Contents
こんなときだからあえて…問いてみたい「賞レースはAVに必要ですか?」
状況がすぐに好転するわけはなく、かといっていつトンネルが抜けるかを教えてくれるわけでもない。しかし、そこで我慢しすぎて悶々とするわけにもいかず、SNSに発散したりしつつ、懸命に日々を送っていることにエールを送りたい2020年春。麻雅庵からのお願いとしては、女優ちゃんへのSNS攻撃は慎みましょうということのみです。
こんな機会だからこそ、作品のリリース力の部分(絡みの派手さやエロさ、オッパイなどの女優の世間的にわかりやすい魅力など)を語るのではなくて、「このAVって、実はこの部分が売れたポイントなんじゃないの?」と、深読みや裏読みをするのが楽しいのではと、記事企画を出しております。
AVを語る男子っていうのがそんな感じだったりする……最近のAVライターになりたいとか、考えたりする人は、本当に細かいところを見ています。ハードプレイの裏側にちょこっと顔を覗かせる素の表情を見逃さないとかでしょうか。感心しちゃいます。業(カルマ)と言っても構わないでしょう。まぁ視点という意味では負けませんけど(笑)
某女優ちゃん「そんなこと意識したことないですよぉ(照笑)」
というような展開になるインタビューをしてみたいと思うライターは、「俯瞰する視点よりも上。ドローンより上の神の視点であなたのAVを見ていますよ」と愛をこめて語りたいわけです(笑)。ライターの欲望なんてそんなもんだと理解してください。
今回のテーマは、意外とハマるところからすればヤバいネタ、「賞レースってAVにとって、必要なんですか」です。
なぜヤバいのかは追々語るとして、まず、AVの場合、映画や音楽と違うのが、ベースとなる売上データを開示していないことがあります。もちろん、販売サイトからデータが出ていますし、レースを仕切る団体からは、「売上から選抜し、そこからさらに確認作業を行い選ばれた女優たち」とコメントが出ています。ノミネートメンバーを見ても納得でしょう。あらゆるところで顔を見ない状況がないくらいに出ていた女優がほとんどです。
大人の事情が見え隠れするメンバーだって、それはそれ。業界として機能しているならばそのぐらいの大人の根回し作業があってもらいたい……隠せてないことに問題があるとしても良いでしょう(笑)
どれだけ可愛くても、アイドルや女優ですらなかなか初手からブレイクすることがない時代です。インパクトというのは最初にやった人だけに与えられる称号とするならば、あとになればなるほど、「○○みたい!」とか、「○○の再来」的な扱いを受けがち。これが小説とか音楽でも避けることができない使い方ですから、AVなんてキャッチフレーズを見つけたら、砂糖に群がるアリのごとく使い倒します。
ちなみに、こういう宣伝文句において、「恥ずかしい」という概念は、どこの世界にもありません。ワイドショーでもニュースでも同じなのは、番組をご覧になっているとご理解いただけると思います。
映画や音楽の場合、パブリシティと考えるならば、公開や発売スタートしてからの売上数字以外にも、「どれだけメディアに露出をしたか」もまたカウントに入ります。「タイミングが悪く、興行収入は伸びなかったけれど、テレビに出たときにインパクトを残し、今後に期待できます」というパターン。映画は公開する1年以上前から製作委員会方式で、計画をして、予算を集めますから、確定した数字が見れることが重要なのです。
AVは悲しいかな、こう簡単にはいかない。作ることが決まってリリースまでの間に1年が経過する巨大プロジェクトなんて聞いたことないです。映画として考えると巨大でもなんでもないけど(笑)
「鉄は熱いうちに撃て」これがAV撮影です。女の子だってOKする理由というのがありますからね。そして、AVデビューする新人ちゃんは、考えられるメディアに露出するために大人たちが動き回る。ヌードグラビア撮影や直撃インタビューだったり、AV紹介で大きめに扱ってもらうなど、メーカーサイドは、考えられる方法をメディアの人たちに懸命に打診するわけです。1番売上が伸びるのが新人デビュー作ですから当たり前といえば当たり前ですが。
しかも、新人としてちゃんと定着すると、女優ちゃんもメーカーに残ることができて、単体AV女優として認知されて人気者になり得る。まだ「なり得る」レベルです。今はAV女優も多いし、SNSは頭打ちの状況ですから、油断しているとストンと人気が落ちることがあったりするのです。
「メディアに取り上げてもらいたい!」という思いと、世間に分かりやすいアピールが合体した宣伝が、「賞レース」なのです。
10数年前にもAVに賞レースがあって……いろいろあって(笑)なくなっていたのもあります。スカパー!関連はずっと続いていましたけれど、「年に一度、AV女優にドレス姿になってもらい、それを番組コンテンツ化する」ような、のんびりした風潮でした。レース終了後のバックステージでは、取材タイムよりも、関係者との記念撮影ほうが長かったのは、暴露してももう時効でしょう(笑)。
綺麗なドレスで露出高めな可愛い女子、しかも飲み会で見せると同僚に騒がれそうなAV女優との2ショットが撮れる時間みたいな(笑)ありがちな場所でした。
しかし、芸能界が「アイドルを強烈に売るためには、オタクたちを刺激するこの方法が1番わかりやすい」とばかりにスタートした、AKBG選抜総選挙以降、「アイドルがファンのバックボーンを得て売上を競う」が主流になってしまったので、もうAV業界も逃れるわけにはいかなくなり、開催された賞レース。もうガチだし裏側のスタッフの緊張感も違うのがこの何年かの現場です。
売上と直結するアイドルと、AVがちょっとだけ違っていたのは、「購入特典」ではないので、現在進行形の人気投票の側面がありました。なので、賞レースではあるけれど、場を作ってあげただけで、それ以降どうなるかは、女優任せ的な面が大きかった。サイトへのアクセスビューが欲しかったというところだったのでしょう。最近は会員特典とかありますから事情は変化していますね。
さらに、そこにはTwitterを中心としたSNSブームが日本では到来していました。テレビのニュースのように、個々が楽しむものではなく、明らかに新しい宣伝ツールだったTwitter。そして、そこでの戦略性が長けた女優ちゃんが強かったです。
大いなる盛り上がりを見せていた「AV賞レース」ですが、麻雅庵自身は、復活後、2年目の開催時にAVライターとして疑問が生じてしまいました。
「今年のメンバーを変える理由があるのか、この状況下で」。そうです。賞をとった人は必然のように翌年のメンバーから外れていたのですが、人気は急激に変化したわけじゃないから、未だトップに君臨している女優がいます……事実いました(笑)
ならば、その女優ちゃんが出ないとリアルではない。EXILEやAKB48、乃木坂46だって、レコード大賞を複数年連続受賞してますから。
映画の場合は作品評価なので変わりますけど、AVの場合、ほぼ作品をベースにしている賞レースではありません。AV女優の人気です。ならば複数年連続で同じ女優がとることだってあり得るはず。そういうのがなくて、「じゃあ今年は誰だろうね」のような状況は、卓上での取り決めにしか見えません。
「業界内での表彰」をファンにも有料で選ぶ機会をあげている。これって、レースなんでしょうか?
異業種の賞レースの意味合いを見て、AVにはどんなパターンが必要なのかを考える
どんな業界でも評価するために賞を設けています。評価だけでなく、創作のための資金繰りを正当なものとして手渡すこともまた理由にあります。芥川賞とか直木賞など、賞の規定のところには、必ず賞金額が発表されています。他にも本屋大賞など、「身内に評価されました」的な賞に注目が集まったりしますね。
音楽や映画の場合、まず欧米では、権威を持った人間たちが、組織委員会を作り、そこでのお祭りとして賞を与える感じでしょう。業界内のお祭りを、一般の方々にも見せてあげましょう的な感じ。レッドカーペットを引く意味は、「こんなに素敵なことです」という演出です。
AVの場合、AVを評価する媒体というのが無いのが現状でしょう。AV情報誌がFANZA、SODにありますが、そこが仕切ってしまうと、どうしても身内側に見えてしまうので、賞レースを構築するにはやりづらいはず。AV業界や、ユーザーの人たちは、レビューやSNSなど、声を出せる場が出てきたことによって、贔屓などを批判します。これ、国民性の問題もありますよね。
AVを知らない人たちからすると、レコード大賞のように、メジャーメーカーや、大手プロダクションへの忖度丸出しで賞レースをやっていると思いがちですが、AVはそうでもないどころか、むしろガチに投票レースをやっています。
なので、結果に愕然とするパターンがよく起こります。「大真面目」に賞レースを展開しているので、投票をお願いするAV女優は、熱意がきちんと伝わる方法をとれば賞を獲得できる可能性が高い。ただしやり方をひとつ間違えることによっては、女優の精神的疲弊が甚だしく、やらなければよかったということもあるわけです。
賞レースの存在が強くなりAV女優はどうなっていったか
「賞レースで投票を呼びかける行為」を否定する気は毛頭ありません。特に、この10年で変わっていったAVのことを考えると、仕事として従事している女優の意識改革につながったと思います。
どうしても現場仕事で完結していたAV制作。女優によっては、何ならその日の撮影を終えたらすっぱりと忘れてしまうくらいの感じがAV撮影でした。なので、「あの作品がよかった」とたくさん出ているキカタン女優にすると、「思い出せない(笑)」というこがほとんどでした。
しかし、AV自体の売り方に変化が生じてきました。サイン会という、「接触対面販売」です。賞レースと同じで、これもアイドル系から流れてきた傾向ですね。AVはかなり前からやっていて、グラビアアイドルよりも売れ行きが良いとショップから評判でした。露出やサービスなどや、ファンとのリアクションがAV女優のほうが良くて評判は高かったです。それを、効率よく整理して、きちんとやるべきことをアイドルたちに教育してパワーアップしたのが、あの「握手会」なのです。
AVはリリースされて業界誌やらユーザーレビューに晒されるだけでは完結せず、売れることもちゃんと評価されるようになっていきます。お仕事が追加されてしまったAV女優ですが、賞レースが恒常化した現在、どのように変わっていったのか、また女の子たちの意識は変化したのでしょうか。
SNS時代において大事なのは、最後までくじけないで投票をSNSに投票を呼びかける行為でした。人によっては、Twitterのなかで、ファンとの会話を楽しみたいというタイプもいますし、それを実践していた女優ちゃんは、「タイムラインが宣伝だけになって申し訳ない」と嘆き、呼びかけができなかったりして、賞レースへの取り組みから脱落した子がいました。
前はやっていたけれど最近は飽きて止めているなど、ほとんど動かしていなかった女優ちゃんが、ノミネートされた結果、急に投票呼びかけで動かしたりしたけれど、ほとんど効果はありませんでした。どれだけフォロワーがいても、動いてないとほぼ死に票になる証明をしてくれた感じ。熱心なファンがわかりやすいTweetを作ってくれても、引用RTでちゃんと、自己発信の形式をとっていないで、ただRTだけをしているとまったく無視されます。Twitterの使い方を、みんな慣れてきたということでしょう。
ネタをちゃんと準備して、カウントダウン方式などを作って投票を呼びかけていた人は、うまく機能していました。1回のみ投票でも、何度も観ることで「やっぱり入れよう」となる人もいたし、毎日投票ならば、習慣性をつけることで投票ループ人間を作ることに成功していたり、人間の心理と欲求をつき、ファンを楽しませた人が勝者になっていました。
上記の作業をしなかった場合、例えTwitterのフォロワー数が段違いに多かったとしても勝てない人が現れたわけです。SNSとAV売上の人気が正比例していない女優がいる事実が、うっすらと見えてしまった。AV女優が持っていたアドバンテージ=Twitterのフォロワー数とは、リアルイベントなどの、AVとは違うフィールドでは影響力を発揮するのですが、AVそのものには影響しなかったわけです。
このようなAV女優のSNSでの事実は、賞レースが解答を導いたものです。
その後の話として、賞獲得をきっかけとして人気がアップした女優ちゃん、実は少数です。その段階でピーンと人気のラインは伸びきっていて、最後の頑張りが賞レースだったという感じ。
しかしながら、違うフィールドで人気を獲得した子はいますから、AV女優としての地位を確立したという意味では、良いことだったといえるでしょう。売上云々よりも、「女優としての心意気」を買うメーカーさんもまだ残存していますし、「うちが考えたアイデアならば売れる!」と考えるメーカーさんもいらっしゃるので……それが幻想であったとしても、クリエイターには制作するために大事なことかもしれません。
女優たちのメンタルだけでなく、自分自身の仕事における立ち位置や、SNSとの取り組み方などを、一変させてしまった賞レース。やらなくて済むようになった女優たちの顔は、憑き物が取れたような感じに見えてしまうのは、穿った見方なのでしょうか。
SODprimeで見る FANZAで見る Amazonで見る
賞レース後のAV女優たち〜新しいSNS世代の誕生
今、Twitterは、フォローすることへの飽和状態にあり、その後にデビューした女優ちゃんは、フォロワーの伸びていく速度が、数年前よりも遅いのです。だからなのか、自分が伸びていくと本当に嬉しそうだし、リプ祭りも楽しげに対応しています。ほんの少し前には、女優ちゃんたちが病みまくりだったSNSですが、ジェネレーションの変化としか言いようがない話です。
賞レースリスタート後のAV女優ちゃんは、現役にしろ、その後に登場した新人ちゃんにしろ、メンタル的に強い女の子が多いです。SNSに対する理解力はそんなに変わらないのですが、対応力ということであれば上でしょう。
今の新人系女優ちゃんを中心として、賞レースを開催したならば、また違うAVのデータがとれそうだし、新しいSNSの力が見えそうですよね。
さらにいうと、「尊敬する○○ちゃんと同じように賞をとりたいです」と力強く宣言してくれそう。そういうデータがweb上に転がっているので知っているのは当たり前になっています。
AV女優になる女の子が、AV女優のことをまったく知らなかった時代から、むしろファンですと答える女の子が増加しています。AV女優になったならば、大好きなAV女優としてのキャリアをトレースしたくなるのは、ファン心理ですよね。それが良い方向で転がっていくのならば、AV女優とSNSとファン心理の戦いの場でしかない「賞レース」にも、必要とする理由が生まれているのかなと、最近は考えている状況です。
SODprimeで見る FANZAで見る Amazonで見る
SODprimeで見る FANZAで見る Amazonで見る
SODprimeで見る FANZAで見る Amazonで見る
まとめ〜あえて「賞レース」をやらなければならない理由があると語る拘泥した世界が必要か否か!?
個人賞レースのほうじゃなくて、メーカー単位で参加する賞レースがありますが、あれこそノミネートする基準点などを再考したほうがよい典型例です。さらにいえば、あれを売上のみで片付けるのはフェアともいえないかなと。有名女優が出ている作品のほうが売れるのは、AV業界ならばユーザーでも知っていること。キャスティングで勝敗がほぼ決まるとするならば、プロデューサーを含めて制作サイドの勝利ですが、それにも理由がある。世はまさに「ビジネス」で作られているということ。
個人的なバトルに関して、3年前は否定的な見解をしていた麻雅庵ですが、コロナ禍が開けて、リスタートされて再バトルがあることを肯定します。実はコロナ禍が無かったならば、賞レースに関しては、「AVとして、もはや見るものはここには無い」としてもOKな感じでした。
前の人たちの模倣でしかない投票アピールと、「やっぱり彼女が出てきたね」的なノミネートメンバーなど、規模縮小して開催しているフェスのような見え方がしている感じ。AV業界自体にも、それを大きくフォローする媒体も見えず、フォローしようもないとも言えるし。とにかく、「主催する団体の意地」としか見えない雰囲気で見ていました。個々の女優ちゃんによっては、「頑張らなければならない事情」がありましたから、一個人としてならばアクションはするでしょうけど、ライターとしてのアクションは「仕事として依頼がある限りのリアクション」ということかな。
しかしながら事情が変わりました。現時点で、撮影すらままならない事情は、1年間くらい影響を及ぼすことは間違いないでしょう。売上に関して明るい見通しが立つかどうかわからない。小説「宇宙戦争」のように、ある日突然、禍が終わるとは考えられないし、小説と同じように、人々は意識下に疑心暗鬼を抱えて生きていくから、AVをまっすぐに見れなくなる人も多いかもしれない(※理由は人それぞれにありますので、あなた自身が思った解釈でお考えください)。
それならば、「明るい未来を想像することができる新しいAVアイドル」こそが、賞レースに参加して競ってほしい。自分自身のけじめとか、キャリアにおける節目とかの活動としての賞レースは、「いらない」でしょう。
どんな業界でも長年やっているなかで、メンバーは変わることはそんなになく、そして人気が高いときの人であれば、そこからいきなり消えることもありません。だからこそ、テレビも音楽も文学も家電も飲料も医薬品も銀行も……etc。
業界と言われる世界は、拘泥しもがくわけです。そこに関わりお金を得ていることは死ぬまでどころか、自分が死んだ後、子々孫々まで潤ってほしいと。それが水面下で行われていたのですが、コロナ禍で丸見えになっちゃいました。そして消滅しそうになっています。どうなるのかは1年後にこの原稿を思い出してくれたらわかると思います。
新時代にふさわしいAV女優たちは、SNSに次々と咲いています。プロモーションができず、自分自身のAVが発売されたとしてもアピールする場も少なくなっていることも、彼女たちにとってみれば、「これが普通」でしょう。
本来ならば、AV女優として活動する限り、業界があのまま変わりがないのならば、「賞レース」とは必要のないものと考えていました。
アカデミー的に、AV作品としての評価を可能とする場が設けられ、売上だけでなく内容の理由や意味、エロとエンタメの融合として成り立っているかなどを語る場があることが、本当は正当な業界でしょう。
評価する側にも、それ相応の責任が発生しますから、その評価内容をめぐり、AV制作者がAVライターを殴ったとしてもあり得る姿です。まぁ音楽系でもそんな話はもうありませんから、大丈夫でしょうし、もっと陰湿な報復があるかもしれないし(笑)
評価下手というか、そういう機会なく育った業界ですけど、今さら感はありますが、「作品の良い方向性」を評価する場所を作る意味で、「賞レース」を作るのが正しい姿じゃないかと思います。
崩壊した世界をたくましく生き抜こうとする新時代のAV女優。自力PRで自分をアピールしてのし上がっていくという意味では、コロナ禍前の人気女優と、その後デビューする女優の行動パターンは、実はトレースされています。
さらに昔と違い、女優同士は事務所やメーカーの意見だけでなく、お互いに連絡を取り、情報を交換しあって生き抜いている。お金の面もガラス張りになりましたし、まさに「同じ仕事をしている同志」という認識で生きていく時代になりました。
「賞レース」だけでなく、アダルトビデオのあり方すら曲り角にある2020年春。業界側は、サブスクの恩恵があるかもしれないけれど、現場の女優とスタッフは、撮影がストップしているわけなので、恩恵を受けることもなく、ひたすら我慢の日々ですが、明るい未来を想像するならば、「一段とたくましくなり、エロについて深く試行しつつエンタメとして昇華するAV女優の出現」が必ず来る未来のAVの姿だと考えて間違いないかもしれません。