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プロローグ〜エロとは無意識にエロいのではなく、意識的にエロいのです!?
AVタイトルでも、ハプニング的なエロに出会うと興奮する的なものがあります。確かに予想していない状況で巻き起こったエロは、興奮すると思います。でもその偶発的な出来事は、本当にハプニングなのでしょうか。
男性の視点は子どもの頃とあまり変わりません。エロいものに気がついてしまうと、簡単にスイッチが入るようになります。ということを知っている女性側。意中の男性にアプローチする際には、絶対にエロじかけしますよね。ということで、この場合、男性は偶然に興奮し、女性は自分が挑発している行為に興奮していきます。
男性の単純さは、何度か書いている通りなのですが、挑発的すぎるパターンになると、意外と引いてしまう。K-POPなんかかなり衣装といいダンスといい、扇情的なエロで迫っていると思うのですが、女性に人気があるほど男性の人気はないような感じ。あそこまでわかりやすいエロに夢中になると、「ドスケベです!」と公言しているようで嫌なのかも。
つまりアイドルの人気が、個々では移り変わりがありますが、1070年代に誕生して以降、基本ラインが変わらないのはそういうことです。衣装はミニスカ、それが無理でも膝くらいは出す。最近はデザインにスリットが入っていて、踊ると見えそうな感じがするのも同じ発想でしょう。
アイドルだってアホではないから、自分が今、何を狙われているかに気がついています。ただそれを表面に出してしまうと、エロを認めることになるのでやっていませんけど。CMだって映画だって、女優さんは見せることからスタートしているのです。最近は、男性俳優も筋肉とか見せてヌードになっていますが、それだけ女性のエロ目線が男性化しているのでしょう。
エロいことを認めてくれるアイドルといえば、セクシー女優でしょう。彼女たちは煩悩がはち切れんばかりにあらゆるプレイを見せるだけでなく、ポージングだったりプレイ前の衣装だったり、全てがエロに通じています。普通の服から一転して脱がされてハメられるというのだって、日常にエロはどこにでもあることを恣意的に見せているのです。
なのでAVは、いろいろな意味でもエロいポージングが溢れています。そしてそれに乗っかることによって、自分以上にエロくなっていくのです。自分自身の中に隠れているエロを、役というフィルターを通すことで、エロさを過剰にみせてくれるのです。
例えば、このタイトルはわかりやすいですね。
5年目で初出勤! 無制限発射 OK で連続ナマ中出しさせてくれる完全会員制ソープ 青空ひかり
ソープというのは明るくすることで、自分の肉体とか卑猥な部分が見えるようにしています。セクシー女優さんもまた、同じようにプレイしてくれますので、超エロいポージングが溢れているわけです。
即尺なんて、可愛いひかりちゃんの笑顔が、急に卑猥な笑顔に変わっていきます。見えない角度で責めている際にも、肉体や行為を感じてもらうべく、密着し卑猥なセリフを続けている。ち●こを弄られながらそんなことを言われたら、どんな男もエロサイドに落ちます。
ボディ洗いだって、身体中を舐め回すプレイだって、全ては男によりエロくなってもらうためのマジックです。体を洗うという名目で、ま●こを顔のそばに近づけるわけですから。すぐに舐めさせるだけだと、興奮が簡単に得られてしまうのですが、そうやって焦らしプレイを続けると、より脳内興奮が高まっていくわけです。
そしていざ本番プレイとなったときには、ち●こは想像以上にギンギンになります。プロの泡姫が解説してくれたのは、「早く射精すると賢者タイムになって、優しいけれど直接プレイをしなくても許してくれるので楽になります」とのこと。つまり射精コントロールされているわけです。そりゃあ夢中になりますって。
泡やらローションやらを駆使して、卑猥なことを繰り返していく。ローションなんかは男も一緒になって密着しないとツルツル滑ってしまいますので、集中します。結果、エロいモードから逃れられなくなる。冷静になるよりも、この気持ちいい時間を頑張りたいとなります。
さらにポージングもエロいですが、卑猥語だったり喘ぎ声だったり、ひかりちゃんがこれでもかと言わんばかりに、エロエロ女になって迫ってくれるのですから、キン●マ内の精液が全部放出しちゃうくらいに興奮しまくるわけです。脳の興奮が高まると精液放出量も増えますからね。
キスでさえも、よだれまみれになって舌を絡めると、卑猥音がしまくりますので、より興奮する。しかも耳のそばですからね。口でする行為は男女どちらもエロに直結しているというわけです。
SEXしている自分がよりエロくみえるために腰を捻り、アソコを強調するためお尻を上げたりしてプレイする。さらには必ず相手のどこかを触ってあげる。これがエロさを強調するポージングといえるでしょう。
男性だって、強くおっぱいを揉むというよりも優しくエロく触りまくっています。密着する行為こそ快楽に直結している。それはち●ことま●こだけでなく、全身から感じることができるのです。もちろん目から入ってくる情報も、エロアップする効果が高いです。
ソープ嬢は、相手に興奮してもらうためだけでなく、自分もまた卑猥な格好をしているとかアソコにズボズボ入っているところを見られているという、変態チックなシチュエーションに酔いしれてしまう。そして絡み合いイキまくります。
イったふりでも、実は興奮しますからね。イったことと同じような効果があります。そうやってお互いに興奮状態でいる際には、愛情フェロモンも出ているので、擬似恋愛とはよく言ったもんです。愛情=快楽というのは全然間違っていません。強い快楽も強い愛情も、どちらも脳への高い刺激となって、人間を誘惑し続けるのです。
大胆になればなるほど発情はより大きくなっていくことをAVが証明します!?
エロさというのは、見る側もする側にも主張があります。なので、「あなたにとってのエロは、私にとってのエロではない」ということもあります。パンストと生脚のように。
しかしながら、する側のエロはリードしていくことができるわけです。それがAVであり、そこをいかにわかりやすくみせるのかが、セクシー女優の成功にかかっているような気もしますね。
もともとに卑猥な雰囲気たっぷりな人妻ナースが夜勤で発情しまくりという、わかりやすいシチュエーションでまなちゃんが大暴走するのが、こちらの作品。
消灯時間を過ぎたら即尺フェラチオ!?夜勤の人妻舐めしゃぶりナースがチ○ポを壊しにやってきた!! 紗倉まな
まなちゃんは、可愛いのも確かなのですが、エロさがなぜだかプンプン匂ってくる。女の子らしさ満開なんですね。それが愛撫やらSEXに溢れかえっているわけです。フェラチオはポージングではないのですが、もっともエロい顔といったらこれだと思います。フェラチオ映像が起こした革命は、AVを他のエロ媒体を抜き去りました。
エロ本でも、グラビア中心の裸体で勝負していた雑誌たちが、現スチ(撮影現場写真)をメインにした雑誌を作られてしまったら、あっという間に負けてしまったわけです。今はアート的な雰囲気とか、オヤジ雑誌の牧歌的なヌードが残るくらいでしょうか。
まなちゃんのフェラ顔は本当に卑猥です。舌をギューンと伸ばしたり、チロチロ舐めたりとその使い方が秀逸なわけです。フェラしながらお尻をむけアソコを弄らせるシーンのエロエロ感は、その桃尻とプラスしてたまらないですね。
深夜の病棟でのお忍びSEXですから、あまり豪快な動きができません。でも騎乗位でズンズンしたり、立ちハメでコンパクトにハメたりと、本当に隙がない。立ちハメの際にも、脚を抱えられ挿入部がじっくりと見えるアングルで悶えるまなちゃんを堪能できちゃいます。
制限あるシチュエーションだからこそ、卑猥さをいかに見せつけるか。さらに発情している人妻に説得力を持たせるためにも、挿入されているおま●こがこれでもかと映し出されていくのです。
しかしカメラ目線でのまなちゃんのエロさは、いつでも格別ですな。どんな行為をする女の子が卑猥で興奮するのかをわかっているかのような微妙な動きが最高です。セクシー女優だからといって、これほどまでに見せつける行為ができる女優はいませんよね。
これもまた女性側が誘導していくシチュエーション。動きがとれない男性を誘惑しまくりの響ちゃんの作品をどうぞ。
キス魔な歯科助手夏目さん、治療中も治療後も患者様を強引ベロチュウで誘い、痛みも飛ぶほどの性交で精液絞り取る 夏目響
昔からAVと歯科医は相性がいいです。AV前にだって、「白昼夢」という日本産のリアル本番ハードコアポルノがありまして、それも歯科医です。しかし映画は男性が医者だったのですが、今作は逆です。おっぱいを押し付けるという美人歯科医にしてもらいたいシチュエーションNo.1行為をしてくれるのです。
それでギンギンになってしまったち●こを嬉しそうに舐め回す響ちゃんは、舌がまるで別の生き物のように這い回ります。これが最高! そのまま上に乗っかりリップサービス&手コキで天国へ導きつつ、騎乗位へ。
両足を均等なM字にするのではなく、片足を椅子に乗っけて挿入しやすくする行為が最高ですね。動きが取りづらい男をリードしつつ、自分の気持ちいい部分へのコントロールを取りやすくする。さらにはハメしろが相手に見えるわけですから、エロいポージングとして最高級グレードです。
響ちゃんは肉体を駆使したSEXポージングが大得意です。腰を微妙に浮かせたり、お尻と突き出したりと、発情させるのは映像を見ている側なのですが、相手役も発情してねと言わんばかりのプレイです。
卑猥なポージングをカメラだけでなく相手にも見せていくのは、集中力が必要ですから彼女はとてもSEX中のコントロールができているといえるでしょう。舌を上手に駆使するのもまた素晴らしいです。
口を必ず開いてプレイするのもまた、見る人からすれば、エロに没入しているように見えますよね。我を忘れているという感じです。ただただ喘ぎ声をあげれば興奮すると思ったら大間違いなのがAV。なぜ女も感じているのか、どんな部分に興奮しているのか。こういう事実をわかりやすく見せることで、人気タイトルというのは作られていくのです。
とろ〜んとした表情と、それに合わないような激しく腰をくねらせるSEX。密室で誘惑しまくりな響ちゃんに夢中になってください。彼女と同じように没入すると、信じられないくらいにザーメンが放出されると思います。そう、夏目響のAVは、男目線で観るだけでなく、彼女目線や彼女の気分を自分に投影すると、さらに興奮しちゃうのです。
ポージングとは女性が必ずリードしているわけでなくても、卑猥なスタイルになります。それこそ陵辱プレイがそれに該当します。星乃莉子ちゃんが男たちに脅されて破廉恥な姿をライブ通信されちゃいます。
【個撮配信】脅迫●●● 個人撮影で小遣い稼ぎする女子大生の弱みにつけ込みライブSEX配信 星乃莉子
まず撮影するというシチュエーションを組み込んでいるのが、このタイプのAVの良い部分です。臨場感が上がりますね。ドラマである事実を忘れそうになるわけです。ドラマとドキュメント。これが行ったり来たりすることこそ、AVがさらに盛り上がるのです。
SNSなどの個人情報を舐めている人は未だにいます。一度アップされてしまうと、完全に消すことはできないデジタルタトゥーになるにも関わらず、安易にお金のためにやってしまう。理由は……ちゃんと働くよりも楽だからでしょう。そんな状況を楽しんでいた莉子ちゃんが、彼氏バレしちゃって、削除依頼するのですが、これが逆効果になります。
だって飛んで火にいる夏の虫ですからね。自分だけで処理できると思ったら大間違いってことです。哀れ莉子ちゃんは、男たちに捕まってしまい、玩具扱いでハメられまくります。
スマホが普及したことで増えたエロシーンが、撮影(リアル放送)しながらのプレイです。動画が簡単になったことからセリフ付きにもなったりします。ま●こ丸出しのポージングで撮影。感じているところを撮影。ち●こをしゃぶっているところを撮影。どれもが普通のAV以上に興奮できるでしょう。リアル感があるからだと思います。
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電マで感じさせられまくり、複数の男たちに愛撫されているうちに、自分自身を失っていく莉子ちゃん。感じてしまうだけでなく、言われた通りのポージングをしてしまうわけです。
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乱暴なプレイを推奨するわけではないことは、まず弁明させてください。そのような展開にハマると、発情具合が高まってしまう事実を述べているわけです。それくらいSEXに集中するというのが、AVを観る側の興奮を呼ぶわけです。
アヘ顔ピースサインでハメられイカされまくる莉子ちゃんですが、アニキャラっぽいコスプレにされています。これもまた非日常を維持させるための方法でしょう。そんな自分だからこそ、陵辱されているのに感じてしまうということですから。
女性に卑猥な格好をさせて、そこに集中させることができたならば、意外と男性の思うままになるような気がします。催眠術とはまた違う、もっと単純なコントロール方法です。卑猥なセリフを積極的に言わせたり、卑猥な格好でハメ続けることは本当に重要なのです。
エピローグ〜非日常性をポージングによって浸して女性を性の奴隷にしちゃうのです!?
どんなパターンでも興奮するのだったら、AVはこんなにたくさんリリースする業界にはならなかったと思います。そしてセクシー女優ももっと少なくてもOKだったでしょう。ビニ本時代に、ダークヒロインと呼べるモデルは少数だったことが証明しています。そういう子が誕生し消えていくを繰り返していたのです。
そんな速度では対応できなくなっていったのがAVです。写真で卑猥なポージングをしていることで、エロ本は売れたわけですが、それを動きながらあらゆるポーズを決めさせてエロの奴隷にする。これがAVであり、セクシー女優の役割なのです。
たった千円で超ペロペロに…?! 早い・安い・ヌきまくりで話題の即尺ヌキありセンペロ酒場に密着! SODstar×SENZ 小倉由菜
こういうノリノリなAVに本当にお似合いなおぐゆなちゃん。生ジョッキを持つ姿もキュートです。居酒屋にエロが合体したらという魅惑の人気シリーズに登場してち●こを舐めまくります。
明るい日常的なシチュエーションでのSEX。中出しを当たり前に見せつけられてると、もう脳内がグチャグチャになりそうですね。そして今作は、ポージングとシチュエーションの重要性を見事に教えてくれます。
後ろに普通に人が飲んでいる。その前にはち●こをぺろぺろするおぐゆながいる。お客のオーダーに応じて、居酒屋店員コスのまま、おっぱいをはだけさせられて、揉みまくられ、ハメられる。感じているシーンはありますが、ハメるまでの展開が明るすぎるほど明るいわけです。
これは周囲がエッチをしているうちに、自分たちもハメてしまった的な、人間はその場の雰囲気に弱いという部分を描いているわけです。ひとりが楽しそうにハメていると、自分もオーダーしたくなるわけです。さっきは別の男とハメて喘いでいた女が、今は自分のち●こで悶えている。そんな破廉恥状況に陥っているということです。
とにかく明るくSEXして、悶えまくるおぐゆな。相手が夢中になるほどに、格好も卑猥になっていく。着衣のままに雰囲気に飲まれてSEXしているような今作の雰囲気は、無さそうであって欲しいという、人々の欲望の具現化です。
そして女性が卑猥な格好をするというのは、男性が発情するだけでなく、している女性もまた脳内にたくさんの刺激を得ているのです。つまり作中の見えているおぐゆな以上に、彼女自身が興奮しているかも? そんな妄想をするために、女性には破廉恥な格好をさせてあげましょう。
パンチラシチュエーションが無くならないのは、男性が興奮するだけでなく、スカートを捲って見せている自分に欲情する女性がいるからなのです。
記事=麻雅庵