奇跡の処女AV女優として2016年に青春時代からAVデビューし、現在はSODstarの一員として僕らに夢と笑顔を届けてくれている「まこりん」こと戸田真琴ちゃん。さまざまなジャンルの作品に出演し、『スカパー!アダルト大賞2019』では悲願の最優秀女優賞を獲得し、AV女優としてトップアイドルの1人になりました。
その一方で自身のブログに書いた『シン・ゴジラ』や『この世界の片隅で』といった映画評が話題となり、ネットで連載を持つようになるなど、本業のAVにとどまらず多方面で活躍中です。また、彼女が「note」に投稿した「Twitterを辞めます。」はSNS全盛のこの時代に一石を投じ、多くの反響を呼びました。
2018年には『ミスid』受賞、みずからクラウドファンディングで出資を募ってアメリカ・メンフィスで撮影した写真集制作と写真展の開催、2019年には初映画監督作品を撮影するなど枠にとどまらない活躍を見せてくれました。
この年、初の書き下ろしエッセイ『あなたの孤独は美しい』(竹書房)も出版し、生い立ちや、AVデビューの経緯、デビュー後の苦悩など、これまで本人の口からは語られなかった、知られざる「戸田真琴」が随所に表現され話題となりました。
さらに2020年3月には2作目となる著書『人を心から愛したことがないのだと気づいてしまっても』(角川書店)を出版。noteに投稿し話題となった『SNSで死なないで』を含む彼女独自の視点、感情で紡ぐ言葉でできた1冊としてこちらも話題に。
そんなマルチに活躍中の戸田真琴ちゃんが6月にAVデビュー5周年を迎えました!それを記念してロングインタビューを敢行!! AVを軸に今の『まこりん』に本音を話してもらいました。
「デビュー当時は今より尖ってて、棘がすごかったんですよ(笑)」
―青春時代から処女のままAVデビューして5年を迎えました!今日は今までの単独出演パッケージを64タイトル分持ってきました
「わー!やばい!ぶあつい…もう50超えてたんですね。これを見ると、100いきたいなって思いますよね」
―5年という年月を改めて振り返ってみてどうでしょう
「毎回、何周年って聞かれた時に『あっという間です』って言ってたんですけど、青春時代のパッケージを見ると懐かしいからあっという間でもないのかなあ…。『戸田真琴19歳 処女 SOD専属AVデビュー』(SDAB-014)は見る機会が多いんですけど、2作目『初めて尽くし4本番』(SDAB-016)や3作目『中出し解禁』(SDAB-019)とかは改めてパッケージを見ると懐かしく感じます」
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―5年ってひと昔前ですもんね
「デビュー当時は今より尖ってて、棘がすごかったんですよ(笑)。写真は柔らかい雰囲気にしてくれてるけど、特に2作目のパケ写真は当時、気に入ってなくて『かわいくない』って思ってたんです」
―え!初めて聞くお話です
「多分、初めて言うお話です(笑)。今思えば、私が考えるかわいいと、プロデユーサーが考えるかわいいが違ったんだと思うし、これがいいって思ってくれて作品を買ってくれた人もたくさんいるのでどっちが正解っていうものでもないんですけど…。でも当時は自分の好きな顔、嫌いな顔があって笑顔がとにかく好きじゃなかったんです。『このパケ超やだ~!』って思ってたんですけど、今はそれはそれでかわいいのかなって思えるようになりました」
―デビュー当時でほかに特に印象深かったことってあります?
「青春時代はこだわりがすごくて、メイクもナチュラルだし、下着も盛れるやつじゃなくて綿の白!みたいな(笑)。靴下も絶妙な丈で、私服風の衣装も子供服を用意してくれていたり。『メイクこれで大丈夫ですか?カラコンしなくて大丈夫ですか?』って1個1個疑問をぶつけてたんですけど『これがいいんだよ』って当時のプロデユーサーに応えてもらっていたので信頼を置いて、そのこだわりにリスペクトを抱いていましたし、この時期があったからこそ今の私がいるんだと思います」
―リスペクトはしていたけど、パケ写は気に入ってない写真が使われてた…と
「5年やってきて思ったことなんですけど、AVでのエロいとかかわいいって盛れてるだけじゃないんだなって気づきました。顔が超美形とか抜群のスタイルだからといって売れるわけでもなく。デビュー当時は女子目線で美形に写ってない写真のほうが男性的にそそったりすることもあるって知る前だったので『こんな写真じゃ売れないよ…』って思ってたんですけど、いろんなかわいいがAV業界にはあるんだってわかってきました」
―たしかに女子目線と男性目線ではポイントって違うっていいますよね
「自分の中の盛れててかわいいと思う写真とかは、自撮りとか自分でプロデユースできるようなところで表現して、毎月1本のAVは男性のアダルト作品目線で自分を切り取ったらどうなるんだろうってSODのスタッフさんに委ねられるようになりました。だから『あ、こういうのがいいんだ』とか『これは私もエロいと思う』とか新しい発見が毎月あるし、楽しんで考えられるようになりました」
―まこりんは処女でデビューしましたが、処女デビューでここまで長く続けている女優さんってあんまりいないですよね
「デビューする時も、処女の子って数カ月で辞めちゃう子が多いって言われました。でも私ははじめからAV女優になろうと思って、長く続けるつもりで業界に入ったので、そこまで感情を置いてないというか…処女であることに対しては特別視してなかったんですよ」