
正常位を本当に正しく気持ちよくするために観るAV鑑賞法
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正常位って満足できない体位になっちゃっているって本当ですか?
みなさんご経験があるかと思うのですが、SEXは思った以上に相手の体の構造がわからず、正常位からスタートすることがしばしば。それと「正常位」という名前があるのも大きいと思います。
それ以上に、相手の顔が見えるとか、抱きしめやすいために安心感があるとか、男女どちらも初体験体位になっていることでしょう。まぁ急にバックが最初とか女性からすれば問題だろうし、騎乗位なんてもってのほかでしょう。何も知らないのに腰を振るなんて本能的に無いはず。
しかしながら、最初は抱き合い挿入するだけで感動していたSEXも、回数を重ねれば重ねるほど、「飽きてくる」のです。理由は何かというと、同じ状況が続く場合、同じ刺激が続くのと同じだからです。
もちろん、徐々に前戯も増えてくるだろうし、バリエーションとして他の体位をチャレンジすることもあるでしょう。ところがマニュアルらしいマニュアルは存在しないし、お互いに語り合うとか無いのがSEXの問題点だったりします。
AVはあるけれど、快楽的に過剰な作りをしているため、同じAVを観て情報を男女が分かち合うことでもない限りは、「何をしているんだろう?」みたいになってしまいます。

SEXとはデリケートなもの。脳への刺激が落ち着いてしまうとどうしても飽きてくる。さらには飽きるということを克服する場合、男女が一緒に考えなければなりません。どちらか片方だけが腐心しても、相手に伝わらないと無意味。
AVを説明する際、AVとはどんなプレイが多く撮影されているのかというデータを持っていないと、意外と想像できないはずです。「SEXしているカップルをたくさんの男が観ているプレイ」と文字にするのは容易ですが、映像が浮かばない人も多いはず。
これって、AVに限らないのですが、2026年のあらゆるカルチャーが抱えている問題として、「共通認識の欠如」があります。わかっているから成立する話が減っているのです。
興味があろうがなかろうが、ちょっとだけならば齧ったことがあるので、意味がわかるみたいな話で成立させていたテーマ作りが、体験の分断によってつながらなくなっているのです。
不特定多数が同じような体験をする世界から、YouTubeとかサブスクのような、「知っている人だけが観て楽しむ」カルチャーへと変貌しているのです。
テレビとか映画とか小説とか音楽にゲームのような、メインストリームでこうですから、AVなんて本来、男性たちが内緒で観ていたカルチャーになってしまうともう難しい。いくらサンプルやら無料動画があったとしても、「観ない人は観ないし知らない」わけです。
そうなるとプレイとしてのSEXを教えるのは、とても難しいです。教則テキスト的なSEXブックとか、雑誌「an・an」で展開された、女性向けSEX指導なんかありましたしどれもが売れてはいるのですが、どうやらAVのような「消費物」として処理されてしまうのかと思います。
AVっぽいプレイをしたい男性と、そこまでSEXに深入りしていない女性との間にある亀裂は大きいのです。やがては倦怠期〜浮気や不倫なんかに発展しがち。だって刺激が元に戻りますから。
しかし! そこまで体位とかプレイ内容で深刻に考えるのは何か違う気がします。元々からリラックスと興奮が混ざってこそ、最高のプレイをお互いが楽しめるからです。

ということで、まずは「正常位」をどうやって楽しんでいくのかを深掘り考察したいと思います。そのテキスト的に使用するのがAVです。過激プレイばかりがどうしても目にいくように構成されているのがAV。
しかしながら、ちゃんと気持ちいいプレイをしているからこそ、あらゆるパターンに対応できているのも事実です。ファンタジーとしてまっとうに作品化するには、無茶苦茶なことをしてしまっては、いくら仕事と思っていても無理なのです。
人間関係がよりシビアなのがAV制作と思って間違いありません。
それではAVの世界からお届けする、「正常位」を観る作品は、柴崎はるちゃんと青空ひかりちゃんの作品です。どちらもハードプレイが中心なのですが、AVをこうやって視聴する方法もあるということを考えていただけると幸いです。
それでは、レビューとは違う「AVの見方」スタートです!

受け入れる場合、正常位が一番あらゆることが可能な体位です
まず挿入するシーンを想像してください。バックの場合、四つん這いか立っているかしかありません。微妙に角度は違いますがほぼ快楽的には同じこと。キスするとかやりづらいプレイだらけですね。
騎乗位はどうでしょう。挿入後、女性側は色々とできるのですが、男性がリードするのが難しいです。体重が腰にかかっていますからね。人間というのは腰を押さえられると動けません。レスリングとか柔道とかMMAを見ると想像しやすいかと思います。よほど男性側が屈強で腰の力で女性を持ち上げられるとかできないと難しいわけです。
そして正常位です。これはお互いの自由度が高いですね。腰を押さえているので、女性側は動けないとお思いでしょうけれど、実はAVのように離れるとお互いに腰が使えるのです。
そんな正常位をどのようにすればいいかを、「【性処理救助】避難生活で正義感あふれる災害レスキュー隊員が救助の一環として、集団中出しを受け入れるまでの1か月間 柴崎はる」で観ていきたいと思います。
タイトル通り、正義感あふれるはるちゃんが災害レスキュー隊員となるのですが、ムラムラが止まらなくなってしまった男たちは、はるちゃんをみて抑えが効かなくなってしまいます。
もちろん抵抗をしていたはるちゃんなのですが、徐々に困窮しているみんなへ愛情を注ごうという意識変化が訪れます。そこからはハードに責められて中出しされても、はるちゃんは受け入れてくれるのです。

強引に押し倒されてしまうはるちゃん。足首を握られて体を離して腰を振る正常位が登場します。足をコントロールすると、開脚とかを手助けすることができるため、挿入がより奥まで可能となります。
また足の角度によって、挿入したち●この位置が微妙に変化して膣への刺激が変わってくるのです。こういう微妙な違いは膣内快楽を覚えるようになっていくので、とても重要ですね。
そして正常位のとても良いのが、体勢のスイッチが挿入したち●こを軸にすれば簡単ということ。要するに、離れることも、くっつくことも、簡単にできます。
色々と足を弄って、角度を変えた快楽を伝えて、接近してキスしたり乳首を舐めたりして動きに変化をつけます。もちろんAVのように、時間をかけてじっくりと楽しみましょう。キスは長ければ長いほど快感度がアップします。
そしてラストは、スピードアップして突きやすいようにピストンします。接近して腰を振るようにしましょう。AVほど高速ピストンをする必要はありませんが、ストロークは長めに行いましょう。膣と肉棒の密着度を感じさせるわけです。

一度でも丁寧な正常位と愛撫をすると、女性側の態度も変化してくるはず。つまり「やってもらっていることは、やってあげると気持ちいい」ことに気が付くのです。もしくはそのように説明すると、テクニックがなくても理解しやすいと思います。これは共通認識だから成立するわけですね。
AVのように生中出しするのは、実際にはリスクが伴いますので全然おすすめしませんけれど、ゴム装着での中出しは効果的だと思います。ち●こが快感で痙攣するところを教えるというわけです。
ここを理解すると、手コキはもちろん上手になるしタイミングをわかるようになる。フェラチオだって、どこを意識すると気持ちいいとなるのか理解できるようになるわけです。
そして常に作中にあるようにキスをすることを心がけてください。普通のキスよりも何倍も快感になることがわかるはず。キスでの粘膜接触と、挿入での粘膜接触は、快楽が何十倍にも膨れ上がっていくのです。
3P以上のプレイで、ち●こを舐められてピストンをされるというWプレイは、女性側の快楽は高くなります。粘膜接触の快楽は直接脳に届く感じだし、エロい行為をしているという考えが、そのまま快楽へとつながるわけですね。
正常位と簡単に言いますが、挿入してからまったく体勢を変えずに行っていれば、お互いの快感なんてたかが知れています。男は射精時以外はそんなに感じなくなっていく。そのくらいに敏感です。
それを克服するためにも、挿入したままで無理にバックになるとか考えるのではなくて、くっついたり離れたりを効果的に繰り返し使うことが重要になってくるわけです。
AVにおいて、なぜキスがSEX途中でも含まれるか。エロい映像を撮影するためだけではなく、セクシー女優側に十分に興奮してもらい、快楽を与えるという効果があるわけです。

女性をエクスタシーへ持っていくと正常位は最高に気持ちいい体位になります
男性と違い、射精するわけでは無いので絶頂は痙攣のような行動とか任意での告白によって成立しています。絶頂を覚えた女性は、男性が大嫌いな「イッたふり」ができるようになるのも事実です。オナニーをしている女性は簡単かもしれませんね。
イッたふりだろうがリアルにイッてようが、本質的には女性が感じれば良い話なので、男性はとにかく尽くすことが重要です。しかもイッたふりでも続けていくうちに、本当にイキやすくなる場合もあるわけです。
SEXとは集中力。さらには「信じる心」も大事。「痙攣トランス状態!エビ反り絶頂開発ドキュメント!!【豹変・崩壊・覚醒】子宮高感度イキ過ぎSPECIAL 青空ひかり」において、ひかりちゃんがトランス状態に陥るわけですが、これって信じる心がお互いの快楽を生み出した証拠なのです。
AVにはトランスさせるために色々な方法をもちいてプレイを成立させていきます。そのために重要なのは、妖しい魔術師の存在……ではなく、スタッフと女優さんの信頼が重要となるのです。どんな状態になっても大丈夫だから、全て身を任すということでしょう。
そして快楽を覚えた女性は、SEXでのアプローチに積極的になっていきます。例えば、今作のひかりちゃんが正常位をしながら、背中を浮かせてブリッジのような姿勢をとります。その際にはちゃんと腕で自分を支えています。こういうちょっとした気遣いがあると、SEX快楽はたっぷりと伝わっていき、お互い悶えまくりな正常位となります。

さらには正常位でピストンされている最中に、そのリズムに合わせて女性もピストンする。動きが大きければ大きいほど、刺激は強くなります。SEXって割と単純です。ただ男だけが腰を振っているだけでは、どちらの快楽度数もアップしません。
むしろお互いを補うようなプレイがあれば、正常位だけでも成立するのです。そのくらいまで信頼があると、どんなプレイでも気持ちよくなっていきます。バックだろうが騎乗位だろうが、実はパートナー同士が責めたり受けたりを繰り返すからこそ、快楽につながるわけです。
正常位は女性から見やすいSEXにも移行しやすいです。腰の位置を浮かせたり、頭の位置を思いっきり覗き込むようなところまで持っていったりすると、挿入を観る快感が出てくるわけです。

AVは撮影なので明るくしてSEXをしていますが、本来カップルだと電気を消すはず。恥ずかしいですからね。そして目が慣れてくると、ある程度の明るさがあれば相手がたっぷり見えるようになります。
そんな中では、想像以上に視覚的な効果が重要となります。ちなみにフェラチオを女性はみることはできません。クンニしている行為を男はみることができない。想像力を働かせることで、69は成立しているし、興奮することが大きいです。だって女性側の格好、かなり恥ずかしいですから。
でも気持ちいいことに変わりはない。それどころか見たくてたまらなくなる。それがAVというメディアを成長させたのです。SEXを撮影した映像をみてしまうと、別の興奮がアップしていく。データを残してしまうと問題が大きいですから、一番良いのは「撮影カメラをテレビに繋いで出力させて、それを流してSEXする」でしょうか。
そして視覚的なものとして、前に書いたような挿入してピストンしているシーンをみるのは効果的なのです。男性だったらま●こに抜き差しするち●こで興奮するし、女性はピストンされている自分のエロくはしたない格好に興奮することでしょう。
あらゆる変態行為のバロメーターになるのが正常位と言えるわけです。

今作はトランス状態になり、悲鳴をあげるように悶えまくるひかりちゃんの姿に興奮させられます。しかも彼女は、自分の股間を弄りまくり、さらなる快楽を得ようとします。自分がどんな行為をしているのかを考えるだけで、トランス状態ならば快楽度数が高まるのです。
精液を浴びる行為だって、同じことがいえるでしょう。精液に意味はないはずなのですが、あの匂いと半液体といえるドロッとした感じに興奮していきます。匂いというのもかなり効果があるのです。
愛液の匂いに興奮する女性もいますね。男性だって精液の匂いに興奮しまくるわけです。そんなちなみに正常位は、そのお互いの匂いを直に嗅げる姿勢ともいえるでしょう。それくらいに色々な行為に直結しやすい体位なのです。

一番わかりやすくスッと体勢に入れるし、お互いを見つめながら行為ができるために正常位は最初にアプローチする体位です。元々の意味で正常位は、キリスト教における「ノーマルなSEXの体勢」で正常位です。江戸時代までの日本だと、これを正常位と呼ぶ文化はありません。
春画を観ると、お互い後ろで手をつき、腰を突き合うようなプレイをしていたようです。つまり挿入する部分を見合っていたわけです。興奮とは平等なものでした。それが西洋のモラルを持ったSEX(=正常位)が輸入されていき、第二次世界大戦後の昭和日本は、アメリカカルチャーがたくさん流入されたので、現在のSEXになっていったのです。
しかしながら正常位は、先ほどの江戸時代のプレイのように、お互いの体勢を補っていけばいくほど、あらゆる行為につながります。なおさらSEXにのめり込む。さらには「ふたりしか持っていない共通の内緒事」を得るわけです。
興奮するのがSEXではない。いかに高いところに持っていくかが本来のSEXです。つまりはパートナー同士が、あらゆるプレイを受け入れて快楽を高めあう行為です。
それなのにハードな行為に走り、女性をSEX恐怖症に陥らせてしまうこともあります。AVでご理解いただきたいのは、「お互いを快楽に高め合う行為」としてSEXをしているわけです。AVだって勘違いをすると、ただSEXだけを描写するものに陥る。そうするとなぜか興奮しない作品が誕生するかも知れません。
正常位をどのような姿勢で補っているか。喘ぎ声の向こう側には、お互いを支えるプレイがあり、それがあるからこそ快楽が高まる。お互いが自分だけの快楽としてSEXをしていたら、そんなに興奮しないのでしょう。だから一夜の刺激を求め浮気する時代になっているのかもしれません。
正常位の最初の挿入シーン、割とじっくり撮影されていますよね。あれは一番盛り上がるところがそこだからです。初体験の感動って、AVとして作品になったとしても覚えているのです。

記事=麻雅庵(https://twitter.com/an_asaga_otft)



