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プロローグ〜SEXが意志のままに自由自在だったらAVというメディアはない!?
みなさんはSEXに満足していますか? 女子に不自由していないように見える妻帯者だとしても若い頃の妄想的なプレイはできていないことが多いでしょう。だからこそ風俗は無くならないし、浮気アイテムでしかないものを「マッチングアプリ」なんていう。これ男子から見ようが女子から見ようが同じことです。妻帯者を夫帯者と変えても成立します。
10代の頃、「いつかSEXできるんだろうか」なんて思っていた人もいることでしょう。恋愛勝者で、中学の頃から不自由していないなって人もいるかもしれません。でも自分自身の願いをちゃんと叶えているかといえば……疑問符を持っちゃう人がほとんどかも。
わがままなSEXをしたとして、モテるわけがない。イケメンだとしても次がなくなる……まぁ女子を変えて続くならば良いのか(笑)。でもプレイとしてのわがままSEXは絶対にモテない。女子だって「私はオナホじゃない」と気が付くわけです。
また女子側からのSEX要求はどうでしょう。昨今は、「女子向け風俗」なんてワードがネット上に出てくるようになりましたけれど、そこに行く度胸の出ない女子がほとんどでしょう。度胸出してホストにはまってしまうパターンもちらほら。性欲を処理しようとしたら、制欲を処理する人になってしまった、笑い話にもならない状況は世の中に山ほどあります。
まぁとにかくSEXというのは、自分の意思通りにはならないことが多い。ところがオナニーだったら自分の世界で羽ばたくことができるわけです。といいつつも、自由なのは時間に余裕のある世代くらい。結婚したらむしろする機会が失してしまいます。
相手がいるところでする? AVのようなシチュエーションですが、それはただの「プレイの一環」でしかありません。本来の意味のオナニーではなくなってしまいます。このように不自由だったりするし、なんなら妄想力がどんどん衰えてくるはず。
一度SEXを知ってしまったら、夢的な発想は出なくなりがちだし、マンガやAVのようになんの躊躇もなくSEXまで進行するパターンもないと思ってしまう。また知り合う人間も学校のような不特定多数と知り合う場所がなくなっていく。社会人になったら、会社の同僚くらい。出勤する電車で遭遇する女子なんて記憶している人、ほとんどいないでしょう。
むしろそんなに朝からムラムラしているのかって話。10代の頃のときめきとは、年齢を重ねるとむしろマイナスになっていく。年輪を重ねた方が楽しいこと多いはずだけど、やはり妄想というのは難しいということ。
それを補うのがAVだったりするわけです。想像通りに進行するから苦痛がない。画面の中の女子は、日常にはないようなどこかエロい格好をしています。ミニスカで出勤するOLなんていませんからね。
さらには、SEXに対しても寛容といえる。男に言い寄られたり、押し倒されたり脅されたりして、抵抗していたはずなのに、いつの間にか、快楽に夢中になってしまう。チョロい女子って感じでしょうか? ヤリチンは意外とAVに出てくる女子のようなチョロい女を知っているかも(笑)。
こんな妄想世界を構築するのはセクシー女優たちと男優たちです。男子は勃起さえすればできるだろうとかいう輩が多いですけど、「自分が思っていない相手とタイミングに、自在に勃起できるか」ってことです。女優だって大変! 「自分が思っていない相手とタイミングで自在に濡れて欲情できてイケるか」って話。
人間には「快楽スイッチ」はありません。アソコを触ればどんな状況でも濡れるかといったら難しい。男は触られると割と勃起しちゃいますけど(笑)。キスするだけで濡れるかってこと。男は割と反応して無意識勃起しちゃいますけど(笑)。
勃起は割とスイッチ的なものに反応しがち。でも持続できるかは大問題です。またアソコが濡れるのは本当に難しいわけで、「シコロー」(アソコに仕込んだローション)なんてワードが出てきます。風俗でも……!? アソコを舐めて濡れっぱなしだったのがローションだったなんてことあるかも。美味しいとか言っいてる人、ご注意ください(笑)。
カメラが回ったから、SEXするシチュエーションに入ったからといって、即できるわけではないのが、大人になった人たちのSEXです。しかしながら無理ばかりしていると、感じているように見えないのがAVの恐ろしいところ。シーンもセリフも表情もエロいのに、ムラムラ度合いが低いAVの謎とは、こういうことかもしれません。
感じていないとSEXシーンは面白くないし、エロくない。だからこそセクシー女優にちゃんと感じてもらうために、シチュエーションを理解してもらい、状況に没入してもらうようにスタッフはいろいろとアイデアを巡らせるわけです。ただおだてていればノリノリになるなんて女優さんはいません。美味しそうなお菓子だけでテンションを上げてくれるのは、スタッフに気を遣っているからなのです。
ちなみにお菓子の件は、週刊誌などのグラビア撮影でよくある展開です。大人がアイドルのために最新スイーツを買い、それを見て感激している顔を見せ、インスタにアップする……大人だからこそのルーティン(笑)。
肉体を駆使するAVは、暑さや寒さなどにもシビアになります。音声も同時録音しているので、極力ノイズが出るものを消すので、エアコンはなし。そんな環境で潮吹きを繰り返していたら脱水症状になる可能性があるわけです。
でも作品の中に登場する女優たちは、ちゃんと感じている。どこかの部分を念入りにやることで、女優の欲情と同じスイッチが入り、作中の女子になって夢中でSEXをするということになるわけです。
手品なんて存在しないAVの世界。どこで女子たちを快楽モードにさせるのか。作品をチェックしつつ解説してみましょう。そしてAVの見方を変えてみてください。
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媚薬系で悶える女優さんのツボってなんだろうか?
厳密にいえば、媚薬に該当するような薬は……MDMAとかの覚醒剤が該当しますので非合法です。媚薬というワードがNGではありませんし、興奮を高めるための錠剤やカプセルはありますが、薬ではありません。そのあたりはお間違えないようお願いします。媚薬の存在を信じていた女優さんが昔いたんです。
しかしながらAVでは媚薬系とか催眠系は人気が高いです。どちらも本人の意思とは無関係のうちに飲まされたり、かけられたりして、そのうちに本人が夢中になっていく。自分から媚薬を要求してしまう展開ですね。
世界的な視点で見ても、ほぼ合法化されている国はありません。大麻OKとかはありますけれど、覚醒剤をOKにするようなところはありません。だからこそ刺激を求める人が存在するわけです。芸能人もたまに捕まりますよね。MDMAは覚醒剤の一種である「SEXドラッグ」ですからね。夢中になっているということは、AVのような乱れ激しいSEXをしているということになります。見る目が変わるね。
AVで登場するというのは、そういうことをしてみたい人が多いからこそ制作されているわけです。内緒で非合法な刺激というのを求めているということ。未成年の飲酒喫煙とかと全く同じ。幼稚なのかなと思います。でも観る分には問題はない。
そして撮影では、そういうモノがあるわけではないからこそ、スイッチのような状況を自分で入れないといけないわけです。芝居心がある女優さんの方が上手ですよね。「媚薬でキマってしまうとはどういうことか」を理解している人ということになります。
フェラチオする時に、目の前に勃起チ●ポを差し出すとか、スカートを捲り、パンストを破きアソコを丸見え状態にしてからの愛撫とかがあります。これが女優さんのスイッチを入れるシーンです。誘導されている「モノ」が映像としてもわかるということです。媚薬を舐めているシーンとかよりも、執拗で粘着質な愛撫こそ、スイッチ的なものを入れやすいわけです。
「「媚薬キメられ、おじさん上司達の〜」では、新海咲ちゃんが、オヤジたちにいいように責められ快楽堕ちするOLに扮しています。足の長さがOLスーツとマッチしてやたらとエロい! こういうわかりやすさは素直に世界観にハマるために必要な要素と言えるでしょう。
「卑猥な格好をさせられている」とか、「ギンギンのチ●ポを嬉しそうに美味しそうにしゃぶる」とか。なんか頭のネジが外れていないと卑猥すぎて自分で自分を引いてしまうプレイ。これこそがセクシー女優へのスイッチに該当しているわけです。
直後のキスとかも重要ですね。舌と舌を絡ませるのは、粘膜の問題で物理的に気持ちいいですから。嫌な人間にキスされると嫌悪感がもの凄く強くなるのは、気持ちいいという反応をしてしまう自分の精神的な裏返しです。
「嫌よ嫌よも好きのうち」なんてワードは、ある程度は許している関係だからこそあり得る話なわけです。そういう二人が禁断の場所でエロいことをするとか、そういう際に、「嫌よ〜」となるし、強い刺激を得られるので最大限に興奮してしまうということになります。
だからこそ、媚薬系AVの場合、女優さんが元から扇情的なコスチュームを着ているパターンが多いと思います。露出しているわけではないけれど、どこかエロい。これこそが重要なポイントになってきます。
OLとか女教師とか、モラル的な人間に扮しているのも重要かもしれませんね。真面目な人であるという暗示こそ、媚薬系AVに集中できる要素です。先ほど書いた演技的なものがさほど上手でなければ、そういうシチュエーションを理解できるようなセリフとかにするわけです。エロマンガに興奮しちゃう的な要素と同じと思ってください。
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あり得ないシチュエーションほどセクシー女優は濡れてしまう!?
AVというのはフィクションです。しかも強引にSEXへと展開を持っていくため、かなり無理めなシチュエーションを作ってしまうことがあります。例えば特撮系ドラマだってかなり荒唐無稽な展開です。普通に観てしまったら最後、のめり込むことを忘れてボーっとした時間を過ごすことになってしまうかもしれません。
子ども向けとわかっていれば、そのように対処するわけですが、大人向けな特撮は洋邦問わずいっぱいあります。しかしながらドラマの中だけはリアリティがあるように見えるのが映画の世界だったりするわけです。
じゃあAVだって同じなんですよね。荒唐無稽とかのレベルではなく、「そんなこと犯罪でしかないだろ」とか、「そんな状況があるわけないじゃん!」なんて世界観の中にセクシー女優と男優が作る男女関係は存在しているわけです。
さらに詰めていくと、映画とAVの違いは、「こうなったらいいな」を素直に進行していくのがAVと思って間違いありません。ヒロインが捕まってしまった時に、ヒーローが助けにくるのが特撮ヒーローですが、その真逆(笑)。悪の手先がヒロインを好きなように嬲るのがAVという感じ。だからたまに子どもっぽいと見える要素があるわけですね。大人の行為なんですが、子どもの頃のヤバい妄想の具現化がAV。
そういう世界観に前のめりな女子だったら、興奮しちゃうでしょうけれど、全く考えたことがなく、普通に男女のストーリーでSEXを見せればOKと思って入ってきてしまった人は大変でしょう。オタクな女子はかなり増えてきましたし、セクシー女優にもかなり出てきましたけれど、本当に昔は少なかった。
だから、変な特撮的なコスプレ展開が混ざっている時の演技のいい加減なこと(笑)。SEXに至るので、笑ってはいけない世界ですからのめり込まないとかなり難しいわけです。
昔のAVで、伝説のセクシー女優・飯島愛さんが、女王様プレイをしている時、ローソクを垂らそうとしたら、男優が火を吹き消すというアドリブをしてしまい、笑ってしまってカメラから顔を背けて堪えるというシーンがありました。NGにならなかったんだというまるで福田雄一監督作品での、佐藤二朗さんのアドリブシーンのような感じ。橋本環奈ちゃんが笑うのを堪えているシーンです。
まぁ当時は多少のおふざけとか許されたんでしょう。さらにいうと、エロと笑いは親和性が高いと思われていたので、コメディチックなAVもたくさんあったし。今だと「金返せ!」とメーカーに抗議がいきそう。
テレビドラマにもなった真面目経理部OLの話を骨幹にして、そことデリヘルバイトを混ぜた展開で迫るのが、「デリヘル呼んだら〜」です。天宮花南ちゃんがメガネOL姿になって、まずは真面目なところを演出し、デリヘルとして登場するシーンでのギャップ。さらには秘密を握ったのでエロエロ責めしちゃうわけです。
これこそ真面目に集中していないと、「自分は何をやっているんだろう……?」と疑問な世界に突入しそう。ほぼあり得ないシチュでのオフィスHは、真面目な演技、嫌がる演技が高ければ高いほどエロくなるわけです。
こうなってくると、どこでスイッチを入れるとかではなくて、そのドラマの中の女子が、どうしてこんな状況になっているのかを考えるといいのかもしれません。キャバ嬢バイトやら風俗バイトをしているOLがいるというのは事実ですし。特に最近は残業ができない会社も多いので、時間通りにバイトに行けるわけですから。
そういう世界観にズボッとハマる。台本を読みこむことと、男優の優位に立った人間の下品さを出すお芝居が上手であればあるほど、OLの悲劇性が高まるし、そういう立場を変えた時に変わってしまう人間の態度によって興奮度が高まるということ。
今のAVに出ているセクシー女優たちは、現状ではプロになっている人がほとんどです。その前の世界とのギャップある世界に存在しているわけですが、その時代、SEXはどんな感じだったかを語られると、ドキドキしたり、こいつヤバいなと思ったり、いろいろです。
実はそういう優位な立場に存在する人間を卑下したり逆に崇めたりすることで、性癖を高める癖がある人が多いのが人間なのです。だからこそ、こういうドラマが廃れないのです。しかも出ている女優にも投影して観ているのも事実でしょう。
抵抗できず恥じらう女子に、ち●ぽを舐めさせたり、アソコをおっ広げさせて大きな音を立ててクンニする。男女の関係に上下はないはずですが、SEXには上下関係が成立するとさらに欲情するパターンがあるわけです。
こういう作品は、スイッチどころを調べるよりも、豹変していく表情を楽しむとより興奮できると思います。花南ちゃんが、徐々に抵抗どころか感じてしまう女に堕ちていく姿を堪能してあげましょう。
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AVの場合、さらにヤバくて人気の高い展開があります。それがこちらの「隣のゴミ部屋キモオッサン〜」です。こちらは美女と野獣という展開がソソるという性癖の方々に大好評でして、メーカー問わずに多数作られている展開です。
AVは、「ちゃんとパクれ」というのを営業サイドからデータとして言われます。昨今は、音楽業界だって「ちゃんとパクって」楽曲を作っていますから、プロの商品としては当たり前の話ということをまずは覚えておいてください。
ロックを中心とした音楽に関してかなり神格化&芸術として扱われることが多いですが、洋楽は、「ちゃんとパクる」ことに躊躇しません。しかもわからなくするという姑息な手段が70年代からやたらとあります。寂しかろうとプロっていうのはそういうもんだ(笑)。
特に今作は、神木蘭ちゃんの真面目な表情と堕ちていく最中、堕ちた後という3段階の転落女子の姿を味わうことができます。Sっぽい思考がなくても興奮できちゃうんじゃないでしょうか。いや、SとかMとかではありませんね。高嶺の花という存在がいた男子だったら、こういう感じでヤってやりたかったと妄想がかなうAVなのです。
されるがままにオモチャ責めされイカされてしまい、快楽責めを受けて抵抗するどころか夢中になって自分も悶え続ける。これぞAVという世界観なんでしょうね。そして蘭ちゃんのスイッチはどこらあたりかなと確認すると、怒っている側なのに男に屈服してしまい、オヤジの玩具にされる最初の絡みからフルスロットルしている感じ。
のめり込むプレイが好きなのかと思いました。プライベートがどうこうという話ではなくて、SEXという概念としてという話です。普段はSEXは普通の距離感をおいているけれど、実際に男女がキスして裸になるところで、急激に大きなスイッチが入る女子と思いました。セクシー女優に向いているって感じ。
AVは、女子が崇め奉られるシチュエーションは圧倒的に少ないです。昨今はフェミニストが騒ぐとかコンプライアンスがどうこうということで、女子を尊重している(ように見せる)ことが多いです。実際の話、男女の肉体の差以外での差別は、人間の奥深い問題点が露出してしまいます。
なので普通の感覚で生きている方々は、そのシーンを見たくないわけです。SEXはコソコソする(それがノーマルだしモラルですが)ことによって、曝け出したくないと思っていることでしょう。その真逆に生きていると見せてしまったのがAVと思っていただきたい。
AVは、アブノーマルの集合体ではなくて、ノーマルな人たちが隠していることを曝け出すことで、ウケているし認められているサブカルチャーです。普段見せない姿を、代わりに晒してあげている。男優だってそうです。隣にいる可愛い女の子にち●ぽしゃぶらせたいなと思ったとしても、実行すれば一生逃れられない犯罪者となってしまうわけです。
ある意味、「溜飲を下げる」メディアと思って間違いありません。だからこそ世間の人たちに怒られたり蔑まれたりするわけです。最近、80歳過ぎたジイさんが、女性を犯した事件がありましたが、今の時代、60代の汚くなったオヤジは性欲が収まっているわけではないのです。だからこそ嘘のような話なのにリアリティを感じてしまうし、抵抗できない蘭ちゃんにゾクゾクしてしまうのです。
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自分が堕天使であるという暗示をかけやすい積極性のある女の物語
素人さんとの絡みというマジックは、AVにとってのキラーコンテンツです。セクシー女優とはこういう女子なんだという妄想を信じたい人にとってみれば、「ほら! この作品を見てごらんよ!」ということになるわけです。
素人の自宅に訪問するのは星乃莉子ちゃん。コスプレしたりイチャイチャしたりという、夢のようなプレイをしてくれるわけです。「風俗と同じじゃん」と思ったあなたは甘いあまい。風俗はお互いを知りません。まぁ指名するから男子はルックスは知っていたりするでしょうけれど、本来はご対面するまでわかりません。ただ昨今は、ガチ恋営業が本流な風俗ですから、このAVのような感じかもしれないですね。
とにかく自分自身のポテンシャルをフルに使って、可愛くエロく、素人男子を快楽責めして、自分も挿入してもらって気持ちよくなる莉子ちゃんの姿は可愛らしいです。展開的に考えると、「夢をかなえます」系ですよね。テレビバラエティでもよくあるなぁ。ドッキリも含めてテレビは作られた世界なので比較するのはアレですが……AVも同じだとか言われそうだ。
こういうAVだともうカメラが回ったところから、エロモードに突入しちゃっていますね。「自分が天使である。しかもエロい誘惑をするのだから堕天使だ」という意識が重要ではないでしょうか。なので絡みに集中するまで、莉子ちゃんの表情は笑顔だらけ。男子が自分の責めで興奮していく姿を喜んでいる感じです。
男子が若干引いたりしている状況を、自分が好きなんでしょというモードによって、SEXしていく世界を日常生活の場に作り上げていく。非日常こそAVとか書き続けていますが(そっちが好きだからというのが大きい笑)、実際のAVは、日常に突然登場するタイプの作品の方が安定供給されていますよね。
ひとりで道を歩いていたら、セクシー女優に声をかけられて、車に連れ込まれてエッチなことをされて悶えるのをヤリたいと思っている男子、とても多いんだという事実がここでわかるわけです。
AVとは、AV側が主導してエロい世界を作っていくパターンはほとんどありません。みんなの中に存在しているエロい世界を具現化させるだけです。だから素人系の「日常に突然登場するエロ」が人気あるし、「世界観でのエロワールド」なドラマの人気が高いわけです。
巻き込むか巻き込まれるかという真逆な世界観のようで実は同じルートをとっている内容です。女優のベクトルはどちらも同じ方向を向いているのです。スタートからエロい女でいるのか、ヤラれてから開眼するのかという違いはありますが、そこにあるのは、「日常を超越したエロい女になってしまった女の子」という世界観なのです。
セクシー女優とは、どのタイミングでこの事実に気がつくのかが重要です。言われるがままにキャラだけを演じていると、深みも何も出てこないうちにトーンダウンしてしまいフェードアウトする感じ。
かといって自分から「こういうことだ」と観念的に考えてAVに挑むと、これまた深みが出なくて観ている側に何の衝動も残せないことが出てくるのです。
今回紹介している作品は、それぞれのタイミングがありますが、興奮することを理解し楽しみながら、悶えたり抵抗したり、作風に応じて女優さんが蠢いています。自分が好きなパターンじゃないのを観ると、また別の興奮が得られるかもしれません。セクシー女優さんがエロいスイッチをちゃんと入れているように。
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エピローグ〜あなたも媚薬のようにAVを観て興奮してくださいねと願うセクシー女優たち
興奮したいから溜まっているからAVを観るのか、それとも定期的に発散したいからAVを観て健全なハートを維持するのか。どちらも正解ではありますよね。日常にはAVのようなストレートなエロではなく、もっとよじれた世界観のエロが存在しています。それをエロと思わずに観て、興奮しちゃっているってことあると思います。
非合法なドラッグとか映像で、興奮するというのは理解できる世界です。人間は普通にしている時に、「壊れたい」なんて欲望が飛び出したりしますから。真面目であればあるほどというは嘘。誰だって持っているが正解です。それを曝け出しているようにしている職業が芸能人とかセクシー女優ということです。
人の欲望をいいタイミングで発散させていくお仕事。だからこそ精神的に疲弊するわけです。お酒に溺れてしまうパターン、ドラッグを使って崩壊するパターン。いろいろありますが、本人が虚構である世界に飲み込まれてしまったということでしょうか。普通の人にもありますよね。ギャンブルがあるのはそういうことです。
AVを観るということ自体が、媚薬をキメるのと同じことだと思って間違いありません。普段は思っていないことを刺激として得て、ち●ぽをしごいたり、マ●コを弄ったりする。やっている行為自体、人に見られたら恥ずかしい行為ですから、なおさら欲情しちゃうわけです。
誰も万能に効く感じで処方されているものこそ、セクシー女優がAVにおいて演じている姿と思って間違いありません。あなた自身の精神の鏡、それがセクシー女優です。男女問わずに、目の前のもえちゃんの姿になりたい!そんな感情に蝕まられていく。それが優れたAVということなのです。
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記事=麻雅庵