【藤川菜緒インタビューPart.1】初挑戦したストリップ!順調に人気上昇中のマシュマロ3d+での活躍や、テラスハウスでも話題になった藤川菜緒ちゃん。新時代のAV女優の活躍を見せる彼女の本音とは!

藤川菜緒(ふじかわ・なお)
1995年12月2日生まれ
T146cm B78 W63 H83
趣味/特技=お笑い、特撮/ダンス・Y字バランス
Twitter→https://twitter.com/Nao_Fujikawa
Instagram→https://www.instagram.com/nao_fujikawa02/
マシュマロ3d+Twitter→https://twitter.com/marshmallow3d

 

藤川菜緒(以下藤川)よろしくお願いしまぁ〜す!

 

ーー2019年8月21日〜31日、川崎ロック座にて、ストリップデビューでした!写真撮影用に、観させていただきましたが、とてもキュートでセクシーで、素敵ですが。
ご本人的にストリップをやることになったご感想をお願いします。

 

藤川 まず最初に、また乗ることが決まりましたので、ご報告させてください。10月1日〜10日。今度は横浜ロック座になります。ぜひ観にきてください!

 

ーー再びチャレンジということですね。それでは経緯からお願いします。

 

藤川 すごく遡ると、1年前くらいに撮影会で一緒になった、鈴香音色さんとお話をしていて、「私、ストリップやっているんだよね」という軽く聞いたときに、「踊りをやっているんだったら、絶対に楽しいよ」という話をしました。

 

それで、「興味があったら言ってね」とお話しをしていただいて、「ああ、そういう世界もあるんだ」と思ったんです。彼女が、初めてお会いしたストリップのお姉さんだったです。

 

ただ、私が所属しているライフプロモーションが、ロック座さんとやり取りがなく、つてとかの道がなかったんです。「見に行ってみたいな……」と思っていたんです。

 

そうしたら、今年から会社に入られたマネージャーさんにつてがあって、「行ってみない?」と誘われまして、同じ事務所の、いくちゃん(生田みくちゃん)と並木塔子さんと初めて浅草ロック座に連れていっていただきました。それで、ロック座の人と話をする機会をもらいました。話をしていたときには、「やってみたい!」と思っていました。

 

そこから、浅草と川崎ロック座にまた行ったときには、心に決めていて、マネージャーさんに、「やってみたいです」と言ったら、すぐにスケジュールを組んでいただきました。

 

ーー川崎ロック座だったのは?

 

藤川 スケジュールの問題ですね。浅草ロック座は、20日拘束で上がらないといけなくて。

 

ーーリハーサルも夜中から朝までとかあるもんね、浅草は。

 

藤川 ロック座の方からは、「浅草デビューでもいいよ」とチラッと言ってくださったんですけど、急だったのもあり、いきなりは大変だからで、川崎ロック座に乗ることになりました。

 

私が所属しているセクシーアイドルユニット『マシュマロ3d+』をどうしようというのもありました。

『マシュマロ3d+』は、必ず月末に定期ライブがあることを考えて、川崎ならば10日だし、ソロだから自分の踊りに集中できるという環境もあって、川崎ロック座に決まりました。

 

ーー最初に、浅草ロック座でストリップを見にいったときの感想は?

 

藤川 「すごい!」と思って。これはハードルが高いと思っちゃいました。

 

ーー一緒に見にいった生田みくちゃんは、ストリップマニア女子じゃない?

 

藤川 はい。「スト女」ですね(笑)

 

ーー「スト女」なんて言葉があるのかは知らないけど(笑)彼女は、アプリ「note」にいっぱい書いていますよね。そこからデータを得たりはしなかったの?

 

藤川 もともと、「一緒に行こうよ」みたいな話はしていたんですけど。なかなか2人のスケジュールが合わなかったりとかね。

 

自分が乗るとかの話がないときに、スト女活動もいいなと思っていたんです。1回見にいったら好きになるだろうなと。なかなか女子1人で最初から行くのは、勇気がなかったんですよね。

 

ーー女子はやはり、2人ぐらいで行く人が多いようですね。現役の人気AV女優さんがたくさん乗るようになってだいぶ変わったと思いますけど。

 

藤川 確かに私が乗っていたときに女の人いましたね。

ーーストリップの踊りって違うものですか?

 

藤川 マシュマロとは全然違うなと思っていました。自分が働いていた名前は出せない某アトラク系ダンスショーに近いと思いました。

 

ーーもともと習っていたダンスはなんでしたっけ?

 

藤川 クラシックバレエでした。

 

ーーマシュマロとストリップとも、クラシックバレエは、リズムが違いますが?

 

藤川 そうですね。リズムでいうと違いますね。バレエは、「ザ・クラシック」の世界なので。逆にいうと、マシュマロを挟んだのが大きかったかなと。

 

ダンスに、J-POPをBGMに選んだんですけど、歌詞があるもので踊るというのが、マシュマロを経験していなかったら、抵抗があったと思います。

 

ーードラムスの有る無しとかもあるよねぇ。

 

藤川 どこで音をとるかとかは、振り付けの人のジャンルにもよるんですけど、確かに違うところですね。ベッド(1人盆の上で踊ること)がクラシックに一番近いのかなと思いました。

 

あれもカウントを取るお姉さんや、あえて無視してニュアンスで取るお姉さんもいました。

ーー盆(ステージから客席へのせり出し部分の先端)の上って、動いているじゃないですか?どうなんですか?

 

藤川 最初は単純に酔っちゃわないかなと、物理的な不安がありました。

 

ーークラシックバレエやっていたら、回転系は大丈夫なんじゃない?

 

藤川 あああ(笑)でも自分で回るのと景色が回るのは違うなと思ったし。あと、初めて乗ったときの振り付けで、クルってターンするのと、Y字バランスを盆の上でやることになったんですけど、乗ってみたら平気だったんですけど、すぐそこに縁でその先にお客さんの顔があるということが怖くて!ゲネプロのときに、「え? 回れるのかな」と視覚的不安がありました。

 

あそこでぐるぐる回っているお姉さんもいたりして、すごいなぁと思いました。

 

ーーストリップの場合、踊り子さんによって、いろいろと進化しますよね。その人のバックボーンがあるし、その後に得たダンスも影響して変わっていくじゃないですか。共通しているのは、紐のパンツを履いていて、足首とか手首に結び付けることぐらい(笑)

 

藤川 私は足首でした(笑)。

 

ベッドのダンスって、自分で振り付けしているんですよ。浅草でお話を聞いたときに、それを言われ、「なるほど」と思いました。自由だし決まりもないからこそ、長年されている方の個性が出てくるんだなと思いました。

 

ーー場所の話をしますと、川崎ロック座は、知らない人が想像するストリップ場感がありますよね。入り口のところとか。まぁそれでも20年ぐらい前に、浅草ロック座に取材に行っていた頃よりは、今のほうがとても入りやすいですけど。女子の身としてはいかがですか?

 

藤川 浅草ロック座とポラ館(川崎ロック座や横浜ロック座などの劇場を指す)は、女子としたら敷居は高いのかなと思いますね。

 

ーー「ポラ館」については、読んでいる方々個人でググってもらいまして、菜緒ちゃん、ストリップ劇場って、お寺の敷地とかにあったものって知ってますか?

 

藤川 え??そうなんですか?

 

ーーエロとお寺は昔から縁があるんですよ(笑)世の中の歓楽的要素を集中させていたんでしょうね、お寺とかある地域に。

 

藤川 へぇ〜(笑)そういう歴史もあるんですねぇ。

 

ーーストリップ自体は昭和戦後のカルチャーですよ。

 

藤川 昔のほうが風俗よりだったと聞いてます。

 

ーーいろいろとエロも細分化しちゃった結果、各々が独立していったと考えると分かりやすいかなと。ストリップで、昔、劇場内でオナニーするのに、封筒を使うという話を聞いたことがあります(笑)

 

藤川 封筒ですか????

 

ーーほら、隠せたままできて、発射したら丸めて始末しやすいから(笑)

 

藤川 あ!あああああ(爆笑)

ーーそして、菜緒ちゃんは、10月1日からの横浜ロック座も決定しましたけど、今後もストリップはやっていきたいと思っていますか?

 

藤川 はい。自分のお仕事のルーティーンのなかに入れていきたいです。

 

一度、ひとつの演目を作ったら、やろうと思えばずっとやっていけるんですよ。出し具合とか数とかは、その状況判断なんです。

 

せっかく先生に振り付けしていただいたし、ずっとやっていきたいと考えたら、ひと通りの劇場には行ってみたいし。いろいろなお姉さんの舞台を見させていただいたんですけど、「これはカッコいいな」とか、「こういうのをやってみたい!」とか、「こういうのいいな」とかあって。

 

もともと軽く振り付けとかを、人に教えるとかやっていたので、組み立てとかが好きなので。全部自分でできる喜びみたいなものもあるんです。

 

ーーストリップは、振り付けをやっているお姉さんもいるし、独特の世界観がありますし。

 

藤川 そうです。将来的に振り付けをするようになりたい……というよりは、なんかこう、AVとかマシュマロとかの寿命からすると、ストリップは、やる気があればどこまでもできる、実際にお姉さんたちみたいになれる話を、ロック座の方から聞きまして、「それはいいな」と思いました。

 

ーー健康ですよね、踊りやっているからみなさん。

 

藤川 そうですよね、引き締まってますね。

 

ーーAV女優さんがストリップに乗ると、「太るか痩せるかが極端に出る」と言われていたんですよ。

 

藤川 あああ(納得笑)

 

ーー毎日全身運動する。なのでご飯がすすむ。朝もちゃんとした時間から準備するので、その間に不摂生ができない。結果として健康的生活を送れて、健康に太るパターン。

 

もしくは、さまざまな緊張が続くので痩せていくという。

 

藤川 私も舞台前にはご飯は食べられないタイプです。それでいうと、ストリップよりも、マシュマロのときのほうがさらに食べられないです。

 

歌うから、もしも上がってきちゃったらヤバいなと思って満腹になれなくて(笑)

 

いつもお弁当は、唐揚げとか煮物だけを食べて、終わってからガーッと食べるステージ裏です(笑)

 

ーー川崎ロック座だと、出番が順番として決まっているから、それなりのルーティーンが組めますよね。浅草ロック座は、自分の出番がたくさんある場合があるので、大変だなと思ったことがありました。浅草に取材に行っていたとき、お姉さんたちが、「今回は外にご飯を食べにいけないんですよ(笑)」とか言ってたんですよ。

 

藤川 そうですよね、浅草のお姉さんたちは、いつご飯を食べているだろうと思ったことはあります。

 

川崎は、他にやることをいっぱいあるので、タイミングを失ったらダメなんですが、「ここは1時間空くな」とか、自分の組み方次第ですね。出番が終わったら、必ず外に食べにいくお姉さんとかいました。

 

あと有名な出前を取ったりとか。「あそこのカツカレー、美味しいよ」と教えてもらいました。

 

ーー食べました?

 

藤川 食べました!美味しかったです!滅多に食べないんですけど、運動しているからかのか、いつもだったら入らないはずなのに食べられました(笑)

ーー先ほどもチラホラと名前を出しているんですが、マシュマロ3d+の活動を聞いてみましょう。読んでいる方々に説明しますと、藤川菜緒ちゃんは、セクシーアイドルユニットの嚆矢であるマシュマロ3d+のメンバーでして、マシュマロ☆クランベリーとして活動中です。

 

藤川 マシュマロ3d+は、毎月の定期ライブは、新宿レフカダにて開催しています。リーダーである水嶋アリスちゃんがマシュマロ☆ソーダ。NIMO ちゃんが、マシュマロ☆カシス。五十嵐星蘭ちゃんがマシュマロ☆レモンの計4人ですね。

 

ーー私、奇数マシュマロの印象があって、4人フォーメーションはいかがですか?

 

藤川 私はスムーズです。メレンゲちゃん(マシュマロ3d+の研究生ユニット。菜緒ちゃんはそこから昇格しました)の頃から偶数なんです。

 

メレンゲで、一瞬3人になった時期があったり、対バンライブで、1人お休みだったりで3人だったことはありましたけど、基本は偶数です。

 

私自身は、フォーメーションをあまり気にしないタイプなんです。

 

ーー振り付けがどんどんと難しくなっていきますよね、マシュマロちゃん。

 

藤川 『ZERO』が地味に大変です。複雑な動きを重ねています。

 

マシュマロ運営の吉永あずきプロデューサーが、「ダンスの難易度を上げた」と言ってました(笑)

 

ーーこの前に久しぶりに観させていただいて、さらによくなっていると思いました。

 

藤川 今年出演した『TIFもハジける!スパークリングNIGHT!!(R18)』のセトリがよかったと褒められました。『ZERO』『あ・い・う・え・お兄ちゃん』『DA DAKKO』『最強SUMMER LOVE』の4曲です。古いファンにも初めて見たファンにも言われました。「マシュマロは踊れるよ」を示せるセトリだったと思います。

 

そう考えると、マシュマロの面でも、いろいろな踊りをやらせてもらえるようになって、メレンゲ時代とは違う楽しみが増えました。

 

ーーTIFのステージのように、横に広くなるのはいかがですか?ステージ上に打つ番号の間が広がるだけと言う人もいますけど。

 

藤川 『あ・い・う・え・お兄ちゃん』とかの前後左右の踊りがメインだと、気にならないんですが、『ZERO』が、レフカダのサイズで作ってもらっている振り付けなので、「ちょっと間に合わなくない?」となって。

 

ちょうど端から端に移動するのが、私と、NIMOちゃんだったんですよ。相談して、「この2回分を捨てようか」と調整したりしました。

 

ーーそこは自分たちの判断なんだね。

 

藤川 はい。そうです。

 

ーーマシュマロちゃんは、振り付け師の先生が振り入れをしてくれた後は、自分たちで練習するの?

 

藤川 はい。渡されたらそこからは自分たちです。先輩メンバーから後輩メンバーへ引き継ぐときも同じです。

 

新メンバーが入ったばかりで、覚える曲数があまりにも多い場合には、先生を呼んでくれることもあるんですが、滅多にないです。

 

ーーダンスは得意として、歌覚えは良い方ですか?

 

藤川 引き継ぐときも、歌覚えは……うーん、そんなに得意ではないんですけど、頑張ればできる感じですかね。一度だけひとりでステージ上がったライブがあったんですが、リハーサルで、1番と2番を間違えまして、「ああああ!やっちゃった!」とテンパったんですが、リハでやった分、本番では集中してやれました(笑)

 

ーーリハーサルがボロボロのほうが上手くいく場合もありますからねぇ。緊張しすぎてもダメだけど、しなすぎてもダメだし。ステージは考えるだけで大変ですね。微妙な空気で、フワッと出ちゃうと、そのままずっとフワッとなっちゃってとかあるでしょ。「妙に緊張感がなくてボロボロ」みたいな。

 

藤川 ああああ(笑)緊張した上でのボロボロのほうが、リカバリーできますね。逆だとそのまま、「うわ〜〜〜〜!」ってなっちゃいます。

 

ーーなんか集中力がなくてフワッとしてるステージとかね。集中力がない空気感。誰かがリカバリーしないともう取り返せない(笑)

 

藤川 ああああ(笑)そうなると、お客さんもそんな感じで、声援してくれているけどなんか微妙な感じですね。

 

ステージに残置物があるかのような(笑)別に実体あるものが落ちているわけじゃないのに、「なんだこれは!」みたいなときありますね(笑)

 

インタビューPart1はここまで。Part2ではAV女優としての藤川菜緒、ピンク映画での藤川菜緒、マシュマロ3d+・マシュマロ☆クランベリーとしての藤川菜緒。さらに過去から未来の藤川菜緒について語ってもらいます!

Part2は近日公開!お楽しみに!!

執筆・写真=麻雅庵(https://twitter.com/an_asaga_otft

 

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