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「キモい触りかた」と、「気持ちいい触りかた」の違いってなんだろう?
イケメンが何をやっても、「気持ちいい」となる……
わけではないようでして、女子によっては、「期待外れ」なんてこともあるようです。
逆にキモメンだけど、やたらと丁寧で触りかたも絶妙にエロくて、卑猥なのに気持ちいいなんてこともあるそうです。
無軌道にエッチを繰り返すヤリマン娘から聞いた証言をまずどうぞ。
「まず、そのキモメンは一箇所一箇所の触りかたが丁寧かつスマート。
ゆっくりした速度で、全体を触っていく途中に気持ちいいところがあって、焦らされたなぁ」
「イケメンは、おっぱいは、「ワシ!」、乳首は「イジリ! ツマミ!」で、体は触らなくて……
一度、乳首を舐めたかどうかぐらい。
アソコばかりで痛いってと思いました(笑)」
「でもね、優しそうな男が、自信なさげに半端に触られてるのも、くすぐったいだけで、エロくならない。
丁寧に扱うだけが優しさではないとです」
「さらに、『中途半端に触ること』と、『意図があって接触薄めに触ること』は、見た目似ていても、体を触られる女子からすると、『別物』です」
『女子の体の反応』を確認しながら覚えることが大事なのかもしれません。
AV男優・Aが語る秘蔵テクニック「体のマッサージをしてあげる気持ちからスタート」
「テクニックらしいテクニックって、昔から考えたことないんですよね」と語るA氏はベテランと言える位置にいる男優さん。
「だいたい、SEXの研究ってしますか? スポーツとか音楽とか、技術的なことやルールが絶対に必要ですが、SEXは、経験値を重ねると誰でも意識せずにある程度はできるはず」
「機会が少なくてできない人が、下手っぽく感じるのは、『相手のことを考えていないから』と思ってます。
童貞だって挿入位置だけでも分かれば、それなりにできますよ」
「僕自身が思っていることは、『相手にリラックスさせる』こと。
愛撫の時に、性器とか、敏感な部分だけを責めるのはよくないです」
「全身を手のひらを使い温めるような感じ……筋肉のラインに沿って触ることも多く、マッサージに似てます」
「マッサージって男女問わず、気持ちいいでしょ? それにエロいことをいっぱい追加する。
おっぱいとかアソコ周辺とかは、見た目から極端にやるわけです」
「キスだって唇から舌から触ることで、感触によってエロさが高まりますから大事だし、マッサージ途中でのキスはポイントです」
「女の子が、『鳥肌が立つ』のを悪いことのように言いますけど、本当に感じなければそうはならないわけで、ゆっくり触りつつ、発汗や温度の上昇を確認しながら、どんどん強く刺激します」
「マッサージの解説みたいですけど、それが一番、女の子がリラックスしてくれますよ。
だって、自分が逆にされたら分かると思いますよ」
AV男優・Bが語る秘蔵テクニック「緩急を加えて、快感ウェーブを作ります」
「女子も男子も、カラオケでどんな歌を歌うかで、どういうプレイが好きなのか分かります」と、音楽の話のようなところからスタートしたBさん。
「クラシックのピアニストから教えてもらった話なのですが、『見た目お嬢様っぽい子でも、激しいプレイをする子がいる。
そういう子は得てして、淫乱」だそうです」
「なので、事前のデートなどでカラオケに行く機会があると、『この子はどんなSEXが好きか』が分かりますね。
歌って、ルックスと歌う曲が比例しないこともあるし」
「女の子は見た目で騙されてはいけません(笑)」
「そして、相手の好きな曲っぽいリズムで感じさせます」
「最初のAメロがあって、Bメロで一度スローダウン、そしてサビで盛り上げる! みたいなことが愛撫でも必要だし、人それぞれに好みがあるってことです」
「最初から激しいのが好みなタイプもいたり、女の子それぞれに違いがある。それにちゃんと応えると、『SEXが上手な人』と思われるんじゃないかな」
「私は、途中で、『これは反応が違う』と思ったら、切り替えますよ。
もちろんAV撮影だから、監督から、『これはやってね』みたいな指示はある場合も多いですが、どこでするというようなタイミングだけは自由にさせてもらってます」
「強引にやると、形は良くても心が入ってなくて、見る人すら興奮が得られなくなるから」
「とにかく、考えすぎると難しくなっちゃうから(笑)、『相手の好みの体感速度を、カラオケでチェックする』は有効だと思います」
「ただし、『可愛く見せたいだけ』の選曲もあるので、全面的に女の子を信じちゃダメです(笑)」
AV男優・Cが語る秘蔵テクニック「挿入時にも忘れない刺激プレイのあれこれ」
「どうしても挿入後は、ピストンする度にこちらも快感でたまらなくなりますよね」と男側から話してくれるのは、若手Cさん。
「撮影だと懸命に射精をこらえるけれど、プライベートだとねぇ(笑)。
とてつもない名器だっているし」
「AVみたいに、『SEXしている体を見せる』わけではないので、空いている手や口は使ったほうがいいです」
「男が腰だけ振って夢中になっている最中でも、どこか冷静な部分を持っているのが女の子です」
「人それぞれに、『もっとおっぱいも愛撫してほしいな』とか、『クリトリス弄ってほしいな』とか」
「逆もあって、『クリ触られると集中しないから触るな!』という子もいたり、それぞれ違いますから、挿入最中の愛撫もまたいろいろあります」
「ただ、挿入後に聞いたりするのはNG」
「事前の愛撫で、『この子はこの辺りが感じるな』と覚えておいて、それを途中に弄る」
「2箇所の刺激は、たし算になる男子と違い、女子の場合、かけ算になりますので、気持ちよさのアップ率が倍以上なんです」
「また体位をいろいろと変えるよりも、態勢をちょっとだけ変えて、『膣内の刺激位置を変えてみる』とかのほうが、快感アップには有効です」
「体位を変えることで、脳内興奮度をアップさせる子もいますから、これもまたそれぞれですけどね」
「途中の刺激的愛撫っていうのは、髪の毛を触るだけでも違いますよ。
その間、射精インターバルがとれるしね(笑)」
まとめ〜絶対的愛撫なんて無い!?「必殺技神話」を捨てることが重要です
さらに3人は、こんな共通の意見を述べてくれました。
「男は、マンガやアニメでも分かるように、『必殺技』って大好きですけど、SEXにはありません」(A氏)
「これをすれば、どんな女もイキまくり! なんてプレイや愛撫があるならば、こっちが教えてほしい(笑)」(B氏)
「AVで見るような、強引な体位は、女子との協力も必要だし、それこそ、信頼があるからできることで、いきなりだと、快感どころか一気にエロいテンションが下がります」(C氏)
SEXには、必殺プレイなんてないのが分かりますね。
何度も体を重ねていると、刺激が緩慢になったりするので、女の子からしても、『同じプレイでも、快感に飽きたりする』こともあり得るから、『必殺技が効かない!』なんて、最終回のような展開にもなり得ます。
AVを見て、愛撫術をあげたいならば、『男優が冒頭の愛撫で、どのように触り続けるか』をチェックすることが重要っぽいです。
ちゃんと、「エロく触る」=「ゆっくり触る」のは、キモいどころか大事。
皮膚の下には神経細胞がめぐらされているのが人間ですから。