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媒体の変化と流通の新時代が来ているのは、AVだけではない
ロックアウト(外出禁止)が都市部に発令されたり、全世界規模で新型コロナウイルスが席巻し、まだまだ予断を許さない状況が続いております。100年前のスペイン風邪の流行を知っている人などいるわけもなく、ひたすら見えなくて未知なる「生物」に脅かされ続け、幻惑され、疑心暗鬼に陥り、微妙な軋轢を持った地域や人種の状況を変化させています。
「コロナ禍」という言葉によって、あらゆるジャンルの仕事の進め方にも変化が生じています。AVも撮影できずに自主休業に追い込まれました。
外に出られない分、Uber Eatsや各店舗が行っている宅配によって食料を調達したり、Amazonなどの通販での買い物を余儀なくされました。しかし目の前の品を選別するのと、webからワードを検索で引っかけて探すのでは、まったく違う作業なのを実感しましたよね。
緊急事態宣言も解除され、外出は許されるようになったけれど、いろいろな店舗がギブアップして閉店に追い込まれました。自転車操業とは止めることが命取りなのを痛感させられる事態となったわけです。そして、コロナ禍の以前から、リアル店舗による販売の減少と店舗自体が閉店は叫ばれており、わかりやすく同じ時期に閉店へと追い込まれたのが事実でしょう。
日本人は、世界でも謙虚な「リアル物品」を欲しがる国です。コレクターズアイテムというかなり良いお値段がついたボックスセットがバンバン売れるのは日本だけとも言われています。不況とかの影響ではなく、「単に手に入るものが好き」という性格なのでしょうか。
しかしその神話が日本も崩れ去る予感がひしひしと伝わってきます。サブスクというワードと、コロナ禍というワードが、合併症を引き起こして新しい感覚を、人の心に植えつけようとしています。家の中に物として存在すると、「いざというとき」お荷物になるし動かせない。それまで人々を幸せにする魔法のDVDは、鬱陶しいただのお荷物だったことに気がついてしまったのです。
ワクワクしつつ購入したAV。私も気持ちはよくわかります。しかし空き地に捨てられていたエロ本を思い出してください。なぜ捨てられていたのかといえば、真っ当なルート(ゴミやちり紙交換など)に出すのが憚られるからです。
「未成年のみんな、これを観てエロを養うんだぞ」なんてエロ啓蒙する先達がいたわけじゃないのです(笑)
「配信特化型AVメーカー・FALENO」の出現
2019年初頭から新人デビューさせて「配信特化型AVメーカー・FALENO」は業界に出現していました。でも、DVDを買うこと、さらにはサイン会イベントを開催してファンユーザーに買ってもらうことが、販売主流とまで言われつつあったAVですから、「配信のみ」にはユーザーは引っかからなかったのは事実です。
既存メーカーは既に配信はやっていました。VRの出現は顕著でしたけど、それ以外でもそれなりの数字が出ていたと思います。そこにコロンブスの卵的変換をかけたのが、2020年初頭。まだコロナのニュースは中国ぐらいで、世界規模での流行となっておらず、「大丈夫だろう」と、国民誰もが思っていた頃、AV業界を震撼させるニュースが飛び込みました。
「FALENOにS1女優が電撃移籍する!」というニュースです。年明け前に友ちんこと友田彩也香ちゃんが移籍を発表しリリースしており、そこから別の女優も移籍する話が出てきて、「年明けに発表される女優は誰?」と大騒ぎになっていました。
吉高寧々ちゃんを皮切りに、橋本ありなちゃん、天使もえちゃんの名前が並んだとき、AVユーザーは衝撃だったはず。プロ野球で説明すると、新しくできてスタートしたばかりのチームに、常勝である老舗巨大メジャーのクリーンナップ全員が移籍しちゃった感じでしょうか。
AVというのは内容がサンプルとパッケージでしか確認できない映像メディアです。映画だと事前に観たことある人が買うのが当たり前ですが、それと違いますね。そこでユーザーの妄想力や作品批評するポイントが特殊な成長を遂げました。毎月何本も購入するコアユーザーが、「名作」を発見し、それをレビューなどで情報を流していく風潮が1番のPRなのです。
固定客はガッチリ掴んでいるけれど、もっとライトユーザーを引き込み、以前のような広めの売れ方をしたいAV業界。AVを観たことがない、またはすっかり観なくなった客層に訴えることができるかは重要ポイントですが、とても難しいことです。観ない人は観ませんからね、AVって。
人々が自宅待機している状況と、家から出なくても回線さえあればAVを観れる配信特化型メーカーが、ほぼ同時タイミングで世間に絶大なインパクトを残したこと。運命的に考えると偶然とは思えない出来事ではないでしょうか。AVに限らずですが、ターニングポイントは、何者かわからない力でいきなり動き出すのです。
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観たくなる、ムラムラする「タイトル」はある
「配信もありますよ」ではなく、「配信特化型」という新しい常識を持って世界に登場した「FALENO」ですが、その作品を観ていくと、何やら温故知新的な形式を伺うことができます。
ショップや販売サイトで、「AVを買うぞ!」と血眼になってチェックしているのとは違い、暇にあかせてAVを見ているのですから、一瞬のうちに内容が把握できるとわかりやすいし、速攻でエロモードに移行できます(オナニーしやすいという意)。
タイトルが長かったり、シンプルだったりする「FALENO」作品はとても内容把握をしやすいです。
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もうレビューの必要無いかもしれません(笑)これでパッケージ裏面を見たらほぼ内容は把握できます。DVDじゃないのに名残りとして残っている。AVファンにとって裏面は重要な情報源ですから、無くすことはしませんでしたね。中出しとか顔射とかのタグ付け部分も、パッケージ裏面で確認が取れますし、なんなら文字だけのほうが、より激しく悶々として興奮するかもしれない(笑)
AVは、webのタグ付けだけでなく、エロ本の頃から射精回数や絡み回数、プレイ内容などをアイコン化したりして、レビュー以上に紹介してきました。文字よりも視覚効果を好むタイプがAV好きには多いという統計と言えるのではないでしょうか。
意味をより視覚的インパクトを持たせるタイトルが効果的ということです。どんなプレイをポイントにしているかを知らせたければ、タイトルに入れて大きな活字にして、読んでわかる前に目から入るエロにすると、どんな人でも理解できる作品になり、深読みとか必要なく、文句なしで購入することができるわけです。
「FALENO」のタイトルは、長めだったり短めもありますが、基本的には単語を中心とした構造のタイトルです。またパッケージ写真も、ほぼ同一の顔の大きさです。ひとつひとつを差別するよりも、並んだときにすべてをほしくなる効果を狙っているように思います。その理由は、「配信」をキーポイントにしているから。
「FALENO」サイトに飛ぶと、「見放題」へのリンクPRバナーが大きなスペースで用意されています。これが「ほぼ均等」のほうが都合がいい理由です。全部観ても大丈夫だよと解釈して再支えないと思います。
AVは同じメーカー同士といえどもライバルです。これはCDだろうがなんだろうが、ソフト販売の場合、最終的には他所のメーカーよりも自社が最大のライバルなんてことがよくありますから、同じ理屈です。要するに「売れてナンボ!」
ところが、ショップなどの流通に乗せてから販売するものと違い、配信に特化しているわけですから、個体で目立つだけでなく、メーカー集合体として目立つのが先々を考えると懸命な手段だし、メーカー名の定着につながるわけです。
さてこの手法ですが、現在、大人気を誇るメーカーは、スタート当初、ほぼこの方式をとっているのです。そこから自社として個性を発揮している作品が、それぞれに登場した後に、パッケージに個性を出します。タイトルすら統一しているところもありました。
さらには、タイトルの段階から女優個性を重要視しています。同じポイントを見せる作品としても、「この女優さんの場合、こっちがいいでしょ」と言わんばかりに違えているのです。個性重視なのでしょう。
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同じソープ系としての個性の違いがよくわかる。佐藤ゆかちゃんはGカップ売りだし、神代になちゃんは初々しさ売りということ。風俗系タイトルはAVでは不動の人気を誇り、リリースは尽きないのですが、マンネリといえばマンネリなのも確か。しかし目立ってポイントの違いを知らせると、人間そこに注視しちゃうように脳ができています。
そしてAVは、店舗陳列やwebブラウザでパッケージを観たとき、他の作品より目立つようなカラーリングをしています。これが同居させるのが実は難儀。どちらかで埋没しがちという結果もあります。そういうことで考えると、カラーの使い方や、パッケージ写真のアイキャッチ(目の中の光)などで、目線が合うようにできてる戦略性を感じさせるパッケージデザインになっているのです。
観る場所や媒体によって、物は違って見えます。コンビニの棚にある本と、本屋の棚に積まれた本では、見え方も随分と違います。店舗内の明るさ、隣の雑誌の違いもあるでしょう。しかしブラウザで見ると単独ですから、また見え方がフィジカル(リアル)とは違っていて、手に取るかどうか、買うかどうかの判断も変わってしまいます。そして何よりも印刷物になったものと、そうでないものはまったく違うでしょう。
デザイン的にいえばエロさを可愛さや色っぽいという、ある程度のおしゃれ系に落とし込んでいます。webで見やすいというのは大事でしょう。ユーザー女子が確認しやすいというのがあります。同時にタイトルがわかりやすいエロの標語のようなワードばかりだしパッケージ裏面では絡みのどエロ表現をしていますから、これだけ見れば悩まずに選べるわけです。女子は一度気にいると、サブスクに入る場合が多いという説もあります。
現状、どのような情報をユーザーが欲しているのか。またそれでライトユーザーを夢中にさせる要素ないかを模索しています。ところが大きな人気メーカーとなると、それなりの実績を必要としますので、なかなか冒険には踏み出せない。そこをクリアできる最大のチャンスとともに登場したのが、「FALENO」という新メーカーなのです。
移籍してきた天川そらちゃんのタイトル。デビューからまだ半年くらいですが、作中に自分の快感追求アクションが溢れちゃうので有名です。そして移籍第1作において、メーカーは何を天川そらに言わせたいのかが、ここにちゃんと記載されています。ファンはもちろんですが、ファンでない人でも、「どんなことをヤッちゃうのだろうか……」と妄想しちゃいますよね。
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AVメーカーにとって専属女優を抱える意味とは何かを考える
ご存知のように、AVメーカーには、専属女優を抱えるメーカーと抱えないメーカーがあります。作っているAVへのアプローチの違いがあるからこそ、専属しているほうが良い場合とそうでない場合が生じるわけです。
単体AV女優を抱えるということは、自分で作りたいAVや、マーケティングで弾き出された売れるAVの他に、「この女優でなければならないAV」を模索することになります。それはたとえシリーズ物として成立していても、決めとなっている仕掛け以外の部分は、女優本位で発想されルことになります。
「FALENO」は現在、下記のメンバーが専属女優として19名が登場しました。現在はキカタン(企画単体)女優になっている子もおります。
FALENO女優一覧
新人デビューちゃんから、移籍してきた超人気者が揃っており、ラインナップカタログとしてみれば素晴らしいメンツでしょう。そして新しい場所に来て、AV女優として新しい何かが生まれるのか、ユーザーからの期待値も高いです。
AVとは、良い女優と良いスタッフが合体すれば良い作品になるかどうかわからないのがポイントになる、「映像メディア」のひとつです。映像系は、会社サイドからすると、これでもかと言わんばかりのラインナップと予算を投下しても、当たらないことがあります。
「AVは売れてナンボ」という考え方がありますので、リスク回避したプログラミングをしていますが、そこまで慎重にしても、意外にもダメな場合があるそうです。ライターなどの玄人筋に評判が良いと売れないなんて話もちらり(笑)ただそういう作品に出ていないと、AV女優として長持ちしないというのも聞こえてきます。
丁寧すぎても大胆すぎてもダメという映像メディアの恐ろしさと言えるかもしれません。
専属を持つことで達成できるのは、「こういうAVをこういう女子で撮る」というこだわりを持った作品が必ず取れることです。キカタン女優でももちろん同様の作品は存在しますが、アイデアとキャスティングの順番が逆になりますから、たとえ同じ内容でも微妙に違ってきます。専属単体女優の場合、「次はどういうアプローチが当たるだろうか」と模索する。「女優ありき」でのアイデアということ。企画作品の場合、どうしても「アイデアありき」が先に立つの間違いないところです。
女優自身と契約期間中に、どんなことがしたいかとか、どんなアイデアが実現しそうとか、本人とメーカーとのアイデア合戦が続きます。これは監面(監督面接)をしなくとも撮影中のアイデアにだって反映されることがあるわけです。
キャリアのある女優たち。新人女優たち。どのようにピックアップして、どのように差別化して、さらなる次元に連れていくか。AVでやれることはSEXですが、それだけではない。どのようなアプローチを経て、どのように見せていくか。新作が出るたびに期待値が膨れるわけです。
「FALENO」とどのようなコラボを展開するのか、配信開始日が期待値でしかない。そして、「見放題」契約をすれば、そういう楽しみも誕生するのが、サブスクの良さでしょう。サンプルだけでは見逃してしまう、女優の何かを発見できるのです。
圧倒的なファンからの声をいただき、今回、贔屓掲載させていただきます!二階堂夢ちゃん
今回、「FALENO」記事を書くにあたり、麻雅庵のTwitterにて、「自薦他薦は問いませんので、贔屓原稿を書いてもらいたい方、名乗り出てください」という、「アホなライターが考えそうな(笑)」ことを呟きました。そして圧倒多数でリアクションがあった女優さんがいましたので、そちらの女優ちゃんを今回の贔屓メンとさせていただきます。
それは……「二階堂夢ちゃん」でした! おめでとうございます!
その他にもアプローチがたくさんありまして、ありがとうございました。
ということで、夢ちゃんであります。
デビュー作のタイトルで丸わかりな経歴の持ち主です。
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7月リリースされる作品『一ヵ月禁欲させられイキ狂い!潮吹き絶頂4本番! 二階堂夢』にて、既に4作目となりますが、エロエロさとフレッシュさの融合状態はまだまだ濃厚です。彼女自身がエロいんじゃないかというのは、プレイで如実にわかるところです。
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例えば、フェラチオの目線。ジッと見つめるだけでなく夢ちゃん自身の表情のありますが、なんか嬉しそうな笑みがずっと続いている。誰もが甘えたくなるでっかいオッパイは、下からゆっくり持ち上げられるように愛撫されると、やはり笑みを浮かべている。
スケベというのは簡単ですが、濃厚接触プレイが大好きというのが伝わってきます。そして指マンやクンニでお気づきになると思いますがパイパンです。毛がないです。なので散々悶えイキした後に、とどめのチン挿入されるときどの挿入具合で感じているのかがわかります。ずっぷりと挿入された奥突きあたりで、声をあげちゃう。モザイクの向こう側の衝撃を想像して興奮してください。
オッパイに目がいくのですが、これだけの細いウエストをしていると、お尻は超目立ちます。プリプリのヒップアップ状態。絶対にバックとかすると締まりが発揮されて気持ちいいアソコになっているであろう健康的お尻です。
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ミニスカでお尻が超目立つコスプレをして、Tバックを履いて、お尻をめくられての挿入プレイ。可愛い声が漏れてきてからズンズンと突く速度がアップする。男優さんもお尻に魅了されて変態心を発揮してしまったのかもしれない(笑)
可愛らしい顔とお人形スタイル。そして敏感に反応するエロプレイの数々は、触りたくなるとか弄りたい願望を刺激しちゃうはず。SとかMとかの概念とは違う、責めたり責められたりを繰り返す、ラブラブで変態なプレイを堪能できちゃう夢ちゃんなのです。
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まとめ〜テレビとプレイヤーの時代の終焉と、素材の価値観の変化をFALENOから読み取る。
オープンリール録画機からVHSが登場し、家電となったとき、激しく映像メディアは変化を遂げました。そこからは変わらないだろうと思っていたら、90年代末には記録媒体はDVDとなってテープの時代が終焉しました。
DVDはVHS以上に爆発しました。世はDVDバブルに踊らされ、あらゆる映像素材が、オリジナル以上のデジタル処理を経て蘇り、ありとあらゆる旧作のボックスセットがたくさん登場し、新作も汲めど尽きない宝の泉のごとくリリースされ続けます。その恩恵を最大に受けたのがAVです。
ブルーレイは後継として登場しましたけど、ハイクオDVD的な扱いでDVDから変更した人は、アニメファンと音楽ファンくらい。DVDの我が世の春を謳歌していた……とか日本で騒いでいる間に、欧米では映像もサブスクが普通になり、データを自分自身で持つことがなくなってしまいました。
日本の場合、「支払ったんだから一生俺の自由だ」という所有欲が強い考えの人が多いのですが、欧米では、「手軽に観れる」を選び、そっちに移行します。
「日本は無理だよね。DVDのほうが安心できる」という人がまだまだ多いです。DVD以上の映像美には興味なく、動作安定して観ることを重要視している傾向も見受けられます。日本は進化よりも安定した停滞を選択していたのです。
AVも、これ以上の画質を求めても、女子の肌とか、あらゆるところへのマイナスチェックにしかならないと嫌われていました。進化の波は止まらないのに、受け入れる側がどうしても直視できない。それが現実だったら受け入れなくても大丈夫。リアルでの楽しいところを見ていたい。そんな矛盾と乖離が日本を席巻しているところに、コロナ禍が起こりました。
「テレビ回復か!」と、内緒のところで色めき立ったテレビ業界でしたけど、視聴率に変化がなかったですね。テレビじゃなくて、Amazonプライムのようなサブスクを観ていたか、YoutubeやAbema TVなどの配信を観ていた証明になっています。SOD primeがダウンしたのも、その事実を証明するひとつでしょう。自宅待機中、エロはテレビに勝っていたわけです(笑)
映像を観るメディアとして、テレビ&プレイヤー時代が終焉が目の前です。DVDのようなメディアは、近い将来にやたらと高額になる可能性があります。コピーガードはさらにきつくなり、法律が強化されて、罪が重くなるので、違法アップロードの摘発は増加することでしょう。AVは、DVDじゃなくなることで助かるわけです。
AV女優さんのサイン会でサインする新しいものが登場するかもしれない。既にオンラインサイン会はコロナの影響でスタートしています。収束しても、元に戻らない可能性が高いです。直接AV女優ちゃんと出会える機会が激減するかも!?
そうならないようにするのと、女優がリアルであり価値を持たせるために、各メーカーや他のジャンル団体が主催する、サイン会とはまた別途の女優イベントが、さらにアイデアを重ねて増えていく可能性があります。ただし先ほどのDVDのように会うこと=希少価値化するAV女優=イベント高額化は否めないかもしれません。以前から言っているように、「会えるときに会わないと、絶対に会えません」ということをお忘れなく。
時代とはゆっくりと見えないスピードで変化するのではなくて、見える速度で変化します。とてつもなく残酷でドラスティックです。AVは他の業界に比べると、優しい感じでした。だからこそ脇が甘くて、油断していて訴えられたりしていたのかもしれない……。
そんな業界に変化を告げる「FALENO」の存在。配信特化型という目論見は、意外とすんなり受け入れられるかもしれない。それはコアユーザーが強いAVだからこそ、チェンジする可能性が高くなっているわけです。
信じられない方々は、20年前に、S1とSODが、当時のAV業界においてどのようなことを巻き起こしていたのか思い出してください。業界内もユーザーも信じていなかった事態が起こったのが現実なのです。そこからさらに20年が経過したのならば、新しいことがまた起こる可能性があることも歴史が語っています。
AV女優は変わりなく可愛いですが、AV自体は大きな変化に飲み込まれている。それはエンタメ全体を飲み込む渦です。「災いを転じて福となす」ために、変化する波に飲み込まれてAVを観たほうが良いでしょう。SOD primeに入っておけば、毎月いくらでもAVを堪能できます。名作にこだわるよりも視聴数という感じ。
毎月何本も観る時代がそこに来ているわけですが、それってレンタルビデオ店でAVを借りて観ていた時代と同じじゃない?お店で借りるのではなくてスマホやタブレットで、エロ世界とアクセスできるのだから。
サブスクに必要を感じていないAVユーザーも多いことでしょう。でもこれらに入っておかないとAV終焉という流れすらあり得るのです。買うだけでなく、サブスクで見続けることが大事なのです。オナニーで使うのとまた違うエロの楽しみが生まれるかもしれませんね。みんなで一緒になってAVを観ていた下宿アパート時代のようなAV視聴会が開催されるかも。
みんなでAVを観つつお酒を飲みながら、笑ったり楽しんだり、批評したり。女子同士もやりそうですよね。実はもう「リモートAV視聴会」はもう開催されているかもしれませんよ。その中心には「FALENO」がいるかも!?