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だんだんヌードよりも着衣やチラリズムがエロく感じていませんか?
「裸はエロい」という当たり前の事実と価値観がなんだか低下している気がします。
AV女優ちゃんたちは、可愛らしさも激しさもエロ度合いも増しているのですが、どうやら男子感性に変化が生じているようです。
レギュレーションの厳しいInstagramで大人気を誇るグラドルに、「#10秒グラビア」を掲げている水沢柚乃さんがいます。
水着を下に着て、着衣を徐々に脱ぎそうな感じでのチラリズムで、エロいの大好き界隈が騒然となる人気者。
表情も微妙に変化させたり、ときにはスカートをめくってパンスト越しの水着……最高のエロさをInstagramで発揮しています。
出版不況の昨今で、バカ売れ写真集としてネットニュースや朝刊スポーツ紙を賑わせているのは、坂道グループ(乃木坂46、欅坂46、日向坂46)です。
水着も披露していますが、透け感ある着衣を羽織ることで、微妙なエロスを発揮しています。
アイドルの場合、ストレートな水着姿は健康的表現ですが、そこに透けたシャツや、濡れたTシャツを着るだけで、見事なエロが完成するのです。
オールヌードやAVのほうが素直にエロいのに、微妙に男子の感性が、モロよりもチラシっとを選択している……なんか昭和末期に戻ったような感じですね(笑)
さらにはAVでも、おっぱいは露出しますし、絡みシーンはありますけど、作品テーマによっては、脱がない状況を作り出すのが増えています。
ストレートな下ネタよりも、より高度な感性が求められているようです。
ユーザー様のご意見・その1「圧倒的にパンチラに欲情しちゃうんです!」
「ヌードよりもパンチラが一番興奮するんです!」と強めに語るのは、独身男性27歳のTさんです。
「アイドルの場合ならば、本人が水着と思っているけれど、あえてチラッと見えるとか最高! アイドルの醍醐味です!」
「また風俗サイトの写メブログでは、パンチラだったり、谷間の強調だったり、これまた最高!」
「風俗嬢の場合、顔がアプリで盛っていて目とか大きくなっているから、どうでもいい場合がありますが、やはり可愛い顔と一緒に写っていると指名したくなります」
「AVは20代前半とか未成年の頃は、よく見ていたんですが、最近は見なくなりました」
「アンアン悶えるSEXに興味が薄れたということではなくて、なんか裸とモザイクの組み合わせに飽きた」
「ヘアも別にどうでもいいかなみたいな……むしろアダルト系は全員パイパンがいいなとか思います、AV男優も含めて」
「絡みが見やすいですから!」
「さらに、見るとするとAVは時間がかかりすぎる! お話が分からないと意味が分からないとか、いきなりヌードで絡んでいても……むしろベロベロに舐め合うキスシーンのほうがエロくて好きです」
「日常生活の中に、AVを観る習慣が無くなっているんですよ、私の場合」
こういう意見が1人でもいるということは、必ず複数いるわけです。
統計が取れているわけではないですが、SEX=AVは最上位では無くなっている予感がします。
見えそうで見えないからこそ、「渇望と興奮」が生まれる!?
AVがスタートした頃の状況とは、動く絡みを観るとすればポルノ映画間しかありませんでした。
その頃の表現にはフェラチオはほとんど無かったです。
風俗にだって、「フェラチオNG」というお店いっぱいありましたから(ピンサロが強かったのは、値段だけでなくそれも理由のひとつ)、見るはおろか体感することもままならなかった。
AVによって、モザイク付きとはいえ見えるようになりました。
フェラチオシーンの良いところは、「可愛い顔と卑猥な行為の同居」なのは今も同じでしょう。
それから40年経過して、SEXを見れるツールが当たり前になり、AV的表現より、、「日常は普通にしている子の卑猥な姿」が、チラリズムに時代が反転しました。
AVがスマホで手軽に観れるようになったことで、女子は、「こんなSEXしたくない!」派と、「AVみたいなSEXしてみたい!」派に分裂。
デリヘルなんかに、「AVプレイ(=動画撮影)」なんかがオプションされているのは、お互いに割り切った関係のほうが、エロさを追求できるからでしょう。
アイドルたちは、「パンチラ」とか、「谷間チラ」とか、「パンスト萌え」とかになります。
先ほども書いたように、過激化する一方のエロメディアへの反動でしょう。
黎明期のAKB48が、「パンチラ集団」と、当時のドルオタには蔑称で呼ばれていましたが、それがそのまま超人気を取り、現在のアイドルユニット文化の爆発につながっているのです。
「ダンスが激しいから、アンダースコートが見えてしまうけど、それはパンツじゃないし、自分で見せているわけじゃないからOK」とアイドル側の人気への微妙な心理が影響したと思います。
現在、アイドルユニットでも、フリフリミニスカのパンチラは減って膝丈以上のロングスカートとか増えましたけど、黒スト履いて脚を綺麗に見せたりしてますよね。
これもまたチラリズムの一種と言えるでしょう。
ストレートに見えるものを嫌悪する男子心理の変化は、「AVなんて見てるの、お前?」的な、友人や知り合い関係からの非難を浴びなくてすむことも理由のひとつ。
SNSでの個人攻撃が激しい時代では重要なのかもしれません。
潜在的スケベは増加しているのですが、より脳内エロが活発なスケベだらけになっているのが、2019年現在のエロを取り巻く周囲のリアルでしょう。
ユーザー様のご意見・その2「脱がせる行為、脱いでいく行動に萌えるのです」
AVとともに歩んできた、50歳オーバー世代はどう思っているのでしょう。
「脱がせる、脱いでいくところを見る行為には、とても興奮が高まります」という妻子あり55歳のPさんは、「月一度のデリヘル遊びが楽しみ」という、精力たっぷりなかたです。
「奥さんともエッチはしますよ(笑)でも、若い子が恥ずかしがっている姿が興奮するんですよ」
「AVって、デビュー作にはそういう萌えがありますよね」
「でも最近目立つのは、痴女系ばっかりで、制服学園物だったりOL物だったり、ナース物とか、とにかく集団で男たちに絡みつく系が多くて、恥じらいを感じません!」
「AVは、実際にSEXとかデリヘルでは見えないシーンを撮影してくれているから楽しいわけです、それは最初から最後までスケベすぎる痴女ではじゃないんです!」
55歳のPさんの意見は、「AVにリアリティーを感じない」ことを言い続けています。
AVを観ようとも、リアルなSEXにおける女子には恥じらいを望むのが男子心理なんでしょう。
AV女優・Aちん(21歳)のご意見「裸でいるより中途半端なほうが恥ずかしいです」
現場最前線のAV女優・Aさんは、デビュー3年の女の子なのですが、恥ずかしいシーンとしてあげてくれたのが、こちらです。
「中途半端に服が残っているのがやたら恥ずかしいです! 靴下だけとか、パンツ脱いでるのにブラだけとか!」
「パンストを破かれて、パンツの横から挿入するとかは興奮しますね」
「女子も服を着たままとか、日常を感じちゃうほうが撮影以上に興奮するですよ」
着衣プレイは、売れているからたくさん作られるようになっているわけですが、AV女優から滲み出る、「女子心の本音」が見えてくるのは、重要なのかもしれません。
まとめ〜人は見れないモノにこそ価値を見出す!?
昭和はストリップから始まり、ポルノ映画、ビニ本を作り出し、「見れなかったはずの物が見れる時代」です。
平成は、アダルトビデオが急激に成長して、「部屋の中でSEXが見れる」ことで、オナニーのバリエーションが活発化しました。
平成後半には、媒体とするメディアにスマホが参入したことで、SNSやアプリを介した、リアルなヌードやSEXが突如、一般的になっていきました。
令和に入り、初めて書いた原稿が、「チラリズム」の時代……過激化すればするほどに、なぜか冷めてしまう男たちの興奮。
現在の男子が陥っているのは、その部分なのです。
AVをサンプル動画によって観る女子が増えていることは、「女子が興奮する要素」を感じ取っているからなのですが、「顔または表情」が重要というのがAV好き女子の共通項。
男女の興奮するポイントが、顔になり合致しているからこそ、チラリズムは人気が高いのではないかと思うのです。