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AV女優がAVを本音で面白いと思う時代に突入しています!!
今回の見出し(↑上のタイトルのこと)「AV女優が〜」を見たとき、あなたはどんな感想を抱きましたでしょうか。
「そう思っていたし、知っているよ」と、業界通を気取る。
「えええ!ショック!AVの彼女たちはガチじゃないの?」と、今まで信じていた事実と、射精数を振り返り愕然とする。
「そんなことはない!彼女たちは感じているから濡れまくるのだ!」と、怒り心頭に達する。
「プロとしてやっているんだから、いちいち感じていたらもたないでしょ!AV女優業は大変なんだから」と、彼女たちのプロ意識を訴えつつ、同情を誘う。
上記のどれかに当てはまる人が多いのではないかと思います。事実、AV女優たちもどれかに当てはまっているかと。「AV女優」ということで、「女優」とありますが、本当に女優を目指している人がすべてではありません。
SEXが好きで入ってくる。AV女優への憧れのように、SEXへの幻想を自分自身で味わいたいという女子。
個人的事情が重なり、まとまったお金を稼ぎ出したいという女子。
スカウトマンと知り合いになり、説明を聞いて興味が湧いてやる女子。このパターンは真逆というか、「説明をちゃんと聞いてないで、入ってから後悔している女子」もいたりします。同情はすれども、擁護せず。また推奨はせずとも辞めさせることはせず……というのは、私の個人的な考え方です。
とにかく、女優ということに興味津々というわけでもない。またボイストレーニングをしてないし、セリフ読みの練習なんてしたことない女子が、いきなりカメラ前で演技ができるわけがありません(笑)セリフは言えても、そこに感情が入っていなければ、観ている側に感動が得られるわけはありません。
往年のAVなんて、そんな内容だらけでしたけどね(笑)またはもの凄く上手だったりして、AV女優になる女子の出自がどのあたりなのかがわかりましたね。そこから幾星霜、AV女優たちは、本当にドラマでのお芝居が上手になりました。バラエティでの対応もちゃんとできますから、リアルイベントが盛り上がるわけです。
そして今、AVでは、「ドラマ系作品」がクローズアップされています。NTR的なものはメインでしょうか。自分の感情に押し流されてしまう系などの不倫ドラマは、熟女AVから人妻AVを独立させました。専属女優たちは、実は昔からドラマ系をやっていたのですが、絡み内容がクローズアップされることはあれど、お芝居での表情などは評価がされない。それどころか、「演技するシーンがあると、SEXも演技っぽくて嫌だ」なんてマニアもいました。
Vシネやロマンポルノなどの流れから、ドラマじゃないと興奮できない人もいるのですが、逆に演技の香りがするだけでダメな人はダメ。リアル原理主義者とでも呼べばよいのかな? とにかく演技が注視されることはなかったわけです。日本という国自体が、演技に対する概念が、欧米と違うものあります。欧米と日本のプロレスの比較がわかりやすいかなと。
そこまで嫌われるときは嫌われる演技系AVでしたが大きな変化の兆し、いやもう変わっていると定義しても良いと思います。
「人気コンテンツになっている!」ということです。
AVを牽引する内容といえば、実は出演している女子がメインです。単体だろうが素人さんだろうが、それは黎明期からAVの普遍的要員です。その合間に、企画が突出していて、当たる作品が出ますが、パクリが乱発されるとスーッと引っ込んでしまいます。さらには、SEXを最終目的とするAVですが、ネタを絡ませるのが大変ということ。お笑い芸人がテレビで、「ネタを作るのが大変」と言ってますが、生み出すものに別フックを仕掛けておく(エロだったり、お笑いだったり)のは難しいわけです。
産みの苦しみがある企画タイトルですが、AV監督たちはチャレンジし続けることで、作品をたくさん作り出しています。そういう中で、2020年に人気コンテンツとなり得たのが「ドラマ系AV」でした。
そしてこれが人気を得た最大の理由は、出ているAV女優からのアナウンスが出てきたことは大きいでしょう。
「今日はどんな感じですか?」と台本をサラッと読むだけで作っていく映画なんていうのはありません。本読みから本番まで何度か繰り返して作り出されます。絡みシーンがメインであるAVですが、導入として必要なドラマシーンは、申し訳ないけれど、かなりおざなりだったと思います。演技ができないというのは関係ない話でして、要はどれだけリアリティを持たせることができるかが重要。
AVの場合は、「ここで悶えているのは、ドラマ役どころの○○ちゃんなのか、それとも台本の中の○○ちゃんなのか?」ということが問題になったりしてました。後者よりも前者、つまり「リアルな○○ちゃんに感じて欲しい!」のが、全視聴者の願いだからです。スケベであって欲しいからです。
これがドラマの役どころに没入できるならば、どちらでも良いと思うのが役者さん。ならばAV女優が、役者さんとなり得たならば、ドラマシーンの迫力は倍増するだろう。それが反映されたのが、昨今で大ヒットしている、ドラマ系AV、「シチュエーションドラマ」です。
その役どころに入り込むために、監督たちは、シチュエーションの説明や背景など、必要とされる情報をわかりやすい説明で飲み込ませています。飲み込ませることが上手な監督と、飲み込むことに長けた女優ちゃんが作り出したのが、現状の人気作品です。
また女優ちゃんたちがどれくらい役にのめり込み、その変態お姉さんになるかもポイントです。元来、「言われると断ることができない奉仕型女子」がAV女優になる資質が高い女子です。また負けず嫌いも多く、スタッフとの話し合いの中で、完成作品が作られていくわけです。
クリエイター側は、いかにリアリズム無き世界にリアルを落とし込むかを腐心しています。出演者側は、自分がいかに本当にこの世界に没入していくかを真剣に向き合っています。
ちなみに現場は普通に笑っていたり、楽しんでいたり、リラックスしていることが多いようです。SEXはリラックスしつつ集中するのめり込みが必要ですから、当たり前といえば当たり前なのですが、「自分の世界観を押しつけすぎて、現場のムード最悪」なんて話も聞こえてくる現場もあるようなので、それと一線を画しているようです。
AV女優が見せるリアルに対して、「本当に挿入しているかどうか」をポイントにするような低いレベルで語る。まぁ許されることですが、そろそろ上のステージに上っても良いんじゃないかと思います。
だって、AV作品に刻み込まれているのは、「その瞬間のAV女優のリアル」なのは間違いないのですから。
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あり得なさそうな世界が瞬間でリアルに染まる〜朝霧浄監督
『彼女が3日間家族旅行で〜』シリーズで話題になり、気が付くとあれよあれよという間に、「この監督の作品ばっかり観てる世界」にAV世界を色付けした朝霧浄監督。ストーリーというかテーマ性とか展開に関して、「これは凄い!」的に飛び抜けた内容を作っているわけではないのですが、そこに映された世界はドラマであるしかないような世界なのに、リアリズムが溶け込んでいます。
女優ちゃんに世界観を没入させることではとてもとても定評があるし、現在のように話題に上がるずっと前から、AV女優たちから、「朝霧監督が面白かった」と言っていたのをインタビューで聞いておりました。
「AV監督でクローズアップするAV」は、AVの構成を考えると意外とありそうでない。映画は監督好きで決める人が多いけれど、AVでは本当に少ないです。スター監督も出現しているのですが、演出部分を語るカルチャーになっていないのがAVを取り巻く世界。作品の相対評価をするし、女優のプレイ内容は細かく聞きたがるけれど、「AVの世界観」は語ることがほぼありません。オナニーにそんなもの必要ないという男子が多いわけですが、「そうかなぁ?」とか思ったりするのです。
同じ陵辱プレイでも、カメラが感情を追いかけているか否かで、見た目が随分と変わってしまいます。「女が堕ちていく」ことを冷静に観るのが好きな人は、客観性を持って全体を愛でつつ楽しみたいだろうし。「女が抵抗し喘ぐ姿」だけを追いかけたいタイプは主観映像が好きだったり。
NTR作品だって、そこを分析すると随分と違いがあるのですが、十把一絡げに「NTR」と乱暴なタグ付けするのが、販売するAVの常識になっていますので、女優だけを信じて購入して、合わない作品に遭遇し、AVを観なくなる人が多いようなのです。
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こちらの作品について、まこりんが語ってくれたことがあります。「この作品で戸田さんは、『ユニコ』になってくださいって説明されたんです」ということ。ユニコとは、手塚治虫作品の主人公。人を幸せにする能力を持っていることで、神様に西風に飛ばされてしまうという、根っこから理不尽を感じさせるキャラクター。そんな理不尽な立場になっても、人を幸せにするために奮闘するのですが、それとなぞられるAV内のキャラクターを構築していたというのは、なんかAV女優の本質をついていると思いました。
そして朝霧監督の作品を見直すと、理不尽と愛情過多と、感情のずれによって起こる正衝動とエロスが濃厚スープのようになっています。愛情のずれが物語を作る。そしてお互いの勘違いがさらに物語を深くする。
テレビドラマで、「当たり!」とSNSで叫ばれる昨今の作品は、このすれ違っている愛情の価値によって、ヤキモキしたり感情を揺さぶられるようにできています。またそれに応じて主人公たちが動いている。そこに嫉妬心をまぶした、妨害する気がなくても妨害してしまう脇役が登場しちゃってかき混ぜたりすると……もう大変。魔王(佐藤健)の流し目と、勇者ちゃん(上白石萌音)のうっとり目を思い出した人、いるでしょうか(笑)
もちろん、AVに対してストーリーを追いかけることが正しい見方とは思いません。また途中に展開する男女の機微を描くシーンが重要だけど、そこを飛ばしちゃっている人も多いでしょう。「脳内変換で十分」とか、「そういう余計な要素よりも、SEXで悶えている女子を見たいんだ!すぐに射精したいんだ!」という切羽詰まった(笑)人もいるでしょう。
AVなんだから自由に観るとかではなく、むしろAVは不自由に観られている存在だと思います。
映画の歴史がスタートして、最初は、10分前後の簡単な作品が、技術やフィルムの耐久力アップによって、1時間近い作品が現れます。また制作者たちが芸術をやりたがるようになり、映画の中に話を落とし込み、意味を感じさせるカットを混ぜたりするようになりました。娯楽の範疇を逸脱すると、途端に「駄作扱い」され、次のチャンスもなく2度と監督やプロデューサーに復帰できなかった人材もいるのです。
それが今では、娯楽に徹しているとしても、哲学を感じさせないといけない。子ども向け映画と言われたから子ども向けに作ったら、バッシングされてしまう。でも小難しい内容で徹底的に作ってしまうとボロカスに言われる。二律背反の中で作られているのが映画です。
AVは……哲学を感じさせたいならば、本当にわからないように作りましょう的なことになっています。「芸術にしたら最後、AVはオナニーできなくなり、売れなくなる」とまことしやかに語られています。実際、そんな感じでした。
そこから二段階くらい上に上げて、哲学的な行動とSEXがイコールになっていて、より女子側の興奮が伝わるのが朝霧浄監督の作品です。
男子なのに女子に思い入れするタイプのオナニストいますけど、そういうタイプは本当に興奮できちゃうのが監督の作品群です。女子なんかハマったら最後、監督の作品じゃないとオナニーできなくなっちゃうかも!?
そのぐらいの女子側の意識を、ただの男女の絡み合いで終わらせることなくSEXに落とし込みAVとして、オナニーさせる。ドラマ系AVが当たっていると書きましたけど、実は朝霧浄監督が当たっているだけということは、あながち嘘ではないでしょう。
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妄想?超現実?リアル?映像にエロが萌芽していく〜太田みぎわ監督
AVというのは、リアルを求める人がとても多いのがここ数年のライター的な感想です。一般的ユーザーはもちろん、ライターなどの人たちにも、「本気じゃないと意味がない」的な論調が高め。日本人はSEXに対して、愛とリアルを求める傾向が高いので、そうなるのかもしれません。
端的に説明すると、とても真面目な人が多い。お笑い番組がたくさんあり、YouTuberがたくさん存在するようになっても、根っこにある「真面目」が強くて、おふざけの感じが鼻につくとバッシングされてしまう。
不倫を許さないのも真面目さが所以なのですが、その割にはNTR作品は大好きだし、文春に不倫をすっぱ抜かれた芸能人を攻撃と言いつつ観るのが大好きだったりして、「堕ちた男女」を見て、嘲笑うのが好きなのかもしれないです。真面目さゆえに。
よってAVも、「真面目に」作っていないとダメ。いや不真面目なAVがあるわけないし、むしろ制作スタッフに関して、この業界、真面目な人が多いですが、この場合の真面目は、「AV女優がちゃんとしたSEXをして、リアルな反応を見せて、ギミック装置を使用することなく、ガチに表現しないとダメ」ということらしいです。あまりこだわりのなさそうな、AVをほとんど観ない一般人でも、いざAVを観るとその傾向が急に高くなる。
「ええ?これちゃんとヤッてないんだ」の、「ちゃんと」がどこにかかった言葉なのかを教えてほしいくらいですが(これは文句です笑)、とにかく「真面目に変になって、快楽に堕ちることで、金銭授受して落ちぶれてほしい」とか望んでいるようです、AV関係者には(笑)
そういう風潮がどこかに蔓延る時代にこそ、太田みぎわ監督の、「不謹慎な世界観(褒め言葉です!)」が突出して興奮を得られるのです。
興奮する内容であるのは理解できます。AVでは年に数本は出てくる内容でもあって、目新しいわけではない。何なら、エロ本だけでなく子どものマンガにはよく出てくる内容だし。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で両津が霊体となってテレビ局に侵入し、アナウンサーやらアイドルに憑依して、世の中を混乱に巻き込むストーリーは、今作と比べるとわかりやすく似ています。
エロとお笑いというのは、テレビ業界やマンガでは普通に同居できるのですが、なぜかAVとは食い合わせが悪い。「笑ってしまったらオナニーができなくなる」とか、「ふざけているAV女優を見て勃起するわけがない!」とか……。
「マジメか!」
とツッコミを入れたくなりますよね。日本人は、お笑いにもAVにも真面目を求めている事実を実感できる話です。オナニーとは真面目に取り組むものであり、SEXは決められた状況でするもの……そんなことを言っている割には、ノンモラルな状況に陥ると喜んでSEXしたりする……爆発するほどパンパンになってまで、我慢しているわけですね。
そんな真面目な世界に、小さく開いた穴ぼこ。それが太田監督の『憑依シリーズ』ではないでしょうか。そこにいる女子は超下品な行動を取ります。理由は男が女を自由にコントロールするから。気持ちいいは、下品なことをすると周囲の男は喜ぶは、自分も興奮しちゃうわと、良いことづくめ。
さらにこのシリーズの良いところは、それがフィクションであり、ドラマ的な要素が強くあればあるほど、「演じてる女優の下品っぷり」が最高に盛り上がるわけです。「これは女優が悶えているのか、演じてる女子が悶えているのか。どちらかわからないけれど、俺は、○○ちゃんが悶えているように思うことにする!」という人が多いんだと思います。
なので、太田監督の作品は、女優が有名になればなるほど、効果がアップしていく。鬼越トマホークの喧嘩罵倒漫才のような感じと思えば良い。今の時代っぽい説明文をつけると、流行が落ちたときに意味が通じない文章になるのですが、YouTubeが有る限りなんとかなるでしょう。ちなみに鬼越トマホークを知らない人は検索してください(笑)
そして憑依でわかるように、AVとは逆転現象こそ興奮の種となるわけです。女子を悪戯エッチして興奮させるカメラアングルが、VRの場合、逆転することで内容も逆転させてしまう。風俗系とか主観系は鉄板人気ですが、令和バージョンとしてアップデートさせています。
そして、真面目とノンモラルとが、エロだけでなくバトルことになって、ネットで炎上することになってしまったのがこちらの作品。
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人気AV女優・おぐゆなと、コンビニバイトテロと、下品な人に見せる系SEXと、憑依を重ね合わせた結果、とても芯に迫るエロAVとなりました。興奮する人は多いけどいろいろな状況に興奮するので、違う見え方をしているのが今作です。
「おぐゆながおかしくなってSEXしている!」という興奮もあれば、「可愛い女子がコンビニで恥ずかしいことをして大暴れしている」という興奮もあります。
監督の指示に対して、思いっきり乗っかりまくって、本当に憑依されちゃっているかのようなおぐゆなのキレっぷりも最高。おぐゆなは、ここ1年、本当にエロとしてキレまくりで、変態的な壊れ方は、万人を興奮させるAV女優となっています。Instagramなどの美少女っぷりを観た後に、こちらのAVを観たら、男たちは混乱と興奮の坩堝に叩き込まれること間違いない。
そういう女優の個性を含めて、「AV女優の人気が盛り上がる理由」をわかりやすく提示しているのが、太田監督の作品でしょう。上品さと下品さとが交互に登場する。男子が女子に求める部分はこういうパターンが大きいです。ギャル系よりもアイドル系のほうが、エロとしても圧倒的に大きいのは、「ヤラせてくれそう(=ギャル系)」よりも、「ヤラなそう、もしくは処女(=アイドル)」なわけです。
女子の持っている二面性を見事に提示された憑依タイトル。そして、「AV女優になったからには、とことん気持ちいいを味わいたい」という女子も多いからこそ、キャラクターに成り切ることで、むしろ快楽を倍以上に味わえることがある。嘘から出た誠ということ?
ドラマというよりも、シュールリアリズムストーリー(超現実ドラマ)であり、ホラーテイストをエロに転換させた太田監督の快進撃は、まだまだ続く。同人作家クジラックスとのコラボAVなど、火がついているところにガソリンを撒くかのような(笑)SNSでの炎上しやすそうなところをつく活躍もまた最高でしょう。
こちらで勝手な要望をするとすれば,、超正統派純愛ドラマテイストなんだけど、よく観ると不倫(笑)のようなNTRドラマを撮ってもらいたいですね。男女どちらも芯をつく作品を撮る太田監督にお願いしたいです。
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まとめ〜現実社会が非現実を凌駕するとドラマ系AVがリアルになる!?
今の時代に、どれだけのドラマが作り出せるのでしょうか。古来より小説という形をとったり、絵画や彫刻だったり、映画や音楽だったりして、人々を興奮させるものを生み出してきました。19世紀から21世紀の間に、圧倒的な技術革新が起こり、記憶せずともすぐに観れるようなシステムが構築されほぼ完成された状況です。それに合わせるかのように、世界を巻き込むドラマが展開して世の中を混乱に巻き込んでいます。
本来、娯楽の鬼っ子である「アダルトビデオ」ですが、「こんなことはあり得ないだろう」が前提だったりしました。まぁAVを超えるヤリマンもいますけど(笑)女優ちゃんでもインタビューでは書けないけど、「本当は100人とか超えているんですよね」とかは、あるある系です。
そして痴漢を中心とした女子陵辱(最近は男女が逆のパターンもあります)ニュースは耐えることがないし、その度に、「AVを観てムラッとして」という言い訳の材料にされてきました。しかしながら、その人はもしかすると本当に、AVを観るまで痴漢をどうやってすれば良いのかを想像することができなかったのかもしれない。仕事や勉強はできるけれど、想像力に関しては、1mmもない鳥頭な人たちが増えているのかもしれません。
ドラマ系AVは、AVが存在する限り、必ず作られるタイトルです。「これは架空のお話です」という事件系や特撮SFのドラマに不可欠な用語を駆使しつつ作られます。AV女優ちゃんも、「監督に言われたように一生懸命にエッチなことをしました」と言い訳をもらっているから(笑)ドキュメンタリー作品以上に興奮している人もいるようです。
「ドラマで役どころがあるほど、その子になり切って、自由にエッチできるからドラマのほうが興奮できるかもしれない(笑)」というタイプも存在します。
世の中がはじけ飛んでしまっていればいるほど、ドラマ系AVが人気が出る。ドラマが大袈裟にしても通用するから。AVを超えたヤリマンがいるように、想像している酷い世界が現実にあったりするわけです。
ドラマだったものが、現実化する世の中。AVだけの世界だよねと言っていた変態的な羞恥プレイは、実は好事家には大人気だったりして、ハマっている女子がいたりする事実(意外と男子はヘタレが多くて、のめり込む前に尻込みするようですが)は、AV女優たちののめり込みが証明しています。ただしセリフ回しを除けばですが(笑)
訓練してないから、それを言えなくてもOKなんですけど、気分的には「もう少しだけ練習したら」となる場合が往々にしてあります。観ている側は感情が入らなくなるので、なんとか頑張ってほしいところです(笑)
そしてAV女優になる女子たちもまた増えています。サンプル動画やサブスクによって、映画と同じくらいの勢いでAVを観る機会が増えている。そこに影響されることで現実のSEXをAV的にしていくし、よりハードになっていく。
今や、ドラマが現実を引っ張ることはなく、現実がドラマを引っ張っている時代です。AVだって同じことです。女子たちがハードな人生をくぐればくぐるほど、AVにしやすくなります。だって、演じているほうが全然楽ちんだし、仕事として成立し、声援を浴びたり褒められたりするわけです。何なら有名人の仲間入りする人もいたりします。
監督たちの力量や、センスを多いに問うのがドキュメンタリーAVなのですが、今や作り方が確立しています。例を出すとカンパニー松尾監督のハメ撮りにかなうハメ撮り作品を観たことがない事実がそれ。カンパニー松尾監督がハメ撮りのシステムを作ってしまったわけです。作品を観たら誰でも似て非なるであれども、作品を作れるようになってしまいました。
業界的に映画を目指していた映像系作家が多く流れ込んでいたAVですから、ドラマに関しては昔から存在するし、つまらないものから面白いものまでたくさんあります。それが時代がハードになるにつれて、ドラマのほうが自由に撮れるし、テーマをこっそり入れてもバレづらい(笑)
さらにお笑い展開にもシリアスにも、ホラーにも持っていける利便性の良さがあり、定期的に人気がアップするのです。
『憑依バカッター』シリーズなんて、AVがドラマもシリアスも笑いもホラーも全てを内包できちゃうことを証明しているわけです。
AVにおいてドラマシーンは、早送りされちゃう要素ナンバー1です。それは永遠に変わらないことでしょう。しかしながら、その展開をちゃんと観れば観るほど、興奮度がアップするのは紛れもない事実です。
そして女優ちゃんがのめり込めばのめり込むほど、その人の本質が溢れ出します。口では、「感じることは少ないです」と言っていても、ドラマAVでの絡みではどこからどう観ても変態女子になっているとか。「それは監督の指示通りにやったこと」と照れるほど、実は内面から溢れているものだったりします。
あと……「ヤラされている女子」が好きな人もいますよね(笑)一般作品の女優がハードなシーンを演じているときに興奮を覚えるのは、意図してそういうシーンを放り込んでいるわけです。ストレートじゃなくても、エロスはとても重要なので、あからさまにはわからないように挿入してあるということ(笑)
AVのドラマ作品とは、二重にエロを構成しているわけで、だから興奮する度合いが高いのかもしれませんね。
ということで、ドラマAVに限らず、飛ばさないでAVを観ると、そこここにエロの種が植えられていて、絡みシーンでエロ花を咲かせています。じっくり観る時間もAVをたっぷり楽しむ要素のひとつなので、ぜひどうぞ。
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