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人はそんなに優しくない?すごく優しい?どちらでしょうか??
アダルトビデオというのは、ちゃんと社会の鏡になっています。それはAV業界の人たちが、絶えず変化を探し、新しいムーブメントを見つけるようにしているから。保守性もものすごく高くて、テレビの新しいお笑い芸人よりも、確実に古い時代を好む傾向にある人たちが多いのは事実です。よくAV関係者がターゲット不在を嘆きますが、本当のところは、「ズレている」ことがポイントであり、現在のAVユーザーと呼ばれる層のメインターゲットはそんな彼らと追従しています。微妙にネタが古いのはそういうこと(笑)。
でも、最新のニュースソースだからといっても、意味がわからなければ、「????」になっちゃうわけです。第一、「なんとなくAVを観ようかな」という、ごくノーマルに近い普通の人たちは、刺激をそこまで探しているわけじゃないです。むしろ、「ちょっと口説けば堕ちてしまう、理想的な女子像」を、AVのなかで求める層が多いでしょう。成り立ちを考えると、先端でパンキッシュで刺激的なように思えますが、本当は、もっと普通に、苦労することなく口説けて、SEXに至れる女子を求めているってわけです。
そこまで抉っていないのでしょうね、AVですから。「ザ・エンタメ」の影の代表にならないといけないメディアですし、あくまでも買って観てもらうメディアで、受け身ですからね。SNSなどでの攻撃は大いにありますが、本当に全面的に受け身。キン肉マンの「肉のカーテン」みたいな感じですかね。
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時事ネタと距離感が短い風俗の話
AVと違い、最新版であればあるほど繁盛するエロメディア、それが風俗です。
風俗って、「行く(通う)人は絶対に行くんだけれど、行かない人は絶対に行かない」ものです。男のプライドだったり、さまざまな要素を言い訳にして、行かない人は行かない。「童貞の羽根」が生えようが、「魔法使い」になろうが、足を踏み入れない場所ですね。
「これは遊びで浮気じゃない」と、足繁く通う殿方もいらっしゃいまして、風俗は本当に男のプライドの表裏が垣間見れる場所なのです。そして、男子の射精だか愛情だかが、脳内で混乱してしまっているにときの欲望といったら際限がありません(笑)。AVの細かい各作品での描写違いでおわかりかと思いますが、「他人からすれば、ひたすらめんどくさいほどの細かいこだわり」が確かに存在するジャンルなのです。
こっそり監視カメラがついていようとも、状況的にマンツーマンだから、甘える人やら、キレる人やら、ものの見事に、自分を暴露しちゃいます。勃起ち○ことは、こんなにわがままなのか!(嘆き笑)
そして、風俗ですが、世間一般において、セクハラネタだったり、アイドルが水着披露とか、ニュースの遡上に上がると、「同じような格好をさせる」「セクハラプレイ」が、デリヘルだろうが箱ヘルだろうが、流行しちゃったりするんです。
世間と完全な合わせ鏡になっているんですね、風俗のほうが。
セクハラとはマスコミが作る!?妄想が作る!?
セクハラでもパワハラでも、一般マスコミはAVレビューのごときストレートな描写はテレビではもちろん表現できません。しかしニュースソースとして流したい意識と野望はたっぷりあります。なので、セクハラ記事自体は、問題定義としての放送となるのですが、視聴者である受け手から観ると、興味本位な作りをしています。この前、訴訟事件がありましたが、あそこまで美女じゃないと話題はここまで膨れることはなかったかもなんて思ったりするんですよ。
その結果として、「これって楽しそうだな……」なんて深層心理に刻まれてしまう。他人事であればあるほど、それは覚えてすらいないでしょう。そしてどこかで発散する場所を脳の奥底で待ち続けているわけです。怖いなぁ〜一般庶民の脳内(笑)。
全員が全員、SEXのことを考えているわけじゃない。ということは逆もまた真なりで、SEXばっかり考えていることになるわけです。それでなくても日常には刺激するメディアがたくさんあります。AVですか?AVはストレートすぎて、刺激メディアというよりも、性処理媒体のひとつとなります。だから「AVに影響されて」なんて痴漢犯罪の人間は、大嘘をついている。もっと直情的であり、それを痴漢AVで刺激されたわけがない。ちゃんとAVを見ていない証拠です。違法ダウンロードの半端な動画見ていると、ふたつの意味で、犯罪者になりますよ(笑)。
刺激メディアとは、先ほど書いたように、セクハラニュースだったり、アイドルのグラビアだったり、そのものスバリというよりも、「それを誰かで代替えして楽しみたい!」と思うものになります。
じゃあそういうニュースが全面的に悪いかというと、それがニュースなので、悪いなどとは1mmも考えることはできません。それを見て勝手に解釈した人間が悪いという……。それもまた理不尽な話ですね。焚きつけられているけど、「実行するのはあなたの自由」みたいな。
どれだけ真面目なニュースだって、刺激的要素を含まなければ、視聴率や話題が占有されることは少ないでしょう。映画だろうがテレビだろうが、マンガだろうが、すべてのメディアは、「エロを利用」してのし上がってきたわけですから。時代が変わったから、はい、それまで!と言われても無理なものは無理です(笑)。そこにアイデンティティがあるのだから。
日常生活で、男女問わずにそういう刺激が無数に漂っている。何でも利用できて萌える人もいるし、ある程度まではわかりやすくないと萌えることもできない人もいるなど、個人スキルの違いはあるけれど、日本は特に「萌える」要素が大好きなようでして、すごいことになってます。
AVだけが責任を取らされるようなニュアンスネタがあったりするけれど、直接のネタを見て、「これがしたい」となる人は、幼稚園児以下の思考で止まっちゃっていると認めることになる。どれだけ偉い地位についていようともです。
セクハラとリアルで戦っている当事者じゃない人たちには、覚悟はないけれど、妙な正義の心とかが弾けたりする。これがSNSで増幅されますので、想像をつかないところまで拡がりを見せちゃったり。
だから、そんな攻撃とか糾弾とかするぐらいだったら、合法的に自分が受けた刺激を発散するのが1番良いに決まってます。奥さんと痴漢プレイするか、店舗の若い女子とするかは、これこそまさに本人および人間関係の問題なので、ここでは何も言いません(笑)。
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風俗嬢に聞きました〜「評判のセクハラをしたことありますか?」
「評判になるとその影響が出る」と聞いたのですが、当事者たる風俗嬢たちはどんな風に感じているのでしょうか。まずは内緒で女子大生であるIちゃん。この前成人式があって、実家に帰ったそうですが、「いろいろと大変だな、世間って」と振袖を着つつ思ったそうです(笑)
女子大生風俗嬢、Iちゃんの話
「私、テレビ見ないから、『どんなセクハラ事件があった』とかわからないんです。だから逆に、お客さんに教えてもらっている感じかな?『ああこういうニュースがあったんだ』とか、『このタイプのアイドルが人気なんだな』とか。オリンピックが迫ってますよね?スポーツ大会があると、そのユニフォームを着させられるイメージがありますよ(笑)見てて興奮しちゃうんでしょうか?」
「事件っぽいネタを作るほど熱心はお客さんが、私のお店ではいないのですが、痴漢に関して言えるのは、よくある責められプレイだけでなく、責めさせられる逆痴漢(笑)なんてことがあるから、人間心理なんでしょうね」
「エロネタの場合、すごい不変的だったるする人と、ちょくちょく変わる人がいますね。前者6、後者4ぐらいかなと。やっぱりノーマルな人は影響とかされない。むしろ鬱積しているとか、この場で自分を爆発させるとか、そういう人はニュースを見たとき、事件を起こした人を『羨ましい』と感じるとかあるのかも。セクハラされた女性のビジュアルが発表されていると、盛り上がりると思いますね。今、スーツプレイが人気高いです。ちゃんとリクエストに応えます。『若くて可愛くて痴女』が理想という人、意外と多いし(笑)」
ニュースを読む人がお客さんなのかも?「M性感プレイ」には多い時事ネタ
デリヘルの場合、制服系が売りだったり、OL風が売りだったりと、個性はなるべくノーマルに特化しています。プレイもオプションを付けることで、その人のスケベ個性を探り出す感じでしょうか。最近は、ロング(120分以上)のお客さんも増えまして(ガチ恋系かなと見解しております)、全部が全部を推し量ることは難しいですが、定期的に同じ女子を指名するので、たまに女子側が、「いつもと違う?」ことを言うと、「こういう事件があって……」と教えてくれる人がいるそうです。
AVの影響を語る人の場合は、「10代のときに観た作品で……」と極端に古いことも多いそうでして、ノーマルエロってアップデートの必要ないんだなと思いますね。
そして次に聞いたのは、会うごとにアップデートを重ねていき、お互いのエロを高度にさせていくSMともちょっと違うという「M性感」の女子に聞いてみました。こちらのジャンルですが、妙に美女が多く、また経歴や学歴がとても上の女子が多いのが特徴。マニアックな痴性を理解するには知性が必要なんでしょうか。
「メディアの影響はとても大きいと思います」と冷静に語ってくれるKさんは30歳を超えていると思えない妙齢な女子。
30オーバーの妙齢な女子、Kさんの話
「そんなにSEXの経験はないんですけど、一度不倫をしたときの刺激は覚えています。相手は上司でしたけど、確か離婚したとか風の噂で聞こえてきましたけど、立場的に考えればイーブンですよね(笑)」と、クールな笑み。男子が1番苦手な女子のような気がしますが、お店では指名率は高くて、名前が出た途端に予約満了なんて日もざらにあります。
「それはお店のシステムにもあると思います。他のデリヘルのようにスッと来て、スッと抜いてもらっておしまいという感じじゃないんですよ。ある程度の理由があり、展開を経ていかないと、中途半端だと1番楽しくないお店だと思いますよ。その分、世界に踏み込んでくる人にとっては天国かと思います」
「設定をいろいろ考えてくれるんですね。だから時事ネタに関しては、自分も反応できないとがっかりされてしまう。相手は私とのプレイのために、相当いろいろ考えてくれているわけですから。そのなかには、ニュースでのセクハラ事件があるわけです。女子側が糾弾していくうちに責めているパターンになります、ほぼ全部(笑)」
「痴漢を記事を探るために、スポーツ新聞も読むようになりましたね。けっこう出ているんです。そうすると地位ある人に限って、『酔った勢いで』とか、『やってない』とか、言い訳が矮小です。そんな記事をインプットしておくと、アドリブも豊富になります。そうやって、愛情込めて注意していくと、触らなくても勃起していくし、ひとり悶えたりするわけです」
「妙なパターン?セクハラ裁判の後、勝訴した女子が、なぜか裁判所じゃないところで同性に糾弾されて、女子の言いなり女子に堕ちるのがありました。お客さんは女子の成り切りですよ。ああいう事件は美人が多いですから、その人に自己投影したい何かがあるんでしょうね」
「解放されて気持ちよくなるプレイですから、疲れますがその分、人それぞれの考え方が見えるのが本当に面白いです。AVとかの見方もそちらから観ると、違う感じの興奮が得られるのが分かり、『エロは深いなぁ』と感心している最中。修行の途中ですね」
1Kさんの世界観に飲み込まれたい人が大勢いるのが分かります。「女の子によって得意パターンもテクニックも違いますから、いろいろと試すとより自分の性欲と向き合えると思いますから、ぜひお遊びしに来てほしいです」とのこと。「M性感」をキーワードにひとつ愛を探してみましょうか!
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ニュースネタの影響下にありパワーアップさせるエロ世界!?
風俗でニュースの遡上に上がったネタだったり、もっと単純に週刊マンガ誌の表紙巻頭グラビアをアイドルが飾ったりした場合、それなり以上にスポーツ新聞芸能欄のネタとして成立しますから、売れる以上の効果はあるのでしょう。それ以上に効果を発揮する場所があるとすれば、それこそズバリ、風俗なのです。
AVの場合もネタとして近いことを上げてくるのですが、タイムラグがありがちなので、大ヒット映画ロングラン上映にならないと、ズレが酷くて理解することが難しいので、なかなか成立しません。するとなったらバカ売れすることもあります。絡みじゃないシーンのリンクとか、ダジャレをかけた部分のクオリティを観るためでしょうね。もともとのAVの役割に回帰しているわけです。「パロディとして面白くてエロい作品」という昔のライターたちが自身の矜持としてAVを語っていた部分にリンクしているのでしょう。
とはいえ、今のAVのごく一部でしかないのは確かです。だからエロい刺激を求めたい人は我慢できない。「勃起したち●こは射精しないと収まらない」と言いますから(言うとしか言いようがない事件が多いですよね笑)。だから人の作った映像よりも、風俗での処理となるわけです。本当ならばその人は、自分でモデルを雇って、ムラムラ処理を行いつつ、自己満足させたい意志がある。エロって偉大なんだなぁ……道を間違わなければですけどね(笑)。
風俗嬢たちがアイドルおよびライブ好きが多いのは事実ですが、本来ならば、そこまで興味のない人も多かったことでしょう。それがなぜか嬢を続けていくうちに、アイドルの沼にハマっていたりする。それはこんな感じに、お客さんたちに「誰々に似てる!」とか聞かされていくうちにハマるわけです。女子の場合、ナルシストな部分がありますから、似ている女子にハマるってよくある話です。ただし、隠す女子もいます。こればかりは、女子自身の性格的の問題。秘めている本音を探る男はヤボ中のヤボ。聞かないほうが無難ですよ(笑)。
結果的に、嬢は知らなくてもニュースをいち早く再現している。ガチ恋勢ですらそれはするでしょうね。恋愛と甘えは、まるっとひとまとめにされますから……似て非なるものなのに。ヒヒヒ(笑)。
その子とそういうことがしたいだとショックではないのか、と思う賢明かつ紳士な意見を言う自称・モテ男子がいらっしゃいますが、「その子としたい」ではなくて、「その子がしているところが見たい」が一般的な解釈です。似ているならばバッチリでしょ?ガチ恋営業が普通になってきたので、あまりモノを申せませんが、テレビに出ている10代から20代女子にいちいち惚れるなんて、子どもか!ということです。
でもそうなるように今の日本の場合、ちゃんと誘導されていますから、かわすのも至難の技になっているのも事実です。怖いですねぇ。若年齢の無限な価値がリアルにあるとそこいら中に書かれているのが令和です。
まとめ〜セクハラを糾弾するのか、楽しむのか!?
昔々のタモリが言った言葉なのですが(本当に古くて知っている人がいるかどうか)「あの人、『最後に笑うのは誰かしら』って捨て台詞を言ってたけど、間違いなく最初に笑ったのは俺ら(笑)」です。確かこれは、1982年にあった「三越事件」を顛末のなかで発した言葉。事件としては、今なおなくならない巨大グループ内で起こる背任行為ですが、そこを笑い飛ばしてあげましょうという、タモリの視点が面白いわけです。
LGBTがクローズアップされ正しく社会的地位を得て、さらに「#MeToo」以降、セクハラを糾弾するべき旗印になっています。Yes/Noをモットーとする欧米社会は、どう進もうかより、「そう進め!」ですので、社会刷新として機能している。これが日本だとどうにも「?」なシーンに当たることが多く、セクハラ訴訟=女子が勝っても負けっぽい感じ。男尊女卑なんて今さらと思いますけれど、未だ年齢が高いのが政治部なのは、日本国中同じですから、どうしてもそう簡単に変えられないし、消させられない事実がある。
「こっち来てお酌しなさいよ」という地位も名誉も年齢もある男性役員と、子どもの頃からフェミニストとして生きてきた新人女子が、出会ってしまったテーブルは不幸としか言いようがない。今の時代、前述の男子役員がいるとするならば問題は多すぎるのですが(いますからセクハラ事件が終わらない)、そこに遭遇する男子諸君は、昔よりも激減しているはず。チェック機構が増えていますから。
そうはいっても人はそれぞれに趣味がある。妻帯しているはずだけど、自分好みの女子の出現に「おおおお!」とか。そこまでの緊急事態でなくても可愛い子に「おおお!」とならない男子はいないとか。「浮気するのは、種の保存のための男の本能!」と言い切る男とか(これこそまさに大嘘のロジックなんですけどね笑)。これがあるからこそ、飽きたとか言われようとも、恋愛ドラマや小説が作られるわけです。一部の誇張が上手くいくのが上手なストーリーですから。そして何よりも、エロ的コンプライアンスが外しやすいから。どう考えても外れないときは、今はweb系ドラマへレッツゴー♪
風俗嬢の場合、中途半端に優しくて会話できなくてとか、最初から高飛車すぎるとか、対応しづらいお客さんもたくさんいるようです。こればかりはどうしても変わらないところ。酔った勢いというのもありますしね。だから、ある程度の設定に近しいことを用意しているならば、それが1番女子としても楽なのです。女子自身が楽しめることができたら、お客さんはより楽しんでくれるメリットもある。優しい人も図にのりますから(笑)。
事件としては、今後まだありそうだし、無くなってほしいけれど無くなりそうにない、セクハラニュース。
「問題だ!」と吠える人たちもSNSには目立つ割りにまったく減る傾向なく、むしろ増えていくアイドルユニット、そしてそのお仕事。
どちらも「そういう事実」を事実として認識してさえいれば、問題を起こす側にはならないでしょう。1番の問題は、無自覚の恐怖です。
ニュースになってしまうと、本質がぼやけてしまい、エンタメニュースのひとつになりがちなセクハラと、アイドルユニットを同一に書くことこそ問題だ!と怒られそうですが、エンタメに登場してしまうと見ている層が同じなので、解釈をわけることができない。タグ付けを重要視するweb社会の浸透は予想以上です。
エロいことを「本当にやっているよ!」と笑い飛ばすもよし、こっそり風俗で弾けるのもよしです。実際にやってみると興奮しなくなったなんてこと、よくありますから。そこから先までやりたいという人こそ、「本当はAVなんかいらなくて、リアルなSEX人形だけほしい」タイプなのです。
妙に引っかかるエロプレイがあるならば、彼女でも風俗嬢でも良いから(この辺りは性格によるので、断言は無理です)、まずはセクハラしてみませんか。