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ライブこそ世界を平和にするのだ!羽咲みはる・AMATSUKA・水嶋アリスがバンドとアイドルを融合する最先端ライブパフォーマンス披露!2.27『ミルジェネプレミアムライブVol.15』ライブレポ

『ミルジェネプレミアムライブVol.15』開催にあたり〜事前協議

世界規模でのパニックとなった新型コロナウイルス。当初、呑気な感じで捉えていた日本も、2月半ばを超えたあたりのマスクが市場からなくなったあたりから、本格的なパニックが起こり始め、ニュースやワイドショーに取り上げられるようになりました。おっとりと腰を起こした政府閣僚が、コンサートなどの大多数参加するイベントの自粛要請を出して、エンタメ界はパニック。選択の余地はこちらに投げられてしまったわけですから、それぞれの解釈で、ライブ開催する、中止にすることを発表。これに付随して小規模なライブハウスでも、開催するか否かは主催者に迫られてました。

 

そんな佳境であった、2月27日。『ミルジェネプレミアムライブVol.15』は開催日になっていたのです。「開催するか否か」をギリギリまで協議した結果、マスクと手洗い対策の徹底化を発表し、特典会は握手など接触するものは主催者NGとすることで、ライブ開催する運びになりました。

 

開催後には、集まってくれたファンからは、「開催してくれてありがとう」という言葉を多数もらいました。また、お願いしたルールを遵守してもらいつつ、熱く盛り上がるライブを作り出してくれたファンの方々、プロデューサーとして御礼申し上げます。

ライブテーマは「アイドルとバンドの素敵な出会い」

ミルジェネライブは、出演メンバーを決める際、「こんな感じの組み合わせならば、こんな感じのライブをしてくれるだろうな」と想定してキャスティングします。そして、出演メンバーが確定したら、「ミルジェネアーティスト」として、AV女優のみなさんになってもらうわけで、セットリストを依頼します。その際に、テーマ出しするわけです。

今回は、羽咲みはるちゃん

天使もえちゃんのアーティストバージョン・AMATSUKA

水嶋アリスちゃん

このメンバーが確定した瞬間、「これはアイドルだろう」と閃きました。ただAMATSUKAがアイドルを聴いてないのを知っていたので、「各自が解釈するアイドルで考えてください」と解釈する幅を拡げました。BEATLESだってアイドル。今大人気のビリー・アイリッシュだって見方によればアイドルということでご理解ください。

 

そして3人から出てきたセットリストを見たときには「神ライブ再び」を感じました(今回のこの状況が無ければ、もっともっと凄いことが起きたと思っています)

 

そしてライブは昨年より続いている、懐かしの洋楽ロックをOVERTUREにしたオープニングからスタートです。アイドルなのに、なぜか「ジャングルへようこそ」か?アイドルというジャングルに入り込んだら、出られないという謎かけです(笑)。

 

OVERTURE【Welcome To Jungle/Guns N’ Roses】
ミルジェネプレミアムバンド227
Key.長﨑祥子 Ba.わかざえもん Dr.海老原亮 Gt.&Bandmaster=二木元太郎

ロックとアイドルを融合させるとこのステージになるのです!

「ライブはスタートが要」と言ったミュージシャンはいませんけど、洋邦問わず、またロックだろうがジャズだろうが、アイドルだろうが、1番重要なところです。OVERTUREで盛り上がろうとも、熱伝導しなければただのBGMの延長になってしまうわけです。バックに映るメンバー紹介ムービーと同時に、「Welcome〜」が終わり、シンバルが鳴ると同時に飛び出してきたのは、AMATSUKA。極上のアイドルソングをひっさげて現れた彼女は、ロックサウンドにふさわしいステージ衣装でキラキラと輝きながら登場!途中にあるギターソロで、「ギター!」とギタリストを指差すアクションなど、ロックを知ってるAMATSUKAが、アイドルとロックの融合とは何かを魅せてくれました。

 

AMATSUKA
M1.【私、アイドル宣言/CHOCO with HoneyWorks】

現在進行形アイドルが生バンドに乗っかる爽快感!

AMATSUKAのロックなアイドルに続き登場したのは、うさちゃんこと羽咲みはるちゃんです。彼女はミルジェネアーティストとして、レギュラー的に出演してくれているメンバーの中で、「王道中の王道アイドル路線」をひた走る。大好きなハロプロ系を中心のナンバーを組み立ててくれるのです。今回のテーマが思いついたのは、彼女がいるからこそ。そしてスタートナンバーは、AKBGだけでなく、地下アイドルたちがこぞって歌っているノースリーブスナンバー。サーフサウンドなエレキのイントロは、生バンドでやるとひと味もふた味も違って、もっとスパイシー。そこに甘いうさちゃんのステージを使い切るパフォーマンスが合致するからたまりません。キュンキュンにKOされた観客が、うさちゃんのイエローカラーをペンライトを振り盛り上がり、ライブ会場の一体感が半端なしのボルテージへ。

 

羽咲みはる
M2.【ハート型ウイルス/ノースリーブス】

大好きなアイドルをリスペクト再現!水嶋アリスの高いアイドル性が炸裂!

「アイドル好き女子」は最近はもはや当たり前。彼女たちがいるからこそ、アイドルが成立しているといっても過言ではない。ミルジェネでも女子スペースを作った理由は、「女子が応援すればそれは間違いなく本物」という認識があるからなのです。「BEATLES」に1番最初に熱狂したのは女子。「アイドル」という存在を作り上げるのは、世界的に見れば女子のパワーなのです。

 

そんなひとりであるありんこちゃんこと水嶋アリスちゃん。セクシーアイドルユニット最大の人気グループ『マシュマロ3d+』のリーダー・マシュマロ☆ソーダであります。そして、彼女自身の乃木坂46大好きガチエピソードは、彼女のTwitterに溢れているわけです。神宮球場などの巨大ライブですら、チケット入手困難な人気なのですが、ライブに参加できたか否かの件が出てくるくらいに好きということ。

 

ありんこちゃんは、ミルジェネには2度目の出演で、前回は、『ミルジェネソニック!2019』でした。そこでのパフォーマンス力が圧巻で大評判!ありんこちゃん自身も「ぜひまたバンドで歌いたい」ということで、本人、ファン、ミルジェネの意識が合致して待望の再登場です。

 

「大好きな乃木坂、初めてライブを見にいったアイドルのももクロをチョイスしました!」とMCで語ったありんこちゃんですが、2曲を連続で歌い踊る。聴いたり見たことがある人ならわかると思うのですが、どちらもガチガチに振り付けが入っており、そこをコピー。そして「複数で歌い分け」しているところをひとりで歌い続けるハードなパフォーマンスを見事に披露してくれました。

 

ラストナンバーには、今、もっとも最先端なアイドルBiSHを披露。Twitterで、「この歌、いい歌だよね」と呟いていて、歌うことを示唆していたの気づいた人はいたでしょうか。ハードかつポップ、隠と陽が混ざり、耳障りが良いはずなのにキリキリと攻めてくるこの楽曲、ありんこちゃんのステージにピタリとハマる選曲。激しく踊り、フィニッシュをジャンプで決めてくれました。

 

水嶋アリス
M3.【太陽ノック/乃木坂46】
M4.【サラバ、愛しき悲しみたちよ/ももいろクローバーZ】
M5.【BiSH‐星が瞬く夜に‐/BiSH】

「BUMP OF CHICKENがアイドル」と宣言するセンスの塊・AMATSUKAの高いポテンシャル!

激しくダンスするありんこちゃんのステージが終了すると、場内暗転。そしてコールされたのは、「NEXT Artist is AMATSUKA」。ミルジェネからはオリジナルナンバーをリリースしているわけではないのですが、バンドサウンドに関して1番ガッチリ音楽しているのは、彼女だと思います。生演奏というニュアンスは、バックバンドとして捉えるのか、それともバンドメンバーとして捉えるのかで、全然違ってきます。音に乗っかるのか、音を従えるのかでいえば……どちらも該当するのですが、カラオケではないということは、自在に音を伸ばしたり、コントロールするも、バンドに引っ張ってもらうも自由ということ。AMATSUKAのステージは、それが抜群にできていて、スピード感、ドライブ感がアップしていくのです。

 

ところが走るわけではなく、ちゃんとリズムキープされてステージが成立している。これぞAMATSUKAというところ。跳ねるボーカルボイスと共に一度、ステージにてご確認ください。

 

「アイドルがテーマと言われて、『えええ!』となったんですよ」とMCで語りだした理由は、「自分の中にアイドルを聴く感覚がない」ということだそうです(笑)。今でこそ、前後に挟んでいる、ありんこちゃんとうさちゃんのようなアイドル好き女子がいますけれど、本来は男子がメインだったし、女子から見て「可愛い!」みたいな発想があるタイプじゃなければ、アイドルは聴かないかもしれません。

 

「それで考えたんです。私にとってのアイドルって何だろうって。そして1曲目のバンプでした」と楽曲の選曲理由を伝えてくれたとき、「テーマを出した理由を理解してくれているな」と。日本的な解釈だと女性や男性アイドルの定義は、フリフリだったり、ジャニーズだったり、ハロプロだったり、AKBGだったり、坂道Gだったり。最近はライブアイドル(地下アイドルでもメジャーアイドル)が楽曲派と呼ばれたり、いろいろいます。ジャニーズ以外はやはり圧倒的に女子の世界。

 

しかし、人が好きになって、ハートを奪われたならばそれが「アイドル」でしょう。大好きなアーティストを歌うAMATSUKAの姿は抜群にカッコいいパフォーマンスを披露してくれました。さらに続くアイドルは、「2次元でしょう」とボカロ系の佳曲で会場に一体感を作り出す。

 

ラスト前におなじみ「innocent Angel」でマスクをしている会場のファンたちが手を振り上げて熱く盛り上がりました。そして……AMATSUKAならぬ、天使もえ名義でリリースしている「ラムのラブソング」がラストナンバー。これはあえてお願いしてありました。「ステージを『1番好きよ』で締めてください」と。

 

それ以上に感じたのが、「バンドでやる『ラムのラブソング』がバカみたいにカッコいい!」という事実を知りました!もともとが打ち込み系の軽い音源で構成された80年代らしいポップなアニソンですが、エレキサウンドとどでかいビートが混ざると、とてつもなくカッコよくなってました。これを生で聴けた人は、最高にお得だったと思います。事情が事情な状況のライブには、ちゃんとお土産があったということ。また聴きたい「バンドバージョン・ラムのラブソング」でバンドサウンド+AMATSUKAという最高の融合ステージがフィニッシュ!

「ザ・正統派アイドル」とはステージの端から端まで輝かせる羽咲みはるのことです(断言)

「アイドルとバンドはとても相性が良い」のです。今はライブでも音源が発達して、「口パク」とか言われるようになりましたけど、90年代までライブはライブ。各アイドルは自前のバックバンドを編成してライブ活動を行なっていました。ミュージシャンも予想だにしないロックバンドのメンバーが参加したりしていましたね。その流れは現在、アニソン系シンガーが受け継いでいます。「え!この人がいるの!」と驚いたこと何度もありますから(笑)。

 

ということで、「ミルジェネ」もまた、そういう系譜に存在するモノ。正統派なのです。そこに正統派以上に正統派な歌い方、パフォーマンスの持ち主であるうさちゃんこと羽咲みはるちゃんが登場するわけです。これぞ正しい2020年のミュージックシーンに位置しているのです。

 

ハロプロ系を中心としたプログラムは、うさちゃんの持ち味。キュートなダンスだけでなく、ステージを隅から隅まできちんと使う。ステージから見える最前のファンのみならず、後ろから全てを巻き込む愛らしいスマイル。KOされちゃうこと間違いないでしょう。

 

メロン記念日が初めてトップ10入りした楽曲「赤いフリージア」の、ポップだけどしっとりした、歌謡曲的メロディラインを歌いあげる声。鼻からスーッと抜けていく心地よくも官能的でどこかエロティック。それがうさちゃんの魅力です。「ロマンティック浮かれモード」のキャッチーなダンスとメロディに乗っかると、会場が一体と化して盛り上げるコールがマスクをしていながらも響き渡る。ポップなメロディとディストーションや重低音が効いたサウンドは、本当に心地よく染みますねぇ。うさちゃんの声の綺麗さが一層輝く感じなのです。

 

「プレミアムライブ」のラストは、うさちゃんの必殺兵器である、スマイレージ(現:アンジュルム)「スキちゃん」です。爆発しないわけがないナンバーは、これまで出演してくれたミルジェネでも証明されているナンバー。間奏部分は、バンドメンバーのソロパートをぶち込んで、「プレミアムバンド0227」のテクニカルな演奏能力をこれでもかと打ち込んでくれる。各メンバーのコールをして最後の最後まで、バンドを引っ張るうさちゃん。ラストは大爆発状態で、『ミルジェネプレミアムライブ Vol.15』は大団円!

 

羽咲みはる
M11.【奇跡の香りダンス。/松浦亜弥】
M12.【恋愛サーキュレーション/千石撫子(花澤香菜)】
M13.【赤いフリージア/メロン記念日】
M14.【ロマンティック浮かれモード/藤本美貴】
M15.【スキちゃん/スマイレージ】

この騒動の渦中にあってエンタメ内に存在する「AV女優」は何ができる!?3.31開催ミルジェネ新機軸ライブ『MILGENE☆Revolution Vol.1』とは!?

とにかく日本中が大騒動に巻き込まれてしまった中で開催された『ミルジェネプレミアムライブVol.15』。開催の有無など賛否両論があると思いますが、ミルジェネ側で設定したルール遵守してくださり、なおかつマナー正しく、そして盛り上げてくれた集まってくれたファンの方々、ありがとうございました。

 

水嶋アリスちゃんの「大好きなアイドルをフルコピーしてやる!」という意識高いアイドルパフォーマンス。

 

「アイドルとは女の子だけにあらず」という定義を再認識させ、鮮やかなバンドサウンドとして魅せてくれたAMATSUKA。

 

王道アイドルとは、こんなにワクワクするものなのだを具体的に披露した羽咲みはるちゃんのアイドル+バンドの最高融合。

 

それぞれが、この状況下でできる全てを出して、一体化したライブとなりました。ある意味、「神ライブ」だったと思います。ありがとうございました。

 

そして3月31日、ミルジェネから新しいバンドライブを提示させていただきます。

 

『MilGene☆Revolution(仮)vol.1」』です!(仮)が外れていないところが、あらゆる意味で面白さを醸し出しています(Pが言うなとツッコミ入れてください(笑)。

 

昨年からミーティングを重ねて、3月に開催の運びとなったこのライブは、「ステージ上を全て女子に固めてしまおう」という目論見です。昨今、ガールズバンドはヘヴィーメタル、パンク、ロックなどあらゆるジャンルで人気を博しています。ユニットのようでいるけれど、生バンド必須にして世界で活躍するBABYMETALや、BiSHも「楽器を持たないパンクバンド」と定義されていたりする。

 

それならばミルジェネは、「ガールズバンドを作ってしまえば良い」ということです。「一夜の夢のごときガールズバンド」として選ばれた4人のバンドウーマンは、こちらの4人です。Drums 夏海/Guitar KEI/Bass 南部結女/Key Layla

 

そして出演アーティストは、「バンドのボーカリストであり、プロデューサー」という立場になって、ライブパフォーマンスを魅せてくれるというライブ。より鮮明にアーティストの意思がステージに登場するはずです。

 

第1回に選ばれしアーティストは、

 

この人は必ず、新機軸ライブを牽引してくれるとPとして、全幅の信頼を置いている阿部乃みくちゃん。

 

この度、久しぶりの新しいミルジェネアーティストとして、オリジナルCD制作進行中の枢木あおいちゃん。

 

独特の音楽センスが、ミルジェネライブステージでキラリと輝く戸田真琴ちゃん。

 

元軽音部でバンド大好きガールの二宮ひかりちゃんが二度目のミルジェネ登場!

この個性豊かな4人が、「一夜限りのガールズバンド」を率いて登場します。どんなバンド名をつけるのかとか、どんなコンセプトがあるのかなど、彼女たち自身が本人の中に持っている音楽センスを、濃厚に抽出する新機軸ライブ。

 

かなり音楽側に強く踏み込んでいる試みは、またひとつ新しいAV女優のムーブメントになる可能性を感じます。昨年から麻雅庵が提唱しています、「AVじゃない仕事は、より一層、リアルであることが重要」がこちらでしょう。音楽ライブとして、アーティストとファンが、さらに一体感を持って楽しんでくれるプロジェクトになると確信しております。MCもすべて4人にお任せする予定です。4美女、よろしくお願いします(笑)

 

チケットはすでに発売中です。この状況ではありますので、ご本人の意思と健康とが最優先ですが、ぜひともご覧いただきたいライブです。AV女優の新たなる活躍の場所が、みんなの目の前に広がっていくことになるでしょう。

 

チケットはライブポケットにて発売中です!

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そして、水嶋アリスさん、AMATSUKAさん、羽咲みはるさん。ミルジェネプレミアムバンド0227メンバー。集まってくれたファンの方々、『ミルジェネプレミアムライブVol.15』ありがとうございました。

もしも叶うならば、同じメンバー、同じファン、さらに見にきてくれたであろうファンのみなさんとともに、同じステージをさらに強力にして開催することを願いつつ、一刻も早い事態の沈静化と世界平和を祈ります。

 

ミルジェネ2代目Pあん様こと麻雅庵より御礼申し上げます。

写真=ミルキーポップジェネレーション

 

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