なくなってます」なんて人が増えている。そういう人は、エロい気分の時には何を観るのか……非合法アップデートされたAVを検索するとか、知らない人間たちがリアルに見せるモザイクレスな非合法な、AVっぽい素人ハメ撮り映像」を見つけるとかして、満足しているのかも。

 

もちろん合法レベルでも、サンプル映像で満足しちゃう人もいるし、Instagramのグラドルや、アジア系美女がやっている、「エロい水着やエロいコスプレ映像」というのでズリネタとして満足しちゃっている人もいるわけです。AV業界さん、敵は多いよ、今。

 

そういう中で、唯一気を吐いていると言われるのが、VRです。

VRという映像の魅力は、スタート時に多いに語られました。しかし当初は、予想される映像と、実際に撮影できる映像の違いがあったり、映像を観るためのデバイスとしてのVRゴーグルなどが高価すぎる、もしくは紙で作っていた安価で安易すぎるもので、定着は難しかったわけです。VRの登場当初のスマホがそれほどまでの容量がなくて、長い映像は無理というのもありました。かといって、PCで観るというのも、徐々に減っていた時期であり、期待されたほどの売上とか、映像的な新しさを得ることができなかったのです。

 

この難しい状況を切り開いていったのは、セクシー女優たちでした。全員というわけではなくて、むしろ嫌っている女優が多かった。NGができなくて、自分で進めなければならない事実に、苦手意識があったり、露骨に「イヤ!」という女優もいました。そんな中に、カメラの理論があるわけでもないのに、上手に対応する女優がいて、その子たちの売上が高かったわけです。それを模倣すれば良いとして、飛びつきたわけです。

 

騎乗位とフェラチオ&乳首舐めしかなかったVRに光明を見出したのは、まずは動きを理解した女優。そしてその子たちがやった動きを見て、VRとはこれだというアイデアを出して、作品を作ったスタッフ。前から言っているのですが、SODはその黎明期からいろいろと腐心して、傑作を作る女優のリリースがありました。引退して、現在はAV脚本家になっている常に密着イチャイチャ超高級ソープ イス洗い中出し編佳苗るかちゃんと、紗倉まなてぃの二人。そして傑作タイトルは、小倉由菜ちゃん主演「【雪山遭難VR】このままじゃ凍死確実!裸で抱き合ってカラダを温め合い、至近距離で見つめられながら密着摩擦で生性器をコスり合った直後に極限状態のサバイバルSEX 小倉由菜」です。

 

後者は特に、VRという新しいAV映像を切り開きました。もちろんカメラがよくなっていって、昔のような熱暴走とか、角度が難しいとかが減っていたこともありますが、「密室」においてするSEXという制限があるからこそ、逆に面白い映像が撮れたというわけですね。

 

AVだって映像だって意外と温故知新なんです。

【雪山遭難VR】このままじゃ凍死確実!裸で抱き合ってカラダを温め合い、至近距離で見つめられながら密着摩擦で生性器をコスり合った直後に極限状態のサバイバルSEX 小倉由菜

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AVの新たな牽引役としてVRはクローズアップされているのですが……ニュー映像の弱点!?

VRは別にAVに特化したものではありませんよね。ゲームなんかは有名だし、本来的にはそっちが主流派です。アトラクション系にも利用されていますね。ゴーグルだけでなくヘッドホンも一緒にセットされたヘッドギアでVR映像に入り込むと、三半規管が弱い人ならば吐いてしまうかもしれないほどに影響を与えます。

 

映像では天地がどこにあるのかをわからなくして、音でそれをさらに強調させる。そして座席とか足元がグラグラとその映像に対応させると、かなりクることになる。映像に合わせてと書きましたが、ただ揺らすだけで十分です。三半規管と浮遊感への刺激があれば、もう人間はすぐにわからなくなります。溺れた経験がある人はわかると思います。溺れた場合、天地がどっちにあるかがわからなくなってしまい、逃げる方向を判断できなくてパニックを起こし、それによって水を飲み続けてしまい、アウトになります。これと同じような効果を起こすのがVRということです。

 

どちらかというと、そちらのリアリティではなくて、立体映像=リアリティという、女体の存在感がAVではメインですよね。目の前に喘ぐ女がいる的な映像に興奮するということです。最初に観た時は、素直に感動するのですが、いろいろなポイントが発見されて、AVのVRは進化してきました。

騎乗位プレイで無駄に動くと、観ている側が酔ってしまうということ。夢中になって動くというのはSEXの当たり前の行為なのですが、セクシー女優の場合、実生活のプレイより先にAVでのプレイを極めてしまい、「こうやって動くとエロいだろう」的な刷り込みができてしまっている人が多いのです。これが通常AVならば何の問題もない。むしろおっぱいが揺れているから最高とかあるわけですが、VRだと定点が定まらないためによってしまうのです。

 

これらはほぼ改善されましたね。映像として観えるアングルを女優たちもつかんできて、「左右、これ以上は離れない。なるべく真ん中に収める」というのを気をつけながら撮影しているわけです。

 

間延びした感じの主観乳首舐め〜フェラチオへと続くプレイは、カメラの大きさや駆動ポイントがよくなったために改善されました。「天井特化騎乗位アングル」とかですね。限られた映像の頃のVRは、やはり時期尚早と言わざるを得ない感じでしたね。

 

その頃にVRについて質問された際には、「机の下に潜んでいる女子のアングルが登場したらVRがちゃんとVRになると思います」と筆者は言っていました。つまり、自分が座っていようが立っていようが(立ってオナニーする人は珍しいと思いますが笑)、映像の中のカメラ側として自分が認識されなければならないことこそ、VRであるという感じ。

アトラクション系やゲームでは実現していたのですが、リアルを撮影するAVだと、どうしても制限が出てしまいます。当時のカメラは設置しないとダメだったりして、そういう映像は無理でした。これもカメラの自由度が上がることによって、下側を意識した映像が撮影できるようになったわけです。

 

男子の誰もが、寝てフェラされたいと思っているわけではなく、立った状態でひざまづいた女子にやってもらって、頭を触りたいとか、上目遣いの目線が良いとかあるはず。まぁ征服欲を満たすプレイとしてのフェラはそういう感じですからね。超初期のAVに「デスクの下に入ってフェラをするOL」なんていうのありましたから。自分が寝て、責められまくる痴女責めフェラとはまた違った趣がありますから。

 

このように飽きられる前に、ちゃんと克服してリリースしていかないと商品というのは廃れてしまいます。みなさん、青っぽい映像の「3D」がいつの間にか無くなってしまったのを覚えていますよね。メガネをかけるという手間もありますが、3Dであるというメリットを活かした映像が、映画でもAVでも見出すことができなくて、「それならば別に専用カメラを使ってまで撮るメリットはないか」と消えてしまった感じ。

 

3D映像のポイントは、青さにもありますが、本当のところは、単焦点な映像と背景と被写体に距離が必要という部分で、それにマッチすることがリアルではないことに気がついてしまったというのがあるでしょう。あのメガネを使わなくても、目を鍛えると、背景と被写体に距離があれば、3Dに観えます。それは人間が複眼であることが理由です。脳内で映像に変換が行われ、ものは立体に観えます。それと3Dは同じ。なのでそういう映像ってなんだとなると……あんまりドラマ的な演出には無意味なんですよね。

 

そして何よりも、「ドキッとした」感じが少なかった。何せ手法としては、江戸時代末にはありましたから。定期的に3Dは精度を上げて登場するのですが、どうにもまだまだ定着しない。その理由はやはり「これが3Dである理由って何?」ってことでしょうか。Instagramが、3D写真をちゃんと観えるようなデバイスを出して、それがスマホで簡単に再現できるようになったら、いきなり人気出るかもしれませんね。

 

そういう「新しい映像」というのは、CGぐらいはっきりとしたメリットがない場合、発展していません。遊びとかゲームの範疇で終わってしまうと、実生活で何の役にたつのとなってしまうからです。家庭用ゲーム機ならば、それなり以上に定着していますから、ゲームはますますVRなものが発達することでしょう。

例えばAVの場合、隣にいる女子が痴女プレイをしてくれる映像は観たいでしょうけれど、真ん中に女子がいない、隣にいるという事実を映像の折り合いを考えないといけないわけです。「真ん中から迫ってくるのに、なぜか横向き」という感じはできるかもしれません。左右に普通の人をおいて、その間から迫ってくる感じです。ただし、それでは痴漢としてのリアルや臨場感が感じられないと思う人も多いかもしれないわけです。

 

そういう意味では、ドラマ系VR AVは魅惑ですね。ドラマシーンがリアルであればあるほど(演技のリアルという意味ではありません)、それに続くSEXシーンは臨場感を増すこと間違いありません。ただ無駄に長くなってしまう可能性もあり、頭痛を呼んでしまうかも。慢性的なVR酔いという病気というか怪我というかわかりませんが、出てくる可能性は高いのです。

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VRが抱えている本当の問題とは、オナニー環境が大きいのです!?

若い人が観るのがAVというイメージがありますね。性欲とは廃れてしまわない限りは、なぜか若い女子に行きがちだからでしょう。最近は熟女なんかがクローズアップされており、一概に、セクシー女優=若い女子ではなくなっているけど、それはそれ。むしろ観る側も若いからオナニーをするというのがあるのでしょうけど、それは大嘘でしょう。

 

結婚し、子どもがいるようになっても、性欲は衰えない男子はたくさんいます。年齢の問題もかなり高年齢でもクリアしているほどに、健康体な人はたくさんいます。ソープ嬢に聞いた話として、「年金支給日になるとやってくるおじいさんがいますよ」とのこと。「毎回射精できるわけじゃないけれど、触られると気持ちいいから勃起します。すぐに萎えてしまうのけれど、それはそれとして楽しいようです」ということ。つまり性欲には年齢制限はないとい言い切っても構わないわけです。

しかし、結婚している人で、奥さんとか子どもに、「今から居間でオナニーするので、AVを観るから入ってこないでね」なんて言えますか? 言えないですよね(笑)。性欲というのは、ひとつの欲求ですから健康であればあるほど、衰えることはないです。女子の場合、モラル的な発想から、SEXと向き合わない世代はいますが、これだけ無料サンプルAVを観て、電マを使ってオナニーしている女子が増えた時代になると、今度、どうなるかはわかりません。

 

とはいっても、大っぴらに家族間で、「オナニーをするよ」なんてライトに話ができる時代と状況は来ないでしょう。逆に刺激にならなくてみんなやらなくなる? そんな世界線はありません。そしてこれがAVの需要が落ちてきた理由のひとつでもあります。そしてこれがあるからこそ、VRが一概に次世代AVとして語られない理由でもあるのです。

 

オナニーするというか、AVを観る層として、当初一番大きかった層とは、独身20代男子だったはず。そんな人たちも結婚し、ひとり暮らしではなくなっていきます。これがAVの売り上げが下がっていく根本原因なのは、誰もがわかっていたはず。

 

にもかかわらず、その部分は語ることなく、「なぜ売り上げが落ちる」という部分ばかりを語っていたわけです。これは、CDでも同じことなので言わずもがなな部分もありますが、その需要が落ちていく部分に目をつぶっていたわけです。そしてその層は一定のところで止まっているような気がします。ところが、「独身男性よりも既婚男性の方が収入が上」という調査報告もあるように、購入する層の収入も下がっていて、AVを購入できなくなってしまったということもあるのです。

 

実生活でオナニーをこそこそとしなければならない人が、VRゴーグルを買って、ヘッドホンまでしながらの、「その姿だけは見られたくない(笑)」のトップに君臨するものを買うわけもない。そして独身だとしても、現在の状況を気に入っており、満足しているならば、目新しいものを買うわけがない。

 

このような二重構造が、AVの売り上げおよび進化を妨げていることは、紛れもない事実なのです。

知り合いが、「なんか子どもの時は、母親からオナニーしているところがバレないように隠れて頑張って、今は奥さんにバレないように頑張っていて。人生って、オナニーをどうやってバレないようにするかの戦いなんだよ」と言っていました。目の前でのオナニーをOKする女子なんて、結婚していたらなおさら、普通のカップルだっていないでしょう。

 

え? プレイとして彼女の前でオナニーするの大好き? それはそれとして楽しんでくださいませ。抜いてくれるのがメインの風俗ですら、「オナニーを見られるプレイ」は人気があるようです。まぁデリヘルなどの本番NGの風俗って、オナニーの延長線上のような感じですからね。意外と結婚していそうな男子がご使用になられているようだし。ガチ恋勢とは違う、普通の風俗好きという方々ですね。

 

AV VRの最大の弱点とは、その効果を最大限に発揮するには、それなりのVR環境にならないといけないことです。その方が、まさに目の前に淫らな女子がいるように見えるからです。音声も重要なのでヘッドホンをした方がいい。そしてその姿とは、ゴーグル&ヘッドホンをしならが、シコシコとペニスを男磨きしている姿。部屋に鍵でもある人じゃない限りは、本当に無理でしょう。

 

VRの最大の敵は、現在の日本の住環境にあります。むしろ10代の方が、個人部屋が与えられていて観る環境は整っているかも? とするとVRは、現在10代のユーザーたちということになりますから、20年前にDVDが普及するきっかけとなった、PS2プレイヤーのようなある程度の価格帯で、手軽にVRを観ることができる状況にしていくことが寛容なわけです。それには、AVメーカー以外のところが大きく発展しないといけない。

 

しかし一番わかりやすくVRが発展しているのはAV。卵が先かニワトリが先かの状況は、まだ当分続くことでしょう。

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エピローグ〜触れるとか挿入感覚がリンクしてほしい次世代VRは、新しい風俗!?

AV VRは、そのリアルさがウケているわけです。それこそ新しい映像メディアであることは変わりありません。しかしながら、まだまだ不自由なのは確かです。例えば、音楽だったら、ライブ中のステージのど真ん中にVRを仕込んで撮影すれば、まるでステージの真ん中で観ているような気分になれるとか言われていました。

 

確かにそういう取り組みはあったのですが、コロナ禍は関係なく、いまいち浸透していません。リアリティよりもリアルを選んでいたからではないでしょうか。「ライブは会場で一緒に盛り上がって、ステージのアイドルやアーティストを支えるもの」的な発想は、世界と比べても、日本はその統率力がすごいことになっています。野球なんかもそうでしたよね。外野席応援団は当たり前のように、統率された応援を送っていました。

これ85年の阪神タイガーズ初の日本一になった年より前は、どこの球団にもありませんでした。この年から甲子園でスタートした、私設応援団による統率された応援は、いつしかどこの野球場でも、外野席=応援する聖地となったわけです。サッカーのゴール裏の応援とか、Wカップ用選抜大会などでの統率された応援団もまた同じですね。

 

このように「会場でのリアルな一体感」の方が、「会場外での映像による一体感」よりも上回っていた。そしてコロナ禍になり、配信がスタートするのですが、現在進行形メディア以上に予算をかけたくない、かけられないという業界の環境が、「VR配信」など夢の夢としてしまった。そして前述のように、「ハード面の普及」がいまいちというのも大きいわけです。

 

例えば、Zoom会議などが普通になりましたけど、あれをVRを利用してやるようになるとすると変わるでしょうね。ヘッドホンは必須になりますから。しかしこの場合でも、企業が社員にリースするのかしないのかで変わるかも。なにせ今の日本は、「経費の私的利用=横領」という感じになってしまいましたから。

とにかく今のAV VRは本当によくできています。そして現在考えられる最高峰のVRゴーグルは、約5〜6万円くらいの価格帯になりました。なので、「顔を隠して下半身丸出し」な環境をクリアできる人は買った方がいいと思います。AVへの新しい感動が得られるはずです。

 

そしてこの状況が進むと、一時期あったような、「映像とリンクされた電動オナホール」のようなアイデアこそ、最高のVRになるはず。またはVR映像を観つつ女子に抜いてもらうというパターンもありますね。ただゴーグルつけてのキスはしづらいかも?(笑)

 

今、セクシー女優になりたい女子がならないように、世の中はAVを攻撃していますが、これが進んでしまうと、風俗嬢だらけの世の中になることは必須です。そして一部の大学生たちは、すでにそちら側にいっているようです。これを補う一環としたいならば、VRとセクシー女優という部分を、必要悪とか言ってないで、認めることもあり得るでしょう。

 

ただVRだらけになると、主観映像ばかりになって、今いる現役のセクシー男優のような個性とスキルを持った人たちがいらなくなってしまいますね。それを補うには、もっとドラマ系VRが増えることが必要だと思います。本当のところ、映画だってVRで作られると意外と面白いシーンがたくさん出てくるはず。殺人事件が出てくる映画で、臨死体験に近しい映像がVRならば可能なので。

 

まだまだ発展してほしいVRではありますが、そのためにも観る人たちをもっと増やして、制作にかかる経費を上げていかないといけない。まだまだ矛盾した環境にあるのは事実でしょう。近未来の風俗なんてまだまだ先のこと。個室サービスルームのVRゴーグル貸し出しなんて、近未来でもなんでもありませんからね。

 

「AVを無くしなくないみなさんは、VRを観ることは必須」と肝に命じて、自分のオナニー環境だけでなく、良き未来のために考えてオナニーしましょうね。今、可愛い子だらけのセクシー女優ですが、そうじゃなくなる可能性だってあり得る未来ですよ。

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記事=麻雅庵

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