こんにちは。#魔女っ子マコです。
今日は夫婦のセックスレス問題について語りたいと思います。読者の皆さんの中で既婚歴が長い方は、とくにパートナーとのセックスレス問題について深く悩んだ経験があるのではないでしょうか?
「歳をとっても性欲はありますからね~でもうちの奥さん、エッチしたがらないんですよ~」
「うちは既婚10年のセックスレス組です!誘おうと思っても逆に恥ずかしくてできません~どうすればいいですかね?」
周りのセックスレスカップルを見ていて思うのが、ちょうど既婚3年目や出産を機にセックスレスになったパターンです。一度でもセックスレスになると、なかなかレスから抜け出せないというのが現状。実際はレスに悩んでいる夫婦はかなり多いものの、デリケートな内容のため気軽に相談できるような人が周りにいないのも大きな問題でしょう。
セックスレスの定義とは?!
セックスレスと一概にいっても、月に何回しないとセックスレスなのか、いまいちわからない人も多いと思います。性治療のための知識や技法などを提供している日本性科学会によると、病気などの特別な事情がないのに一か月以上もの性交渉がないカップルはセックスレスだと定義されています。
既婚者のセックスレスの割合
日本経済新聞および日本家族計画協会の調査(16歳~49歳対象・既婚者約655人)によると、平成27年度の時点で「セックスレス」の割合は、過去最高の47.2% に達したそうです。これを見るかぎり、夫婦の約半数がセックスレス状態にあると言えるでしょう。
今後も「夫婦間のセックスレス問題」はますます加速する見込みとのことですから、魔女っ子的にもとても心配……。
とくに既婚歴が長いカップルほどセックスレスに陥りやすく、年齢別で調査したところ男女とも45~49歳が最もレス率が高かったとわかっています。
参考:日本家族計画協会(平成27年度2月)
セックスレスの主な原因
セックスレスの主な原因については、男女ともに以下のような回答が出ています。
男性:仕事で疲れている 35.2%
女性:面倒くさい 22.3%、出産後なんとなく 20.1%
一見、日本の長時間労働がセックスレスへの引き金にもなっているような気さえしますが、調査結果によるとじつは男性の労働時間の長さとセックスレスの割合の高さはとくに比例しなかったそうです。
実際にセックスレスのカップルたちの年齢層が高いことから、夫婦歴が長くなればなるほど自然とセックスレスになりやすいといえます。
日本と欧米のセックスレス観の違い
欧米ではパートナーとのセックスレスは離婚危機の引き金にもなるため、かなり問題視されます。そのため、夫婦問題を改善するための機関も充実していて、セックスについて気軽に相談できるようなカウンセラーも多く存在します。しかし、日本では夫婦の性問題を明るみにするのがタブーという風潮があるせいか、夫婦でカウンセリングを受けるカップルは少ないといえるでしょう。
その結果、夫婦で努力してレスを改善することもなく、そのまま我慢して一生を終えるか、不倫や離婚に走る人たちも一部見受けられます。
結婚3年後のレス改善のためのステップ4
では、結婚3年後や出産後を機にセックスレスになってしまった夫婦はいったいどうすればよいのか……?今から夫婦のレス改善のための具体案についてご紹介していきます。
セックスレスになったカップルのどちらかが急にセックスに誘ったときに、「相手に拒否されて傷ついた」、という意見をよく聞きます。せっかく勇気を出して誘ったのに相手に断られるともちろんプライドだって傷つくでしょう。「二度と誘うものか!」と思った結果、最悪のケースで不倫や浮気、離婚さえも視野に入れることがあるので気をつけましょう。
夫婦関係を壊したくないのであれば、セックスに誘われた側は、極力それを受け入れる姿勢が大事です。それにセックスレス期間が長いカップルほど、誘う前にしっかりと話し合う時間をもつことが最優先です。
私の親友で10年にわたるセックスレスを解消した人物がいます。話を聞いてみたところ、最初に「大事な話があるから10分ほど時間をちょうだい」と伝えたそうです。ポイントは、とにかく真剣に伝えて、話し合うための時間をつくることからスタートなのだそう。
その後は、「セックスレスが辛い」「ずっとセックスなしでは離婚も視野に入れている」と、素直な気持ちをストレートに伝えることが大切とのことでした。
話し合った後は、具体的に月に何回であればパートナーがセックスを受け入れられるのかを確認していきます。パートナー側もあなたと離婚したくないのであれば、話し合いに応じて、歩み寄ろうと努力してくれるはずです。ポイントは、自分がしたい回数を相手に押しつけないこと。
「自分はこのくらいしたけど、ムリならあなたの希望に合わせる」といった柔軟さをもつことが大事です。とはいえ、セックスレスの定義でもある月1回は目指したいところですよね。あまりパートナーがセックスを好まない場合は、まずは月一を目指して交渉してみるとよいかもしれません。
セックスレスのカップルでも手はつなぐという人もいれば、スキンシップは一切しない、というカップルまでまちまちです。
スキンシップがあれば、かりにセックスレス期間が3年以上経過していても、話し合いと日常のスキンシップによってコミュニケーションが円滑になるので、レスを改善しやすくなります。
しかし、長らくスキンシップもしていないカップルだからといって諦める必要はありません。実際にレス10年の夫婦でも、見事にレスを解消したカップルたちを私は見てきました。
コミュニケーションを濃厚にするためには、しっかりと話し合いの後、セックスとは別に「週に一度は添い寝する」、「週に2回は一緒にお風呂に入る」などの別メニューを取り入れることが大切です。
そうやって日常的にコミュニケーションを円滑にしておくことで、約束したセックスDAYを守ってくれるようになります。
セックスはとてもデリケートな行為のため、相手の何気ない一言にパートナーが傷つくことがあります。例えばセックスにあまり興味のないパートナーに対して「淡白で面白くない」なんて発言をすれば、言われた側はとても傷つきます。満足できるHができなかったからといって、相手が傷つくようなことを言ってしまうとレスの改善どころか二度とパートナーとセックスできなくなる可能性もあるので要注意。
夫婦間で早くセックスを取り戻したい気持ちは理解できますが、まずは相手のセックスに対する恐怖心や不安などを取りのぞいてあげて、受け止める心持ちが大切です。すると、相手も久しぶりにセックスをするのがラクになり、その後もあなたのことを受け入れやすくなります。
終わりに……
以上が「結婚3年後のレス改善のためのステップ4」でした。既婚歴の長い夫婦に限らず、同棲生活中の若手カップルたちにもぜひ実践してみてほしいと思います。いつまでもパートナーとの充実したラブライフを送ってくださいね♡