1月21日、東京都の「まん延防止等重点措置」により、酒類提供は20時まで、営業は21時までという、スナック的にはほぼ死を意味するようなタイムスケジュールでの営業となり、2月からは母体である「SODランド」自体が営業休止。
マンボウの延長により必然的に2月は休止状態に追い込まれた『スナックヤリマン』。
キャストのグループラインに、店外デートで事後の写真(ラブホのベッドの上で満面の笑み)が送られてくるという、自由恋愛に近い営業エピソードが、開始1カ月にして早くも散見される状態であっただけに、この急停止は痛恨の極みだ。
だがこのコロナウィルスに去勢され自らの首を絞め続けるような自粛社会に於いて、果敢な性生活を送る我らのヤリマンキャストの生命力には脱帽する他ない。
なにしろ、かの緊急事態宣言下での〝おこもり期間〟ですら、不特定とのセックスで埋めていたのである。
「雪国の冬はセックスしかやることがない」ではないが、「コロナ自粛期間はセックスしかやることがない」という彼女たちこそ、生命体としては大正解なのだ。
だが、そもそも「スナックヤリマン」誕生の母胎となった筆者主宰のヤリマン女性のトークライブ『東京ヤリマン五輪』の時点で、凄まじい事例が発生していたのだ。
忘れもしないその開催第1回。
イベントに来ていた童貞の客を見つけたある出演ヤリマン女性が謎の機転を利かせ、イベントの最中に阿佐ヶ谷駅前のラブホテルへ連れ出し、なんとその若き青年の童貞を奪ってしまったのである。
舞台上でMCを務めていた筆者のスマホには、一人の童貞が奪われていく瞬間の局部アップ写真が、コマ送りのようにリアルタイムで送られてきた。
イベント終了直前に会場に戻ってきた青年は、なぜか満場の拍手を浴び、モジモジと笑っていた。
そしてその1カ月後、別のイベント会場で、全く見覚えのないえらく垢抜けたイケメン青年に声をかけられた。
「先日はありがとうございました!あの時の童貞です」
筆者はただ〝おもしろトークライブ〟を開催しているだけに過ぎないのだが、ホンモノばかりを集めると、こんなことになるのである。
もちろん「スナックヤリマン」のキャストたちも、全員ホンモノばかりである――。
文と写真・福田光睦(スナックヤリマン代表/地下編集者)
店舗型イベント「スナックヤリマン」
2022年2月1日から新宿歌舞伎町「SODLAND」は当面の間、営業を休業いたします。あわせて、毎週金曜日「SODLAND」内3階にて営業しておりました「素人ヤリマン女性と飲めるサロン」も営業再開まで休止いたします。
なお、別企画別会場での開催も準備中ですので、その際は以下のアカウントでお知らせしいたします。続報をお待ちください。
詳細はTwitter:@snackyarimanまで。
SODランドの営業再開の詳細はTwitter:@sodsakabagroupまで。